きこりのテレビ日記 #230「しあわせは食べて寝て待て」第8話

2025年05月20日

「続・続・最後から二番目の恋」第6話 どうせならファンキーに年をとりたい



 さて、唐突に決まった『事実婚の相手・長倉和平(中井貴一)』を伴った千明(小泉今日子)の帰郷。多分嘘とは思うが(前科アリ)父・隆司(小倉蒼蛙)の具合が悪くなり、うわごとで千明を呼んでいるから戻ってこいと母・有里子(三田佳子)から電話が入ったのさ〜

 この前、心配する母親に楽しそうに暮らしていることを証明しようと写真たくさん送ったのに、それが逆効果だったようで・・・
それでもスルーしようとする千明をマイルドに説得する和平さん。

「何度でも騙されてあげてください。
会いたいって言ってくれてる親がそこにいるんですから。
ここにいる長倉家のみんなは
おんなじこと思ってると思いますよ。
我々は早くに親を亡くした子供達ですから。
会いたくても・・・会えない」


 さらに千明の中にあるほんのちょっとの不安(万が一本当だったら)を指摘する万理子(内田有紀)。みんな千明のことわかりすぎ〜〜(笑
長倉ファミリー全員で背中を押すのでした。

 こんなん言われたら、行くっきゃないでしょうよ〜
婚約者を連れてね(笑

 いや〜信州に降り立った和平さん、
シュッとしててかっこ良かったわ〜
さすが中井貴一(笑

 家に行く道中で自分が通っていた小学校へ寄り、
思い出話をする千明。

 コレ、普通に恋人のスタンスでしょうよ〜
和平さん、興味津々で聞いとる。
友達ですら通ってた小学校になんて興味ないよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

「なんか大人になればなるほど、
おなじような経歴の人達の集合体になっていくんですね〜
なんかそれがつまんないな〜と思って」千明


 確かにね〜
同じようなグループの同じぐらいの感じって確認して安心したいのかも。
人間ってどうしても比べたくなるけど、比べたところでたいして変わんないよってメンバーと集っちゃうのかもね。

 ドラマの制作現場は、いろんな職種のいろんな経歴の人達が力を出し合ってひとつのものをつくる。それが楽しいそうな。

 きっと歩きながら他にもいろんな話をしたんだろうな〜
田舎に帰ってくると都会に住んでる者目線になり、ここに自分の居場所はないな〜と思う、でもかといって鎌倉が自分の居場所だという確信も持てない、揺るぎない根っこがあるとも思えない・・・そんなことをいろいろ考えてザワザワしてしまう。

 和平さんはいつも通り、心地よい笑い声とあいづちで聞いていた。
相変わらず邪魔にならず、ほどがよい(笑
これってすごいことなんだよなぁ・・・・




 ご両親と対面しても和平さんの相方としての演技は完璧。
多分、演技を越えてふたりの関係が馴染んでいるというのもあるよね。
クセの強い有里子とも、そんな有里子を常に立てる隆司とも、ちょうどいい距離感で心地よくさせとる。

 って、有里子がやっている友達貯金・・・
友達38人で毎年1万円づつ共同名義でとにかく貯金をして、最後に生き残った一人がそれを頂くという( ̄▽ ̄;) 1年で38万、10年で380万、20年で760万、もうすぐ30年で一千万越ですってよ〜!!

 ちょっとづつ死んでくれたんで現在34人・・・それでも多いな・・
コレ、最後の一人になる頃って100歳越だよね?
そうすっとボケちゃってもらっても活用できないんじゃ・・・

 でも長生きするアレにはなってるのかな?
友達が亡くなると普通は気落ちするけど、このお仲間とは葬式で『ひとり減ったね』って目配せし合うそうな(笑)いいんだか悪いんだか。

 有里子さんが千明の火傷の傷の後悔を話し出して、『ありませんよ、もう』って和平が伝えた時、ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!バレちゃうよ!って思ったら案の定。でも、バレても無問題だったし、『変態』『まっぱ』『まっぱの裏と表』論争がいつものふたりらしくて最高だった。恋人ではなかったけど、こんなふうに言いたいことを言い合える気の置けない相手がいるってわかって、ご両親も嬉しかったと思うわ〜

 枕の投げ合いする二人は兄弟のようで、家族のようで。
実家に帰ってきたら自分はいつだって子供になれると千明は言っていたけど、それはそばにいるのが和平さんだから。もちろん大人同士、心の中の節度はあるし、距離感は忘れない。すべてを見せあってもいないし知っている訳でもない。それでも共に過ごす時間を子供の頃にかえったように自然な自分でいられる、かわいい無邪気な自分を照れることなく見せられる。受け止めてくれる。それって、ふたりが長い時間をかけて作ってきた特別な関係なんだよな。

 千明と和平、小旅行編、楽しかったね〜
このふたりの会話と掛け合い、どこまでも聞いていられるよ。
なんかふたりの笑い声がちょいちょい本気なんだよな〜

 で、ふたりが帰宅すると・・・
関係者御一行様が『ナガクラ』に集合していた・・・( ̄▽ ̄;)
次週、とんでもない夜になるのか、面白い夜になるのか・・・

 第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
 第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
 第3話 正しい生き方なんかどこにもない
 第4話 人生に恋するためにここにいる
 第5話 そっか年取るって悪くないかもね
 第7話 ときめきに、年齢制限なんかない
 第8話 泣いても笑っても愛おしい人生

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matakita821 at 16:42│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 「続・続・最後から二番目の恋」 

この記事へのコメント

1. Posted by 桔梗   2025年05月22日 15:41
いや〜、脚本家岡田さんは凄いな〜。
一時間があっという間に終わってしまう。
還暦くらいで、親の所に挨拶に行くってなかなかだけど、この世界では自然に馴染む。
手土産は鎌倉名物。それから始まる友達貯金。永六輔さんまで出てきたよ。
さすが千明母でしたね。
千明母はお嫁さんといい感じでさばさばしてるね。
「しあわせは・・」の方のさとこ母は、嫁さんに気を使ってるよね。
なんか娘がマンション買うくらいだったら誇らしいけど、部屋が狭いの古いのって・・本心はそんなことじゃないんだろうけど・・。
今週はいろんな母が登場してる。
さてさて来週はカオスだよね〜岡田さんの筆が走ってる・・。ドラマの中はファンキーだねぇ。
先週の金曜あさイチの本の紹介でジェーン・スーさん出てたね。
なんかスーさん見るだけでハッピーな気分になれた。

2. Posted by きこり→桔梗さん   2025年05月22日 20:45
> いや〜、脚本家岡田さんは凄いな〜。
> 一時間があっという間に終わってしまう。
ホントすごいよね。どの場面のどのセリフもずっと聞いていたいもの。
無理なくそれぞれの登場人物が生きているそれぞれの場所へ連れていってくれる。
> 手土産は鎌倉名物。それから始まる友達貯金。永六輔さんまで出てきたよ。
そうそう!あ、鳩サブレーだ!って思ったよ(笑
友達貯金、ボケ抑止効果もあるかな?(笑
ラスト5人ぐらいになったらサスペンス劇場になったりしないかしら?
永六輔さんも、まさかこんな形で紹介されるとは・・・(笑
> さすが千明母でしたね。
千明のお母さんらしいって感じだったよね。
お父さんも楽しそうに奥さんに従っている感じで(笑
千明と和平さんが一緒になったら、こんな感じかしら?とか思ったり。
> 「しあわせは・・」の方のさとこ母は、嫁さんに気を使ってるよね。
頑張っているんだろうね。その分、娘にはいいたいこと言うのか。
他人との方が距離の取り方がうまくいくことあるよね。
> 今週はいろんな母が登場してる。
そうそう!『対岸の家事』でも恐ろしい母が出て来たし。
> さてさて来週はカオスだよね〜岡田さんの筆が走ってる・・。ドラマの中はファンキーだねぇ。
カオスだろうけど、岡田さんの真骨頂だね。どんなセリフが出てくるのか楽しみだよ。
成瀬先生と和平は千明繋がりにびっくりはあるだろうけど、女性陣のいつものメンバーに律子が入ってるってのが、混ぜるな危険って感じも(笑)ま、千明がいればなんとかなりそう(笑

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