「トップ・セールス」
2008年06月01日
「トップ・セールス」最終回 未来への選択
バブルがはじけて、長い不況の時代が始まった。
真理子(石田ひかり)は久子(夏川結衣)の店で行方不明になっていた吾郎(山口馬木也)と再会する。
「俺なぁ・・世の中を動かす側にまわった気でいたよ。
金も権力も目の前に溢れてた・・
たくさんの人間が俺に頭を下げた。
ぱっとしない3流の俺にさ・・
一発逆転で成り上がったつもりが、ざまぁないよな・・
犯罪の片棒をかついていただけだ・・
40年生きてきて、ものにできたものは何もない。からっぽだよ、俺は・・」
「ずっと好きだった・・奪いたかった、俺はずっと柴田からお前を」吾郎
「同じね、吾郎と私は・・・
あなたは私の向こうに柴田隆男の姿を見てる。
私が彼の向こうにチャコの姿を見てきたように・・
私ずっとあがいてた。
チャコとは違うチャコには負けない人生を生きなくちゃって。
自分の人生を生きなくちゃ・・それしかない」真理子
はっきりと吾郎に語った真理子は、もう自分自身の道を歩き始めている。
久子への嫉妬と劣等感に苦しみ、あがき続けた結果到達した境地・・
苦しみが彼女を育てたとも言える・・
そして、隆男に胸を張って「本物を作りたかった」と話した真理子は
自分のためだけではなく、吾郎を励ますためにも本物を目指したかったんでしょうね。
何だか「Around40」じゃないですけど、苦しんだ分だけ人間ってちゃんと成長するもんなんだな〜というのが真理子の姿を通してしっかりと伝わってきましたね。続きを読む
真理子(石田ひかり)は久子(夏川結衣)の店で行方不明になっていた吾郎(山口馬木也)と再会する。
「俺なぁ・・世の中を動かす側にまわった気でいたよ。
金も権力も目の前に溢れてた・・
たくさんの人間が俺に頭を下げた。
ぱっとしない3流の俺にさ・・
一発逆転で成り上がったつもりが、ざまぁないよな・・
犯罪の片棒をかついていただけだ・・
40年生きてきて、ものにできたものは何もない。からっぽだよ、俺は・・」
「ずっと好きだった・・奪いたかった、俺はずっと柴田からお前を」吾郎
「同じね、吾郎と私は・・・
あなたは私の向こうに柴田隆男の姿を見てる。
私が彼の向こうにチャコの姿を見てきたように・・
私ずっとあがいてた。
チャコとは違うチャコには負けない人生を生きなくちゃって。
自分の人生を生きなくちゃ・・それしかない」真理子
はっきりと吾郎に語った真理子は、もう自分自身の道を歩き始めている。
久子への嫉妬と劣等感に苦しみ、あがき続けた結果到達した境地・・
苦しみが彼女を育てたとも言える・・
そして、隆男に胸を張って「本物を作りたかった」と話した真理子は
自分のためだけではなく、吾郎を励ますためにも本物を目指したかったんでしょうね。
何だか「Around40」じゃないですけど、苦しんだ分だけ人間ってちゃんと成長するもんなんだな〜というのが真理子の姿を通してしっかりと伝わってきましたね。続きを読む
2008年05月25日
「トップセールス」第7回 バブル
久子(夏川結衣)がSuBで働くようになり5年の月日が流れていた。
世の中はバブル景気で浮かれており、高価な輸入車の売り上げも伸びてきていた。
公約どおりライバルの末長(金子昇)と成績を競い合い、今ではトップセールスになっている久子だった。
インディアナの工場に居た隆男(椎名桔平)は従業員たちに
「車は乗る人の未来をつくる」というスローガンを伝え、日本に戻ってくる。
そして、国内外の工場のために部品を調達する購買部への異動を希望するのだった。
お互いを認め合い、いいライバル関係になっている久子と末長の会話がいいですねぇ〜
SuBの車に愛情を持ち、お客様にその良さをわかってもらおうと、常にフェアに闘っている。
「燃えよドラゴン」の「don't think. feel!」・・・懐かしいわぁ・・・
最高にかっこよかった・・・
わたしゃ、「燃えよデブゴン」も好きだけどね・・
さて、記者を辞めた吾郎(山口馬木也)は高級リゾート地の買収やゴルフ場の建設など不動産売買を手広くやっているミツダ・インターナショナルの社長満田(剣持直明)の秘書になっていた。
金をばら撒くことによってさらに利権を広げ、それがまた金を産むという世界にどっぷりと浸かり変わっていく吾郎・・・
吾郎は不動産関係の羽振りのいい客を次々と久子に紹介するが・・
ステータスのために車を購入しようとするその客の姿に幻滅を感じる久子だった。続きを読む
世の中はバブル景気で浮かれており、高価な輸入車の売り上げも伸びてきていた。
公約どおりライバルの末長(金子昇)と成績を競い合い、今ではトップセールスになっている久子だった。
インディアナの工場に居た隆男(椎名桔平)は従業員たちに
「車は乗る人の未来をつくる」というスローガンを伝え、日本に戻ってくる。
そして、国内外の工場のために部品を調達する購買部への異動を希望するのだった。
お互いを認め合い、いいライバル関係になっている久子と末長の会話がいいですねぇ〜
SuBの車に愛情を持ち、お客様にその良さをわかってもらおうと、常にフェアに闘っている。
「燃えよドラゴン」の「don't think. feel!」・・・懐かしいわぁ・・・
最高にかっこよかった・・・
わたしゃ、「燃えよデブゴン」も好きだけどね・・
さて、記者を辞めた吾郎(山口馬木也)は高級リゾート地の買収やゴルフ場の建設など不動産売買を手広くやっているミツダ・インターナショナルの社長満田(剣持直明)の秘書になっていた。
金をばら撒くことによってさらに利権を広げ、それがまた金を産むという世界にどっぷりと浸かり変わっていく吾郎・・・
吾郎は不動産関係の羽振りのいい客を次々と久子に紹介するが・・
ステータスのために車を購入しようとするその客の姿に幻滅を感じる久子だった。続きを読む
2008年05月18日
「トップセールス」第6回 転機
1981年2月、岡野(蟹江敬三)亡き後の城南営業所の所長に、マネージャーだった橋本が就任し、谷口もマネージャーに昇格。
隆男は工場建設のためにアメリカに赴任することになった。
行けば4,5年は戻って来られない。
真理子(石田ひかり)は人形修行が軌道に乗りそうだし、娘のかおりのためにも
日本に残ると隆男(椎名桔平)に宣言。
しかし、真理子め・・・また隆男をためしてるよ・・
「ホントに一緒に行きたかったら絶対について来いって言うよね?」って・・
子供を洗脳するな〜
いやいやいや・・つくづくめんどくさい女だわ・・
素直になりゃ〜いいのに・・
結局、単身でアメリカに向かう隆男。
ミヤケモータースでは「カーコンパニオン」として店頭専門でセールスをする女性を
採用することになり、城南営業所に配属された来た幸田(浅見れいな)の若さと明るさで活気づき、
所員のテンションも
真面目だった谷口(鈴木一真)も営業に同行させるほど、幸田に入れ込み雲行きが怪しくなってくる。
1881年5月、アメリカに赴任した隆男は日系2世である山川の案内で
デトロイト視察に向かう。
当時アメリカでは日本車が市場を侵食し、そのせいでデトロイトでは工場の閉鎖が相次ぎ失業者も増え、反日感情が高まっていた。
そのため、バーで飲んでいた隆男は日本人だというだけで暴行を受ける。続きを読む
隆男は工場建設のためにアメリカに赴任することになった。
行けば4,5年は戻って来られない。
真理子(石田ひかり)は人形修行が軌道に乗りそうだし、娘のかおりのためにも
日本に残ると隆男(椎名桔平)に宣言。
しかし、真理子め・・・また隆男をためしてるよ・・
「ホントに一緒に行きたかったら絶対について来いって言うよね?」って・・
子供を洗脳するな〜
いやいやいや・・つくづくめんどくさい女だわ・・
素直になりゃ〜いいのに・・
結局、単身でアメリカに向かう隆男。
ミヤケモータースでは「カーコンパニオン」として店頭専門でセールスをする女性を
採用することになり、城南営業所に配属された来た幸田(浅見れいな)の若さと明るさで活気づき、
所員のテンションも
真面目だった谷口(鈴木一真)も営業に同行させるほど、幸田に入れ込み雲行きが怪しくなってくる。
1881年5月、アメリカに赴任した隆男は日系2世である山川の案内で
デトロイト視察に向かう。
当時アメリカでは日本車が市場を侵食し、そのせいでデトロイトでは工場の閉鎖が相次ぎ失業者も増え、反日感情が高まっていた。
そのため、バーで飲んでいた隆男は日本人だというだけで暴行を受ける。続きを読む
2008年05月12日
「トップセールス」第5回 別れ
1980年6月、久子(夏川結衣)は、蒸発した父親浩太郎(石橋蓮司)が寄席の客引きをしているという話を聞き、訪ねて行く。
しかし、側にはねっとりとした雰囲気の女性(秋野暢子)が・・
「お母さんと私は、ずっとずっと二人っきりだったから!」と捨てセリフを残して去る久子。
浩太郎のことを光枝(十朱幸代)に話すべきか・・悩んでるせいで仕事のミス連発の久子。
岡野(蟹江敬三)と藤山(梅沢昌代)に相談するのだが・・・
「黙ってなさい。
特攻で突っ込んで死ぬのも地獄かもしれないけど、残された方だって生き地獄だ。
今になって、死んだはずの亭主がよそで所帯持って幸せに生きてましたなんて
聞かされても、辛かったこと一つ一つを、あきらめたことの一つ一つを思い出して亭主恨むだけだ」
いつもは温厚な藤山の血を吐くような言葉を聞いて・・・
「そうですよね・・私、バカみたい・・のこのこ会いに行ったりして・・会わなきゃよかった」久子
しかし、その話を聞いた岡野は黙っちゃ居られず光枝の元へ。
「夫の消息、どうして所長さんから聞かされなきゃならないんでしょ!」
ムッとしながらも着飾って浩太郎に会いに行く光枝なのでした。
のらりくらりと適当に応える浩太郎・・
「一遍ぐらいちゃんと娘と向き合ったらどうなんです?
あの子、ず〜っとあなたを待っていたんですよ!」
「久子、ずっと覚えてました。あなたとドライブしたこと。
あの子、それで車のセールス始めたんですよ」
十何年かぶりに妻に会ったのに「よぉ・・」って・・・
意志薄弱というか・・なんというか・・この独特の緩さ・・
これは石橋さんにしかできない雰囲気ですね・・続きを読む
しかし、側にはねっとりとした雰囲気の女性(秋野暢子)が・・
「お母さんと私は、ずっとずっと二人っきりだったから!」と捨てセリフを残して去る久子。
浩太郎のことを光枝(十朱幸代)に話すべきか・・悩んでるせいで仕事のミス連発の久子。
岡野(蟹江敬三)と藤山(梅沢昌代)に相談するのだが・・・
「黙ってなさい。
特攻で突っ込んで死ぬのも地獄かもしれないけど、残された方だって生き地獄だ。
今になって、死んだはずの亭主がよそで所帯持って幸せに生きてましたなんて
聞かされても、辛かったこと一つ一つを、あきらめたことの一つ一つを思い出して亭主恨むだけだ」
いつもは温厚な藤山の血を吐くような言葉を聞いて・・・
「そうですよね・・私、バカみたい・・のこのこ会いに行ったりして・・会わなきゃよかった」久子
しかし、その話を聞いた岡野は黙っちゃ居られず光枝の元へ。
「夫の消息、どうして所長さんから聞かされなきゃならないんでしょ!」
ムッとしながらも着飾って浩太郎に会いに行く光枝なのでした。
のらりくらりと適当に応える浩太郎・・
「一遍ぐらいちゃんと娘と向き合ったらどうなんです?
あの子、ず〜っとあなたを待っていたんですよ!」
「久子、ずっと覚えてました。あなたとドライブしたこと。
あの子、それで車のセールス始めたんですよ」
十何年かぶりに妻に会ったのに「よぉ・・」って・・・
意志薄弱というか・・なんというか・・この独特の緩さ・・
これは石橋さんにしかできない雰囲気ですね・・続きを読む
2008年05月04日
「トップセールス」第4回 絆
1976年4月、営業所は改装して車の店頭販売も始めることになった。
久子(夏川結衣)の野菜の安売りや所員の家族も呼ぶというアイディアのお陰でオープンの日は大盛況・・
しかし、日が経つに連れ、近所の奥さんぐらいしか来なくなり・・
「奥さんに営業しても無駄、旦那がいなきゃ決まらないから」と所員は相手もしなくなり、
店頭担当も嫌がるようになってしまう。
「槙野さんの野菜の安売り作戦、今回は裏目にでたかな〜」藤山(梅沢昌代)
めげない久子は子連れの客の為に、子供の遊び場所を作ったり、
営業所の雰囲気を良くしようとみんなに喫煙を注意したり、一生懸命・・
しかし、久子の口調がイラついて、いつもはヘラヘラしてる森(櫻井章喜)をキレさせてしまう。
気がつけば周りのみんなの目も冷たい・・電話の引継ぎもしてくれない・・
『いつのまにか私は営業所の中でひとり、浮いていたのです』
そんな頃、久子は半年通っていた小峰酒店で、谷口と鉢合わせ。
谷口のお客の雄二(柏原収史)は、実は店主の勇夫(津嘉山正種)の次男坊で、
食品会社勤務。
この店を勝手にコンビニ化しようとしていたのだ。
勇夫が配達に使っているトラックを見た雄二は
「まだ乗ってんのか?!あんなトラックに・・必ずつぶしてやる、店も、あのトラックも!」
10年ぶりに再会したらしい、この親子に何か深い事情があると見た久子は
何とか力になりたいと思うのだったが・・続きを読む
久子(夏川結衣)の野菜の安売りや所員の家族も呼ぶというアイディアのお陰でオープンの日は大盛況・・
しかし、日が経つに連れ、近所の奥さんぐらいしか来なくなり・・
「奥さんに営業しても無駄、旦那がいなきゃ決まらないから」と所員は相手もしなくなり、
店頭担当も嫌がるようになってしまう。
「槙野さんの野菜の安売り作戦、今回は裏目にでたかな〜」藤山(梅沢昌代)
めげない久子は子連れの客の為に、子供の遊び場所を作ったり、
営業所の雰囲気を良くしようとみんなに喫煙を注意したり、一生懸命・・
しかし、久子の口調がイラついて、いつもはヘラヘラしてる森(櫻井章喜)をキレさせてしまう。
気がつけば周りのみんなの目も冷たい・・電話の引継ぎもしてくれない・・
『いつのまにか私は営業所の中でひとり、浮いていたのです』
そんな頃、久子は半年通っていた小峰酒店で、谷口と鉢合わせ。
谷口のお客の雄二(柏原収史)は、実は店主の勇夫(津嘉山正種)の次男坊で、
食品会社勤務。
この店を勝手にコンビニ化しようとしていたのだ。
勇夫が配達に使っているトラックを見た雄二は
「まだ乗ってんのか?!あんなトラックに・・必ずつぶしてやる、店も、あのトラックも!」
10年ぶりに再会したらしい、この親子に何か深い事情があると見た久子は
何とか力になりたいと思うのだったが・・続きを読む
2008年04月27日
「トップセールス」第3回 傷
「不渡りだ!槙野、お前騙されたな!」岡野
黒板に書いてあった取引先を訪ね歩き、売った車を探し回る久子(夏川結衣)。
すっかり疲れ果て、横を通り過ぎて行く車を見ながら
「あれがうちの車だったら・・・・あれだっ!待て〜〜!!」
車から降りてきたのは普通にチンピラな雰囲気の若い男・・
「ウ〜〜ヤ〜〜タ〜〜〜!!」気合をいれて車のキーを手に入れようとするが
簡単に突き飛ばされ・・
そこに岡野(蟹江敬三)と阿部(塩谷瞬)が現われ、ナイフを持ち出した男に
折りたたみ傘で対抗する岡野。
キーを取り上げて、車を引き取ることに成功。
「買う気になったらいつでも営業所にいらっしゃい」岡野
光枝(十朱幸代)の店「アベベ」で今回の件を話し合う岡野と久子。
岡野はいつもいくマージャン屋で情報を収集しており、その情報屋から
男の居場所を知らせてもらったらしい。
「恐れるなよ、これぐらいで車を売ることを怖がるな」岡野
いい上司っス。
こういう失敗は新人にとっては通り道。
その失敗を糧にするよう諭す岡野・・
どうして無理をして久子を雇ってくれたのか尋ねる光枝・・
「傷が見えたんですな・・
私はこの仕事は心に傷のある人間にしかできんと思っています。
セールスというのは情の仕事です。
客が信用するのはココ(頭)じゃない、ココ、心です。
相手の思いによりそう心が客を動かし、車を買わせる。
心に傷のない人間は人の気持ちには寄り添えない」岡野
「・・・岡野さん、娘をよろしくお願いします」
光枝は岡野になら預けても大丈夫とジャッジしたようですね。続きを読む
黒板に書いてあった取引先を訪ね歩き、売った車を探し回る久子(夏川結衣)。
すっかり疲れ果て、横を通り過ぎて行く車を見ながら
「あれがうちの車だったら・・・・あれだっ!待て〜〜!!」
車から降りてきたのは普通にチンピラな雰囲気の若い男・・
「ウ〜〜ヤ〜〜タ〜〜〜!!」気合をいれて車のキーを手に入れようとするが
簡単に突き飛ばされ・・
そこに岡野(蟹江敬三)と阿部(塩谷瞬)が現われ、ナイフを持ち出した男に
折りたたみ傘で対抗する岡野。
キーを取り上げて、車を引き取ることに成功。
「買う気になったらいつでも営業所にいらっしゃい」岡野
光枝(十朱幸代)の店「アベベ」で今回の件を話し合う岡野と久子。
岡野はいつもいくマージャン屋で情報を収集しており、その情報屋から
男の居場所を知らせてもらったらしい。
「恐れるなよ、これぐらいで車を売ることを怖がるな」岡野
いい上司っス。
こういう失敗は新人にとっては通り道。
その失敗を糧にするよう諭す岡野・・
どうして無理をして久子を雇ってくれたのか尋ねる光枝・・
「傷が見えたんですな・・
私はこの仕事は心に傷のある人間にしかできんと思っています。
セールスというのは情の仕事です。
客が信用するのはココ(頭)じゃない、ココ、心です。
相手の思いによりそう心が客を動かし、車を買わせる。
心に傷のない人間は人の気持ちには寄り添えない」岡野
「・・・岡野さん、娘をよろしくお願いします」
光枝は岡野になら預けても大丈夫とジャッジしたようですね。続きを読む
2008年04月20日
「トップセールス」第2回 最初の一台
1974年8月、
多恵(りょう)の夫亮介(風間トオル)から「免許もない女性から車は買わない」と言われた久子(夏川結衣)は自動車教習所に通い始め奮闘中。
岡野(蟹江啓造)との「試用期間の間に3台売ること」という約束はまだ果たせていない。
んで、免許を取ってから多恵のところに営業に向かおうとしていたが・・
「亭主に断られたら女房をくどけ!女房もダメなら子供をくどけ!」岡野
「子供さん、まだ3歳・・」久子
「何?!オマエがくだらんいい訳してる間によそが取ってくぞ!」岡野
多恵の元へ向かった久子だが・・
「車はもういいわ・・」
どうやら仕事仕事で家庭を顧みない亮介に疲れ果ててる様子・・
それに買ったところで夫は車に乗る暇もない・・
家庭内にもギスギスした雰囲気が・・
「奥さんが運転すれば?」久子
「自動車って旦那さんが乗るものでしょ?自分で運転なんて情けないわ、
みじめな気持ちになるだけよ・・」
女性の乗る場所は助手席であって運転席じゃない。
運転するのは相手のいないかわいそうな人・・
てか、ありえない・・ぐらいの感じだったのでしょうか?
1台も売れない久子を心配する母光枝(十朱幸代)は就職情報を渡して、
名刺も捨てればと刺激する。
ムカーーーとする久子だったが岡野の言った「名刺はまだあるのか?」の言葉も
思い出し、営業先にメッセージを添えた名刺をくばることを思いつく。
精力的に名刺を配り歩く久子。
そんな時、教習所で多恵に再会する。
久子の言葉で「運転できたらいろんなことが変わるような気がしたの」と
子供を預けながら免許を取る決心をした多恵。
「少しは無理もしなきゃ・・
できることだけですませてたら人生な〜んにも変わらないから」
夫に頼るだけでいらいらしていた多恵が自分を変えようと可能性を信じて
がんばっている・・
こういう出会いが営業の醍醐味なのかもしれませんね。続きを読む
多恵(りょう)の夫亮介(風間トオル)から「免許もない女性から車は買わない」と言われた久子(夏川結衣)は自動車教習所に通い始め奮闘中。
岡野(蟹江啓造)との「試用期間の間に3台売ること」という約束はまだ果たせていない。
んで、免許を取ってから多恵のところに営業に向かおうとしていたが・・
「亭主に断られたら女房をくどけ!女房もダメなら子供をくどけ!」岡野
「子供さん、まだ3歳・・」久子
「何?!オマエがくだらんいい訳してる間によそが取ってくぞ!」岡野
多恵の元へ向かった久子だが・・
「車はもういいわ・・」
どうやら仕事仕事で家庭を顧みない亮介に疲れ果ててる様子・・
それに買ったところで夫は車に乗る暇もない・・
家庭内にもギスギスした雰囲気が・・
「奥さんが運転すれば?」久子
「自動車って旦那さんが乗るものでしょ?自分で運転なんて情けないわ、
みじめな気持ちになるだけよ・・」
女性の乗る場所は助手席であって運転席じゃない。
運転するのは相手のいないかわいそうな人・・
てか、ありえない・・ぐらいの感じだったのでしょうか?
1台も売れない久子を心配する母光枝(十朱幸代)は就職情報を渡して、
名刺も捨てればと刺激する。
ムカーーーとする久子だったが岡野の言った「名刺はまだあるのか?」の言葉も
思い出し、営業先にメッセージを添えた名刺をくばることを思いつく。
精力的に名刺を配り歩く久子。
そんな時、教習所で多恵に再会する。
久子の言葉で「運転できたらいろんなことが変わるような気がしたの」と
子供を預けながら免許を取る決心をした多恵。
「少しは無理もしなきゃ・・
できることだけですませてたら人生な〜んにも変わらないから」
夫に頼るだけでいらいらしていた多恵が自分を変えようと可能性を信じて
がんばっている・・
こういう出会いが営業の醍醐味なのかもしれませんね。続きを読む
2008年04月13日
「トップセールス」第1回 未来をつくる仕事
1974年6月、一流企業興亜繊維のOL、槙野久子(夏川結衣)は24歳。
上司の小山田(ベンガル)からは、日々寿退社のプレッシャーをかけられ、
見合いをセッティングされる。
しかし、相手は「女性の本分は家庭を守ること。
むやみに自立を煽る近頃の風潮はむしろ女性を迷わせて不幸にします」というありがちな男・・
思わず「迷うぐらいの自由は女性にもあると思いますけど?」と
言い返して、お見合いは断られてしまう。
オープニングで、男の子と一緒にベーゴマやメンコで遊ぶ姿や、
土管の上での男子との決闘場面が流れ、まぁ、小さい頃から気が強くて、
男まさりにのびのびと育ってきた久子の姿が描かれます。
しかし、70年代の職場は男性中心。
どんなに頭が良くても、男性と女性の働く分野ははっきりと別れており、
女性の定年は事実上25歳。
小山田の「寿退社は女子社員の花道!」というような言葉が暗黙のルールとして
女性を縛り付けてる時代でした。
結婚せず同じ職場で働き続けるオールドミスが生きるには超ハードな場だったのです。
そんな頃、幼馴染で高校の同級生の柴田(椎名桔平)と真理子(石田ひかり)との結婚式があり、久しぶりに仲間が揃いました。
男子チームは名刺の交換しながら、仕事を熱く語っている・・
でも、久子は勤続7年なのに名刺を持ったことはない・・
でも、結婚の幸せを嬉しそうに語る真理子のようにもなれない・・
そして・・『昔なじみの久々の再会には懐かしさと同じだけの痛みがありました』
さて、久子のお母さん光枝として登場した十朱幸代さん・・・お若い!
言っちゃなんだかが、夏川さんと姉妹でも通るョ!
でも、ずっと画面にもやがかかってるのは過去の映像だから?
それとも女優さんの事情なのでしょうか?
それはまぁ、いいとして光枝は母親の勘で柴田君と真理子の結婚が久子の心に
マイルドに陰を落としてるのもわかってます。
一応結婚を勧めてみたりもしますが、自分の娘がすんなりそっちのコースにいけるタイプとも思っていない。
「アンタはいったい何がしたいの?結婚したいんだか、転職したいんだか・・」続きを読む
上司の小山田(ベンガル)からは、日々寿退社のプレッシャーをかけられ、
見合いをセッティングされる。
しかし、相手は「女性の本分は家庭を守ること。
むやみに自立を煽る近頃の風潮はむしろ女性を迷わせて不幸にします」というありがちな男・・
思わず「迷うぐらいの自由は女性にもあると思いますけど?」と
言い返して、お見合いは断られてしまう。
オープニングで、男の子と一緒にベーゴマやメンコで遊ぶ姿や、
土管の上での男子との決闘場面が流れ、まぁ、小さい頃から気が強くて、
男まさりにのびのびと育ってきた久子の姿が描かれます。
しかし、70年代の職場は男性中心。
どんなに頭が良くても、男性と女性の働く分野ははっきりと別れており、
女性の定年は事実上25歳。
小山田の「寿退社は女子社員の花道!」というような言葉が暗黙のルールとして
女性を縛り付けてる時代でした。
結婚せず同じ職場で働き続けるオールドミスが生きるには超ハードな場だったのです。
そんな頃、幼馴染で高校の同級生の柴田(椎名桔平)と真理子(石田ひかり)との結婚式があり、久しぶりに仲間が揃いました。
男子チームは名刺の交換しながら、仕事を熱く語っている・・
でも、久子は勤続7年なのに名刺を持ったことはない・・
でも、結婚の幸せを嬉しそうに語る真理子のようにもなれない・・
そして・・『昔なじみの久々の再会には懐かしさと同じだけの痛みがありました』
さて、久子のお母さん光枝として登場した十朱幸代さん・・・お若い!
言っちゃなんだかが、夏川さんと姉妹でも通るョ!
でも、ずっと画面にもやがかかってるのは過去の映像だから?
それとも女優さんの事情なのでしょうか?
それはまぁ、いいとして光枝は母親の勘で柴田君と真理子の結婚が久子の心に
マイルドに陰を落としてるのもわかってます。
一応結婚を勧めてみたりもしますが、自分の娘がすんなりそっちのコースにいけるタイプとも思っていない。
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