「この声をきみに」

2017年11月18日

「この声をきみに」 最終回 美しくひびきよく

『子供の頃の自分に言ってやりたい。
心のぽっかりが無くなることは永遠にない。
でも・・・・ふいに心が熱くなる瞬間があって
人生は悪くないよって・・・
そう思えるよって・・・

むしろぽっかりがあるからこそ
そういう瞬間が訪れるのかもしれない。

いずれにせよ僕らの物語は始まったばかりだ』


 「僕の物語第二章」ではなく、「僕らの物語」・・・
あんなに人と関わるのが苦手でその苦しさから
扉を閉じていた孝が軽やかな風を感じつつ大好きな人と
歩いている。

 おばちゃん・・・嬉しくって泣けたよ(T-T*)フフフ…
決して埋まることがない欠落の象徴だった『ぽっかり』も
今では大切な存在。
人間は常に未完成な生きもの。
欠落は埋まることがないのかもしれないけど、
だからこそ一瞬の繋がりが愛おしいのかもしれない。
想像できなかった世界、突然開ける視界・・・
そして世界が繋がる瞬間。
人生はやっぱりおもしろい。

 てか、二人のこの自然にわがままが言いあえる感じ・・・
さては京子先生が実家に戻ってからも連絡を取り合って
いたわね〜このこの〜( * ̄▽ ̄)σ" ツンツン...
孝が京子に贈ったのは思いがいっぱい詰まった彼自身の声。
笑顔で応える京子先生からは『今』を生きる喜びと穏やかな
エネルギーが伝わってきた。

 彼らの物語、そして朗読教室のみなさんの物語を
もっと見たい!
スタッフ・キャストの皆さま、シーズン2制作を切にお願い致しますョ〜
HPはこちら


 それでは振り返ってみますかねぇ・・
嘘偽りのないまっすぐな気持ちを伝えた孝(竹野内豊)でしたが・・・
ふと我に返る瞬間があり・・・男としてよりも生徒としての思いを
優先させる作戦に変更しようとするも京子(麻生久美子)にスルーされてしまう。

 先生に辞めて欲しくない!僕達には先生が必要だ!
その思いは朗読教室の皆さんも一緒。
孝が中心となり『京子先生引き留め大作戦G』を決行することに。

「みんなで何とか引き留めよう!
僕らがもうそんなばかげたことをやるような
年ではないことは自覚しているんだ!
しかし、あえて言いたい!
先生に辞めないで欲しいという気持ちを、思いを
みんなで届けるんだ!」
「僕らには朗読がある。いや、朗読しかない!」


 思いの届け方、伝え方は京子先生からしっかり教わり、
みんなの血と肉となっとる!
今までの学習の成果を見せる時が来たのよ〜!


世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)あ・い・た・く・て (小さい詩集)おおきなかぶ

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matakita821 at 18:50|PermalinkComments(2)

2017年11月04日

「この声をきみに」 第7回 ヒーローになる時

 こ、ここで続くってかい? ノ( ̄0 ̄;)\
連ドラらしいぞ!しかも来週は休みってかい?!
予告を見ただけで泣いちゃいそう・・・
じらせないでよ〜〜〜!!
HPはこちら


『・・・・・言え・・・言え!今だ!
今、声を出さずにどうする?!
言えっ!声を出すんだ!!
穂波 孝!!


 このドラマを見ている全視聴者も叫んでいるわよ!言え!穂波孝!
その思いを言葉に乗せて伝えるんだっ!


「僕はっ・・・・・・・・・・・・
僕は京子先生が好きだあ〜〜!!」

「・・・・・!」
「人間として感謝してるし尊敬もしています!
先生として・・・女性としてはよくわからない。
やっかいな女だ!
ただ・・・・ただ・・・ぼくの線と君の線は・・・こう・・・
交差している。それも一度だけじゃない。何度もだ!!
・・・・・ほおっておけないんだ・・・
気になってしかたないんだ・・・君のこと・・・
僕は・・・・・僕は・・・!!」


 京子先生を連れて行こうとしていたのはお兄さんだった。
結果的にはヒーローにはなれなかったけど、
京子先生を呼び止め、その手を握り走っていた時、
間違いなく孝は京子先生のヒーローになっていたと思う。
引っ張られていただけの京子がその手を自ら握った時
二人の思いは繋がっていた。

 でもね・・・それだけじゃ突っ走れないのが
大人・・でしょうか・・・
京子先生の心に深く刻まれた傷はもはや彼女の人格の
一部になっている。
そこから開放されるには時間と魔法が必要よ。
最終回・・孝がイリュージョンを見せてくれるのを期待しております。


注文の多い料理店 (画本宮澤賢治)ワニの丸かじり (文春文庫)HERO (初回盤)
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matakita821 at 17:55|PermalinkComments(8)

2017年10月28日

「この声をきみに」 第6回 もつれる二人

『♪ あめが ふったら ポンポロロン
あめが ふったら ピッチャンチャン ♪』 


 雨の中踊るおじさん二人はとってもかわいかった。
晴れ晴れとして心が解放されたようだった。

 りっぱな傘を開くのは勇気がいったでしょう。
でも女の子の言葉がおじさんの心に
美しい雨しずくのように浸みて誘惑した。
傘を開くことで広がった新しい世界。
おじさんはもっともっと傘が愛おしくなったはず。

 孝(竹野内豊)も勇気を出して傘を開き、父(平泉成)も
いつのまにか傘を開いていた。
遅すぎることなんてないんだよね。
偏屈なおじさん二人の生活は相変わらずケンカが
絶えないかもしれないけど、二人は傘をさす楽しさを
知ってしまった。だから大丈夫。

 今回の本も素敵なチョイスでした。
孝の心情にもいろんな面でリンクしていたし。
うちの本棚にもありますよ〜
子供ってなぜかこういう偏屈おじさんの話が好きなんです。
読んでいる私も楽しい。
久しぶりに読み聞かせをしていた頃を思いだしました。
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 さて・・・孝は結局、京子先生(麻生久美子)の部屋で一晩を過ごしました。
おんや?|゚д゚)・・・と思ったけど、もちろん何もありませんよ〜
でも、あの本を読むことで二人は特別な時間を過ごしてしまった。
孝の心の中にはある思いが生まれていた。

『メビウスの輪を作りまくっていた子供の頃・・・
秘密を解明したいがどうにも解けそうにない。
果てしない迷宮に足を踏み入れた怖さと興奮』


 何事もなかったかのようにしようとする京子でしたが、
この気まずさはいったい・・・

『僕らはまるで誤ってセックスでもしたかのような
緊張感でその場を離れた』


 ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープが主演した映画
『恋におちて』を思いだしました。
お互いに惹かれ合いながら不倫に陥るのを恐れ、会うだけで
満足しようとした二人でしたが、その関係を知ったデ・ニーロの奥さんは
『その方が悪いわ・・・』とショックを受けるという。

 朗読を通して、二人は心の深いところで求めあい
結びついてしまった。
それは二人が同じ魂を持っていたから。
気づいてしまったら無かったことにはできないよね。


ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)おじさんのかさ (講談社の創作絵本)
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matakita821 at 21:32|PermalinkComments(2)

2017年10月22日

「この声をきみに」 第5回 キスはどうですか?

 静かに静かに高まって行く大人のラブシーンに久しぶりに
ドキドキしました。
相手の声を聞きながら、不安からときめきに
変わって行くのを許していく二人から目が離せなかった。

 そしてしおれた花のようにショボンとしていた孝の心に
水が通い力を持ち始めている。
なんだかその事が嬉しくて。
臆病な二人が「恋」に向き合うことができるのかしら・・・
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 孝(竹野内豊)は離婚を決めたようです。
弁護士にもなるべく奈緒(ミムラ)の要望に沿う形で
離婚の手続きをするように伝えました。

 で、朗読教室に通う意味が見いだせなくなったことを
佐久良先生(柴田恭兵)に打ち明けたさ〜

「正直・・・今、僕は何を朗読したらいいのかわからない。
『くじらぐも』をもっと読みたいとは思えません。
朗読と出会うことができて良かったと思いますし
グループのみなさんにも感謝しています。
ただ・・・これからどうしたらいいのか・・・」孝

「読みたくない時に無理に読むことはありません。
でも、穂波さんさえ良ければ、これから読むものを
一緒に探させてください。
すぐに決めなくていいんです。
僕は穂波さんには朗読を続けて欲しい」佐久良

 佐久良先生の接し方・・・相手が求める距離感に
ちゃんと答えながら、相手の負担にならない感じで
自分の思いは丁寧にしっかり伝える。
素敵なお方よのぅ・・・


『僕の心のぽっかりは・・・
またいつか埋まるんだろうか・・・』孝心のつぶやき
 

 で、この時の会話がスピーカー柏原さん(堀内敬子)に
よってメンバー全員に広まるという・・( ̄∇ ̄;)

 離婚に至るまでのできごとで孝は確かに変わりました。
朗読教室の影響が大きいけど、人間に幅が出たというか
あきらめの境地からの余裕のようなものが出て来たというか、
ゼミの生徒たちとも今までにはないコミュニケーションが
取れるようになった。


 初めての生徒たちとの飲み会へGO!
ま、一人になって現実と向き合うのが嫌だったってのも
あるらしいが。

 その時、偶然、京子先生(麻生久美子)がナンバー1729の車から
逃げるように出て来たのを見て、追いかけてしまったわ〜
もちろん京子先生からはきっぱり拒絶の言葉が・・・

『まただ・・・教室の外で会う先生は
いつもたいがい声がとがっている』


 それでも二人は公園で話す時間を持てたので
孝は離婚のことを伝えた。

「私は穂波さんの声が好きです。
あたたかくて落ち着いていて、そりゃあ呼吸や滑舌はまだまだこれからですけど、
きっとお子さん達にも穂波さんの心は伝わったと思います。
だから・・・朗読を嫌いにならないでくださいね」京子

『先生の声がいつもの優しい声に戻っている・・・』

 それはきっと孝の声を聞いたから。
波長が合うってこういうことなのかな。
なにげない相手の声に癒される。受け入れられていると感じる。


今日 (福音館の単行本)心に太陽を持て回転ドアは、順番に
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matakita821 at 13:17|PermalinkComments(4)

2017年10月08日

「この声をきみに」 第4回 飛べ!くじらぐも

 くじらが飛んだ!
海の底で目を閉じていたくじらが、目を開き、
海の上にも世界があることに気づき、その世界に触れようと動きだした。
そして心の翼を広げ、飛び立った。

 朗読はコミュニケーションなんだね。
心を開いて想像力の翼に言葉を乗せると世界はどこまでも広がって行く。
イマジネーションの広がりは心の広がり・・・
偶然をきっかけに解放された孝のこころの動きに胸がときめきました。
本当は孝は誰よりも感受性が豊かなのかもしれない。
豊か過ぎて怖がりになっていたのかもしれないね。
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 さて、思いがけず京子先生(麻生久美子)のマンツーマン指導を
受けることになった孝(竹野内豊)・・・
物語の場面を空想しながら読んで見てと言われても孝の脳内のリアルクジラは
海の底に沈んだまま。

 てか、過去に京子と会っていたことをやっと思いだした孝は彼女のことを想像していた。
結婚指輪はしていない・・・『一人は楽ですよ〜』って言っていたけど・・

 朗読教室に来ている他のみなさん(主に喜巳子(堀内敬子)からの情報によると
「元女優」「歌手だった」「モデルだった」「超高級マンションで一人ぐらし」
「シングルマザー」「実は×3」
「以前、朗読教室に来ていた会社員が京子先生に恋心を募らせ
ヤバイことになった」等々・・どれも噂に過ぎないらしいが〜

『まぁ・・・僕には一切なにも関係のない話だ・・・』孝、心のつぶやき

 孝にとって大切なのは『くじらぐも』だ。
子供達との面談の日に賭けていたのよ〜

『僕もこの日にかけてみよう。家族をもう一度取り戻せるかどうか・・・』

くじらぐもからチックタックまで山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)
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matakita821 at 16:38|PermalinkComments(0)

2017年09月30日

「この声をきみに」 第3回 雨にも負けぬ男

 宮澤賢治の「雨ニモマケズ」・・・
特に好きでもないし、改めて読みたいとも思ったことなかったけど
今回朗読を聞いていたら、なぜだかホロリ・・・
それが詩の力なのか朗読の力なのかはわからないけど。

 みんなで一緒に朗読って、自分がやることを考えると
こっぱずかしくて耐えられないんだが、このドラマは毎回新しい世界を見せてくれているような気がする。だから見てしまうんだよね。
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 さて、代理人同席のもと夫婦で話し合う場が設けられたのですが・・・
まだまだ孝(竹野内豊)には奈緒(ミムラ)の声を聞く準備ができていないようです。
そして奈緒も思いが溢れてしまって『信頼していたから』という孝の言葉に感情的になってしまった。

「あなたは・・ただ逃げてたのよ!
ずっと面倒なことも煩わしいことも、ただ自分の世界を邪魔することから
目をそらしてただけじゃない!
何年も・・何年も・・・ずっと・・・
それを・・任せてたなんて都合のいいこと言わないで!」
「あなたには一生、人の気持ちなんてわからない!!」


 この言葉にすべてが現れている。
奈緒がどんな思いで生活してきたのか、何度期待をして裏切られてきたか。
孝に悪気がないことはわかるけど、だからこそ奈緒は絶望してしまったんだと思う。
一緒に居るのに理解してもらえない、理解しようとも思ってくれない寂しさ・辛さ。

 奈緒の弁護士・北里(千葉雅子)が結婚生活の様子を代弁しておりましたが
見ててムカムカしたわ〜
コレは殺意すら覚えるよね〜
「会話が成立していない」ってオマエだよ、オマエ!


 北里のジャッジは『復縁は不可能』。
離婚調停を申し立てる宣言をしておりました。

 「声を聞きたくもなかった」と言っていましたね。
奈緒にとっては孝の声が厚くて固い壁のようになっていたのかなぁ・・
ま、嫌いになると何もかも嫌になるけどね( ̄∇ ̄;)

 孝の弁護士・五島(永瀬匡)は『Don't think. Feel !』と言っていましたが
(わかってるじゃん!見かけによらず有能なのかも)
まさに今の孝に必要なことはソレでありましょう。
孝にだって感情はあるんだけどねぇ・・・すべて理詰めで解決しようとするからなぁ・・


雨ニモマケズ (ミキハウスの宮沢賢治絵本)中原中也全詩集 (角川ソフィア文庫)
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matakita821 at 18:26|PermalinkComments(0)

2017年09月23日

「この声をきみに」 第2回 友だちはカエルくん

 前回もだけど、朗読される本の内容と孝(竹野内豊)の心情がリンクしていて
切ない。
でも、孝が本の世界にみるみる引き込まれ、気づかぬうちに
新しい世界に触れていく姿を見られるのが嬉しい。
絵本とか童話って、京子(麻生久美子)が言っていた通り、
大人にこそ必要なものなんだと思う。
子供向けにわかりやすく簡潔に書かれているから
まっすぐに心に入ってくるし。でも、敷居が高いってのもよくわかる。
新しい本に出合う度に孝が自由になっていってくれたらいいなぁ・・・
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 さて、京子の声が忘れられない孝は『灯火親』へ。
でも、素直に扉を叩けずうろうろ・・
で、同じようにうろうろしている美鈴(京子と佐久良(柴田恭兵)は認識済み)
(大原櫻子)と知り合うが、エラそうな言葉をかけてビビらせてしまう。

 美鈴は逃げてしまったが佐久良に気づいてもらえた孝は
前回立ち会った金曜日のグループレッスンに参加することになった。

 佐久良は孝が朗読によって紡がれた言葉に魅了されているのを
よくわかっていた。
「彼みたいな人にこそ、こういう場所が必要なんじゃないかってね」

 (*´台`*)  しゅてき・・・
大人の余裕が感じられるわぁ〜この人なら信じられるって感じ。
ひねくれ者の孝が一歩踏み出す気になるのも納得。

 でも入会する前の『カウンセリングシート』はちょっとアレかもね。
「カウンセリング」って文字だけで引く人もいるから。
孝みたいなタイプなら余計に。


 入会の理由を尋ねられたんだけど孝は言葉にできない。
心の中には『あの日の自分の涙の訳を知りたい』という答えがあるんだけど
恥ずかしくって言えやしないのさ〜

 長すぎる沈黙に京子は内心イライラ。
外側から見るとぼけ〜としてみたり変な目つきをしているだけの
気持ち悪い人になっているけど、実は孝の脳内では
想像力の広がりと共におしゃべりが続いていたのさ〜

 アレだね、話しベタだからって考えてない訳じゃないんだよね。
ただ頭の中にある言葉を表現できなかったり、したくなかったり。
諦めていたり、大切にしているからこそ口にしたくない場合もあるかもしれない。


ふたりはともだち (ミセスこどもの本)旅上
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matakita821 at 17:24|PermalinkComments(0)

2017年09月16日

「この声をきみに」 第1回 つまらない男

 いや〜朗読ってなぁ・・・( ´_ゝ`) と思い、芝野様(柴田恭兵)と竹野内様に会える
ぐらいにしか思ってなかったのですが・・・おもしろかったです。
穂波(竹野内豊)の心の中を現す「ぽっかりおばけ」もかわいいし〜
なによりこのカチコチに凝り固まっておる穂波がどんなふうに
変わっていくのかを見たい。
そして朗読教室で紹介される作品も楽しみでございます。
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 さて、竹野内様が演じるのは大学の数学科の准教授・穂波 孝。46歳。
ずっと心の中にあった空間・『ぽっかり』を9歳の時「メビウスの輪」で充たされて以来
数学道をただひたすら地味に真面目〜に歩んできた。

 31歳の時、学生だった奈緒(ミムラ)と出会い、数学と同じような
ときめきを感じ交際を開始。35歳で結婚した。

 一男一女に恵まれ幸せな家庭生活を送れていると思った。
しかし46歳の時、妻は突然子供達を連れて家を出て行った。
代理人の弁護士から離婚の意志を告げられ戸惑うばかりなのでした。

 穂波が大学で行っているのは『結び目理論』という講義。
受講している生徒は少なく、出席していてもゲームしているか寝ているか。
真剣に聞いている生徒なんていやしない。

 こんなに受講生徒少なくて、よくクビになんないな〜
数学者としては優秀だから見込まれてるのかしら・・

 でも教師としては魅力ゼロ。
声もモゴモゴ言ってて聞きずらいし、何より聞く側のことを
なんも考えてないから授業に工夫も驚きもない。
パッションゼロ・・・
興味を引かれる要素が全くない感じのようです( ̄∇ ̄;)


 オープンキャンパスの講義でも頑張ってはみたものの
誰にも数学のおもしろさをアピールできず惨敗。
呆れた学部長から「話し方教室」に行くよう命じられてしまうのさ〜

生きる (日本傑作絵本シリーズ)くじらぐも 中川李枝子 (文芸研・教材研究ハンドブック)寺山修司少女詩集 (角川文庫)
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matakita821 at 18:46|PermalinkComments(4)