日曜劇場「VIVANT」 第17話 下された非情な決断 試される兄弟の愛!?│日曜劇場「VIVANT」 第18話 前半戦・最終回!! 失われた愛が蘇る!? 最強の勇者たち集結

2026年09月12日

「Tシャツが乾くまで」第10話(最終話)名前のない関係になるまで

 最終回って、それまで描いてきた物語のしっぽみたいだよね。
そのしっぽがゆっくりと姿を消すか、
それともシュッとどこかへ消えて、その先を追ってしまうか。

 ある意味、今まで見たことがない斬新なドラマだったと思う。
面白かったというのとも違う ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
なんか妙だけど次が見たくなるドラマ?(笑
サブタイトルの「名前のない関係になるまで」がすべてなのかな。

 さて、振り返ってみますか。
咲子(蒼井優)が切り出した別れに、まさかのゴネが入る充(松山ケンイチ)。

 で、なんでも樹生(中島歩)に報告する咲子(笑
樹生との関係を「女友達みたい」との表現が言い得て妙。
確かにそう鴨。
「変!」とか「気持ち悪い」とかハッキリ言ってくれるしね。

「知って、知る前になんて戻れませんて」樹生

 ホント。悲しいかなそうなんだよね。
知らなきゃ良かったってこともあるけど、知ってしまったらもう違う自分と違う相手になっちゃうよね。

 ここにきてやっと気づく咲子。
充がいなかった1年、そして自分から消えた数日。
その間、まぁ、いろんな人の支えがあったとはいえ大丈夫だったと。

「なんで今まで家族とか、
夫婦って形に拘ってたんだっけ?」


 この境地に至るまで4回の離婚と充との10年を経ての別れが必要だった。
まぁ、良かったよ。
やっと「家族」の呪縛から自由になれて。
そして「(結婚という)約束」が無くても人はやっていけると気づいて。





 さて、充がゴネていたのは「嫌いになって別れれば楽になれると思っただけ。お互いに」ということであった。てことは、好きなのに別れた方がいいって実感しているからか。

 嫌いにはなれないだろうし、きっと縁もきれないだろうし・・ってことが分かって充は離婚に同意し調印。出ていく日、時間を稼ぐために一緒に洗濯物を干して乾かして畳む二人。でも出て行ったとて、またたまに帰ってくるんだと。

 「実家みたい」と充は言っていたけど、充は「実家」が欲しかったのかもね。「家族」や「妻」じゃなくて、「男」とか「女」とかでいる必要がなくて。たまにふらりと帰ってみるか・・と思えるような、帰れば必ず「おかえり」と笑顔で迎えてくれて温かさに包まれるけど、ほっといてくれる確かな安心できる場所。

 充は「じゃあ、行ってきます」と言ってトートバックひとつで家を出て(身軽すぎだろ!)、咲子は「行ってらっしゃい」と言って送り出した。そんな充を見送る証人の樹生。
てか、出ていくまでの咲子と充ののろけ部分が長かったぞ。

 って、咲子も出ていくのかと思ったら、この家に残るのね〜
ローン払えるの?固定資産税の高そうだよ( ̄▽ ̄;)
そして「紙ひこうき」も直人(高橋文哉)に譲ったって・・・
こちらもローン残ってないの?経営者変わったって登記したのかい?

 さて、謎だった宮内(リリー・フランキー)とあずさ(夏帆)との関係。
宮内はあずさのいた施設に絵本を持って訪ねていた『本屋のおじさん』だったんだね。で、その頃から絵本よりも『友達でも家族でもない名前のない関係の人と話すのが好き』だったあずさと宮内はいろいろと話したらしい。宮内も誰にも話さない会えていない娘の話をしていたそうな。

 やっぱりあずさも、人との関わりの中で確かなものが欲しかったのかな。
他人だからこそできる濃くて真実がこもっている会話。
「家族」に拘って結婚を繰り返した咲子と、「家族」から逃げたくて失踪を繰り返していた充。みんなおなじなんじゃないかな。アレ?樹生は?( ̄▽ ̄;)

 咲子とのご近所さんみたいな疑似家族みたいな関係は続いている。
こうなってみて「充とあずさとの関係をすごく理解できる」と言っとったが、あなたは咲子をやっぱり女性として見ているのでは〜?咲子にとっては、このどっちでもない関係が居心地いいけれど(何でも話せる友達が増えた感じ)、樹生が求めているものは違うような・・

 でも「他人に説明しづらい関係」でいることを恐れなくなったかな。『世間』と自分を切り離せるようになったというか。元々、その傾向はあったんだろうけど、咲子や充たちとの出会いでさらに強まったような(笑

 人は孤独を恐れ、確かな相手を求め、安心できる場がが欲しくて「家族」というテリトリーで「妻」「母親」「夫」「父親」という役につこうとする。もしかしたらミスキャストかもと思ったり、全然うまくできなかったという後悔を繰り返しながらも自分の心の中にある円を相手できれいに塗りつぶそうと思う。でも円と円が重なった部分があれば、それでいいの鴨。だって他の円とも繋がっている部分あるし。

 咲子と充という人間はそういう人間だったというだけ。
あずさも関わる人間に求める部分が違っていた。
キャスティングにぴったりハマって幸せな人もいれば、居心地の悪さや苦しさを感じる人もいる。幸せの形も自由の掴み方も人それぞれ。だから登場人物達が自分らしい人生を選び取り、自由に生きていくであろう姿にホッとしたのでした。

 好きというのとも違うけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 、記事を書きたい気持ちになる不思議なドラマでした。最終回は夏帆さんの中島歩のモノマネが忘れられんぞ。

 第6話 証拠は? 
 第7話 第三金曜日の出会い
 第8話 逃避と詮索
 第9話 言えなかったこと

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matakita821 at 10:57│Comments(2)│ このエントリーをはてなブックマークに追加 │金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」 

この記事へのコメント

1. Posted by 桔梗   2026年09月14日 01:02
この前NHKの「ナンブンノイチ」ってショート番組で、母親が毒親だとアンケートに答えた人が1/4だったんだとか・・。
4人に1人ってすごくない?私も母には色々思うところあるけど・・
充の親はひどかったけど、咲子や樹生の母親は子供に愛情かけて育てたと思ってるんだろうね。
最近NET記事で見たんだけど、生方さんはTBSから不倫もののドラマをと依頼されて迷ったけど断らず、こういうお話になったのだとか・・・。
他人が見たら既婚の男女が一緒に仲良くしてたら不倫?って興味本位で思われるようなことを、生方さんは我々に色々提示してくれたね。
臼田あさ美劇場も妻公認の不倫という不倫を一組用意したということなのかも(笑)。
でも樹生の「今なら分かるけど、やっぱり嫌だ・・」というのが本音だよね。
樹生って一番裏表ないと言うか、まともな人というか・・女友達ポジションに落ち着くとは思ってなかったけど。
中島さん演じる樹生のシーンが楽しみだった。
今期は(VIVANTは見てないので)「T乾」が一番次回が気になるドラマだったかな。



2. Posted by きこり→桔梗さん   2026年09月14日 21:08
> 母親が毒親だとアンケートに答えた人が1/4だったんだとか・・。
自分も親とはうまくいって無かった方だけど、結構そういう人多いみたいだよね。『実家は天国』という言葉聞いた時びっくりしたよ( ̄▽ ̄;)
> 咲子や樹生の母親は子供に愛情かけて育てたと思ってるんだろうね。
そうなんだろうね。そういう親に限って自信満々だったりするから。
> 生方さんはTBSから不倫もののドラマをと依頼されて迷ったけど断らず、こういうお話になったのだとか・・・。
面白いよね。不倫ものリクエストされて不倫かも?って思われそうだけど実は違うけど微妙なラインの関係を描く。ある意味、すごく斬新だし生方さんだけの発想なんだろうな。
> 他人が見たら既婚の男女が一緒に仲良くしてたら不倫?って興味本位で思われるようなことを、生方さんは我々に色々提示してくれたね。
人間の関係には型にはめることができないいろんな形があるというか。型にはめられないことが回りの人間をイラだたせるのかもしれないけど、人間の関係って繊細でホントは他人に説明しにくいものなの鴨。
> 臼田あさ美劇場も妻公認の不倫という不倫を一組用意したということなのかも(笑)。
そうなのかね( ̄▽ ̄;)よくわからんかったけど。また普通に会いにきてたしね。
> でも樹生の「今なら分かるけど、やっぱり嫌だ・・」というのが本音だよね。
そうだと思う。それが樹生なんだよね。充とも咲子ともあずさとも違う。
> 女友達ポジションに落ち着くとは思ってなかったけど。
だよね(笑)そう言われりゃそうかもな〜って思うけど、あくまで咲子だけの感覚だもんな。今後、咲子と女友達ポジションやっていくのもキツクなったりして。
> 中島さん演じる樹生のシーンが楽しみだった。
中島さんってナニやっても面白いというか。この人だけの世界がゆるぎなくあってすごいよね。次はどんな役演じるのかな、楽しみ♬

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