「はるか17」

2005年09月20日

「はるか17」最終回

 さて、ファインプロにやって来た福原(古田新太)は森山に会って、
森山が崎谷(杉本哲太)の指示で動いたいたことを知る。
「たかがキスじゃないか」という森山にパンチする福原。
「もう、いいでしょ・・それじゃ」

 森山さん、どうしてもきちんとメイクしたKABA.ちゃんにしか見えないんですが・・
私が悪いんでしょうか・・・
そして、安い。

 はるかのビールを飲んでいる写真を見せて年令詐称についてもおどす崎谷。
「だから言ったでしょ。タレントは商品なんだよ、福原さん。
傷がついたら売り物にならない。アンタの甘っちょろい理想論が結局はタレントを
ダメにしてるんじゃないか。
 ファインから逃げたって私には勝てないんだよ。
いいかげん利口になりましょうよ。」
 
 うーむ、福原と崎谷の間にどんなことがあったのか具体的にわからないから
こういう決め文句を言われてもなー。
この台詞を言わせるだけのどんな背景があったのか、
回想でもいいから描いてくれりゃいいのに。

 悩んだ末、はるかのためを思いはるかをファインプロへ行かせる決心をした福原。

「童夢企画は今日で解散です」
幸子さん(大島蓉子)はオグちゃん(深沢敦)のアシスタントに。
桃田(金子貴俊)は伊賀崎(佐藤二朗)の下で助監督に。
はるかはファインプロへ行くよう言われる。
「君は俺の夢だ。俺は君に夢をたくした。君なら俺の夢をかなえてくれる。
でも、俺には君の夢をかなえる力がない。君をささえる力がない。
一緒にころげ落ちてしまう。だからファインプロへ行ってくれ。
俺の夢だけは壊さないでくれ、頼む」

 せつないですねー。
なんでこんなことになったんでしょうか・・・はるかのせいか・・・。

 まだ森山に会っているはるか。
話のながれで自分が崎谷の回し者であることを白状する森山。
「JARのCMの話を断わったら困るのは福原さん。
君はもう逃げることはできないんだよ」

 あー、絶体絶命ですね。崎谷のところへ身売りするしかないね。
でも、アンタが蒔いた種だから。

 崎谷のところへ挨拶へ行くはるか。
崎谷にはドレスのプレゼントをしたりゴージャスな部屋をはるかのために用意したり大盤振る舞い。怖気づくはるか。

 いや〜崎谷が金を使えば使うほど、
ここまでするほどの玉かい?という思いがわいて来て、
ますます平山あやに対する目が厳しくなってしまいます。
 それと、ブティックの店員、妙でした。
多分、どこかの劇団員でしょうか・・・という感じの雰囲気が染み付いていました。

 さて、モデルルームのようなリッチな部屋でTVを見ていたはるかの目に
いつもの韓国ドラマが・・・。

 韓国語で「エースを狙え!」とでも書いてあるのでしょうか。
「ほらほら、そんなことじゃ世界は狙えんぞ!」コーチの激が飛ぶ。
女がボールを思いっきり決めたらその衝撃でコーチが倒れる。
「君には輝かしい未来がある。○○のところへ(忘れた)行け・・・」(死にそう)
金髪でピンクのウェアーのインリンが女を連れて行く。
「私、必ずエースを狙ってみせる!」
で、お約束のはるかと福原になって、死にそうな福原が「崎谷のところへ行け・・」
 童夢企画での日々を思い出して泣くはるか。

 なんか、このインリンってだいたひかるに似てたんですけど。
それにちょっと悪夢っぽい。
うーん、もっと福原と崎谷が打ち合うとか〜、はるかをしごくとか〜
もっとやって欲しかったな〜未消化だわ〜せっかく「エースを狙え!」なのに〜

 移籍のサインの日、
「私はファインにとって必要な人間ですか?」と聞くはるか。
「芸能界は利用するかされるかだ。タレントと事務所の関係とはそういうもんだ」
「タレントは商品なんですね」
「申し訳ありません。私は商品になるつもりはありません。
人に夢を与えようと思ったらまず自分が夢をもたなきゃ。
(福原)社長は夢を持ってる人です。あの人の傍なら私は夢を見続けられる」
と言って席をたつはるか。

 何かね、このドラマ時々いい台詞が出てくるんですが(解散の日の福原の言葉とか)、それ以外の場面は適当というか、全体的にバランスが取れてない感じなんですけど、どうしてなんだろう。
 原作のマンガから台詞とか持ってきてるんでしょうか・・・
 しかし、この後始末どうつけるんでしょうか・・・
自分で何にも解決しようとしないとこがこの主人公の魅力が感じられないところ
なんだよなー。

 童夢企画に戻ってくるみんな。
「俺やっぱりっここがいいです。
タレントを育てて夢を売っていきたいんです」桃田
「私、タレントやるんならここがいいです。社長と一緒にがんばりたいです。
転がり落ちたって、また上がればいいじゃないですか」遥
オグちゃんと幸子も戻ってくる。
「ホント、お前らバカばかりなんだから」
アハハハハハーーーーハハハハハーーー・・・・・・

 何か笑い声がむなしく響いて聞こえたのは私だけでしょうか。
最終回だからという展開がみえみえで悲しい感じが・・・。

 崎谷の秘密の箱を発見して、その箱を開けるために
なぜか松明を立てて、呪術的な踊りを始める社長とチビ。
そして、爆発。箱の中からはびよよーーーんとへび数匹と「アホ」の文字が。
火事騒ぎにまぎれてファインプロに入り込む福原。
ユリに見つかってしまうが、意外にもユリからはるかの問題の写真のとネガを渡される。
「はるかに来られたら困るのは私なの」
「悪いね」
微笑んで見送るユリ。

 いや〜この適当にもほどがある展開・・・なんで爆発したのかもわかんないし・・
ユリが簡単に入手できたんなら社長だって見れるんじゃ・・・。
それに、はるかが来たって困らないって!アンタの方が上だって・・・

 JARのCM完成披露会が開かれる。
遥の家族も、福原以外の童夢企画のメンバーもそろって流れるCMを見て感激の涙。
CMが終わって笠倉のあとにさっそうと登場するはるか。
しかし、崎谷の陰謀で照明が消えて真っ暗に。
「もー、何なんですか!」と怒るはるかの声でおわり。

 はー、何かどうでもいいやって感じのラストですね。
何もかもが中途半端。脇にはおもしろくて実力のある役者さんがたくさんいたけど
やっぱり主役って大きいんだなーと改めて思いましたよ。
 後半からこっちもどうでもよくなって、遊びに走るスタッフに付き合う感じで
見ていたのですが・・・。
「夢」という言葉がむなしく思えたドラマでした。
このドラマで初めて見た佐藤二朗さん、「電車男」でも同じような感じではあるんだけどけっこう好きです。
 古田新太さん、大好きなんですが、
その魅力があんまり出ていなかったようで残念でした。

 総合得点、10点満点で4点でしょうか。


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2005年09月12日

「はるか17」第九回

 お祭りの雰囲気に酔って、森山とキスをしてしまった遥(平山あや)。
なぜか森山を突き飛ばし逃げる。
翌日忘れ物を届けに来た森山の目の前で戸をびしゃっ!!
「昨日はごめん」「わたしこそごめんなさい」と謝りあう二人。

 変なの。あんたね〜むりやりされたわけじゃないんだからさ〜
うぶといえばそうなんだが何か挙動不審だぞ〜。
だいいち、チューしたことを謝る男なんてねー。
 それに、
助監督に「タレントやれるんでしょうか」って相談する奴!はぁ〜?!

 東京へ戻ってきたはるか。
さっそく幸子さん(大島蓉子)と、オグちゃん(深沢敦)、桃田(金子貴俊)に特訓に連れて行かれる。

 今回はロデオマッシィーンですか?カウガールのコスプレはいまいちだなあ・・・
こういうのに萌えを感じる人もいるのかなあ・・・。
やっぱりセーラー服とかスクール水着とかの方がいいかも。

 童夢企画のみんなとの晩飯をほっぽりだして森山の元へ行くはるか。
でも年令詐称のことが気になっている遥はすっきりしない。

 今回の韓国ドラマ
刑事ドラマ?撃ち合いになっているというのに男が女に結婚指輪を渡す。
しかし、指が太くてはいらない。
「?」
「ごめんなさい、私指輪のサイズ嘘ついていたの!本当は13号なの・・」
「何だって?5号もごまかしていたのかい?でも、指輪は作り直せばいいよ」
「年もごまかしていたの、27歳って言ってたけど32歳なの」
「なにぃ〜!!5歳もサバ読んでたのか!!ふざけるな!!」
怒り出して銃を女にむけ、銃を乱射してやけになって敵にむかっていく男。

 もちろん、遥と森山になってまた再現されるんですが、
何か韓国ドラマの方がおもしろいんじゃ・・・
このキテレツな展開。もっと見たくなりましたよ。

 福原(古田新太)から呼び出され、キスを撮られた写真週刊誌の記事の原稿を
見せられ怒られる遥。
「君はアイドルなんだぞ!みんな君に夢を見てるし理想を見てるんだ!
みんなを幻滅させる気か?商品としての価値がなくなるんだぞ!」
「商品」という言葉にカチンと来て逆上する遥。
「うそをつかなきゃ夢を与えられないなんて、私にはもうわかりません!!」

 うーむ、そんなに森山のことが好きにも見えなかったが
いったいどうしたいのでしょうか。
アイドルをやるという基本的な自覚がなかったのね。
悩むんなら最初に年令ごまかした段階で悩めばいいのに・・・
ここまでむきになる動機が弱いな〜。
 おまけに心配する桃田に逆ギレするし・・・

 打ち合わせにも参加しないはるか、幸子に相談する。
「アイドルって何ですか?そんなにイメージが大事なんですか?」
お菓子をたとえにわかりやすく教える幸子さん。
「いってみれば商品みたいなもんだろ。
でも、みてくれだけじゃだめなんだよ。ほんとにいいものだけが売れ続ける」

 遥はまだまだ子供なんですね・・・。
幸子の言葉も届かないし、アパートの前で待ち伏せしている森山の不審さにも
気づかない。
 相談しているうちに年令をごまかしていたことを森山に白状してしまう。
そしてその場面をまたしてもビデオに撮られていましたとさ。

 軽率すぎる・・・すべてが軽率すぎるぞ。
男になれていないのはわかるけど、全てが無防備すぎる・・・。

 TV局で崎谷(杉本哲太)に会ったはるかは、写真週刊誌の記事のことを言われ
ファインプロなら握りつぶせるからと言って移籍を勧められる。
 一方、はるかの窮状を救うためファインプロに進入した福原。
そこで社長主演のとんでもないDVDを見るはめに。

 いや〜今回はけっこう大作でしたね〜。
えーと、誰でしたっけ?怪しい会社の何とか源太とかいいましたっけ?
自分主演の映画に金をつぎ込んだとんちんかんがいましたっけね
・・・のパロディすか。
 様々な場面で敵と戦い続けるファインプロの社長。
「負けない社長 松永洋一」「くじけない社長 松永洋一」「戦う社長 松永洋一」
の文字がでかでかと・・・。なりきってます。見ながら陶酔する社長。
 見ていたユリによって真っ二つに割られるDVD。
泣きわめく社長となぐさめるチビ、ちゃんちゃん。
 まあ、いつもよりはおもしろかったですよ。
ラストのダンスシーンのほうこそもっと見たかったですけど。
 このドラマの脚本家も監督も、
本筋よりこっちのほうに絶対力いれていると思うわ〜。

 写真週刊誌の男に土下座をして、今回の記事を見送ってくれるよう頼む福原。
しかし、ぜんぜん相手にしてくれない。
一方、仕事にうんざりきていたはるかは森山とビールを飲んでうさばらし。
そこをまたしても撮られているという・・・。

 現状を全然理解しようとしないこの女子にだんだん腹がたってきました。
結局森山もファインプロの指示によって動いていた俳優だったわけですが、
そこまで金と手間をかけるほどの人物なんでしょうか、はるかって・・・
マンガのはるかはかなりかわいいけど、
言っちゃ何だが平山あやを見てしまうと周りで動いている人間までが???
不思議に思えてしまうわ。
 それと、森山って、表情がなんかKABA.ちゃんに似て蝶・・・

さて、来週は最終回ですか・・・どうけじめをつけてくれるのでしょうか・・
 
はるか17 8 (8)



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2005年09月05日

「はるか17」第八回

 ドラマを途中降板した形になったはるか(平山あや)は、栃木の実家へ戻る。
落ち込んでいる遥に父親(ガッツ石松)は、
「どこの世界でもあることだ。まっすぐに歩いていけば必ずわかってもらえる。一度や二度のつまづき人生にはあることだ」となにげに伝える。

 いいお父さんじゃないですか。ガッツ石松さんって演技してんのかどうか
わからないとこがありますが。このドラマの出演者たち、ほどんどが微妙なので
こういう素朴な色のひとがいるとほっとしますね。

 崎谷(杉本哲太)が童夢企画にやってくる。
福原(古田新太)は、はるかの降板劇は全部ファインプロのさしがねだったと気づく。さらに、崎谷ははるかをファインプロに移籍させないと本気でつぶすと脅しをかける。はっきりと断る福原だったが迷いが・・・。

 いまいち崎谷の考えが読めませんねぇ。
ファインプロでの位置も、力があるんだかないんだかあるんだか・・・。
それに、はるかがそんなに会社を賭けてつぶすような相手なのかという
根本的な問題ももちろんあるんだが、
やっぱりただ単に福原に嫌がらせをしたいだけなのか?

 ファインプロ社長に競技場に呼び出されたユリ。
ヘリコプターから飛び降りて着地した社長は「ドラマは体力だ」と言ってユリを鍛えようとする。

 出ました。謎の金がかかっている場面。
何なんだろう・・・・これって・・・。
まるで予算が余ってるから使うのに困って金がかかりそうなものを出してるように
見えるんですが・・・。
2人でトラックを走ったり、少林サッカーをパロったりしてるけど、
笑えないという・・・何を意図してるんだろうか。
 いつも冷たい目で社長を見下しているユリと社長のプレイ?の説明?

 実家でだらだらと過ごしていた遥は、家の近所で、
ドラマで知り合った助監督の森山と偶然会う。
森山から代役はユリがやっていることを知り、またしても自信をうしなう遥。

 今回の韓国ドラマ
主演女優が「私みたいな女の子があなたに好かれるわけが・・・」とか言ってたけど
けっこうふけてるじゃん!女の子じゃないじゃん!

 童夢プロでは桃田(金子貴俊)が福原と崎谷の関係を幸子に聞いていた。
どうやら昔、オグちゃん(深沢敦)と取り合ってもめたらしい。
その尾倉はファインプロの社長とチビにユリのメイクを担当するように
頼まれるが断る。間に挟まれたプロデューサーの伊賀崎(佐藤二朗)はお疲れ気味。

 まあ、腕のいいメイクアップアーティストを取り合ったということなのでしょうが・・「卒業」とはベタベタですねー。
 伊賀崎さん、クマがくっきり・・・
だんだんこのドラマ、何もかもがコントふうになってきたのでは・・・?
 尾倉さん、相手が誰であろうと毅然としてかっちょいいですね。ステキです。

 森山にお祭りに誘われた遥はいそいそ、うきうき・・・
自分を訪ねてきた桃田の存在にも気がつかない。そんな遥をつけている不審な男が・・。
 一方童夢企画では福原が尾倉に相談中。
はるかを守ってやれなかったと悔やむ福原に
「あのこは自分を必要としてくれるところで輝けるのよ。
愛情をもって育てていけるかが大事じゃないの。
それに、あの子の笑顔を引き出したのはあなたじゃないの」と。

 いいこと言うじゃないか、オグちゃん。
やっぱり福原にとって大事なパートナーですよ。

 お祭りにきた森山と遥はいいムード。
森山は、実ははるかを追って栃木までやってきたことを告白。
盛り上がってきた2人はチュ・・・しかし、そんな場面を撮らえる者が・・・。

 何か、意外と簡単におちるね・・・遥。
しかも、チューのお口が微妙にずれてるとこ写ってるし・・・。
やるんならきちんとやってほしいなあ・・・こんなとこまでが中途半端とは。

 来週もロケ、金がかかっていそうですよ。
かなり見る気力が失せてきましたが・・・オグちゃんと伊賀崎さん目当てで見ます。


マンガのオグちゃんと伊賀崎さんはどんなだろ・・・

はるか17 (Volume7)
はるか17 (Volume6)



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2005年08月28日

「はるか17」第七回

 笠倉健とのCMが決定したはるかに童夢企画のみんなは大喜び。
しかし、ファインプロでははるか潰しの計画が着々と進んでいたのです。
そして、大女優の旭ヶ丘雪乃(朝丘雪路)の指名によって特別ドラマに出演が決定。

 うーん、朝丘雪路というキャスティングも微妙だよなー。
なんかこのドラマのキャスティングって安い感じというか、
B級ですらないっていうか(B級ならB級で楽しめるんだけど)、
不思議な・・・・。
 特別ドラマの原作 津川雅○(←見えなかったけどね)って、サービス?
しかも、はるかが妹役ってどう考えてもありえんでしょ・・森光子の舞台か!
福原(古田新太)の「どういう設定なんだ?」という台詞がまじに聞こえたぞ。

 今回のファインプロの社長のスウィーツはプリン。
たまには和風のものもいただいてみては?

 毎度おなじみの韓国ドラマにはまたインリンが出演。
こういう使い方いいですね〜。
ランドセルに縦笛って・・・萌え?

 現場に突然やってきてむりやりはるかをトレーニングにつれていく尾倉(深沢敦)と幸子さん。この場面も謎ですよ。しかも徐々にスケールアップしてきているし。

 何かね、このドラマっておまけで点数稼いでいるお菓子みたいですよ。
だんだん、おまけは欲しいんだけどお菓子は美味しくないんだよなーという状態へと向かっているような。

 ドラマの撮影が始まり最初はやさしかった旭ヶ丘がはるかのインタビューで
待たされたことをきっかけに鬼へと変貌。
「とんだ期待はずれ!」と怒って、はるかをドラマから降板させるよう要求する。
その要求をのむしかない童夢プロ。実は旭ヶ丘は、最初っからファインプロの指示で動いていたのだった。ジャーン!

 芸能界はこわかところです。でも、ありそうな話ですね。
今回伊賀崎さん(佐藤二朗)大活躍。
びくびくおどおど演技全開でした。やっぱこの人好きだわ〜。
この人と古田新太のかけあいの場面が一番面白い。

 来週は(あるんだっけ?)傷心のはるかが実家へ帰るのね。
地味そうだなー。おまけパワーに期待するか・・・。 


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2005年08月14日

「はるか17」第五回

 映画のオーディションの時のはるか(平山あや)を見て可能性を感じたプロデューサーの鷹村が笠倉健とのCMの話を持ってい来る。
喜ぶ童夢企画の社員たちと遥だが、ファインプロの崎谷(杉本哲太)に
もし勝ったらはるかをつぶすと言われた福原(古田新太)は、オーディションを断るよう桃田(金子貴俊)に命令する。

 いや〜とんとん拍子に進むね〜。天下の笠倉健との競演かい?
今回ダメダメ男と思われた桃田が、はるかのために社長に反抗して
男をあげましたね。成長してきているじゃないですか〜。
 しかし、平山あやさん、何か口を大きく開けて曲げてみたり、
目を見開いて変な顔をしたりという場面が多かったような気がするのですが
あれはいったい・・・メグ・ライアンふう?

 オーディションを断れ!と言い続ける社長に対してはるかは
「私、今度は負けたくありません!オーディション受けさせてください!」
と頼む。
悩んでいる遥のもとへ、父親(ガッツ石松)から電話が。
「悩んでるってことは真剣に仕事に向き合っているってことだ。何があっても逃げようと思うな。あきらめるな」の言葉に励まされる遥。

 いいお父さんですね・・・
ガッツ石松の演技というものを「ブラックレイン」以来初めて見ました。
素朴だけど愛情が伝わってきます。バナナというのは、ありがちですが。
はるか、先週決意してから積極的になっていいですね。
この調子で父親にも本当のことを話してすっきりして仕事に向かってほしいものです。

 あきらめきれないはるかはオーデション会場へ一人で向かう。
尾倉(深沢敦)は福原に「どうせ逃げるならファインプロの来られない高さまで行けばいいのよ。はるかならいけるわ」と。

 うん、そうだね!と言い切れないものがありますが・・・・
相変わらずオグちゃんいいこと言いますね。
この尾倉をおかまであるとして、だからこそ柔軟なものの見方ができるのでしょうか?はるかにとっても福原にとっても強力な味方です。
 幸子さんがいまいち謎だが・・

 それと、ファインプロの社長の場面。
いつも長すぎるように思うのですが・・・
非常におもしろくないので、この場面の時だけ早送りしたくなります。

 オーディション会場でまたも「このCM私がもらうわよ」とけん制をしかけるユリに対して「勝っても負けても全力で戦う。それだけですから」と答えるはるか。

 いいぞ、いいぞー、言っちゃえ、言っちゃえ〜!
ユリの雰囲気に気おされなくなっただけでもたいしたものです。
福原もファインプロと戦う決意が決まったようで、おもしろくなってきました。
 そんな時、崎谷のさしがねで遥がはるかだと気づいた父親が会社にどなりこんで来た。さあ、ピンチをチャンスに変えることができるのでしょうか。


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2005年08月09日

「はるか17」第四回

 さて、すっかり忘れていましたが・・・
屋外広告や雑誌の表紙、電車の中吊り広告にまで、自分のアップの写真が
でたことにびっくりした遥は、事務所のみんなに怒りをぶつける。
 さらに東京に出てきた妹にも知られてしまう。
すっかり怖じ気付いた遥は、雑誌社まわりでもやる気のない態度で
桃田(金子貴俊)をも怒らせてしまう。
 
 さらに、親にうそをついて東京に出てきた妹をしかるが、
「自分だってうそをついているくせに!」と言われてグサッ!
仕事もなげやりになって雑誌の取材でも「あんな(グラビア)仕事はしたくない」などどほざき、ついに社長に
「やる気のない人間は帰れ!」
「人に夢を与えるには影で何倍も努力しているんだ!!」
と言われ飛び出してしまう。

 よーし!社長(古田新太)ついに怒ったね。
甘やかしちゃだめっすよ。いつまでもぐだぐだとごねている娘には渇を入れんと。でも、周りの人間の苦労まで思い至ることができる余裕はないみたいですね。若さゆえ〜でしょうか。

 一方、ライバルのユリも実は崖っぷち。
映画はさんざんの出来と叩かれるし、CMのオーディションも落ちて、
社長からも見放されそうなことを知り、怒。

 こういう人って、悲しみよりも怒りなのね・・・
でも、こういう野心家が本気出すと怖いのよね〜

 さて、桃田の説得に心動かされた遥はTVドラマ撮影現場になんとか
やってくる。
そこで、初めて女優長谷川菜々子(やっぱ安い感じなんですけど)の
演技を見て感動し、やっとやる気を出す。
「私もあの場所へ行きたいです。もう逃げません!」
 そして、同じように現場に来ていたユリも長谷川菜々子に闘志を燃やし、
一からやりなおす決意をする。

やっと、決心をしましたね〜、長かったわ〜いらいらしたよ。
来週からは積極的に活動をしてくれるんでしょうね。
今まで別々の位置にいた、はるかとユリ、まったくタイプの違う二人の
戦いが始まる・・・なんちて。
どうせ対比させるなら、もっと笑っちゃうぐらいにユリのほうの性格を
ぐいぐいだしてほしいわ。今のままじゃ普通だわ〜

 今回の韓国のTVドラマもおもしろかったです。
微妙に時代がかっていていい感じです。
でも、見ていて思ったのは、
平山あや・・・もうちょっと軽い演技ができるといいんですが。
こうやって見ていると「軽い」演技というのは本当に難しいんですね。
小林聡美やもたいまさこさんの偉大さがいまさらながらにわかります。
(「やっぱり猫が好き」は名作っす!)
 このドラマが平山あやさんの分岐点になるといいのですが・・・

 そういえば、遥のファッション今回ははいているパンツのすそ上げライン
がくっきりしていて(わざとダサく)、けっこう細かいところに気をつかってんのねーと思いました。
 いっつもスーツだけど、別のダサいファッションも工夫してくれたら
さらにおもしろさが増えます。

 さて、ファインプロの会長に社長が意味ありげに電話をかけていましたが
どういう関係なのでしょうか?
けっこう楽しくなってきましたよ。

はるか17 1 (1)
はるか17 2 (2)



やっぱり猫が好き 6枚BOX (第14巻〜第19巻
やっぱり猫が好き 7枚BOX(第7巻〜第13巻)


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2005年07月26日

「はるか17」第三回

 橋本に「ビキニコンテスト2005」のモデルを頼まれる遥(平山あや)。
しかし、いざ現場に来てみるとファインプロのユリもいてびびってしまう。
 尾倉(深沢 敦)に「ユリのように計算された美しさだけでは人を魅了することはできないのよ。真っ白な気持ちでカメラの前に立ってごらん」
と背中を押され、和み役の犬にも助けられ撮影も終わる。

 相変わらず尾倉さん、いい味出してます。
やさしさの演技って、下手な人がやると偽善的で見ていられないけど
この深沢さんはうそがない感じでいいですね。
 しかし、犬が来ただけで緊張していたのが急にほぐれすぎだぞ。

 はるかの写真の出来は思いのほか良く、編集者ははるかを表紙にしようと
思うがファインプロの崎谷(杉本哲太)に脅迫されてユリに変えられてしまう。
遥の父親(ガッツ石松)が遥の風邪を心配してやってきた。
父親をだましていることに罪の意識を感じている遥は、
タレント活動にも後ろ向き。
社員の幸子にも「親を理由に逃げるのは好きじゃないね」と諭される。

 社員の幸子さん、いつも食べてばかりですが、この人も訳ありふうですね。
社長との関係も(いや、そっちじゃなくて)気になるし・・・
でも、2人とも酸いも甘いもかぎ分けたって感じの大人ですね〜。

 ビキニコンテストの中間発表でははるかが第1位。
このままでは、家族に「はるか」のことを知られてしまうと怯える遥。
雑誌を買い占めてユリに投票しようとする。

 しかし、はるか往生際が悪いねえ・・・。
一年の約束でやるって決めたんだからもう腹を決めなさいよ!
 ところで、遥が見ているTV番組がいつもおもしろい。
今回は韓国ドラマで親に内緒でグラビアであられもないかっこうで
出ているのが見つかった娘が父親に怒られて家を出される・・
というのをやっていて、見ているうちに遥かと父親に入れ替わっている
という・・・こういう遊び楽しいですね〜。

 それと、社長(古田新太)と旧知のプロデューサー伊賀崎(佐藤二朗)
との会話は妙な雰囲気が出ていてすごくおもしろいです。
もうちょっと長くしてほしいなあ・・・。 
 反対にファインプロでの社長とその部下達との場面、
全然おもしろくないです。やりとりも、古いコントみたいで、
すごく長く感じます。

 ビキニコンテストの結果はファインプロの暗躍でユリが1位。
ちょっとがっかりする遥。でも、帰り道、自分の写真が屋外広告に使われているのを発見してびっくり・・・。
 そして雑誌の表紙にはるかが出ているのを見て荒れるユリとファインプロ。
はるかが福原のところのタレントだと知った松永は「ぶっつぶしてやる!!」

 来週はついに妹にばれてしまうのでしょうか。
そのショックを乗り越えて、腹を決めてタレント活動に燃えるようになれば
おもしろくなるのですが・・・。
 今回のユリ、相変わらず安い感じでした・・・・なんでこんな子が
ドラマに出られたのか・・・?・・はっ・・・!。
 
 しかし、事務所の力ってそんなにあちこちで権力を振るえるほど
なのでしょうか?
まあ、J事務所の子が事件を起こすたびに不思議には思っていたが・・
 ちょっと今時のドラマにしては展開が遅いような気もしますが・・・
少しずつ変化していく遥を見てくださいよ、ってこと?
 まあ、見るけれどもさ。


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2005年07月09日

「はるか17」第二回

 社長(古田新太)は、旧知のディレクターの伊賀崎(佐藤二郎)に頼んで、
はるか(平山あや)を映画のオーディションに参加させる。
 またしてもスタイリストの尾倉のメイクによって変身し
なぜかセーラー服で一時審査にのぞむはるかだが、
回りはかわいい子ばっかりで自信喪失。
 しかし、尾倉(深沢敦)の「あんたはあんたのままでいればいいの」という
言葉で何とか元気を出し、一時審査を通過する。

 このディレクター役の佐藤二郎さんて人、なんだか気になります。
妙に味のあるっていうか、つい追ってしまうような不思議な雰囲気があります。
 そして、人情味のあるメイクアップ・アーティスト尾倉役の
深沢敦さん。この人、「マンハッタン・ラブストーリー」で優作というオカマのママ役をやっていた人ですね。見るたび、なぜかオカマの役ばっかりなんだけど、自然で温かみのあるキャラがいいです。

 さて、二次審査は水着だというのに持ってくるのを忘れたはるか。
あわてて桃田(金子貴俊)が買いに行くがなぜかスクール水着。(狙いか?)
そして、控え室での他の出場者の野心むきだしの様子に引いてしまい、
「結果がすべてのなのよ。きれいごとばっかり言ってるとバカを見るのは
そっちよ」と説教されてしまう。

 さらに、胸パッドで巨乳に見せていた女の子のパッドが落ちて
監督が怒って帰ろうとした時、
「彼女の演技をちゃんと見てあげてください!
本当に大事なのは役者さんの演技でしょ!監督さんの力でしょ!」
と啖呵を切り、さらに監督を怒らせてしまう。

 うーん、先週までおどおどしてあんなに自信なげだったのに・・
しかも、「私には私のやり方しかないから」という悟りまで開いている。
しまいには、初めて立った舞台で啖呵を切るようになるとは・・・。
急すぎるぞ、成長が!
それとも、社長はあんな短時間の面接で遥のこんな生きのいいところまでも
見抜いていたのでしょうか?
 尾倉も思わず世話を焼きたくなるほどの魅力的なキャラクターってこと
なんだろうけど、進化しすぎだーー!

 なぜか最終審査を受けられることになり、初めての演技の勉強を
事務所のみんなとがんばる遥。しかし、当日、出来レースだったことに気づき
ショックを受ける。
 「芸能界ってこんなところなんですか!!」

 よく知らんがそんな所なのかも・・・。
事務所の力とかによるんでしょ?
 ところで、ライバル役のユリをもうすこしきちんと整えてくれないとな〜。
負けたはるかが悔しくなるような、でもしかたないかも・・・と思わせるような女優じゃないとねぇ・・・。
失礼ながら、オーディションで選ばれた主役をやる女優という説得力に
欠けると思うのですが。
 
 落ち込んでいた遥を尾倉は誘い出し、カメラマンの卵のモデルをさせて
自信をつけさせる。
「そのくやしさを忘れないで実力をつけなさい。アンタには華があるのよ」
そっと見守る社長・・・。

 やっぱ、古田新太、いいわあ〜。
この人が出るだけですごくおもしろい画面になる。
どんどん太っていってるのが気になるけど・・。
このドラマ、今のところ脇の俳優さんに助けられている感じだけど、
どうでしょうか。
平山あや君・・・もっと魅せて下さいよ〜見届けますからね〜。


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matakita821 at 22:02|PermalinkComments(4)TrackBack(4)

2005年07月02日

「はるか17」第一回

 さて、「はるか17」の第一回。
 就職試験に落ちまくっていた遥(平山あや)は小さな芸能事務所に
面接に行く。挙動不審な社長(古田新太)に疑問を抱きながら合格を
喜ぶ遥。だが、マネージャーとしてではなくタレントとして採用されたこと
を知り啖呵をきって会社を辞める。
 
 平山あやは、地味なリクルートスーツに顔に合っていないメガネ、
洗練されていないどんくさそうな動作で「原石」をがんばって演じています。
 しかし、いまだにメガネ=ぶさいく、美ではないという公式が
なりたつのでしょうか?
そして、メガネを取ったら実はかわいいという安易な発想も・・・。
原作がコミックだから、昔のラブコメにありそうな設定なのでしょうか?

 さらに古田新太の会社「童夢企画」ってやばくないですか?
この社名を見たら、かたぎの女の子だったら
面接受けたりしないと思うのですが・・・。

 しかし、遥さん、急にビキニの撮影をすることになって、腋毛の処理は
ちゃんとしてあったのでしょうか。こんな恋人もいなさそうで勉強だけ
やって来た女の子ならボーボーということもありえると思うのですが・・

 首になるからと桃田(金子貴俊)必死に頼まれ一回だけならと
グラビア撮影にやってきた遥。しかし、この撮影実はエロエロ系の雑誌
だったのです。水をかけられてむりやり撮影が行われる。

 あぶない、あぶない、やはり芸能界は怖ろしいです。
このまま撮影が続いていたら下着スケスケだけじゃすまないところです。
 金子貴俊は「曲がり角の彼女」に続いて仕事のできない小者役。
この人はずっとこんな役を渡り歩いて行くのでしょうか・・・。

 助けに入った社長によって撮影は中止。
遥は社長に怒りをぶつけるが、必死であやまる姿と「君が必要なんだ!」
の言葉にほだされて一年という期限付きでタレントしてがんばることを
約束する。

 気が弱っている時は誤った判断をしがちですが・・・大丈夫でしょうか?
まあ、もともとかわいいんだからかわいさ以外の何かがないと
「はるか」というキャラクターに色がつかないと思うのですが。
あと、話す時キーキー声になるのがちょっと気になります。
平山あや、ここが自分のタレント生命の正念場ですね〜。

 何か訳ありのあやしいけど憎めないキャラの古田新太、いいですね〜。
この人がでるだけで20%はおもしろ度アップです。
何かおおざっぱな印象のドラマですが、
ばっさりとは切り捨てられないものが何かあるので、来週も見てみます。 


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matakita821 at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(2)