2025年02月14日
夜ドラ「バニラな毎日」 第16夜
「イートンメス」は完成。このお菓子はメレンゲが水分を吸ってしまうのですぐに食べなきゃダメと聞いて、早速食べ始める結杏ちゃん(和合由依)とお母さん(中島ひろ子)。
「うん。うわ〜!美味しいね〜!」母
「美味しい」結杏
「お〜いし〜い!」
スイーツでも何でも、美味しい時間を共有するってすごく特別なことだよね。
親としては子供が作ったものは何でも美味しいけど、今回は二人のいろんな感情が混じり合っているから余計味わい深いね。
そんな二人と葵(蓮佛美沙子)に「イートンメス」の思い出を語る佐渡谷さん(永作博美)。フランス人の彼と付き合っていたミス・佐渡谷は彼の誕生日にショートケーキを作ってあげようと思って苺を買ってきたんだが、家の前でコケて、苺は使いもんにならなくなってしまった。ふて寝していた佐渡谷さんに転がって傷んだ苺を使って彼が作ってくれたのが「イートンメス」なんだって〜
「ショートケーキも好きだけど、
イートンメスみたいにしっちゃかめっちゃかな
君も大好きだよ〜



と言ってくれたんだって〜
甘い思い出やね〜

そしてその時、佐渡谷さんは自分はきれいな苺を優雅に乗せているショートケーキじゃなくて、イートンメスなんや〜〜!と気づけたらしい。
「それからは、あまり無理しなくなった。
無理が一番ダメね。
誰かにどう見られたいとか
嫌われたくないとかで
自分を曲げるぐらいなら、
誰かを怒らせても貫いた方が
心の健康にはいい」
結杏ちゃんもお母さんもうなづいとった。
そうだよね。無理しても続かないのよ。
それに無理は必ず相手に伝わるもんね。
本人も辛いけど相手も辛いよ。
でもその彼との恋はそれからしばらくして終わった。
佐渡谷さん、お父さんに日本に連れ戻されたらしい。
すごく後悔した。
彼が結婚したと聞き、父親を責めたこともあった。
でも、父親と帰らない道を選ぶこともできた。
結局、どんな道も自分で選んできたんだよね。
「だって、自分の人生は自分のものだもん」佐渡谷
「・・・お母さんの人生もだよ」結杏
後片付けをしながらお母さんは葵に自分の気持ちを話しとった。
「私は、私が求めている結杏の顔しか見ようとしなかった。
・・・・もう何が本当なのかわからなくなりそう」
お母さんの提案にいつもYESと答えてきた結杏。
なぜ本当の気持ちを言ってくれなかったのか・・
自分がそう言わせていたと後悔するお母さんだったけど、
結杏ちゃんはお母さんに喜んで欲しかったんだと思う。
これは本当の自分じゃないと苦しみながらも、きっとお母さんを喜ばせてあげたい自分もいて・・家族への思いって複雑だよね。
葵も母親との葛藤を抱えている模様。
自分は年下の子は苦手だけど結杏ちゃんとは仲良くなれた。そんな魅力的な結杏ちゃんに育てたのはお母さんの力。自分は母親と本心でぶつかり合うことはなかったけど、二人ならできそうと伝えた。
私も後悔ばかりの子育てだよ( ̄▽ ̄;)
娘には教えてもらうことばかりで、私って奴は・・ふんとにも〜!と何度自分を罵ったことか(笑)自分が母親じゃなかったら娘はもっとのびのびと健やかに育ったんじゃ?とか、自分の母親と同じように反面教師にしかなれんかったな〜と思ふ。でも気づいた時から変わればいいんだよね(開き直りか( ̄▽ ̄;))生きてる限り続く母と娘の時間だもの。
で、さっそく本音チャレンジするお母さん。
「結杏、お母さんのこと好き?」
いや〜〜こんなこと聞くかね?( ̄▽ ̄;)
幼稚園児じゃなくて思春期の娘なんだが。
この問いかけに「いんや」と答えられる結杏ちゃんではなかろうもん。
そういうとこだぞ!と思ったが、結杏ちゃんは素直な気持ちで(多分)「大好きに決まってるでしょ」と答えとった。めでたしめでたし。
帰り道の佐渡谷さんと葵。
なんかこのふたりの関係も不思議だよね。
友達というのとも違う、親子でもない、姉妹とも違う。
なのにどこかで通じ合えている。
「やっぱり本心ぶつけ合うって大切ですね。
なんか羨ましかった」葵
「・・・白井さんの本心は?
今、本当にやりたいこととか」佐渡谷
「あーーーーいや・・・
正直今はお金を稼ぐことが最優先ですかね。
先が見えてからじゃないと考えられないかも」
開発部にスカウトされたこと、そしてお給料はバイトかけもちしている方がお金は多いけど、安定の正社員の方が精神的に楽になれるかな〜とお誘いに惹かれていることを伝えた。
「必要とされるって最高やん!
チェーン店だろうと何だろうと、
あなたがやりたければやればいい!」
「・・・はい。
佐渡谷さん、
佐渡谷さんはいつも否定しないですよね」
「そう?」
「優しい。うん、なんかお母さんみたい・・」
そう、佐渡谷さんはいつもあるがままの相手を受け入れて応援してくれる。
そんなふうに肯定の言葉をもらえることが、どんなに勇気を貰えるか。自分を信じようって思える。もしかしたら佐渡谷さん、親に否定されて育ったのかな。否定される苦しさももどかしさもわかっているからこそ?
翌朝、葵は呼び出した佐渡谷さんのためにお菓子を焼いた。
葵の作るお菓子は本当に美しい、そして品がある。何より美味しそう。
大家さんから電話があって、店を居抜きで借りてくれる人が決まったそうな。
「そう。じゃ、ここはもう使えないってことね?」
「・・・はい」
「でも、良かった。ねっ!
白井さんの人生良くなってきた。
仕事が見つかって、次の借り手も見つかった。
これで生活が楽になる!ふふふ・・」
「・・・・・・」
「嬉しいことじゃない!
ホラ!ホラ!喜んで!!」
「・・・・・・」
「ヤッターーー!!」
うなづきながら葵は泣いていた。
ついに来たこの店との別れ。
そして佐渡谷とのお菓子教室が、もうここではできない。
ここで一緒に過ごした時間で得たものの大きさを葵もわかっていたんだね。
出会った時はつっぱって誰にも心を開けずにいたのに、今は佐渡谷に自分の思いを伝え、泣くこともできる。
特別な存在、特別な時間だったんだよねぇ
いや〜でも、ここを使えなくなっても、今回みたいにお宅訪問してお菓子教室やったらいんじゃないのお?場所が無くなったからって縁を切ることないよねぇ?
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佐渡谷さん、お父さんに日本に連れ戻されたらしい。
すごく後悔した。
彼が結婚したと聞き、父親を責めたこともあった。
でも、父親と帰らない道を選ぶこともできた。
結局、どんな道も自分で選んできたんだよね。
「だって、自分の人生は自分のものだもん」佐渡谷
「・・・お母さんの人生もだよ」結杏
後片付けをしながらお母さんは葵に自分の気持ちを話しとった。
「私は、私が求めている結杏の顔しか見ようとしなかった。
・・・・もう何が本当なのかわからなくなりそう」
お母さんの提案にいつもYESと答えてきた結杏。
なぜ本当の気持ちを言ってくれなかったのか・・
自分がそう言わせていたと後悔するお母さんだったけど、
結杏ちゃんはお母さんに喜んで欲しかったんだと思う。
これは本当の自分じゃないと苦しみながらも、きっとお母さんを喜ばせてあげたい自分もいて・・家族への思いって複雑だよね。
葵も母親との葛藤を抱えている模様。
自分は年下の子は苦手だけど結杏ちゃんとは仲良くなれた。そんな魅力的な結杏ちゃんに育てたのはお母さんの力。自分は母親と本心でぶつかり合うことはなかったけど、二人ならできそうと伝えた。
私も後悔ばかりの子育てだよ( ̄▽ ̄;)
娘には教えてもらうことばかりで、私って奴は・・ふんとにも〜!と何度自分を罵ったことか(笑)自分が母親じゃなかったら娘はもっとのびのびと健やかに育ったんじゃ?とか、自分の母親と同じように反面教師にしかなれんかったな〜と思ふ。でも気づいた時から変わればいいんだよね(開き直りか( ̄▽ ̄;))生きてる限り続く母と娘の時間だもの。
で、さっそく本音チャレンジするお母さん。
「結杏、お母さんのこと好き?」
いや〜〜こんなこと聞くかね?( ̄▽ ̄;)
幼稚園児じゃなくて思春期の娘なんだが。
この問いかけに「いんや」と答えられる結杏ちゃんではなかろうもん。
そういうとこだぞ!と思ったが、結杏ちゃんは素直な気持ちで(多分)「大好きに決まってるでしょ」と答えとった。めでたしめでたし。
帰り道の佐渡谷さんと葵。
なんかこのふたりの関係も不思議だよね。
友達というのとも違う、親子でもない、姉妹とも違う。
なのにどこかで通じ合えている。
「やっぱり本心ぶつけ合うって大切ですね。
なんか羨ましかった」葵
「・・・白井さんの本心は?
今、本当にやりたいこととか」佐渡谷
「あーーーーいや・・・
正直今はお金を稼ぐことが最優先ですかね。
先が見えてからじゃないと考えられないかも」
開発部にスカウトされたこと、そしてお給料はバイトかけもちしている方がお金は多いけど、安定の正社員の方が精神的に楽になれるかな〜とお誘いに惹かれていることを伝えた。
「必要とされるって最高やん!
チェーン店だろうと何だろうと、
あなたがやりたければやればいい!」
「・・・はい。
佐渡谷さん、
佐渡谷さんはいつも否定しないですよね」
「そう?」
「優しい。うん、なんかお母さんみたい・・」
そう、佐渡谷さんはいつもあるがままの相手を受け入れて応援してくれる。
そんなふうに肯定の言葉をもらえることが、どんなに勇気を貰えるか。自分を信じようって思える。もしかしたら佐渡谷さん、親に否定されて育ったのかな。否定される苦しさももどかしさもわかっているからこそ?
翌朝、葵は呼び出した佐渡谷さんのためにお菓子を焼いた。
葵の作るお菓子は本当に美しい、そして品がある。何より美味しそう。
大家さんから電話があって、店を居抜きで借りてくれる人が決まったそうな。
「そう。じゃ、ここはもう使えないってことね?」
「・・・はい」
「でも、良かった。ねっ!
白井さんの人生良くなってきた。
仕事が見つかって、次の借り手も見つかった。
これで生活が楽になる!ふふふ・・」
「・・・・・・」
「嬉しいことじゃない!
ホラ!ホラ!喜んで!!」
「・・・・・・」
「ヤッターーー!!」
うなづきながら葵は泣いていた。
ついに来たこの店との別れ。
そして佐渡谷とのお菓子教室が、もうここではできない。
ここで一緒に過ごした時間で得たものの大きさを葵もわかっていたんだね。
出会った時はつっぱって誰にも心を開けずにいたのに、今は佐渡谷に自分の思いを伝え、泣くこともできる。
特別な存在、特別な時間だったんだよねぇ
いや〜でも、ここを使えなくなっても、今回みたいにお宅訪問してお菓子教室やったらいんじゃないのお?場所が無くなったからって縁を切ることないよねぇ?
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