2025年01月30日
夜ドラ「バニラな毎日」 第7夜
さて、さっそくその問題点とやらを拝聴しようかのぅ。
「白井さんには愛を感じない。
お菓子に対してはすごく情熱を感じます。
でも・・・
他人と関わることを避けているというか・・・
あっ・・・怒んないでください。
僕と白井さん、同類だと思うんです」秋山
「・・・・・・」
「何でも自分一人でできるって信じてませんか?」
「・・・・・」
「だから・・・
白井さんは一度人を愛した方がいい」
言っちゃったね・・・葵(蓮佛美沙子)がずっと見ないようにしてきた心の傷をえぐっちゃったね( ̄▽ ̄;) でもほんとのことだと思う。
多分、葵は母親との関係でトラウマがあるんだね。
今も聞こえる母親の声。
『あなたに私は必要ないのかもね』
理由はわからないが母親のコンプレックスを刺激したのか、
見放すような言葉を放たれた子供の頃の葵。
元からそういう関係だったのか、それ以降こじれてしまったのかはわからないが、親から愛されたと思えなかった人間は他人を信じられない。他人が怖い。私もそうだけど、人が近づいてくると距離を作ってしまう。親しくなりたいと思っていても反射的に逃げてしまう。人に認めて欲しいのに人から離れてしまう。
秋山君(木戸大聖)の『愛がない』という言葉で思い出したのが、
今再放送されている朝ドラ「カムカムエヴリバディ」だ。
和菓子屋に生まれた安子(上白石萌音)は小さい頃から祖父と父・職人さん達が餡子の鍋を囲みながら、愛おし気につぶやいているのを見て来た。
『美味しゅうなあれ・・・
美味しゅうなあれ・・・』
それは食べてくれる人の幸せを願うおまじない。
餡子を食べて笑顔になって欲しいという祈りだった。
多分、葵にはお客さんが見えていないんだと思う。
お菓子と自分の世界。
納得できる材料を使って完璧に作るお菓子。
誰も褒めてくれないけど完璧にできあがったお菓子、その存在だけが葵を認め癒してくれる存在だったんじゃないのかな。
でも佐渡谷さん(永作博美)の言葉も本当だ。
「このお店がつぶれたのは
白井さんのせいじゃない。
頑張っても、もがいても、ダメな時ってあるのよ」
まぁね、大殺界には何やってもねゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
1人店に残った葵は救いを求めて「オペラ」を作り始めた。
「私は最高のケーキを作れる!」
作りながら蘇る過去の記憶。
自分にも他人にも妥協を許さず、完璧を求めた。
「素人にはどうせわからない」とうそぶいた上司を軽蔑した。
技術の足りない同僚たちは意識が低いし努力が足りないと思った。
最高のお菓子を作るために私は誰よりも頑張っている、そう自負していた。
いつのまにか自分はひとりぼっちになっていた。
葵がケーキを作る姿は清潔感があり、凛々しく、美しかった。
でも彼女からは呪いと闘っているような悲壮さが伝わってきた。
佐渡谷さんもきっと感じたんだと思う。
その姿を覗き見していた秋山君は葵と自分の姿を重ねていた。
心の中からあふれる歌を歌っていたら、
いつのまにか後ろからたくさんの人がついて来ていた。
先頭に立ち、歌う自分をみんなが応援してくれる。
嬉しかったし幸せだった。
彼らのためにも最高の自分でありたかった。
もっともっと!
頑張っても頑張っても満足できない。
いつのまにか逃げるように走っていた。
行先もわからず、
なぜ走っているのかもわからなくなっていた。
完成したオペラに怒りを込めるようにナイフを入れた葵に声をかけずにいられなかった秋山君。
この先の展開がちょっと怖いぞ( ̄▽ ̄;)
でも爆発で、二人が心の奥に抱えていたものが砕け散ってしまえばいい。
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白井さんのせいじゃない。
頑張っても、もがいても、ダメな時ってあるのよ」
まぁね、大殺界には何やってもねゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
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「私は最高のケーキを作れる!」
作りながら蘇る過去の記憶。
自分にも他人にも妥協を許さず、完璧を求めた。
「素人にはどうせわからない」とうそぶいた上司を軽蔑した。
技術の足りない同僚たちは意識が低いし努力が足りないと思った。
最高のお菓子を作るために私は誰よりも頑張っている、そう自負していた。
いつのまにか自分はひとりぼっちになっていた。
葵がケーキを作る姿は清潔感があり、凛々しく、美しかった。
でも彼女からは呪いと闘っているような悲壮さが伝わってきた。
佐渡谷さんもきっと感じたんだと思う。
その姿を覗き見していた秋山君は葵と自分の姿を重ねていた。
心の中からあふれる歌を歌っていたら、
いつのまにか後ろからたくさんの人がついて来ていた。
先頭に立ち、歌う自分をみんなが応援してくれる。
嬉しかったし幸せだった。
彼らのためにも最高の自分でありたかった。
もっともっと!
頑張っても頑張っても満足できない。
いつのまにか逃げるように走っていた。
行先もわからず、
なぜ走っているのかもわからなくなっていた。
完成したオペラに怒りを込めるようにナイフを入れた葵に声をかけずにいられなかった秋山君。
この先の展開がちょっと怖いぞ( ̄▽ ̄;)
でも爆発で、二人が心の奥に抱えていたものが砕け散ってしまえばいい。
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