「ぼくたちん家」最終回 この世に私に関係ないものなんてない「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」最終話 思い出の八分坂

2025年12月17日

「ちょっとだけエスパー」Decision Tree 9 Si,amore

 切ない。
でもいいラストだった。
四季に宣言した通り「忘れてしまっても愛は残る」。
文太の中で四季は永遠に愛しい人。
そして文太の記憶は失ったけれど四季の中にも深く愛し、愛された感覚は残っているはず。あの家にいると湧いてくる懐かしさ、それは心に刻まれた幸せの名残りなんだろうな。

 ちょっとだけエスパーじゃなくなった、普通のぶんちゃん達が「ぶんちゃん」へと繋いでくれた。彼らが動かなくても四季(宮崎あおい)と文人(岡田将生)は出会ったかもしれないが、あの蜂のチャームがあることで運命を感じ、もうちょっと近づいていくかもしれない。文太達にできるのはそこまで。そこから先は彼ら二人が決めること。


 ミーティングで(もうBitもYoungもない。みんな兆被害者の会メンバー・・・じゃなくて仲間)会場で死ぬことになっている34人を救うことで未来を、世界を変えることを決定。兆(岡田将生)の妨害はデータ更新の隙間を狙う事でブロック。ついでにジャンジャン更新される情報で2055年の兆に変化が顕れ、ブラック兆ではなくなるかもしれない・・鴨。

 市松(北村匠海)・久条(向里祐香)・紫苑(新原泰佑)は気づかずにおびき寄せられたことにして事故が起きる予定の会場内で待機。文太(大泉洋)・桜介(ディーン・フジオカ)・半蔵(宇野祥平)・円寂(高畑淳子)は兆の指示を受けたノナマーレの社員達を隙をついて解散させ、さらにあらゆる手段を使って客達を外に出す作戦さ〜。

 例によって「歴史の改ざん」問題が市松から指摘されたが、文太の意見で皆さん、なんとか納得。

「歴史の改ざんってのは、誰視点の、どこ視点?
俺たちがいるのは、ここ。
今ここにいる俺たちが、今を変えて何が悪い?
改ざんじゃない。
今から歴史を作るんだよ。
俺たちが」


 なるほど〜!!そうだよね。
今を生きている人間がすることは改ざんじゃない。
屁理屈っちゃー屁理屈だが(笑
ただ生きて行動しているだけだもんね。
まぁ、未来を知っている者たちではあるけれどさ( ̄▽ ̄;)

テレビ朝日系ドラマ「ちょっとだけエスパー」オリジナル・サウンドトラック




 そして文太たちは2025年の文人を会場に呼び出した。
文人を見た兆は驚愕。
四季を救うために「あなた」が変わるんだと説得されるも、そんなシュミレーション死ぬほどやってきたとキレる兆。

「世界はどんどん変わってる。
試してないことはまだいくらでもあるはずだ!
変えるんですよ。
あなたと我々で!」文太

 
 そうだよね。瞬間瞬間の行動で未来は常に変わる。その一歩が何通りもの未来の可能性へと繋がっている。それを決めるのは、今そこにいる人間の意志なんだよね。データばかり操ってきた未来人の兆にしたらアナログなやり方だろうが、だからこそ未来は変わるかもしれない、いや、きっと変わる。

 しかしそこに二人のぶんちゃんを殺すしかないと思いつめた四季が乱入。
文太を吹き飛ばしダメージを与えた後、文人と心中しすべてを終わらせようとパネルの下へ。もちろん阻止しようとする文太は、死にたくないという四季の心の声を聞いた。

「この世界にいらないのは私達なんだよ!」
「世界は誰のこともジャッジしない」
「どうせ10年後には死ぬよ!だったら」
「10年だってかけがえない!
俺の半年は一生分だった。
忘れてしまっても、相手が死んでも、
愛は残る!

これまで真面目に言えたことはなかったけど、
愛してる!
四季を愛してる!
四季がいる、この世界を、俺は愛する!」


 第1話では終わってしまっていたクズの文太が・・・
変わったね(´;ω;`)ウッ…だからこそ世界は変わる。

 四季をみんなに託した後、文太は下敷きに・・・
と観念したが・・・・生きてた。
良かった〜
花びらが降ってきたから桜介もあの世に?って思っちゃったよ〜( ̄▽ ̄;)

 これって、2070年の文人のおかげ?
あのじいさん(麿赤児)は、兆のさらに未来の姿だった。
Mr.京と名乗ったぞ。

「すべての刹那はとこしえに繋がる」京
「あなたも・・・私も・・・
文人も・・・」兆


 四季を失った自分、生き残った自分、なぜこうなったのかを考え続けた文人は、過去(過去の未来?)を変えるため命の選別をした兆を超えて京になり、「(過去を)変えられるのは今ここにいる者。過去ではなく未来を形作れる者。彼らに任せよう」と思えるようになったんだね。2070年の文人は絶望していない。

 パネルが落下する歴史は変えられなかったが、
34人の命は救われた。
歴史という大河のような流れを変えることはできないけれど、そこに生きる人間達の未来は、彼らが選んだ意志と行動で変わっていく・・・変えられる・・のかな。

 ディシジョンツリーは消え、「未来」は「今」を生きる者達に委ねられた。
四季と文人の記憶は訂正され、四季の中から文太達とすごした時間は消えた。

 でも、市松達の記憶は残ってるんだね。
市松は将来のためにEカプセルの副作用を止める薬を開発するんだって〜
「30年ありゃできるだろ」って言葉が頼もしい。
「アイ」も京と同じように、過去の自分のことは2025年の市松に託す気になれた模様。

 「ちょっとだけエスパー」じゃなくなった文太たち。
2025年には死んでいるはずだった4人が生きて、生活し、明日を信じ、未来へと歩いている。生きていること、そのことが未来を変えて行くことに繋がり、四季が生きている今を守ることに繋がる。

「俺たちはみんな慣性の法則に打ち勝って、
2025年を生き延びたんだから、
これからもちびちびジワジワ、
しつこくしがみつこう!」文太
「世界に花を咲かせるぜ!」桜介
「生きていくことが私達のミッションね」円寂
「僕達が生きれば未来の形は変わっていく」半蔵
「それが四季と、世界と、俺たちを救う!」文太


 Bit5(四季の代わりに佐助加入)最高!
面白かった〜
ファンタジーなんだけど夢物語じゃなくて、生きている人間の息吹や痛み、苦しみ、幸せ、そして愛がドキューン!と響いてきた。ラスト、死んでいるはずなのに地に足をつけて希望を胸に生きようとする「Bit5」の姿が爽快だったよ。

 ここ何年間か見てきたドラマの中でも特異な存在感を放つ、心惹きつけられた作品でした。「ちょっとだけ」のエスパーだからこそ見える、感じられる世界。やっぱ野木亜紀子さんだな〜登場人物たちと別れたくないけど、「Bit5」が、この2025年の同じ空の下のどこかで生きていることを想像しながら、さよならしますわ〜

 「Decision Tree 8 ぶんちゃん」の記事が書いてあるテレビ日記
 「Decision Tree 7 選ばれし者」の記事を書いてあるテレビ日記
 「Decision Tree 6 兆し」の記事が書いてあるテレビ日記

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matakita821 at 19:47│Comments(2)2025年ドラマ 

この記事へのコメント

1. Posted by sannkeneko   2025年12月18日 16:19
こんにちは〜。

どこをどうしたら岡田将生の20年後を麿赤児に変えられるのでしょうか(笑)。

>歴史の改ざんってのは、誰視点の、どこ視点?
言われてみれば!過去を変えることは改ざんだけれど、クリスマスマーケットはまだこれから。
屁理屈だけれど理にかなってはいる。
このすご〜く大事な話なのについていけなくなって佐助と遊ぶ桜介(笑)

>瞬間瞬間の行動で未来は常に変わる。その一歩が何通りもの未来の可能性へと繋がっている。
だからディシジョンツリーも変化する。現に四季がEカプセルを・・・なんて想定するはずはないし、10年後の未来を知った四季がふたりのぶんちゃんを・・・と思い詰めることなんて、兆は思いもしなかったでしょうし。

>第1話では終わってしまっていたクズの文太が・・・
>変わったね(´;ω;`)ウッ…だからこそ世界は変わる。
別人ですよね〜これぞ愛の力。兆はこういうところが足りない(苦笑)
ひたすらに四季の幸せを願うのがカッコいいし・・・哀しい。桜介も親子の名乗りなどせずに紫苑を守る・・・無償の愛ってこういうことなのね。
だからこそLEDパネルに潰されそうなBit5-1にドキッとしたのです。

2025年には死んでいるはずの4人が生きている現実。
四季と文人の中をセッティングしながらも、ふたりの会話にちょっと切なそうな顔になる文太と、でも四季の幸せを祈る4人と一匹。
ここ2回くらい見ていて苦しい展開だったのでこのラストはホッとしました。
2. Posted by きこり→sannkenekoさん   2025年12月18日 21:52
こんばんは〜♬
> どこをどうしたら岡田将生の20年後を麿赤児に変えられるのでしょうか(笑)。
ホント!変わりすぎだよ(笑
> 言われてみれば!過去を変えることは改ざんだけれど、クリスマスマーケットはまだこれから。
今までのタイムファンタジーものだと改ざんはルールとしてNGってのを守ってきたけど、文太の言葉で一気にどうでもよくなった(笑
> このすご〜く大事な話なのについていけなくなって佐助と遊ぶ桜介(笑)
いい場面でした(笑
円寂さんもそっちに行きたそうだった(笑
> だからディシジョンツリーも変化する。
人間の行動は論理だけじゃ割り切れませんもんね。急に思いついたり気が付いたり、想像できないことをやらかすのも人間。
> 別人ですよね〜これぞ愛の力。兆はこういうところが足りない(苦笑)
そうそう!もっと心を動かさなきゃ。最初は荒んでいた文太だったけど、四季がそういう文太を引き出したのかもね。
> ひたすらに四季の幸せを願うのがカッコいいし・・・哀しい。桜介も親子の名乗りなどせずに紫苑を守る・・・無償の愛ってこういうことなのね。
辛いけど尊い。桜介が父親だと名乗ることはないんだろうね。
> 2025年には死んでいるはずの4人が生きている現実。
まさにありえない世界なんだけど、ありえるように文太たちが変えたんだね。
> ふたりの会話にちょっと切なそうな顔になる文太と、でも四季の幸せを祈る4人と一匹。
もう関わることはないけれど四季のしあわせを祈り、生きていく。
すごく切ないけど、その優しさと深い愛情に・・・(´;ω;`)ウッ…
佐助には癒されました〜他の動物たちはどうなったのかな。
> ここ2回くらい見ていて苦しい展開だったのでこのラストはホッとしました。
ぼかされて視聴者の判断にまかせます的でもなかったし(笑
いい最終回でした。

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