きこりのテレビ日記 #226「しあわせは食べて寝て待て」第5話

2025年04月29日

「続・続・最後から二番目の恋」第3話 正しい生き方なんかどこにもない

「私と結婚してください」

 もとい、

「私の後継者になってください。
鎌倉市長に立候補しませんか?」


 どんな球であろうと受け止めてきた安心と信頼の名キャッチャー・長倉和平(中井貴一)。はたして大リーグボール1号並の、この変化球を受け取れるのか?

 う〜む・・・ナンバー1で実力を発揮する人とナンバー2、あるいはナンバー3にいるからこそ実力が発揮できる人、それぞれ適材適所というものがあると思う。和平はナンバー2タイプと見ていたんだが・・・

 しかし、ここにきてピッチャーに転向もいいかもしれん。成瀬先生(三浦友和)仕切りによる初めての投球は大失敗して、とんでもないことになってしまったが ( ̄▽ ̄;) 投げてみて初めてわかることもあるし、キャッチャーとは違う景色を見てみるのも面白いかもしれん。
さぁ、どうする和平よ。


 長倉家に伝わる「和平エロ本号泣事件」の真相。
いや〜こんな味わい深いおじさんに育っているんだもん、ご両親もさもありなんだけど、素敵なお母様だったんだね。でも帰宅して食卓にあのエロ本が、しかも中身確認された状態で置かれてるって・・・和平少年死んだよね?(笑

 この前『上田と女がDEEPに吠える夜』でも性教育のことが語られていて、親として通らねばならないアレとしてもキツイわ〜と思いながら見ていたよ。性について子供と語り合うということは自分自身の性に対する考え方ももちろんバレる訳でゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 人と向き合うってことは自分自身とも向き合う事だから、こっぱずかしくもなる訳で・・・。うちは娘だから注意事項だけで済ませてきちゃったけど、息子だったら私には対応できなかっただろうなぁ。

 でもエロ本やアダルトビデオの世界は(もちろん女性も見るだろうが)基本男性のために創られたファンタジーであることを伝えるのは大事だよね。「知りたい」の先にある出会いが与える影響は大きいもの。若ければ若いほど。

 和平少年としっかり向き合ったお母様。
でもいつもと違う雰囲気の悲しそうな母の姿に衝撃を受けた和平少年のマイルドなトラウマにはなった模様。

 で、そっから名キャッチャー和平が育っちゃったという(笑
恋愛方面でも自分からは、いかない。相手から猛アタックされると傷つけてはいけないと受け入れがち?

「でもね、恋愛においてはね、
キャッチャーだけじゃダメなんですよ。
捕ったら投げる。投げたら捕るっていう、
こういう何ていうかな・・・キャッチボールだから。
人と人はキャッチボールだからね」


 剛腕投手・千明(小泉京子)のお言葉でございます(笑
で、うまいキャッチボールは人が見ていても面白い、心地よい。





 で、さっそく友達にその話を披露する千明(笑
普通そうなるよね〜(笑)いい話のネタになるよ。

 さて、もはやベテラン脚本家となっている万理子先生(内田有紀)でございます。千明のご要望とあらば脚本の変更もカットも喜んで!その姿を不審の目で見つめる佐久間君。

 自分と仕事をするのが万里子の生きがいだとはわかっていても、
あえて伝える千明。

「ただ、なんかあるんじゃないのかな〜っていつも思ってるの。
ホントに万里子がやりたいこととか、書きたいこととかが。
それをね、すごく知りたいと思ってる訳、私はね」


 万里子もキャッチャータイプではあるんだね。
ただ投手をめっちゃ選ぶ(笑
そしてボールが飛んでくるのをいつも全身全霊で待っている。
たとえ気づかれなくても。

 千明の言葉を受けチャレンジしてみる万里子だったが・・・

「千明様・・・
私には・・・ないのでございます。」


 万里子にとって千明はミューズのような存在なのかな。
千明の言葉だけが万里子の想像力を掻き立て書きたい思いにさせてくれる。
万里子にとっては妖精の粉のようになっているのかもしれないけれど、それが呪いになってしまうことを千明は心配しているんじゃないかな。自分という存在がなくても羽ばたける力があるのにって。
万里子も新たなステージに飛びこんでみる時期が来ているのかもしれん。

 そしてついに一条さんからのプレゼントを和平が受け取る時が来た。
なんで律子(石田ひかり)が未亡人アピールするのか謎だったんだけど、段ボールの中に『未亡人』関連の本があったからなんだね〜(笑)でも、それで何故?( ̄▽ ̄;) ホウホウの体で逃げ出す和平なのでした。一条さん、亡くなってからも和平を惑わしとる(笑

 空いた時間でバイトに励む典子(飯島直子)。
相変わらず息子からの連絡は、ほぼナシ。
自立したってことはしっかり育ってくれたってことだけど、時々手を繋いで歩いていた時が懐かしくなるよね。当時はいつになったら1人で歩いてくれるのやら・・って思っていたけど( ̄▽ ̄;)

 千明調べによると『湯煙美人』にスカウトした記者も雑誌社もちゃんとした所だったので、典子はお誘いを受けるつもりのようです。

「さみしい専業主婦がさ、いきなり褒められて
おだてられて綺麗ですねなんて言われて、
舞いあがって調子に乗ってみたいに思うんだろうけど・・・

その通りなんだよね。
その通りなんだけどさ、それがあたしだし・・・
でもすごい怖いし大冒険だと思うけど、
ちょっとワクワクしている自分もいて」


 典子は専業主婦である自分が「働いている女性」と比べて
「闘ってきていない」ことに罪の意識というか、負けた感があったんだね。
千明は「戦う場所が違っていただけで専業主婦も働く女もどっちも闘っていた」と言っていたけど。だからこそ典子は、今、新しい世界に飛びこんで闘ってみよう!って思ったんだね。勇気のいることだし、そういう自分を楽しめているのがいいよね。

 ところで真平(坂口憲二)はどうしたんだろうね?
もしや担当医が亡くなったとか?
真平自身の体調のことではないよね?

 第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
 第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
 第4話 人生に恋するためにここにいる
 第5話 そっか年取るって悪くないかもね
 第6話 どうせならファンキーに年をとりたい
 第7話 ときめきに、年齢制限なんかない
 第8話 泣いても笑っても愛おしい人生
 第9話 一緒にわちゃわちゃ生きていければ幸せ
 第10話 大人って、立派じゃなきゃダメですか?
 第11話(最終話) いくつになっても、未来に恋していたい

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matakita821 at 16:36│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 「続・続・最後から二番目の恋」 

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