「フェイク 京都美術事件絵巻」

2011年02月09日

「フェイク 京都美術事件絵巻」 第六回(最終回) 歌麿の鎖

 σ(´-ε-`)・・・・なるほどねぇ・・・
なんだろう・・このガツガツしなさかげんは・・・
このドラマ自体、骨董屋さんの商売みたい。
商売っ気あるんだかないんだか・・・
こういうの嫌いではないけど、これが成り立つのはNHKだからなんじゃ・・
それでも「K」を逃がしたってことは、シーズン2アリってことか?

 右(財前直見)は、美術品のオークション会場で、「K」が描いたと思われる喜多川歌麿の浮世絵に対面。

 その後、引退した日本画の大家・山科圭一郎(西園寺章雄)が青酸化合物の中毒死で遺体となって発見される。彼の手に付着していた絵の具から、歌麿の贋作は彼が制作したと思われ、彼こそが謎の天才贋作家だったと白石(南野曜子)は判断する。

 さらに、オークション会場から歌麿の絵が消えた事が判明。
山科もオークション会場に来ていたことから、贋作がバレたため彼が持ち去り、そのトラブルから殺害されたと三条署のみなさんは推理しましたわ〜

 そして、山科のアトリエが発見され、そこから江戸期の浮世絵を描くための材料も出てきた。
山科はこのアトリエで贋作を創り続けていたらしい。
山科が罪を認めた遺書が美術協会の事務所に届き、「K」=山科で確定という雰囲気になるんだけど、右には納得できない。

 そんな中、右に「K」から『よけいな事はなさらないように』というメッセージと共に、
またバラの花束が届き、やはり山科は「K」ではなかったと確信するのさ〜
さらにボイスレコーダー(メッセージカードがあるんだから、声まで届けなくてもいんじゃね?)にも「この件から手を引いてください」と警告が・・・続きを読む

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matakita821 at 18:03|PermalinkComments(4)TrackBack(3)

2011年02月02日

「フェイク 京都美術事件絵巻」 第五回 能面の告白

 にゃんと右が殺人事件の被疑者に?!
殺されたのは能楽・岩瀬流のシテ・岩瀬健吾(宮川一朗太)。
右(財前直見)は、公演会場の楽屋で刺殺されていた岩瀬の側で血の付いたナイフを手にしている所を見つかり、逮捕されました。

 所持していたデジカメに健吾の画像があったため、右はストーカーと疑われてしまったわ・・
でも、右が写したかったのは健吾が使う面(おもて)。
健吾が演じる「隅田川」で使う「深井」という面を研究資料として撮っていたそうな。
で、撮ってたら健吾に「一目惚れだ」と言われたんだって。

 右が公演終了後、健吾の楽屋を訪ねたのは、公演前に写した面と公演で使った面が違っていたから理由が知りたかったんだって・・・

 そんなアンタ、一昔前のドラマに出てくるマヌケな容疑者みたいに、凶器を握ってちゃダメでしょうが〜
右はすっかり犯人扱いされ、拘置所で過ごすはめに・・・
陽子(藤村志保)も須藤教授(寺田農)も真野課長(佐野史郎)に抗議しに来ましたぞ。

「大量生産されたそば猪口を本物の古伊万里だと信じて愛用しているような男だ〜
また、つかまされなきゃいいけどねぇ〜」須藤
「真野さん、偽物のそば猪口ならまだしも、偽物の殺人犯やなんて、シャレにもならしません!
真贋、キッチリ、つけておくれやす!」曜子

 ヽ(*゚∀゚*)ノ 決まった!かっけ〜〜!!

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matakita821 at 18:17|PermalinkComments(6)TrackBack(3)

2011年01月25日

「フェイク 京都美術事件絵巻」 第四回 尾形乾山誘拐事件

 さて、先週は第一発見者、来週は容疑者になる予定の忙しい右ですが・・・
白石(南野陽子)の信頼も厚くなってきてるようです。
老舗呉服店「いそべ」に関わる誘拐事件で、またしてもお呼びがかかりました。

 これ、「香は無事なんでしょうね?」って言ってたから人間の誘拐事件かと
思ったら、
「尾形乾山の四方水指」の誘拐。身代金は1千万円。
10年前に亡くなった旦那さんの形見の品で、女主人の妙子(床嶋佳子)が
大切にしているものだった。

 犯人から受渡し場所は届いていたんだけど、日本画の一部分だけで何を意味して言うのかわからない。
そこで右(財前直見)に解読してもらうために呼んだのさ〜
絵の他に送られて来たのは、水指の写真と絵のコピーの一部分と「三門十時」と書かれた紙。

 右はその絵の切れっ端を見て、すぐに南禅寺本坊小方丈障壁画の一部『群虎図』だと
答えましたぞ。
∑(゚ω゚ノ)ノ すげぇ・・!!
総合すると、「南禅寺の三門に10時に来い」ってことらしい。

 

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matakita821 at 23:55|PermalinkComments(4)TrackBack(2)

2011年01月12日

「フェイク 京都美術事件絵巻」 第二回 信長の油滴天目茶碗

 何か、こっちのドラマは、ほっとするなぁ・・・
エンディングで流れる服部隆之さんの曲にも癒されますし・・

 今回の事件は茶会の最中に頭を殴打され殺された不動産会社の社長の事件。
例によって須藤教授(寺田農)の代わりに右(財前直見)が捜査協力。
さっそく現場の被害者高村清四郎(田中健)宅へ。

 右の見立てによると、茶会で使われていた道具はどれも一流品。
しかし、現場には茶碗だけが無かった。
どうやら、犯人が持ち去ったらしい。
 消えた茶碗は、天目台が残されていたので「天目茶碗」。
しかも掛け軸になっている「消息」(茶器の由緒を伝える手紙)によると、
宋の時代に創られた天目茶碗の中でも超一流の「油滴」らしい。

 さらに右は茶室には「冬しらず」が飾られていることに気づきました。
茶室に飾るのはタブーとされる禁花を、なぜ高村は飾ったのか・・・?

 何か、協力というよりは刑事よりも積極的に捜査にあたっている右・・
今回も、高村のお茶の師匠である茶道家の宮部小百合(淡路恵子)を訪ね、
「冬知らず」の疑問をぶつけていました。

 小百合は、高村にとっては茶道は商売の道具であったことから、お茶の精神を無視しても平気だった、あるいは、人と違ったところを見せようとしたのではと答えてました。
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matakita821 at 18:26|PermalinkComments(2)TrackBack(2)

2011年01月06日

「フェイク 京都美術事件絵巻」 第一回 幻の伊藤若冲

 思ってたほど複雑な謎じゃなくて、ちょっと拍子抜けしたけど、
こういう静かなドラマって好きかも・・
想像通りの地味さだったけど、おもしろかったぞ。
主演の財前さんの雰囲気もいい感じ。

 さて、100年ぶりに発見された伊藤若冲の幻の名画「松樹番鶏図」を公開するための若冲展を企画していた向井美術館に盗難予告のはがきが入る。
で、京都府警三条署の刑事たちが警備につくことになりました。
 白石刑事(南野陽子)は、近世日本画を専門とする京都河原町大学の須藤教授(寺田農)に協力を要請したんだけど、忙しいから助手をよこすという返事が・・

 そんな中、一般公開の前の内覧会開催中に客の一人から学芸員にメモが渡された。
『贋作が飾られています』
 慌てて向井館長(宅麻伸)が「松樹番鶏図」の前に行ってみると確かにニセモノ!
内覧会の前日にチェックした時には本物だったのに・・・
犯行は前日の5時以降から夜の間に行われた模様。
厳重な警備の目をくぐり抜け、どうやってこんなかさばるもんをすり替えることができたのか?

 内覧会の中止と招待客や警備員の名簿を要求する白石の背後で
なんやら、がちゃがちゃとリュックから出しているおなごが・・・
で、会う早々タクシーの領収書を差し出し、お金を要求。
この女性が須藤教授の助手・浦沢右(うらさわゆう・40歳)だったのさ〜
メモを渡したのは彼女。
パリでキュレーターをしていたんだけど、最近帰国したらしい。

 ファッショナブルな白石とは対照的ってほどでもないんだけど、髪の毛はてっぺんにお団子、全体的に無造作な雰囲気が漂っております。
鑑識のみなさんがお仕事される様子を興味深げに見守ってたさ〜 続きを読む

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matakita821 at 00:05|PermalinkComments(4)TrackBack(5)