2025年05月27日
「続・続・最後から二番目の恋」第7話 ときめきに、年齢制限なんかない
さて、『ナガクラ』に関係者様御一同が集合した夜から数日後、
千明(小泉今日子)の家で女子会が開かれた。
メンバーは啓子(森口博子)、祥子(渡辺真起子)、典子(飯島直子)、万里子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)、知美(佐津川愛美)、律子(石田ひかり)。
えりなにはちょっと刺激が強いかな〜と思うし、
なんで律子も?とも思うぞ( ̄▽ ̄;) まぁいい。来る者は拒まずの千明ハウスさ。
一方、和平(中井貴一)は成瀬先生(三浦友和)を『ナガクラ』に呼び出してサシ飲み。で、どちらでも話題になったのが千明と和平との関係。
「そういうアレじゃない・・っていうのは・・
どういうアレなの?」成瀬
「いや、どういうアレって言われても・・・
いや、何かこう・・・
・・・説明するのが難しいっていうか」和平
「(結婚の約束とかしている)そういうアレでは
ないってことだね?」
「そういう・・・アレじゃない・・って
訳でも・・・ないっていう・・」
女子会の方で口火を切ったのは、もちろん律子( ̄▽ ̄;)
でも、実はメンバーもみんな理解している訳ではない。
「付き合ってるとか、付き合ってないとか、
そういう感じじゃ・・・ないんだよね」千明
本人達も、もうわかんないよね。
なんというか〜既成の概念を越えた存在?
「え?ナニ?
もしかしてプロポーズとかしてる?」成瀬
一応しているんデスヨ〜
コレは2014年に放送された「続・最後から二番目の恋」最終回での二人の会話でございます。
「お前、悔しかったらしてみろよ。
私にプロポーズ!」千明
「いいですよ。俺と結婚しろ。吉野千明」和平
「嫌だね〜へへへ・・・」
「断りやがって」
「でも、吉野千明。これだけは言わしてもらう」
「何だよ?」
「ちょっとお前の耳の穴かっぽじって、よく聞け」
「よし、聞こうじゃねぇか」
「他の男と結婚することだけは絶対に許さねぇ。
分かったか?!」
「分かりました!そんな予定も ございませんが。
フフフ・・・残念」
「よし、よし!分かった。よし。残念だな」
「ジャガジャン!」
「ジャガジャンだな」
「っていうか、もう長倉!オイオイオイ・・・
何かギュッて抱き締めるとかそういうことできねぇのかよ?そろそろ」
「バカだね」
「バカじゃねぇよ。バカかな?バカか?」
そのまま二人ともぐでんぐでんに酔っぱらって
ソファで寄り添ったまま寝ちゃったんだよね。
だからお互い相手は憶えていないと思っている。
そしてそれでいいと思っている・・のかな?
今の、この、説明しようのないけれど心地いい関係が続けばそれでいいというか。
「『付き合ってるの?』『恋人なの?』って聞かれれば、『いや、違います』としか・・・
言いようがない。
まぁ、違う・・・違うんですよね。
でも一番大切な人であることは間違いない。
ずっとそばにいてもらいたいと思いますし、
幸せであって欲しいとも思っています。
結論を出したくないって言うのかな・・・
だから楽しいっていうか・・・」和平
男子にも女子達にもわかってはもらえなかったが、千明も同じように思っているんだよね。
若い頃だったら、白黒ハッキリつけただろうけど、
今はこの形容しがたいけど楽しい関係がいいんだろうね。
その後・・・定期健診的なアレかしら?
千明の順番と知り、にっこり微笑む成瀬先生。
しかし千明から「絶好調」の報告をもらうも、
自分の調子が悪いと伝えるのでした。
なんかね、和平と一緒にいる千明を見て以来、
胸がチクチクするんですと。
でも、「いいチクチク」らしい。
「何だか自分にとって
必要な痛みのような気もしてね。
悪くない!!・・ははっ!
・・・ずっと・・・あとの残された人生を
静かにっていうふうに思ってたんだけど、
あぁ・・・それもいいんだけど・・
なんだか、心が動くと面白い!」
少しわかるような気がする。
この「チクチク」は「ざわざわ」でもあるし「痛み」でもあるし「喜び」でもある。これもやっぱり、この年齢だからなのかな。まだ自分の中に残っているときめきを感じる心、ともに感じる痛み・悲しみ、それすらも楽しめてしまう。切ないけれどやっぱり嬉しい。そんな出会いに、そして自分自身に。こんなふうに告白していることすら。
さて、典子ですよ。
『ナガクラ』と千明の家を舞台にして、グラビア第二弾を撮影。
スタッフはみんな「綺麗!」とか「素敵!」などと褒めそやしてくれるけれど、撮影が終わると虚しい気持ちに。
「実家で古民家カフェをやっている弟、
そこにアートを飾っているアーティストの姪、
ここで撮影させてもらって自分の家のフリして、
『素敵ですね』って言われて・・・・
それも私じゃないし・・
ホントの私の家とかじゃ絶対
『素敵ですね』なんて言わないし、
旦那の話も息子の話も
ホントの話したらドン引きするだろうし、
だからちょっと嘘ついて、
3人でよくカフェに来てるなんて言って・・
・・・つまり、それは私じゃなくてさ・・・
本当の私って、何にもないんだなぁって思って、
何だかね、なんか自分に落ち込んだ・・・
・・・・みんなすごいんだな〜と思ってさ」
さぁ、この悩みに千明は、なんて回答する?
「私は・・・
素のままの水谷典子が好きだけどな〜
かわいいし、おちゃめだしさ。
それにさ、今から典子がやろうとしていることって
その・・モデルさんとか女優さんとか、でしょ?
人に見られる仕事じゃない?
だったらなおさらさ、
本当の自分なんてどうでもいいんじゃないの」
う〜む・・・難しい。
気持ちは伝わったけど何か違う〜
千明も「何か違うね。全然有効的なこと言えてない」と言っていたけど、私が友達でもどうとも言えない( ̄▽ ̄;) 多分何を言っても典子にはしっくりこない。自分の中の欠落は自分で埋めるしかないんだよな、きっと。いろんなピースを手に取ってあれでもない、これでもないって試行錯誤して、やっとぴったりくるものが見つけられるのかな。
そして『月9』の企画案で煮詰まっている万里子をほぐそうと、三井さん(久保田磨希)と飯田ちゃんが飲みに誘ってくれた。
で、迷いから抜けられない万里子に飯田ちゃんは万里子自身の恋について書くべきだと激を飛ばし、偶然現れ会話を聞いていた佐久間君も参戦。
「書けよ!
書いてくださいよ。
僕もそう思います。
読みたいし、見たいです。
報われないけれど応援したくなるような
片思いのドラマを書いてくださいよ。
あなたが吉野さんを見ている、その表情が、
世界一かわいいんですよ!
僕はそれを見ているのが好きなんだよ!
視聴者を僕と同じ気持ちにしてくださいよ。
それを書いてくださいよ!」
あら〜?
佐久間殿、さらっと告白しちゃってるじゃん (˶‾᷄艸‾᷅˵)ウフフ
でもこれで万里子のスイッチが入った。
一気にプロットを書き上げたぞ。
タイトルは『全てが君に微笑む(仮題)』
万里子が大切に大切に育ててきた千明への思い。
それが今、万里子の中から飛びたとうとしている。
本当は万里子が一番書きたかったもの。
ドラマとして見せて欲しいよ。
そして真平(坂口健一)の検査の結果は・・・
真平が病の不安を手放せる結果であって欲しい。
第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
第3話 正しい生き方なんかどこにもない
第4話 人生に恋するためにここにいる
第5話 そっか年取るって悪くないかもね
第6話 どうせならファンキーに年をとりたい
第8話 泣いても笑っても愛おしい人生
第9話 一緒にわちゃわちゃ生きていければ幸せ
第10話 大人って、立派じゃなきゃダメですか?
第11話(最終話) いくつになっても、未来に恋していたい
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千明の順番と知り、にっこり微笑む成瀬先生。
しかし千明から「絶好調」の報告をもらうも、
自分の調子が悪いと伝えるのでした。
なんかね、和平と一緒にいる千明を見て以来、
胸がチクチクするんですと。
でも、「いいチクチク」らしい。
「何だか自分にとって
必要な痛みのような気もしてね。
悪くない!!・・ははっ!
・・・ずっと・・・あとの残された人生を
静かにっていうふうに思ってたんだけど、
あぁ・・・それもいいんだけど・・
なんだか、心が動くと面白い!」
少しわかるような気がする。
この「チクチク」は「ざわざわ」でもあるし「痛み」でもあるし「喜び」でもある。これもやっぱり、この年齢だからなのかな。まだ自分の中に残っているときめきを感じる心、ともに感じる痛み・悲しみ、それすらも楽しめてしまう。切ないけれどやっぱり嬉しい。そんな出会いに、そして自分自身に。こんなふうに告白していることすら。
さて、典子ですよ。
『ナガクラ』と千明の家を舞台にして、グラビア第二弾を撮影。
スタッフはみんな「綺麗!」とか「素敵!」などと褒めそやしてくれるけれど、撮影が終わると虚しい気持ちに。
「実家で古民家カフェをやっている弟、
そこにアートを飾っているアーティストの姪、
ここで撮影させてもらって自分の家のフリして、
『素敵ですね』って言われて・・・・
それも私じゃないし・・
ホントの私の家とかじゃ絶対
『素敵ですね』なんて言わないし、
旦那の話も息子の話も
ホントの話したらドン引きするだろうし、
だからちょっと嘘ついて、
3人でよくカフェに来てるなんて言って・・
・・・つまり、それは私じゃなくてさ・・・
本当の私って、何にもないんだなぁって思って、
何だかね、なんか自分に落ち込んだ・・・
・・・・みんなすごいんだな〜と思ってさ」
さぁ、この悩みに千明は、なんて回答する?
「私は・・・
素のままの水谷典子が好きだけどな〜
かわいいし、おちゃめだしさ。
それにさ、今から典子がやろうとしていることって
その・・モデルさんとか女優さんとか、でしょ?
人に見られる仕事じゃない?
だったらなおさらさ、
本当の自分なんてどうでもいいんじゃないの」
う〜む・・・難しい。
気持ちは伝わったけど何か違う〜
千明も「何か違うね。全然有効的なこと言えてない」と言っていたけど、私が友達でもどうとも言えない( ̄▽ ̄;) 多分何を言っても典子にはしっくりこない。自分の中の欠落は自分で埋めるしかないんだよな、きっと。いろんなピースを手に取ってあれでもない、これでもないって試行錯誤して、やっとぴったりくるものが見つけられるのかな。
そして『月9』の企画案で煮詰まっている万里子をほぐそうと、三井さん(久保田磨希)と飯田ちゃんが飲みに誘ってくれた。
で、迷いから抜けられない万里子に飯田ちゃんは万里子自身の恋について書くべきだと激を飛ばし、偶然現れ会話を聞いていた佐久間君も参戦。
「書けよ!
書いてくださいよ。
僕もそう思います。
読みたいし、見たいです。
報われないけれど応援したくなるような
片思いのドラマを書いてくださいよ。
あなたが吉野さんを見ている、その表情が、
世界一かわいいんですよ!
僕はそれを見ているのが好きなんだよ!
視聴者を僕と同じ気持ちにしてくださいよ。
それを書いてくださいよ!」
あら〜?
佐久間殿、さらっと告白しちゃってるじゃん (˶‾᷄艸‾᷅˵)ウフフ
でもこれで万里子のスイッチが入った。
一気にプロットを書き上げたぞ。
タイトルは『全てが君に微笑む(仮題)』
万里子が大切に大切に育ててきた千明への思い。
それが今、万里子の中から飛びたとうとしている。
本当は万里子が一番書きたかったもの。
ドラマとして見せて欲しいよ。
そして真平(坂口健一)の検査の結果は・・・
真平が病の不安を手放せる結果であって欲しい。
第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
第3話 正しい生き方なんかどこにもない
第4話 人生に恋するためにここにいる
第5話 そっか年取るって悪くないかもね
第6話 どうせならファンキーに年をとりたい
第8話 泣いても笑っても愛おしい人生
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