2013年ドラマ

2013年12月30日

2013年ドラマ総決算 ベスト5は?

 2013年もあと1日!
今年もあっと言う間に終わってしまうわ〜 ヾ(▽ ̄;ヾ) )))...((( (/; ̄▽)/ アタフタ

 という訳で毎年恒例の「ベスト5」なのですが〜
今年は記事を書いたのが連ドラ16本、スペシャルドラマ2本、合計18本という少なさ(-ω-;)
何でしょ・・今年何かあったっけ?
まぁ、気力と感性の衰えは感じているけどさ・・・少なすぎだよね。
ワンクール大体30本ぐらい放送されるとして、年間120本近くはあるのにさ〜

 ちなみに記事を書かないもの、途中リタイアしたものも含めると見ていたのは38本。
なんかそんな狭い範囲の中で「ベスト5」って言うのもアレなんだけどさ〜
一応、今年の締めとしてね・・・やらせていただきます。
ドラマのタイトルと当ブログ内の記事はリンクしていますぞ。

 さて…第五位!
言うたらなんやけど、どれも選りすぐりのドラマですよ。
コレが5位なんて、アンタどうかしてるぜ!と言われるかもしれんが・・・・
「リーガルハイ シーズン2」
番組HPはこちら

 前シーズンが終わってから新シーズンをどれほど待っていたことか。
シーズン1が真正面から古美門ファミリーを見せたのなら、シーズン2は斜め、あるいは後ろから見せたような感じでしょうか。
シーズン1を否定するような展開の連続で、シーズン1で毎回感じられた爽快感もほとんどなく、
拍子抜けやイライラ、残尿感( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)にショックを感じたりもしましたが・・・

 でも、それも古沢さんやスタッフのみなさんの狙いなのでしょう。
シーズン1をなぞるつもりはなし!
古美門研介と黛真知子という永遠のキャラクターを常に新しい視点から描くという気概を感じました。

 羽生晴樹(岡田将生)という理想に燃えつつもニセモノ感のある新キャラクターとの対比で
古美門の弁護士としてのホンモノ感が際立ったように思います。
そして、羽生との関わりの中で黛の人間的成長と弁護士としてのスタイル確立がなされたような・・
全てのもやもやを吹き飛ばし、崩れていたパズルがストンと収まった最終回を迎えて
自然と満足感とシーズン3への期待が高まりました。
「リーハイ」マジックからは逃れられないやね〜

リーガルハイ 完全版(仮) Blu-ray BOXリーガル・ハイ Blu-ray BOX
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matakita821 at 12:01|PermalinkComments(24)TrackBack(9)

2013年04月14日

「リーガルハイ」SP 慰謝料1億円で学校を訴えろ!! 闇の首謀者と微笑の女教師・・・隠された真実と裁判長の罠

 いや〜おもしろかった!!古美門研介健在なり!
全力で「古美門研介」であり続ける男、古美門に幸あれ!
てか、「いじめ」という取扱い要注意のテーマを、「リーガルハイ」の世界観を生かし描ききったスタッフとキャストの皆様に心から拍手を送りますぞ。

 今回、古美門研介(堺雅人)が請け負ったのは、いじめ問題訴訟。
公立うさぎがおか中学校の2年C組の小暮和彦(末岡拓人)が屋上から転落し、足と肋骨を骨折し意識不明の重体に陥った。
学校側の話では、和彦君は友人4人と屋上で遊んでいて渡廊下に飛び移れると言い出し実行、転落したそうな。
でも母・秀美(堀内敬子)は母親としての勘と高所恐怖症の息子が自分からそんな事を言いだす訳がないとし、いじめがあったはずと黛(新垣結衣)に相談。

 このところ負けが込んでいる黛は古美門を頼ることにし、フランスまで追いかけて交渉するんだけど・・・
リゾート中に知り合った女性(広末涼子)を口説こうとして失敗、足に負傷した上にプライドをズタズタにされた古美門は非常に機嫌が悪かった。

「断る!そして君はクビだあーーーーー!!
私はガキと学校が大っ嫌いなんだ!
どーしてもやって欲しければ、キャッシュで1000万円!いや、2000万持ってきなさい」
「依頼者は夫を早くに亡くし、お弁当屋さんのパートをして女手一つで 息子さんを」黛
「私がガキと学校よりも嫌いなのは、貧乏人だ」古美門
「先生、苦しんでいる人を助けることは、お金には換えられない喜びが」
「ない!」
「黛先生がおやりになるしかないのでは?」服部(里見浩太朗)

 で・・・・現在、古美門への借金返済中の黛はカジノで金を作り、古美門に支払う決断をしました。
その結果は・・・・・

「バカラって難しいですね・・・・」黛
「当たり前だ。バ〜カ!」古美門
「15万3,600ユーロしか稼げなかった・・」
「日本円で1,812万4,030円。
当カジノ始まって以来の勝利金額だそうです。いや、こんなに博才のある方初めて見ました」服部さん

 さすがミラクル真知子!
「さぁ、古美門先生日本へ帰りましょう♪
そして、正義の味方の弁護士に生まれ変わるのです!」黛
「服部さん、マッターホルンの万年雪にコイツを埋めてきてください!」古美門
「犯罪です」服部
「異議あり!スペシャル!」古美門

 いや〜タイトルバック映像も凝ってるし、最初っから魅せまくりじゃないですか〜!
視聴者の目と心をガッツリ掴んだところでスタート!っスョ。
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matakita821 at 21:17|PermalinkComments(14)TrackBack(14)

2013年01月05日

鬼平犯科帳スペシャル 泥鰌の和助始末

 いや〜今年1本目が「鬼平」とは嬉しいやね。
池波正太郎先生生誕90年記念、脚本・金子成人デスヨ。
ベテランのキャストとスタッフで丹念に創り上げられた「鬼平犯科帳」の世界を堪能させていただきました。

 さて、梅雨時の6月、盗賊の泥鰌の和助(石橋蓮司)がお盗め準備のため不破の惣七(寺島進)と鎌太郎(吉見一豊)に声をかけ、人集めを頼んでおりました。
この惣七、見るからにだらしなさそうで、こんなヤツに声をかけて大丈夫かい?って感じなんだけど和助さんはそんな贅沢言ってられない状況のようです。

 案の定、惣七め、自分の情婦のおみね(酒井美紀)に和助の連絡役である徳次郎といううぶな青年(福士誠治)を誘惑させております。
お盗めの日取りも場所も直前まで伝えないのが和助流なんだけど、今回の仕事のあがりを横取りしようとしている惣七は準備のため、おみねを使って徳次郎から聞きだそうって算段さ。

 いや〜私の中ではヤマザキパン祭りのお姉さんのイメージが強い酒井美紀さんですが、いつのまにかこんな汚れ役をさらっと演じるようになっとる・・・
小さい頃に惣七にさらわれて以来、盗賊の一味として使われてきたおみねにとっちゃ、たいした苦労もしていない徳次郎を丸め込むなんて赤子の手をひねるようなもんさ。
 お盗めの日に二人で逃げるために和助から日にちを聞きだすよう仕向けていたけど、その間、おみねも夢を見ていたのかもしれないね。
この泥沼から抜け出してまっとうに生きられる場所に行くことを。
もちろん、惣七から逃げ切れるはずもないし、身に付いた汚れの重さで動けやしないこともわかっていたけどさ。

 さて、この徳次郎、髪結いの仕事をしておりますが、実は父親は地蔵の八兵衛という盗賊の親分さ。
八兵衛が亡くなった後、世話になった和助が引き取り面倒を見たそうな。
和助という男、義理堅く恩には身を持って報いる男ですワ。
鬼平犯科帳(四): 4鬼平犯科帳〈7〉 (文春文庫)続きを読む

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matakita821 at 19:14|PermalinkComments(25)