きこりのテレビ日記 #315夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第8週 ep.30

2026年07月21日

夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第8週 ep.29

 朝ご飯食べれば納豆のタレは服に飛ばすし、
自転車に乗ればチェーン外れるし、
なんか嫌な予感のする日。
トドメは客として母が乗ってきたこと。
バックミラーで顔を確認する象子。

 こんな偶然・・・
いや、広い東京、魔法使いもいれば未来人もいるし幽霊だってタクシーに乗る。そんなこともあるでしょう。『お母さんだろうが均等にお客様なので』・・とは、さすがにならん・・か?( ̄▽ ̄;)

 いったいお母さんは、どうでる?
さすがに乗車したら象子だと気づいた模様。
緊張しているみたいで窓を開けた。

 間・・・・
何を言おうではなく、乗っているこの時間をどう過ごそうかと迷っているようだった。

「あ!・・・ねぇ!
テントウムシ」葉月(山本未来)


 葉月は象子の手のひらにテントウムシを乗せた。

「・・・・」象子
「テントウムシの由来って、
太陽に向かって飛んでいく虫って意味」
「・・・・」
「夜に取り残されたのね」


 それは象子のこと?
見慣れた灯りに照らされた夜の空へ
象子はてんとう虫を放った。

「かわいそう。
それって、かわいそうですか?」象子
「・・・え、どうかな・・
わからない・・・」


 こういうとこがやっぱり親子なんだね。
核心に触れそうになると「わからない」と答えてしまう。





 葉月は普段は電車利用。タクシーはめったに使わない。昨日偶然タクシーチケットを貰ったから使ってみたんだと。

「こういうのって運命って言うのかな」
「・・・・」
「朝、茶柱が立った。
ふと時計を見たら7時7分7秒だった。
引寄せられたのかもね〜」


 でもその運命に喜んではいない。戸惑っている。
ずっと忘れたフリしてきた宿題を急に出すように言われた子供みたいになっている。
象子はラジオドラマのことを振ったぞ。

「あれ、あなたの話ですよね?」
「・・・・」
「あなたの人生の話」


 偶然聞いた本の内容。
それは母の人生の話であって、そこに子供である象子は登場しなかったのかな。彼女が書いたのは彼女自身のための彼女だけの世界。

 葉月に電話がかかってきた。
迷ったけど象子が促すと出た。
相手は彼女の子供のようだった。

 その前に出た電話は仕事関係の電話らしかった。
同じ東京にいて、普通に仕事をして、普通に生活している母。そして今は家庭を持ち、子供の世話をする普通の母親のようだった。

 ラジオドラマの企画を出したのは、もしかしたらムリさん(和久井映見)?タクシー運転手ならラジオを聞いている思って。葉月と象子を繋げようと思ったのか。

「あの本、10年前にあなたの家に届けたの、私。
読んだ?」
「・・・いえ。
届いてないです。そんな本」


 『あなたの家』・・なんだね。
完全に自分と象子を切り離している。
会話を重ねることがふたりの距離を証明していく。

 葉月は間が怖いように、本を届けた日もタクシーに乗ったとか、レシートを挟んだままにしてしまったと話した後、やっと「元気だった?」と尋ねた。

「元気?
・・・元気・・まぁ・・」
「そう。
あんまり変わってないわね。
髪型のせいかしら。
でも・・痩せた?」
「・・余り物、
食べずにすむようになったから」


 お母さんに食べて欲しくて一生懸命作った料理。でも食べてもらえなかったから、残ったそれを象子は食べていたんだね。

「そうだったわね〜〜
だから最後に会った時はぷっくりしてた」
「最後に会った時・・
捨てた時じゃなくて?」
「・・・・・そうだったわね。
ごめんなさい・・沈黙が怖くて」


 食べてもらえない料理。
それでも毎回毎回象子は母に作り続けたんだろうな。料理って、その人の心だから無視されると拒絶されたようで悲しい。でも象子は伝え続けたんだろうな、私はお母さんが大好きだよって。

 でも、今も、象子の『子』としての言葉を『母』である葉月は受け止めようとしない。飛んでくるボールを見送りながら、ただ時間が過ぎるのを待っている。

 目的地に着いて借りたペンを返す時、葉月は象子の手を掴んで言った。

「優しい目」
「・・・・・」


 象子がドアを開けると、葉月は去っていった。
『優しい目』・・・
それは自分を赦して欲しいということ?
葉月という人の弱さと哀しさが伝わってくる言葉だった。
彼女の中で象子は「わからない」まま放置してきた存在だったんだろうな。

 公園のベンチに腰掛け、気持ちを落ち着かせる象子。
いつものようにグミを食べようとしたけど、母もグミを食べていたのを思い出して、ぐしゃぐしゃにしてゴミ箱に叩きつけた。本も捨てた。水の入ったペットボトルも蹴っ飛ばした。

 でも、ちゃんと水を捨てて、ゴミ箱に入れ直すのが象子なんだよな。
そのゴミ箱にあった『毒キノコ図鑑』・・・
穏やかじゃないね( ̄▽ ̄;)思わず手に取っちゃったよ。

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matakita821 at 13:11│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 夜ドラ「ミッドナイトタクシー」 

この記事へのコメント

1. Posted by sannkeneko   2026年07月21日 17:52
こんにちは〜。
北海道の人間には堪える暑さでございます。ダラダラグダグダしているお休みの一日。自分で呆れるくらい歩かない、動かない(苦笑)

朝からツイていない29歳最後の日。
>いや、広い東京、魔法使いもいれば未来人もいるし幽霊だってタクシーに乗る。そんなこともあるでしょう。
広い意味で引きが強い(笑)象子だけれど、手を挙げたのは自分を捨てた母。
>象子がタクシー運転手になったのはあのレシートのせいなのかな?もしかしたら・・・って。
でも再会に心の準備ができていないのは象子だけではなかった。かかってきた電話から、母が新たに家庭を持っていて、子どももいることを知る象子。自分を捨てたのに、貴女の子はここにもいるのに。
>『あなたの家』・・なんだね。
母と娘の距離感の差・・・娘にとっては絶望的なくらいなこの差は何でしょう・・・。象子の『優しい目』が戸惑いからやりきれなさに変わっていることに気付かないのか、気付かないフリなのか・・・。公園のベンチで怒りややりきれなさをぶつける象子が悲しすぎた。
ところでだ〜れ?『毒キノコ図鑑』を捨てたのは7(笑)
2. Posted by きこり→sannkenekoさん   2026年07月22日 13:09
こんにちは〜
> 北海道の人間には堪える暑さでございます。ダラダラグダグダしているお休みの一日。自分で呆れるくらい歩かない、動かない(苦笑)
暑いだけならまだしも湿度の高いのがね〜( ̄▽ ̄;)
暑い時はどこも出ずに家の中が一番(笑)
猫に呼ばれなければソファから動かないよ〜(笑
> 朝からツイていない29歳最後の日。
せっかくキュートなシャツでキメてたのに。地味〜になっちゃった。
> 広い意味で引きが強い(笑)象子だけれど、手を挙げたのは自分を捨てた母。
いつもクールな象子だけど、さすがに内心ドキドキだよね。
> 象子がタクシー運転手になったのはあのレシートのせいなのかな?もしかしたら・・・って。
いつかお母さんが乗ってくるかもしれない、そう思ったのかもしれないね。
> でも再会に心の準備ができていないのは象子だけではなかった。
お母さん、ずっと心の中に象子がいた感じではなかったね。会ってしまってすごく戸惑っていた。
>自分を捨てたのに、貴女の子はここにもいるのに。
この母にとって象子とはどういう存在だったんだろう。
旦那さんとの関係の影響もあるのかな。
> 象子の『優しい目』が戸惑いからやりきれなさに変わっていることに気付かないのか、気付かないフリなのか・・・。
変わらないねと象子のことを言っていたけど、この母もずっと変わっていないのかもしれないね。象子を見ていない、見ることを恐れている。
> ところでだ〜れ?『毒キノコ図鑑』を捨てたのは7(笑)
次回への繋ぎ方がうまい!こんなに辛い回だったのに。

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