「無理な恋愛」

2008年06月18日

「無理な恋愛」最終回

 「立木さん、一緒にいて下さい、お願いします!」かえで
「いいの?!僕で・・」正午
「立木さんが、いいんです!」
「ほんとう?!」
「立木さんが生きてる間だけでいいですから」かえで
「いいのお〜?!長いよ〜まだまだ僕の人生!」正午

 かえで(夏川結衣)の心の支えとなってきたのは、正午(堺正章)の言葉だった・・
正午の言葉がかえでを励まし、離れていても正午の存在がかえでを前向きにがんばらせてきた。
 その事を知った龍彦(徳井義実)はやっと身が引けたってわけだ・・
「かえで!おっちゃんは・・・・・・・・・・・鎌倉におるで!」って言ったのか言わないのか・・

 まぁ、とんとん拍子にいっちゃった気もするけど・・
いい最終回だったんじゃないですか〜?

 それにしてもボートに乗っていた坂口さん、すんごい胸の張りようでしたね〜
菊原さん(坂口憲二)って、第一話で正午に愛想つかして去ってった人なんでしょ?
「自分探しの旅」(国内に限る)に出てたのね〜
 活力を取り戻して、もう一旗あげようと発起する正午についていく気満々だったじゃないですか〜意外と子分体質か?
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matakita821 at 13:52|PermalinkComments(4)TrackBack(13)

2008年06月11日

「無理な恋愛」第10回

 正午(堺正章)は、ZUKAN売り上げ不調の責任を取って辞める事にした。
文平(田中圭)と祥子(青木さやか)には、現場を離れることにしたとだけ告げて・・
 今までの実績があると訴える文平に
「関係ないんだよ・・実績とか過去なんていうのは・・
求められてるのは今どうかってことなんだ・・それでいいんだよ」正午
 ZUKANのライブで一生懸命メンバーのテンションを上げようと盛り上げ、
「あと、よろしくな」と去る正午。
その姿に正午の決意を悟る祥子。

 ケンちゃん(ムッシュかまやつ)には、自分の思いを告げる正午。
「必要とされてないのに、いるのは辛いな〜と思ってさ・・
プライド高いのかな〜俺って・・
(仕事を辞めた後の)何の準備もしてこなかったんだよね〜
まいったね〜こりゃ・・怖いもんだよ、何もなくなっちゃうのはね・・」
「恋はどうなるんですか?」ヨーコ(尾形沙耶香)
「何もなくなっちゃった60歳には厳しいでしょ・・恋は」正午

 そこにかえで(夏川結衣)がやって来て、がんばってオーディションを受けまくってることを報告。
「負けたくないなって思ったんです。
立木さんは自分の力で成功して、今もむちゃくちゃがんばってる。
私はどうなんだろう・・?って思って。
立木さんに負けないぐらいやってみよう、そう思ったんです」
かえでの決意を複雑な思いで聞く正午。
 龍彦(徳井義実)もシナリオの勉強を始め、受賞作は映画化されるという「シナリオ・グランプリ」に応募しようとがんばってるらしい。
「良かった・・・みんな・・・かえでさん、がんばってね」正午

 さっきまでは自分もレースに参加してバリバリ走っていたのに・・・
かえでの言葉をただ黙って聞いているだけの自分が悲しい・・・せつなか〜続きを読む

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matakita821 at 13:59|PermalinkComments(8)TrackBack(14)

2008年06月04日

「無理な恋愛」第9回

 正午(堺正章)は社内会議でZUKANの売り出しに予算をかけすぎると批判されるが
「勘がはずれたことはない、責任取りますから!」と言い切ってしまう。
『大丈夫、立木正午の勘がはずれるはずがない』と思いながらも不安になる祥子(青木さやか。

 かえで(夏川結衣)と律子(鈴木砂羽)が出演したドラマが放映され
感無量の二人・・・
「正午のおかげ」と感謝する二人に龍彦(徳井義実)は複雑・・
「おっちゃんはかえでに幸せをくれたんやな・・
俺はできんのかな〜?かえでを幸せに・・・」

 ぼやいてる暇あったら働け!と私は言いたい!
男は黙って!行動で示さんかい!

 金沢から父幹二(前田吟)が上京してくるが、恋人が部屋に来てると思っておみやげだけ置いて去っていく。

 飲みに出た幹二は偶然正午と知り合い、一緒に飲んでいるうちに意気投合。
「幹ちゃん」「正ちゃん」と呼び合う仲に・・
 すっかり打ち解けて、片思いのことまで話す正午と
会社の部下に恋してた思い出を語る幹二・・
「娘が正ちゃん連れてきたらどうするかな〜?ちょっと言ってみて?」幹二
「お父さん、娘さんを下さい!」正午
「嫌です!なんちゃって・・」幹二
「俺の分もがんばってよ、その恋」幹二
「団塊の恋に乾杯!」なんて言った後に名刺を交換したら・・・お互いに「あっ!!」

 いや〜この二人の会話が楽しい!
急激に盛り上がって、一気に冷めた後のなんとも言えない気まずい雰囲気がナイスだったわ〜 続きを読む

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2008年05月28日

「無理な恋愛」第8回

 さて、誕生日パーティに行けなかったお詫びにかえで(夏川結衣)を食事に誘った正午(堺正章)はウッキウキ・・
しかし、祥子(青木さやか)の強硬な勧めにより人間ドックを受けると、
ポリープが発見され、検査入院することになった。
医師の「60過ぎてるんですからしかたないですよ、いろいろ出てくるのは」という言葉にショックを受ける正午・・・

 一方、龍彦(徳井義実)は、すっかり心を入れ替えて100均でバイトも続けており、
主婦のように家事全般、チャッピーのお散歩もこなし、かえでに尽くす日々を過ごしていた。
 律子(鈴木砂羽)によると「母性本能に訴える」作戦らしいが・・・?
ちゃっかり犬友とおしゃべりしてるし〜いっそ主夫としてスキルを磨けばいいんじゃ・・

 正午はかえでにデートキャンセルの電話を・・
でも「入院なんて言うと、年寄りなんだ・・って思うよな」
急な出張が入ったと嘘をつく正午なのでした。

 そういえば、ひと昔前のドラマだったらね〜
たとえどんなロマンスグレー(死語?)の素敵なおじ様が相手でも、
年上ってだけで「死」を連想するのか、「君のために」とか言っちゃって離れていくっていう展開がほとんどだったもな〜
 それを思えば、年齢や恋愛に対する考えもかなり自由になってきたんじゃないのかな〜
 チュートリアルと飲んでいるかえでと律子。
ジョッキ一気飲みをした水田(福田充穂)は
「律ちゃん!今日は言わせて下さい!
俺は律ちゃんを幸せにしたい!律ちゃんが好きだ!
律ちゃんと幸せになりたい!
俺には夢がある、映画を撮る、必ず!
その映画の主演女優は律ちゃん、君だ!
その夢が実現したら、俺と結婚して欲しい。
これが俺のプロポーズの言葉です!」

 何か教科書を読んでるみたいだけど・・?
あるいは卒業式の別れのことばとか・・・

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matakita821 at 14:33|PermalinkComments(14)TrackBack(13)

2008年05月21日

「無理な恋愛」第7回

 「初めて会った時から君のことが好きです。
会えば会うほど、素敵だなぁ〜って思うようになりました。
君はさっき、私なんかって言ったよね・・
そんなこと二度と言わないで欲しい、思わないで欲しい。
君は素敵な、素敵な女性だから。
 叶わぬ恋かもしれないけれど、僕は死ぬまで、君に恋している自信がある。
それに、僕は死ぬまで君の味方だから。
いつだって、どんな時だって、僕は君の力になる!
何だってできる、この命をかけて君の力になる!
そんな男が一人、ここにいるって事忘れないで、頭のどこかに置いといて下さい!

 それからもうひとつ、
無理なのかもしれないけど、僕は今から、君に恋してもられるような男になろうと思う。
時間がかかっても、いつかそうなれるように、生まれ変わろうと思う。
なぜなら、短いようで、まだまだ人生は長いから!」正午

 「告白されちゃったし、ちょっと泣けたし、やられたし・・」かえで
「告白したんだ〜〜〜!!ダァーーーーーーーーー!!」正午

 いや〜微笑ましいというか、正午(堺正章)の純な思いに泣けてきそうでしたよ〜
まぁ、恋に酔ってるような気はしましたが・・・この年で恋に酔えるって貴重なことだと思うわ〜
忘れもの

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matakita821 at 15:40|PermalinkComments(6)TrackBack(11)

2008年05月14日

「無理な恋愛」第6回

 「あなたがあの子を見てどう思おうと、もうあの子はあなたの子じゃない。
あなたが自由に生きるために捨てた現実なの、あの子は。
辛いと思うよあなたは、朝子と会ったら。
あったんだよ、あなたにもチャンスが・・
あたしと朝子と三人でず〜っと幸せでいられるチャンスがね、父親としてね。
あなたはそれを捨てたの・・
自由に生きることで手に入れたこともいっぱいあったはずよ。
でも、後悔しても戻れない現実もある、それは受け止めてください」光代
 
 朝子の顔を見ることができなかった正午(堺正章)だったけど・・
オーディションに申し込んでまで会いに来てくれた娘に、今、自分がしてあげられることは何か・・・
 それは、芸能界で生きてきた先輩として愛のあるアドバイスをしてあげること。
「残念だけど、不合格だね。
歌手になりたいんだったら、どんな時でも歌えなきゃだめだ。
他の道を探しなさい。そして、幸せになってください」
たとえその言葉にショックを受けても、朝子には受け止めてくれる家族がいる。
 自分は捨ててきた、そして今も得ることのできなかったもの・・
寂しさとほんの少しの後悔と、そして自由・・・こんな日は一人でいたくない・・

 そんな時にかえで(夏川結衣)が現われて・・
「どうしました?立木さん・・何か寂しそうでしたよ」の言葉に、泣いてしまいそうな正午なのでした・・・

 う〜ん・・・
責めるのではなく現実をしっかりと伝える光代と、
その言葉をちゃんと受け止め、情におぼれずにあくまで立木正午として
朝子に接した正午の心中を思うと、せつなくて・・でも、カッコ良かったですねぇ・・
いい男ですよ、正午は。

 それにしても、正午の周りの女性はどうしてこんなに正午のことを理解してるのでしょうか?
 光代もすぐに「対面した時、顔を見た時にどうしたらいいだろうってことでしょ?」って言ってたし・・
門田ちゃんも・・
「立木さん、もう俺は必要ないかなとか思わないように。そんなことありませんから」 
立木正午という男は、愛されてるんですよね・・ただ結婚とかになるとアレなんだろうけどさ・・続きを読む

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2008年05月07日

「無理な恋愛」第5回

 さて、正午(堺正章)に会ったかえで(夏川結衣)は、思わず正午の胸で泣いてしまう・・
で、龍彦(徳井義実)がいなくなったことを話しているうちに・・
「私ね、こういう事だと思うんですョ・・
女は男にこうあって欲しいと思っている。
男も女にこうあって欲しいと思っている。
その二つは決してかみ合わない。両立しないんです」
「そうなの?」正午
「そうなんです!」かえで
「そっか・・そうなんだ」正午
「でも、若いうちとか付き合い始めの時は目をつぶってるんです。
でもね、女も35になると目をつぶってばかりもいられない訳ですョ。
だから、イライラして男にぶつける、男は逃げる・・と」かえで
 なぐさめられていたはずなのに、いつのまにか語ってる自分に気づいてしまうかえで・・・

 これじゃなぐさめようがないよな〜
もう、自分で完結してるんだも〜〜
んで、多分龍彦は正午の所に行くと思うので置いてやって欲しいと頼むかえで。
さらに、会いたくなったら嫌なので、龍彦が来たことも教えないで欲しいと・・
「好きなんだね・・」正午
「今が一番好きかな・・いなくなった直後が一番好きなのかもしれないな・・」かえで

 しかしさ・・普通、すごく親しい人にでも恋人を置いてやってとは頼めないと思うが・・・
こうやって甘やかすから龍彦が自立しないんじゃないのかい〜?
忘れもの

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2008年04月30日

「無理な恋愛」第4回

 龍彦(徳井義実)が戻らず、偶然二人っきりになったかえで(夏川結衣)と正午(堺正章)。
ドキドキする正午と龍彦のことが気になってたまらないかえで・・・
そこに元妻の光代(夏木マリ)が保険の書類を持ってやってくる。

 二人で食事してるのを知ると、あちこちかぎまわる光代・・
「そぉ〜なのお〜?」
で、かえでの恋人と3人で食事することになっていたと知ると
「そんな複雑な事になっちゃってるのぉ〜?フランス映画みたいな?」光代

 いや〜離婚した妻と泥沼で別れるってのもアレですが、
円満に別れた後も結構めんどくさいですな〜
兄弟のような、親戚のおばちゃんのような関係になっちゃってる正午と光代・・
遠慮がなくなってるしな〜

 そこにギャル達を引き連れて飲んだくれ龍彦がご帰還。
かえでの気持ちを思って、平謝りに謝って、飲み代も払って帰ってもらう正午。
「最低!!」と釣りあがった目で責めるかえで・・
「やめなさい!
この顔はそうとう辛いことがあった顔だ。
酔いがさめるまで優しくしてあげなさい。
それに、帰ってきたんだ、彼は・・」諭す正午。
 おまけに二人っきりにして、家を出る正午なのでした。

 ケンちゃん(ムッシュかまやつ)のお店が休みだったので、矢代(田中圭)の家へ・・
狭いシングルベッドで背中合わせになりながら、せつなくて悲惨な恋バナをせがむ正午・・・

 優しいを超えちゃってる正午さん・・・
ケンちゃんに「せつないんだけど、彼女の幸せそうな顔を見てると嬉しくてたまらない」って言ってましたね〜
愛情の行き着く先はこういうところなのかしらね〜
こういうガツガツしてないところがいいなぁ〜って私は思うけど、
35歳だったら、まだ強引に来てくれる方が嬉しいのかなぁ・・・続きを読む

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2008年04月23日

「無理な恋愛」第3回

 う〜ん・・・
やっぱりこのドラマ、捨てるには惜しいというか・・おもしろいんだよね〜
これは、私がどっちかというと正午よりの年齢だからか?
 60歳って、今の時代では全然若いとは思いますが、「死」を意識せずにはいられない年だよね・・
てか、光代(夏木マリ)も言ってましたが「カウントダウン始まって」ますからね・・
20代や30代の頃には考えなかった残り時間のことが頭をよぎるお年頃・・・
私だけか?
 そんな正午(堺正章)に訪れた恋・・・
多分人生最後の・・って自分で思いながら味わう恋・・

 そんな夫の片思いをおもしろがる光代・・
「せつないよね〜年いってからの片思いは・・」正午
しかし、キツイよな〜光代・・
「アンタが死んで困る人、特にないでしょ?」
一人身の正午に、死んだ後の保険金額より、病気や入院の対応が充実してるものを
勧めるのでした。
 ところで、保険金の受取人を光代にしちゃった正午・・
そっちの方がせつないぞ〜〜
(って・・娘の朝子の方でしたね・・・失礼しました)
別れた相手の死亡保険金もらうのもな〜気がひけるわ〜

 さらに、ムッシュにもぐちる正午
「せつないもんだな・・片思いってのは・・辛いなぁ〜〜」
でも、わたしゃ見てなかったけどどうやら1回目でせつない恋をしたがってたらしい・・・
 何かそういうのって中学生みたいで逆に新鮮な気がするけどな〜続きを読む

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matakita821 at 15:53|PermalinkComments(12)TrackBack(9)

2008年04月16日

「無理な恋愛」第2回

 先週、録画に失敗して見られなかったんですが・・・
他のブロガーさんのところであらすじを見せていただいて、第1回の流れはなんとなく分かりましたョ〜オープニングでも流れたしね・・

 けっこうおもしろかったです。
何か、こういう現役バリバリじゃない感じというか・・
大通りじゃなくて、脇を入ったところの小路みたいな感じというか・・
意外とおもしろい店がありそうじゃないですか〜

 堺さんも60歳という微妙な年齢・・
実際の堺さんも1946年生まれだから61歳ですもんね・・
おじいさんとは言えないし・・熟年ほどのパワーもみなぎってないって感じか・・
 経済的にも余裕があるから、パリッとしたカッコしておしゃれですよね。
堺さんだから出せる雰囲気とは思いますが益田キートンさんを思い出したわ〜
 でも、話し方が何か欽ちゃんに似てるっていうか・・
ウォレスとグルミット」のウォレスの話し方に似てるっていうか・・・・

 かえで(夏川結衣)から、食事のお返しにおごらせてくださいと電話をもらって
元気が回復した正午さん(堺正章)。
 かえでは龍彦(徳井義実)がバイトを始めて・・・でも、たった一日で辞めちまう龍彦・・
「労働向いてないし・・」って・・アンタ・・
ご馳走を用意して待っているかえでの部屋に帰りづらい龍彦は、電車で偶然知り合った正午を飲みに誘うのでした。続きを読む

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matakita821 at 00:16|PermalinkComments(15)TrackBack(16)