「MOZU Season2 〜幻の翼〜」

2014年07月21日

連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #5(最終話)

 さて、津城(小日向文世)のオフィスに集まった倉木(西島秀俊)・大杉(香川照之)・明星(真木よう子)は情報を確認。
東(長谷川博巳)の雇い主は第二の室井(生瀬勝久)になろうとしていた池沢(佐野史郎)。
森原官房長官殺害も、「新谷宏美」を模倣した連続殺人事件も池沢の指示を受けた東の仕業だった。
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「スモロフは北海道に施設があると言っていました」倉木
「たしか孤狼島とか言ってたな」大杉
「孤狼島は北海道の最北端にある25年前に消えた島です」津城
「その島にオメラスの地下牢があるはずだ」倉木

 25年前、地震工学の研究者が孤狼島のプレートを調べた結果数年以内に地殻変動による大地震が起こると発表し、日本政府は住民たちを本道へ移動させた。しかし真実はその施設を隠蔽するためだった。
80年代後半に作られた「国民監視システム」が乗っ取られ、パスワードも書きかえられ、その秘密施設にある機械からしかアクセスできないようになった。

 今、その施設を破壊する動きが起きたのは「国家機密保護法の情報開示」を避けるためだった。
情報開示を請求されたら、25年前島を封鎖した理由が公になり、ロシアの秘密施設のこと、『グラークα作戦』のことも明らかになり、日露両国にとってうまくないことになる。

「すべて知っていたんですよね?あなたは」倉木
「私が島に行くなと言っても行くつもりですね。
あの島に隠されている真実の向こうにあるのは闇だ。その闇をのぞいてしまえば二度と後戻りはできませんよ」津城

 ぜ〜んぶ津城は知っていて倉木を泳がせていた。
止めてもムダだから?
で、孤狼島の施設破壊の件と室井のテロ活動・その後の池沢の室井まねっこ活動は別のアレだったと。
新谷兄弟は東の部下だったことから巻き込まれ利用された。
病んでいた千尋(石田ゆり子)は室井に利用されていただけだけど、病むきっかけとなったのは「グラークα作戦」。
「グラークα作戦」は表向きは乗っ取られた「国民監視システム」奪還だったけど、ホントは元日本人公安だった明星の父親・現イワン・タイラーの抹殺だったと。
で、イワン・タイラーが日本上陸している目的が、その孤狼島の施設破壊。

 (;-_-) =3 フゥ
何か整理しないとごちゃごちゃしてさ〜
じゃあ、千尋だけが助かった理由も津城は知ってんじゃん・・教えてやれよってね。
そして改めてわかったのは(皆様は重々ご承知でしょうが)津城の役目はあくまで「隠蔽」ってことね。
その為、独自の決定権が与えられている。犯罪者や不正の摘発には関知しないと


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matakita821 at 15:48|PermalinkComments(59)TrackBack(6)

2014年07月14日

連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #4

 銃を向けあった倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)・・・
「誰にも邪魔はさせない。真相を暴く邪魔する奴は誰であろうと許さない!」倉木
「だったら、アンタが罪を犯す前に俺が撃ち殺してやるよ!」大杉

 もちろん引き金を引けるはずもなく、お互いの決意が固い事を確認しあっただけでした。
もみ合った末、銃を落とした大杉の頭に倉木が銃を突き付けた時に列車が迫り・・・
通り過ぎた後、倉木は消えていた・・・

 って、ここって北海道なの?東京なの〜?(゚◇゚)?
北海道かと思っていたけど、翌朝、大杉は新谷が東の部下を殺した現場にいたし〜
北海道に居た倉木があっちゅー間に東京に帰ってきていたのかちら・・


 その殺害現場には、血で百舌マーク(百舌の絵本の裏表紙にあったもの)が描かれていた。
「いやな予感がするぞ。池沢の会見のせいで新谷和彦がバケモノに生まれ変わったのかもしれない」大杉

 そのマークは、和彦(池松壮亮)が倉木を呼び寄せるために付けたものだった。
やっと倉木は新谷和彦に会う事ができました。牽制し合いながらも二人は情報交換。
和彦は爆弾事件後の宏美の行動がらしくないことに疑問を抱いていたんだけど、記憶喪失になっていたと知り納得。

「だが東たちに拷問されて記憶が戻った」倉木
「東?アイツ、黙ってやがったな」和彦
「アイツに会ったのか?」
「アイツは宏美がじきにに生き返り、永遠に生き続け、都市伝説になるって言ってやがった。公安警察の発表前にな」
「東が?!」
「つまり東の雇い主は今回の警察関係者だ」
「お前がここで殺したのは?」
「東の部下だ。東に身を引けと警告するために仲間を一人逃がしてやった」
「お前はどうして、ここに東の部下たちが来ることがわかった?」私も知りたかったぞ
「東が俺を呼び出した時、俺を離れてマークしていたアイツの部下がいたから、
逆にそいつの後を付けてやった」

「そういうことか。・・・・今のお前の目的は何だ?!」倉木
「・・・・・・・」和彦
「お前は弟の真相を知ったら、死ぬ気だったんだろ?」 倉木もそうなのけ?
「そうもいかなくなったよ」
「弟の汚名を晴らす気か?」
「殺し屋に汚名もクソもない」
「じゃあ何をするつもりだ?!」
「あいつの望んでいることをする」
「死に際にお前の弟は泣いていた。
そしてお前の名を呼んでこう言った。『ありがとう』ってな」
「・・・・・・」
「そう言って死んでいったよ。お前の弟は」

 今度は倉木の番さ。倉木は和彦にタイラーに会ったのか尋ねました。
「奴に会うことはできない。
アルハドの創始者であるイワン・タイラーはグルジブ民族主義を唱えて過激なテロを繰り返し、
危険分子と判断されることを恐れてタイラーの名を口にするのはグルジブ人にとってタブーだった。
今では都市伝説のようになっていて、その名を口にすれば殺されると誰もが恐れている。
イワン・タイラーは日露戦争で大日本帝国軍の暗号解読を担当した諜報員だ。
お前は亡霊を追っているんだよ」和彦
「それは間違いないのか?」倉木
「あぁ」
「・・・・・そんな・・・!」

 って、この廃ビルみたいなとこでの会話の間中、和彦が急に消えたり、頭上に現れたり、後ろにいたりして神出鬼没で妖怪のようだったぞ。なんなん?( ̄▽ ̄;)

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matakita821 at 17:33|PermalinkComments(16)TrackBack(3)

2014年07月07日

連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #3

 さて、父親の車にはね飛ばされた明星(真木よう子)は入院。
大杉(香川照之)が見舞に来たんだけど、話題はやはり森原官房長官殺害の件で指名手配されている倉木(西島秀俊)のこと。
何でも爆破に使われたTNT爆弾の素材が倉木の部屋で見つかったそうな。

 でも、そんな捏造とか隠蔽とかさんざん見てきたじゃん!
アンタら、倉木のことわかってるんじゃないんかい・・・


「そんな!警部があんなことする訳ありません」明星
「だが、爆発の直前に森原と口論しているのを何人もの人間が目撃している。
お前は警察官としてどう思う?」大杉
「・・・・証拠に動機もあります。疑うべきなのかもしれません。でも」
「真相を知っているのは本人だけだ」
「でも、どうやって倉木警部を見つけるんですか?そう簡単には見つけられませんよ」

 てな、二人の会話を公安が盗聴しております。
そしてその無線内容を傍受している倉木。
公安のやり口は骨の髄まで沁み渡っておりますからね。簡単に尻尾は掴ませないさ。

 どれぐらい入院していたのか知らんが(多分、1泊とか〜( ̄▽ ̄;)
相変らず傷の治りが早い)
退院した明星は大杉と自分をはねた車の確認へ。
現在、スクラップ工場にあるその車はロシア大使館所有のものだが、盗まれたと言っているらしい。
明星は自分をはねたのが父親であること、父親が行方不明になってから無言電話がかかってきていたこと、その電話の主をずっと父親だと思っていたけど父親への警告だったのかもしれないと話しました。

「私達家族はずっと公安に見張られていたんです」
「どうしてだ?!」大杉
「父が公安を裏切ったからだと思います。
私が公安に入れたのも、父に対する脅しになる、そういう意図が上層部にあったのかもしれません・・」
「・・・・・・・・」
「人相書きの人物・・・あれは間違いなく私の父です。
私は・・・実の父親に車ではねられたんです」

 明星の父親はグルジブのテロリスト達の日本上陸を手引きした仲間の可能性もあるし、奴らを始末しに来たロシア側かもしれない。日本側のスパイとして潜り込んでいる可能性もゼロではない。長いけど〜
どちらにしろ、父親が自分をはねたのは事実。
あれほど求めてきた父親から、こげな仕打ちを受けるとは・・・
明星ショックだよねぇ・・・
立場的にも真相がわからないと、いたたまれないョ〜

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matakita821 at 19:08|PermalinkComments(8)TrackBack(4)

2014年06月30日

連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #2

 防犯カメラ映像に映っていたグルジブのテロリスト四人、そのうちの一人が新谷和彦(池松壮亮)だった!
倉木(西島秀俊)・明星(真木よう子)・大杉(香川照之)の三人は情報を整理してみましたぞ。

 新谷宏美の死亡は確認されている。だから、アレは和彦。
宏美だって崖から落ちても記憶喪失になっただけで助かったのだから、和彦にだってその可能性はある。
もともと和彦とグルジブのテロリストの間に接点は無かったはず。
能登半島の崖から落ち、沖に流れ着いた和彦は偶然グルジブ工作船に拾われテロリストに仕立てられたようだ。

 すごい偶然だわ〜
そんなにグルジブの工作船が出没しているとは・・・( ̄ェ ̄;) 恐ろしいことです。


 そして、新谷宏美と同じ手口で行われた殺人事件・・・
和彦が日本に居たとしても、彼は殺人の仲介者であって実行者ではなかったはず。
和彦の協力者がいるのか?

 って、この話し合いの間、クールダウンしようとしたのか禁煙していたくせに煙草を要求する大杉。
「アレ・・・・吸ってるぞ・・俺」    ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ
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 その後、倉木たちは留置所にいる先週ボコボコにしちゃったグルジブ人の
マスター(多分・・( ̄∀ ̄;) 顔の認識ができん)を訪ねました。
加筆  と思ったら、コメントで教えていただいたのですが、一回目に倉木と汐里が出会う前に捕まっていたスパイの人の方でした・・(-"-;A  失礼しました)

 で、北海道に上陸したグルジブのテロリスト達の情報を持ってないか聞いたんだけど、
すんなり吐く訳ないやね。
「司法取引しろ!情報欲しいなら取引しろ!」
なまいきなスパイ野郎に倉木はロシア語で言ってやりましたぞ。
「どうやら自分の立場がわかっていないようだな」

 急にロシア語喋り出したもんだから、大杉がw( ̄▽ ̄;)w えっ?!って感じで驚いてたぞ。
視聴者もびっくり!何か007みたい〜
そういえば部屋の壁にロシア語の新聞の切り抜きも貼ってあったもんね〜
グルジブが関わっていると気づいた時から一生懸命勉強したのかしら〜?

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matakita821 at 20:19|PermalinkComments(14)TrackBack(4)

2014年06月23日

連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #1

 さぁ、ついにシーズン2が始まりましたョ〜
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 あの『空港爆破テロ事件』から半年が過ぎた。
シーズン1のダイジェスト(25分間)あったけど、一応倉木(西島秀俊)からも説明があったぞ。

 『公安警察が国民を監視するために秘密裏に作ったシステムが2001年に何者かによって乗っ取られた。
公安警察は長期の内偵の末、その組織を特定するに至り、国民監視システムを奪還するために潜入捜査員を送り込んだ。
公安の中でもトップシークレットである5年前の作戦、それが「グラークα作戦」だ。
だが、作戦は失敗し捜査員6名が捕虜になった。
身元を明かす猶予が72時間与えられたが誰も身元を明かさず、捜査員5名が処刑され、一名が生きて帰ってきた。
唯一生きて帰ってきた捜査員、それが公安警察官だった俺の妻千尋だ。

 作戦から帰ってきた千尋は心を病んでいった。
やがて公安の上層部に利用され、「爆弾テロ事件」に関与して、死んだ。
どうして千尋だけが生きて帰って来られたのか、
捕虜になっていた空白の72時間の間に千尋の身にに何が起きたのか、
俺はその真相を求め、「グラークα作戦」を調べ続けている。

 日本から国民監視システムを奪った相手の情報に辿り着いた。
裏社会の組織だと思っていたが、俺の予想をはるかに超える存在だった。
日本の公安警察官が闘っていた相手は世界最大の国土を誇る巨大国家・ロシア連邦だった。2000年代前半以降に日本の民間企業がロシア企業との競争に大きくリードされたのは、そのせいかもしれない。

 システムの存在自体を国民に公にできない日本政府は、この事実をひた隠しにしてきた。
千尋たちが潜入捜査をしたというロシアの秘密施設の実態はいまだにわからない。
だが、その施設で捕虜になっていた千尋たちと接触していた人物の名前がわかった。そいつの名は、イワン・タイラー。
数少ない彼に関する情報の中に、タイラーは日本語が堪能なグルジブ人だという資料を見つけた。

 作戦当時、グルジブ共和国はまだロシアから独立していなかった。
だからタイラーはグルジブ人でありながら、ロシアの公的機関に所属していたのかもしれない。
それに日本語をタイラーが話せるならば、千尋たち人質の担当をしていたことも腑に落ちる。
俺は必ずイワン・タイラーを見つけ出し、真相を突き止める』


 この半年の間、仕事をしながら秘密裏にずいぶんと捜査が進んだようで、千尋の空白の72時間を知る人物が特定されました。

 そうそう、倉木は千尋(石田ゆり子)達と住んでいた家から引っ越したようです。
川沿いのいかにもアジトっぽい部屋・・・そこは天井が高くて無国籍らしい雰囲気。
白いカーテンは付けてあるけどダラーンと無造作ふうになっており(もちろんタッセルなんて使わないわよ〜)、
冷蔵庫はあったけど、パナソニックじゃなくて〜海外のもの。
箪笥はなくて〜シンプルなパイプハンガーに白Yが下がってたわ〜
生活感を消すためか、それともどっかの倉庫を借りてんのかわからんけど、棚の上には白い布をかけたものがたくさんあったわよ〜

 奥の壁一面に『グラークα作戦』に関する資料が細かく貼られている。
そしてトレーニング器具なのか、たまたまそこにあるパイプなのか知らんけど、そこからぶら下がりストイックに懸垂をする倉木・・・
お食事はバケットの切ってあるやつにナイフでコンビーフみたいのを削って乗っけて豪快にガブッ。
出勤用のお召物は、いつもの白Yに黒のスーツ、細身の黒ネクタイ、そしてロングコート(かっけ〜!)
部屋の片隅に、雫ちゃんと千尋と倉木が一緒に写っている写真が置かれていました。

 てか、言うたらなんだけど〜〜
やっぱりwowowの方がお金かかっているような気がする〜
5分ぐらいの場面だったけど、何か違ったわーーー
そして倉木の
『俺の妻』という言葉に(* ̄┏Д┓ ̄*) ドキュン!としたことを書き記しておきます。

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matakita821 at 18:19|PermalinkComments(10)TrackBack(7)