夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.16夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.17

2026年06月28日

「ムショラン三ツ星」 第5話(最終話) ラストレシピ

「ラストレシピ」ってタイトルだから、
葉子辞めちゃうのかと思ったけど、
残ってくれて良かったよ( ̄▽ ̄;)

 これでシーズン2期待できる(笑

 竹田さん(温水洋一)急死ショックは続いている。
娘さんは遺品も遺骨も受取拒否。
もちろん書きかけ(名前だけだけど)の手紙も見てもらえなかったし、死ぬ間際の竹田さんの思いも伝えることはできなかった。

 竹田さんが捕まる前はどんな仕事をしていたのか、
いろんな人に適当なことを言っていたらしく不明。

「♬ 作家 消防士 経営者 ♬ その真相は 闇の中 ♬
♬ 最後は 無職の 万引きは〜〜ん!♬」久我(DOTAMA)
「どれがホントの竹田さんだったのかな」川口(玉置玲央)
「さぁ・・・
あの人最後までホントのこと言わなかったですね」
「ま、人は死んだら終わりだな」尾藤(関口メンディー)
「でも・・・竹田さん出所したら、
娘さんにからあげ作りたいって言ってたよ」川口


 最期に「からあげ」のおかげで竹田さんは前向きになれたらしいと杉山(中村蒼)から聞き、少しほっとする葉子(小池栄子)。

 さて、刑務所の『矯正展(刑務所の活動紹介や受刑者が刑務作業で作った製品を展示・販売するイベント)』の日が近づき、今年は炊場も参加することになった。さらにテレビ局から濱崎刑務所の給食について取材依頼があったぞ。

 私も『矯正展』行ったことあるよ。
刑務所の中を見たいという下世話な気持ちからだったけど、雰囲気は明るかったし、作りのしっかりした家具がお安く入手できるのは有難いよね。わたしゃ、そばがら枕買ったさ。

 『矯正展』出店で出すのは『ドーナツ』に決めた。
「目標300個!目指せ完売!」の声に炊場メンバーはすっかり怖気づくが、葉子に説得されてチャレンジすることに。

 なんだかんだ言いつつ張り切る炊場のみなさんだったが、竹田さんと親しかった川口は彼の最期が忘れられない。

「『美咲へ』、あの手紙、竹田さんは
何を伝えたかったんだろうな」杉山
「竹田さん、
人はそう簡単に変われないって言ってました。
でも新しい自分になりたいって
俺に言ったんです」川口
「罪を償って出所する竹田さんを、
俺も見たかったよ」
「償いって何ですか?」
「何だと思う?」


 この時、初めて川口さんは「償い」に向き合ったんだね。
多分、今までは殺してしまった経過とか、とんでもないことをしてしまったダメな自分、そんな自分にできることなんてないし何か言われても嫌だろうと自分にしか目が向いていなかった。でも、前向きに生きようとしていた矢先の竹田さんの死が川口さんに「死」の別の面を見るきっかけを与えた。刑務所もひとつの社会なんだね。学ぶ場であり、人間同士が影響を与えあう場。




 そうしてテレビ局のスタッフが来てカメラが入ると、否が応でもテンションが上がる丹後さん(三宅弘城)と、いつもよりオーバーアクションになる葉子。
そんなふたりを冷めた目でじっと見守る杉山(笑
やりきった感に満足する二人だったが、放映後、ネットで大炎上。

『受刑者を甘やかすな!』
『税金無駄遣いすんな!』
『受刑者にデザートなんかいらん!』等々・・・


 まぁね・・予想はしていたよ( ̄▽ ̄;)
普通の給食だったらまだマシだったかもしれんが、「ドーナツ」ってのがね、行楽味があるというか、楽しい雰囲気醸し出しちゃうもんね。

 刑務所にも苦情の電話殺到。
入江部長(生瀬勝久)と斉藤部長(塚本高史)からは不適切発言を厳しく叱責され、葉子と受刑者の距離が近すぎるとも指摘された。結果、葉子には炊場への立ち入り禁止処分が下された。

「給食の魅力を伝えるはずが・・・
やり過ぎました・・」葉子
「私達が受刑者に寄り添えば寄り添うほど
世間からは必ずお叱りの声が出るんですよ。
刑務所ってそういう場所なんですよね」杉山


 さらに炊場の『矯正展』参加が中止になった。
『矯正展』の安全開催のためらしいが・・・

 落ち込む葉子の元にロレンツォ(パンツェッタ・ジローラモ)から連絡が入った。日本に来るから葉子に会いたいそうな。で、事情を聞くとイタリアに来ないかと誘ってくれたぞ。

 空想じゃなくて本物のロレンツォ来たーー!(笑
ジローラモさん、年齢を経て独特の味わいと存在感が出て来たよね。イタリア人おじ枠ひとり占め。

 急に炊場に来なくなった銀シャリ(葉子)のことを受刑者のみんなも気にしとる。理由の説明は無かったが、だいたいのことは想像がつく。
 
「銀シャリさん、会いたいな・・」三島(ひょうろく)
「おもろい栄養士だったけどな。
銀シャリもここまでかぁ」尾藤
「元どおりっスね。
結局、なんも変わんねぇや」辻(阿佐辰美)
「あのさ・・・
俺たちで何かできないかな」川口


 川口発案で杉山と田端(葉山奨之)に『矯正展』に参加したいと申し入れがあった。しかし決定事項は変えられない。でも所長(國村隼)が動いてくれた。
葉子の家を訪ね、川口達が考えたレシピを見せて葉子の炊場復帰を指示。

 所長が葉子たちにふるまってくれた美味しそうなパスタはイタリアの刑務所内にある一般市民に開かれたリストランテ『インガレラ』で食べた味を再現してくれたものだった。『インガレラ』はホールも厨房もみんな受刑者で、店の運営自体が刑務作業であり社会復帰に繋がっているそうな。

 日本では受刑者の理容室とか一般に開放されているって聞くけど、イタリアは食堂なんだね。『インガレラ』にはプロのシェフがいて、受刑者達に教えるそうな。一般の人と触れ合うことで出所後の仕事への実践にもなるよね。

「一般のお客さんと受刑者が入り混じって、
食事や会話を楽しむんですよ。
人懐っこい笑顔で働く受刑者たちを見て、
これを日本でもやりたい、そう思いました」所長


 刑務所は償いの場でありながら、出所後の受刑者たちが生きていく道を学ぶ場でもあるんだね。
所長は炊場のみんなの言葉を葉子に伝えてくれた。

「栄養士の先生は
俺たちのために飯を作ってくれました。
それがそんなに悪いことですか?
あの人は俺に、食べる意味を教えてくれました」川口
「俺たちなら100点のドーナツ作れます!」尾藤
「銀シャリは俺にイカフライレモンを作ってくれました。
今度は俺が作る番です!」辻
「♬ 料理はリズム ボスが教えてくれたイムズ ♬」


 このみんなの言葉を受け取った杉山の大きな援護もあった。
ルールを優先すればナシなんだろうが、受刑者達が能動的に考え、動いた結果を認めたかったんだねぇ・・(´;ω;`) そしてそんなふうに受刑者達を変えたのは刑務官達の日々の地道な支えはもちろん、『食べることは生きること』と行動で教えてきた葉子の存在なんだよね。

「このレシピは誰に指示された訳でもなく
受刑者達が主体的に考え、行動した結果です。
これこそ、私が作りたかった刑務所です。
ありがとう」


 所長〜〜〜!!。゚(゚´Д`゚)゚。
この思いがしっかりと受刑者達に伝わって欲しい〜

 炊場に戻ってきた葉子を見てみんなが笑顔に。
葉子はレシピのことで労い、自分がヤケクソになって刑務所に来たことを話した。

「人生やり直したかったんだ。
皆さんがどんな罪を犯してここにいるのか、
私は知りません。
ヘタクソな君たちに料理を教えるなんて、
最初は少し怖かったし無理だと思った。

でも・・
一緒にいろんな給食を作っているうちに
だんだん楽しくなってきたの。
変わっていく君たちを一番近くで見れるから。
君たちの成長が嬉しくて、
料理ってやっぱりいいなぁ、
楽しいなぁって改めて思ったよ。
だから炊場に行けなくなった時、
・・・・すごく辛かった。

私が反対されてもバカにされても、
ムショランを目指すのは、
みんなと美味しい給食を作りたいから。
君たちの『旨かったっス』が聞きたいから。
だから・・
ここに戻って来られてすごく嬉しい。

レシピ作ってくれてありがとう。
諦めなければ人は変われるんだって、
君たちが私に教えてくれたんだよ。
だからこのドーナツ、『矯正展』に出そう!
一緒に完成させるよ!」
「はい!!」


 刑務官には刑務官としてできることがある。
そして栄養士には栄養士だからこそできることがある。
常に人間として炊場のメンバー達に自分らしく一生懸命向き合ってきた葉子。この真摯な言葉で彼らの中に自分達にも変えることができる力があるんだ、諦めなければ変わることができるんだという強い思いが根付いたんじゃないかな。 

 川口は遺族の奥さんと息子に謝罪の手紙を書き、それを読んだ二人が面会に来てくれた。初めて謝罪の手紙を書いた理由を問う真弓さん(櫻井淳子)と息子の和馬(長岡壱成)に川口は思いを伝えたさ。

 刑に服し始めて自分からは何もしない方が遺族のためだと思ってきたが、真弓さんに「あの子の父親を返して!」と罵られた時から、なんでこういうことになったのか、本当はどうすれば良かったのか考え続けてきたこと。本当の家族のように受け入れてくれた社長を一瞬の怒りから殺してしまった後悔。

「俺のしたことは身勝手で浅はかで愚かでした。
・・・・・・・申し訳ありませんでした」川口
「何を今さら・・・
何でもっと早く気づけなかったの?!」真弓

「同じ部屋だったある受刑者が亡くなりました。
俺にとって大切な人でした。
彼の死が命には限りがあるということ、
その限りある命を勝手に奪っていいわけないと、
俺に気づかせてくれました」
「あなたが社会に戻っても主人は帰ってこない!」

「償います。
生涯をかけて奥さんと和馬君に償い続けます」
「そんなものいらないから、
あの人返してよ!!」

「その言葉、川口さんの人生をかけて
僕達に証明してください」和馬
「はい・・」
「僕も母も今はあなたを許すことができない。
いや、きっと一生許せない。
だから僕はずっと見てます。川口さんのことを。
5年後も10年後も。その先もずっと」
「はい!」


 やっと、やっと川口の償いの道が見えた。
憎しみから出たかもしれない和馬君の『ずっと見てます』という言葉が支えとなって川口を導いてくれる。その光を見失わないようにしながら川口は長くて暗い道を歩いていくんだろうな。

 炊場の『矯正展』参加は会議で正式に認められた。
皆さん一生懸命、そして楽しみながらドーナツを作っとる。
相変わらず葉子の言葉は力強く明るく軽やかにみんなを引っ張っていますぞ。

 『矯正展』は、たくさんの人が訪れ大盛況。
ドーナツ300個も完売。みなさん美味しそうに食べてくれた〜♬

 ロレンツォとも再会。
葉子はイタリア行きの話を断った。
まだまだここでやりたいことがあるもんね。

 そして尾藤と川口の出所の日が来た。
二人とも何年入ってたんだろうね。

「社会に出れば、
君たちを無視したり、
傷つけたりする人がいるでしょう。
もし何か困難に直面した時には、
『困った!』と手を挙げてください。
君たちのその傷ついた手に気づいた誰かが
必ずその手を握ってくれますから。

手を握ってくれる人と出会ってください。
決して離れない人は、
むき出しの手に傷のある人。
傷のある者同士の手はデコボコしているから
くっつきやすいんです。
そして決して離れない。
どうか手を挙げることを
おそれないでください」
「はい」尾藤・川口


 所長のあたたかい言葉が沁みる・・・(´;ω;`)
一人で頑張ろうとせず誰かを頼ること、頼れる相手を見つけること、その相手を信じる自分を信じること。なんとか生きて行って欲しいよ。

 門の前で葉子と杉山は二人を見送り、杉山はいつものように「俺は君たちを信じる」と送り出した。

「あの二人、本当に大丈夫でしょうか」杉山
「信じるって言ったんだから、
私達がまずあの子達を信じてあげないと。
この塀の向こうに彼らを信じてくれる人がどれだけいる?」葉子
「そうですね」


 すっかり刑務所の人になった葉子の言葉に思わず笑う杉山。
今では杉山の方が葉子に支えられることも多くなったんじゃないの?

 1年後、値上がりで給食の献立作りに悩んでいる葉子の元に川口から小包が届いた。
中には日々の様子を伝える手紙と彼が焼いたと思われる★型クッキーが入っていた。

「ムショラン一つ星ですね」杉山
「お見事!」丹後


 川口さん、大変なことの方が多いだろうけど、ちゃんと自分でお弁当を作って食べることを大切にしている。そして『いつか自分も誰かのためにごはんを作ってあげられるような、そんな人間になりたいです』と書かれていた。償いの道の先に自分で灯を見つけている。良かった・・良かったよぉ・・

 食べること、料理を作ることの力を刑務所を舞台にして魅せてくれたドラマ。そして変われること、変わっていこうとする人間の姿を清々しく描いてくれた。何より小池栄子さん演じる葉子のあったかくいて前向きでパワフルなキャラが魅力的だったけど、彼女が一方的に受刑者達に影響を与えるんじゃなくて、受刑者達と過ごす時間を重ねながら葉子も受刑者達から影響を受けさらにパワーアップしていく姿を見られたのが良かった。ともに生きる刑務官のみなさんや家族の存在感も時にスパイシーに、時に優しく、心地よく効いていたわ〜ぜひ、シーズン2も見てみたいっス!
 
 第2話 俺んちのカレー
 第3話 ドーナツはボーナス
 第4話 からあげ爆誕

人気ブログランキング
人気ブログランキング
ドラマランキング
ドラマランキング
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 

matakita821 at 14:35│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第4週 ep.16夜ドラ「ミッドナイトタクシー」第5週 ep.17