「続・続・最後から二番目の恋」第3話 正しい生き方なんかどこにもないきこりのテレビ日記 #227

2025年04月30日

「しあわせは食べて寝て待て」第5話

「似てるんでしょうね。親子だから」司
「ううん。あなたはあなた。
気に病むことないわ。
・・・・・・干し柿食べる?
甘いものはね、気持ちをほぐしてくれるの。
柿って身体を冷やすって言うじゃない?
でもね、お日様に干すと変わるの。
・・・・はい!」
「・・・・・」
「あなたもここでしばらくお日様に干されたら、
塩梅よくなるんじゃないかしら?」鈴


 母と自分を捨てて蒸発した父。
そんな父親のことを最低だと思ってきたが、この頃では
父親の気持ちがわかると言った司(宮沢氷魚)。
それはずっと司が家族を背負ってきたから。

 祖母の介護をし、続いて母の介護。
家と学校・職場との往復だけ。
楽しむ時間も経済的な余裕もなかった。
いくら家族でも逃げだしたくなる日もあっただろう。
誰かのために生きる、それが苦痛になる時もある。
そんな思いが生れた自分を父と同じ人間だと責めながら、
それでも家族と向き合い続ける日々。

 生のままの柿は身体を冷やすけど、干した柿は肺を潤して消化吸収を助けてくれる。
元は同じ柿でも違うものになる。
鈴さん(加賀まりこ)から手渡された干し柿は司の心をあっためてくれただけじゃなく希望も与えてくれた。家族じゃないけど、そばにいたい人。負担なく何かをしてあげたくなる人、そして受けてくれる人。それが鈴さんだったんだね。

 司はまた、ふら〜っとどこかへ旅立ってしまうかもしれない。
でもその時の司は鈴さんちに来る前の司とは違う。
ただ風に流されているのではなく、風の心地よさを感じているはず。
そして必ずまた鈴さんに会いにきてくれると思うんだ。


 結局、薬の量が増えてしまって、さとこ(桜井ユキ)は副業のレンタルルームをやめることにしたそうな。
そうだよね、身体の調子壊してまで続けるのもねぇ・・・( ̄▽ ̄;)

 仕事からの帰り道、八つ頭君(西山潤)(すぐ消えちゃったけど、もうちょっと会話に加わっていけばいいのに〜)サイクリングをしてきた司と遭遇。話の流れで自分は『家と会社の往復だけ(でほぼ外出なし)』と答えたことで『つまらない人間だって思われただろうな〜』とちょいと落ち込むさとこであった。

 私も若い頃は「活動的じゃないと」、「友達たくさんいないと」・・なんていちいち気に病んだもんだけどね、おばさんになるとそんなこと一切ないよ(笑)何の予定もない日が最高。夜寝る時に、今日も何事もなく家の中でゴロゴロできて良かった!てなもんよ(笑)って、私の場合は極端か。

 司が山でキャンプして気晴らしをしていると知ったさとこは、たまには冒険してみようと、司に案内を頼み、山へ行ってみることに。

 すごい。新しいチャレンジをしてみようって思えるぐらい元気になったってことだよね。迷っていたら『攻めのさとこ』が現れて背中を押してくれた(笑





 天気にも恵まれ、ウキウキとバスで山へ。
って、さとこ、山へ行くってのにブレザーみたいの着て、両手に荷物って・・・ちょっと山をナメてんじゃないかい?まぁ、ハイキングコースを歩くみたいな初心者ルートだったみたいだが両手が空くようにせめてリュックにしなさいよ〜

 でも外で食べるお弁当はいつも以上に美味しいね。
見晴らしのいい景色は頑張った者にだけ与えられるご褒美。

 そしてこんな景色を前にすると、人間ってやつぁ、やっぱりいつも話さないことを自然と話しちゃう。司は自分は結婚には向いてないと思っているそうな。父親がいなくて母が働いていたので、高校生の頃から祖母の介護をし、その後は母の介護。『一生分の家事をやった』という気持ちになったらしい。母が亡くなる直前に付き合っていた人から結婚を申し込まれたんだが、『あ〜まだ続くのか・・』としか思えなかった。

「今でも僕にはあの時の感覚が残っていて。
自由でいないと自分が保てないんですよね」司


 タイミングもあったんだろうね。
長い介護の末に母親が亡くなるって・・・心も身体も疲れきっていたと思うもん。とりあえず1人になって休みたいだろうさ。「結婚」なんて考えられなかったと思うワ〜

 初めての登山。
途中、母親から電話があって、気持ちがダウンしちゃったけど、
このお出かけはさとこの体力的な自信にもなったんじゃないかな。

 今回、すずさんと司の出会いが明かされたね。
それは2年半前。
すずさん、野草でも取っていたのかな?
片方だけの靴を見つけ、河原でテント張っている人のものかな〜と尋ねたのよ。そしたら、そこには風邪をひいて寝込んでいる青年が。気の毒に思った鈴さんはスープをジャーに入れて届けた。その後回復した司がジャーを返しに行ったら、今度は鈴さんが風邪でぐったりしているのを発見。

 病院まで付き添ってくれたのかしら?
お礼にお食事を出した鈴さんは理由をつけて司を引き留め、家に泊めた。

 自分の寂しさというよりも、鈴さんはこの潔いほど人との距離感を保とうとする、そして心に何かを抱えたままふわふわ〜っと飛んでいきそうな青年が心配になったんじゃないのかな。おせっかい発動。

 その後、司は鈴さんの旦那さんの遺品整理や家の中のごちゃごちゃを片付ける手伝いをしてくれた。家事の苦手な鈴さんのサポートをしながら、明るい鈴さんとからからと過ごしているうちに、一週間が一ヶ月に、そして半年・・・いつのまにか2年半が過ぎていた。

 お互いに何も求めない。
無理せず、それぞれできることをやって生活を作る。
鈴さんにとっても司にとっても心地よい時間だったんだろうな〜

 お休みの日、さとこが中華蒸しパンを作っていたら弓ちゃん(中山ひなの)が訪ねて来た。なんか以前より明るくなったというか、柔らかい雰囲気になったね。
でも相変わらず自分の家に居場所がないような気持ちを抱いているみたい。行きたい大学があるのでさとこの部屋で勉強させて欲しいと頼みに来たのさ〜

 いや〜どうでしょうね〜
切羽詰まっている雰囲気がさらに迷わせるというか・・・
簡単には引き受けられないよね〜

『抱えている悩みはひとりづつ違って、
他人にはどうすることもできないのかも・・・
・・・・・・・・・・・
本当にどうすることもできない・・・?』


 迷った末、さとこはキツかったら途中でやめられるように、お金はもらわないで部屋を貸すことにした(お母さんがお米券持ってきたけど。ついでに弓ちゃんのことお願いしていったけど。そんなアンタ、家庭教師じゃないんだから、部屋貸すだけなんだから、そこまで言われると負担だわ〜)。

 その心は・・・
司に聞かれたさとこは答えとった。
公園で一人で辛そうな顔して音楽聴いている姿見ちゃったってのもあるけど、

「弓ちゃんに良からぬ考えを芽生えさせたくないじゃないですか。
(今でも弓ちゃんの口癖の)「どうでもいい」がもっと進んだらどうします?
暗い感情は一度芽生えるとなかなか消えませんから」


 さとこは、その膨らんでしまった暗い感情と戦ってきたんだね。
だから弓ちゃんをほっておけなかった。
これは昔のさとこを救う行為でもあるのかもしれないね。

 ところで、さとこが作っていた「牡蛎の磯部巻焼き」?、めっちゃ美味しそうだったね。
牡蛎は「精神を落ち着かせる代表的な食材」なんですってよ、奥さん!
旬じゃないけど、今、食べたくなったよ〜

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この記事へのコメント

1. Posted by sannkeneko   2025年05月01日 18:09
こんにちは。
昨日は晴れている気けど、風が強くてびっくりしたし、今日は汗ばむくらいだしと温度差が激しいGWですね。
>さとこ、山へ行くってのにブレザーみたいの着て、両手に荷物って・・・ちょっと山をナメてんじゃないかい?
普通にピクニック(笑)
『攻めのさとこ』まででなくてももう少し動きやすい服装にできなかったのかな(笑)
・・・司はヤングケアラーだったのね。
自分をすり減らす象徴が家事になっちゃったのかな・・・。家庭を持つこと=家事。
>『あ〜まだ続くのか・・』としか思えなかった。
>とりあえず1人になって休みたいだろうさ。
普段生活していてもひとりでぼ〜としたいこと、ありますもんね。

>(今でも弓ちゃんの口癖の)「どうでもいい」がもっと進んだらどうします?
>暗い感情は一度芽生えるとなかなか消えませんから」
・・・これ、司もそうだったんだと思います。さとこが言った時に司の表情が変わったし。司は鈴さんに出会って『今』がある。さとこと弓ちゃんがそういう関係になるかはわからないけれど。
というか弓ちゃん母。貴女が夫(弓ちゃん父)にちゃんと言えばいいんじゃないの?弓ちゃんは別に難しい子じゃないし。
それにしても干し柿。向かいの棟から見たら司とさとこの干し柿デートにしか見えない(笑)
さとこのバイト先でのやりとりが良いわ。居心地良さそうだし。副業よりもここで働く時間を増やしたほうが、薬が増えることもなさそうな気がする。
2. Posted by きこり→sannkenekoさん   2025年05月02日 18:49
こんばんわ〜♬
GWですが寒いですなぁ・・
> 普通にピクニック(笑)
> 『攻めのさとこ』まででなくてももう少し動きやすい服装にできなかったのかな(笑)
そうそう!(笑)どこに行くにもきちんとしたかっこしていく人いるけど、さとこもそうなのかな?もうちょっとカジュアルでいいと思うが( ̄▽ ̄;)
靴も普通のスニーカーなんじゃないの?とか気になったわ〜(笑
> ・・・司はヤングケアラーだったのね。
> 自分をすり減らす象徴が家事になっちゃったのかな・・・。家庭を持つこと=家事。
そうなんだね。そりゃ学生のころからずっと介護しつづけてきたんなら、家庭=介護=家事=辛いってなるよね。家事って終わりがないからなぁ。
> 普段生活していてもひとりでぼ〜としたいこと、ありますもんね。
そうですよね。気の休まる時がなかったんでしょうね。
学生だと公助を求める方法もわからなかったかもしれないし、回りに助けてくれる大人のいなかったのか・・・
> ・・・これ、司もそうだったんだと思います。さとこが言った時に司の表情が変わったし。
そうなんでしょうね。家族に対する暗い感情・・・対応の仕方もわからなかっただろうし解放されてやっと解き放つことができたんでしょうか。
>司は鈴さんに出会って『今』がある。さとこと弓ちゃんがそういう関係になるかはわからないけれど。
難しいですよね。大分余裕は出て来たけど、さとこも自分のことで精いっぱいだし。
> というか弓ちゃん母。貴女が夫(弓ちゃん父)にちゃんと言えばいいんじゃないの?
うん、なんか変な感じだった。お母さん、夫とも子供とも関わりを恐れている感じ。弓ちゃんが悩んでいるのに気づいているのにさとこにまかせようとしているし。
> さとこのバイト先でのやりとりが良いわ。居心地良さそうだし。
いい職場だよね。私もこういうところで働きたい(笑
ホント、ここでもう一日勤務日を増やした方がいいよね( ̄▽ ̄;)

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