「14才の母」

2006年12月21日

「14才の母」最終回

 子供と対面した未希(志田未来)は、名前を「そら」に決める。
急に出産祝いを持ってきた静香(室井滋)のことが気になった加奈子(田中美佐子)は静香のアパートへ。
 そこで薬を飲んで(多分)倒れている静香を発見。病院へと運ぶ。

 何とか命拾いした静香だったが・・
「どうして助けたのよ。
私が死ななきゃ智志はまともな人生歩めないのよ。
これ以外に智志を守る方法がないって思ってそうしたのよ」
「あなたがいたから智志君がいるんです。
どうか死ぬなんて考えるのもう止めて下さい。
私と未希とそして生まれた赤ちゃんからのお願いです」

 しかし、母親の寝顔初めて見たって・・壮絶じゃないですか。
この台詞に静香の人生が見えましたね〜

 退院する未希のところへ遠藤(山口紗弥加)先生が来て、
未希の今後について「自宅で子育てをしながら勉強して定期考査を受ける形にすれば」と伝える。
 未希の答えは学費のこともあるので、学院をやめて公立へ転校する。
「結婚してなくても私と子供と2人で新しい戸籍になるんです。
他所に行くのはコワイけど、もう親には甘えられないって思ったんです」 続きを読む

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matakita821 at 15:57|PermalinkComments(18)TrackBack(26)

2006年12月14日

「14才の母」第十回

 未希(志田未来)の子供は仮死状態で生まれる。
そこで登場したのが、友情出演の反町先生ですよ〜
いや〜、何か演技してるって感じですな〜

 子供は反町先生のおかげで危険な状態を脱するが未熟児で生まれたため
新生児集中治療室に入ることになる。
 一方、未希は手術は無事終ったが、出血性ショックで意識が戻らない。

 智志(三浦春馬)に未希に会ってほしいと頼みに行った忠彦(生瀬勝久)
だったが、壊れてしまった静香(室井滋)の世話で大変な智志は
「俺が会いにいったってどうなる訳でもないだろ!」

 まあねぇ・・会いに行く方も行く方って感じだけどねぇ・・
でも、学校にも行かず、静香の世話にあけくれるはめになった智志。
夜逃げしたけど、子供の転校手続きとったら、そこから居場所がバレるって
よく聞く話だもんね・・
 でも、まだ今の状態を受け入れる事ができない静香は
元秘書の言う事も聞かない。
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matakita821 at 15:05|PermalinkComments(14)TrackBack(27)

2006年12月07日

「14才の母」第九回

 いきなり「14歳の母 出産」って・・・

 予定日より1ヶ月早いのに、陣痛で苦しみだした未希(志田未来)、
何故かそこに居合わせた波多野(北村一輝)。
そのままにしておけず、タクシーで病院まで付き添ってくれましたよ〜
しかも、お礼言われて嬉しそうだったじゃないですか〜

 でも、未来が忘れていった手帳を勝手に読むし、
プリクラも勝手にはがしてデスクに貼るし〜、ちょっとアンタ!
目の前に産むために戦っているものがいるのを見ちゃうと、
やっぱし何も言えなくなっちゃうよね・・・
意外と普通の人だね〜

 柳沢さん(谷村美月)は公立に転校したいって遠藤先生(山口紗弥加)に
相談してたんだね〜
「せっかく立ち直ったのに・・」遠藤
「私、何も変わってないよ。又、同じことやると思う」柳沢
そこに、未希出産の知らせが入って、「今度ゆっくり話しましょう!」って・・・

 せっかく柳沢が話し合いモードに入ってるのに・・
「今度」なんてないよ。
ど〜もこの先生のキャラ、好きになれないわ〜
 話し方も力ない感じだし、どうしたいのかさっぱりわからん・・
意志が感じられん。

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matakita821 at 15:25|PermalinkComments(13)TrackBack(25)

2006年11月30日

「14才の母」第八回

 急な痛みで病院へ運ばれた未希(志田未来)、大事には到らなかったが
血圧が高いので入院して経過を見守ることになった。
未希のことを心配する加奈子(田中美佐子)は的場先生(高畑淳子)に
「万が一の時は未希の命を助けて下さい」と頼む。
「私は両方助けるつもりですよ」

 う〜ん、心強いね〜
医者って治るとか大丈夫とか中々言わないけど、
言葉一つで患者と家族がどんなに安心するか・・・
人間は精神的な生き物ですからね〜かなり影響あると思いますよ〜

 さて、負債82億で倒産寸前の静香(室井滋)の会社。
ホテル暮らしの静香の所にやって来た、債権者に土下座をして
頼む姿をみた智志は波多野(北村一輝)に、母の居場所を記事にして欲しいと頼む。
「母はこのままだと死んでしまいます。誰かが止めないと」智志
「止めたきゃ、おまえが勝手に止めりゃいいんだよ」

 しかし・・夜逃げしてるのにホテルのあの立派な部屋は・・?
債権者へのアピールでしょうか?
智志、間違った方向であったかもしれませんが、行動しましたね。
少しづつ、外の世界に向かって歩き出していると思います。
 
 相部屋になった奥さん(戸田菜穂)から「14歳?若っ!いいな〜」
と言われてびっくり。
「まだ14だったらこれから何でもできるじゃない?」

 今まで、白い目で見られてマイナス面しか見られなかった未希でしたが・・
発想の転換?ちょいと希望が持てたかしら・・

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matakita821 at 16:20|PermalinkComments(16)TrackBack(25)

2006年11月23日

「14才の母」第七回

 未希(志田未来)が母子手帳を申請する場面から始まりましたよ〜
また、職員がいっせいに振り向く場面に笑ってしまったわ・・
週刊誌に載ってしまった影響は大きく、
どうやら忠彦(生瀬勝彦)は異動になったみたいだし、
ご近所の視線は相変わらず・・パート先でもひそひそ・・

 担任の遠藤(山口紗弥加)が「一年間の休学を認める」ことを伝えにやって来る。
しかし、未希は
「皆が認めてくれるかどうかわからないし・・子供を育てながら通えるかどうかわかりません」と保留に。

 難しいよね〜
保健室に子供寝させてもらって、休み時間におっぱいあげに来るとか?
それも気が気じゃないしね〜
それなら学校には連れてこないで、加奈子(田中美佐子)に見ててもらうとか〜
保育所って働いている人のための施設だもんね。
無認可のところだと保育料高いんだよね?

 さて、母親学級に通い始める未希だったが・・・
母親達の中でも明らかに若すぎる未希は注目の的。
そんな中、講師の助産婦は
「生活の事だけは考えておいた方がいいわよ。
子供を育てるにはお金がいるから」とアドバイスをする。続きを読む

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matakita821 at 18:22|PermalinkComments(18)TrackBack(26)

2006年11月20日

「14才の母」第六回

 やっと昨日「14歳の母」を見ることができました。 

 さてさて・・ところで「週刊トップ」ってどういう系列の雑誌なんだろう?
あの表紙の感じから「週刊ポ○ト」みたいなん?
って思ってたんだけど、そしたら、そんな中に載ってる特集記事なんて
読まないよな〜
だから、あんなに周りのみんながすぐに記事の内容を知ってるのが
すごく不思議に感じたわ。
近所の人も皆読んでるようなそんな売り上げ部数すごい週刊誌なのか?
TVならまだしも・・・

 まあ、ストーリーの流れ上そうなったんでしょうが・・・
で、その影響が家族に出てきた訳ですな・・
弟健太(小清水一輝)が仲間はずれにされるってのは・・・
子供が週刊誌読まないからその親が付きあうなとか言ったんですかね?
 最後には「産めよ」って言ってましたけど、
そんなに簡単に解決?
健太へのいじめが一番深刻に思えたんで、もっと何とかしてやれよ!
って思いました。
 未希(志田未来)ばっかり・・ってはたで見てても思うぞ。

 加奈子(田中美佐子)のパート先では話題にならなかったのかしら?
智志(三浦春馬)も案の定からかわれるんだけど、
どうってことはないわね。
 やっぱり一番怖かったのは静香(室井滋)。
何かクルエラみたいだったわ〜。
自分の息子可愛さとはいえ、「子供が生まれたら皆智志が父親だった思うでしょ?
アナタ!本当に智志のことが好きだっていうんなら、そこのところ考えてもらえないかな」
 中学生の女の子相手に言うね〜


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2006年11月09日

「14才の母」第五回

 未希(志田未来)が教室で出産宣言をしてる頃、
智志(三浦春馬)は空港から逃げ出そうとしていた。
「やっぱり逃げるのは嫌だ。俺だけやりなおせないよ!」
「だからってアンタに何ができる?!
生きてりゃいろんな事があるわよ。
いちいち立ち止まってどうするの?!男だったら戦わなきゃ!」静香(室井滋)

 って、言ってる事とやらせてる事が違うような・・・
こういう時に立ち止まらないでいつ立ち止まるんだって!

 さて、出産の意志の固い未希に再度確認する加奈子(田中美佐子)。
「的場先生(高畑淳子)に未希と同じぐらいの年で生んだ人の事を聞いてみたの。
多くの人が育てられなくなって親や施設に預けっぱなしになったり、養子に出したりしてるそうよ。
わかる?「会う」って事はとても大きくて重いことなの」
「覚悟してる。会ったら死ぬまで別れない」

 その重みっていうのは、実際に抱いてみないとわからないのかもしれません。
新しい命を生み出すという事は観念だけ捉えられるほど簡単な事ではなく、
体験するだけでも理解できるものではない、特別な事なのだと思います。
 だから、周りの人間の言葉も足りなくなってしまう。続きを読む

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2006年11月02日

「14才の母」第四回

 病院から走り出した未希(志田未来)を追いかける加奈子(田中美佐子)
『雨の中、何度もあなたの名前を呼びながらお母さんは気づきました。
もう、あなたは小さな子供ではないことを・・
そして、お母さんがもっともっと強くならなければならないことを』

 一方、忠彦(生瀬勝久)は智志(三浦春馬)と会っていた。
「僕、逃げちゃいけないって思ってました。
でも、どうすればいいか・・何ができるのかわからなくて・・」
「何もまだできないよ。君はまだ中学生だ。
もし、できることがあれば、二度と未希に会わないことだ!
一つの命が失われたんだ・・・」

 忠彦の涙と苦しみを目の当たりにしたことによって、
初めて事の重大さに気づいた智志。
でも、やっぱりどうしたらいいかわからない・・・
 智志自身も、未希のお腹の中にいる子供と同じ・・・
生きてはきたけれど、自分で決めることも判断することもできない。
自分自身の力で立ち上がってさえいないのです。
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2006年10月26日

「14才の母」第三回

 さて、桐ちゃん(三浦春馬)に好きだという気持ちを告げた未希(志田未来)。
その返事は・・・「一緒だよ・・気持ち」
「同じ気持ちだったら言おうって決めてきたの・・
私ね、赤ちゃんができたの。桐ちゃんの赤ちゃんができたの」
固まる智志。

 きっと自分とは全然関係ない世界と思ってた事を言われたって感じ
なんだろうな・・・
「桐ちゃん、オリンピック出場が決まったよ!」みたいな・・?

 「どうしたらいいと思う?私、生みたいんだ」
「俺・・いきなりすぎてわかんないよ・・ただすごく大きな事だよね。それはわかる」
一日考える時間が欲しいと言われる。

 考えてもわかんないと思うよ。
女性は体が変化してくるから子供を実感として受け止められるけど、
男性は想像力を働かせて、そして思いやりで相手と同じように感じようとしなければ
わからないと思う。
 生まれて、実際に触れて存在を感じれば徐々に実感できると思うけど・・・

 そして、母親(室井滋)の所へ話し合いに行った忠彦(生瀬勝久)と
加奈子(田中美佐子)だったが・・・全然相手にしてもらえない。続きを読む

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2006年10月19日

「14才の母」第二回

 勇気を出して産婦人科に診察を受けに行った未希(志田未来)だったが
保険証を忘れて受診できない。智志(三浦春馬)に電話をするが、未希と結ばれたことを後悔している智志は冷たい。
 
 不気味に上るエレベーターが未希の不安感を現していましたね。
病院に来るのに保険証を持ってくるのが当たり前・・そんな事にも気づかないほど
普通に子供をしていた未希。
そんな未希が、子供が出来た途端に自分の足で歩かなければならないのでしょうか・・

 未希の部屋を掃除していて妊娠検査薬を見つけた加奈子(田中美佐子)は
ショックで仕事も手につかない。そんな時、学校から未希がクラスメイトとケンカをして怪我をしたと連絡が入る。

 しかし、柳沢さん(谷村美月)コワ・・・
もうその曲を聞きたくないからってわざわざ放送室に怒鳴り込みに来るか〜?
未希の存在がよっぽどめざわりなんでしょうね。
でも、こういう関係って転じるとすごい親密になる可能性あるから、
今後の未希にとって重要な存在になるかもしれないですね〜

 帰って来て妊娠検査薬のことを尋ねる加奈子。
「どうしてこんなもの持ってるの?」
「妊娠してるか知りたかったからよ」
「・・・・・」
「聞かないの?お母さん、妊娠してたかどうか・・」
「(絶句)・・・どうやれば妊娠できるかあなたわかってる?」

 そうですよね〜
ライターの北村一輝から言われた通り、親はいつまでも子供に天使でいて欲しい
そう思ってるのかもしれません。
つーか、赤ちゃんだったのがついこの前のことだったのに、妊娠て、アンタ・・
だよね。続きを読む

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2006年10月12日

「14才の母」第一回

 さて、今回は主人公未希(志田未来)が妊娠に気づくまででした。

 どうやら未希はエスカレーター式に進学できる私立中学校に通ってるらしい。
2年生で14歳。明るくくったくがなく誰とでも仲良くなれるタイプ。
子犬が危ない目にあっていたら躊躇なく助けにいけるまっすぐな心をもっている。
好奇心が強く、冒険したいお年頃で初めて学校をサボってみたりするけど
決してエキセントリックではない穏やかな女の子。

 母親加奈子(田中美佐子)は未希の学費を稼ぐためにファミレスでバイト、
忙しい毎日を送っている。
 父親市ノ瀬忠彦(生瀬勝久)は住宅メーカー勤務。
こちらも責任ある立場にいるため、子供や家のことは加奈子にまかせっきりという状態。

 未希が好意を寄せている塾で知り合った桐野智志(三浦春馬)は父親がいなくて
バリバリに働く母親(室井滋)と二人ぐらし。
未希より一つ上の中学3年。
母親は金持ち至上主義のようなところがあって、智志の内面まで
考えようとしないワンマン社長タイプ。
家庭での智志は孤独とイライラを抱えている。

 さて、ぱっと見た限りじゃ、未希と智志は付き合っていた訳ではなく、
未希が一方的に好意を寄せていた程度の友達関係だったようですね〜
学校をサボって一緒に子犬を助けたことから多少は親しさが生まれるかと思いきや・・・
他人に無関心ふうの智志にとっては大事件ではなかったよう・・・
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matakita821 at 14:58|PermalinkComments(20)TrackBack(32)