2024年12月08日
「海に眠るダイヤモンド」第7話 消えない火
「端島は終わったりせん。
ここで・・・三人で・・幸せに」
進兄、なんとか生きていてくれ!
リナと誠ちゃんの元へ帰るんだろうが!
火を止めるためにポンプを止めた鉄平。
それが進兄の死に繋がるなんて、あんまりだよ。
でもこのままで済ます鉄平じゃない・・
今まで見てきた私達は知っている。
でも、進兄の札を手に取った鉄平は・・・
まさか裏にして戻す訳ないよね?
どちらにしろ辛すぎる。
改めてこの端島はとんでもない危険の上に成立していたことがわかる。
鉱員たちは毎日本当に命懸けで降りて石炭を掘っていた。
あの幸せも笑顔も振興も、石炭があってこそだった。
まだまだ続くはずだったのに海の底に沈めさせねばならない。
火事が収まるとともに端島が終わる。
なんという選択だろう。
これ以上負傷者を出さない、
端島に生きる人達の命を守るための決断だったが、
端島が終わると、人々の生活も未来も消える。
命あってこそとは思うが、端島を絶望がおおっている。
1964年、進平とリナの子・誠は一歳となり、百合子(土屋太鳳)と賢将(清水尋也)も結婚1周年を迎えた。鉄平(神木隆之介)と朝子(杉咲花)は住民たちにはバレないよう交際を続けていた。
そんな中、夜中に島中に鳴り響くサイレン。
一番深い9片で起きた坑内火災は鎮火したかに見えたが、翌日、底に溜まっていたガスにくすぶっていた火が引火し爆発。火は燃え続けた。
消火活動は通気を良くしてガスを拡散、石灰散布・揚水ポンプを逆流させ放水を続けたがおさまらず、酸素を止める密閉消化に変更。
もし火が消えなかったら・・・
端島が終わる。
島民全員が不安と闘っていた。
土嚢を使った酸素遮断が地道に着実に行われた。
その後、ガスの濃度が上がってきたため一般鉱員の入坑は禁止され、有資格者と職員による作業が進められることになった。
本社からの指示で動く辰雄(沢村一樹)。
応援ということで高島からポンプ方も呼ばれた。
安全を優先した結果ではあるが、流れが変わったのを一平さん(國村隼)は感じていた。
コンクリートブロックと粘土による第二次密閉作業は順調に進んだ。
あと2時間で壁が完成するという知らせが届き、希望が見えてきた。
辰雄は本社からの電話を受けず、この2時間に賭けていた。
しかし密閉が破れ再度爆発。
作業にあたっていた鉱員約15名が負傷。
炭鉱長は密閉作業の中断と入坑者全員の退避を命じた。
残された道はひとつしかなかった。
「水没放棄」。
「650メートルより下、ポンプ座より下、
650メートルの地点からすべて海水に沈めます。
これ以降、端島炭鉱では
採炭ができなくなるということです。
・・・残念です。
端島は炭鉱の島です。
石炭は我々の財産、生きる糧でした。
しかし本当の財産は、
ここで生きている、働いている皆さんです。
もし石炭が取れなくても、
端島が終わっても、
命には代えられない。
これ以上甚大な事故を起こす訳にはいかない。
この三日間の皆さんの働き、
そして、この島で働くすべての人に
敬意を表します。ありがとう。
皆さんが生きている限り、
この島のともしびは消えません!」辰雄
辛い。
この宣告を伝える方も受ける方も。
そして高島の人ーーー
アンタが黙ってポンプ止めてくれりゃ良かったんだよ〜!
端島の人間が終わらせる方が辛いっつーの!
こんな辛すぎる作業の後、さらなる苦しみが待っているなんて。
そして一週間待たされる視聴者の辛みーー!!
第1話 地底の闇を切りひらく
第2話 スクエアダンス
第3話 孤島の花
第4話 沈黙
第5話 一島一家
第6話 希望の種
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その後、ガスの濃度が上がってきたため一般鉱員の入坑は禁止され、有資格者と職員による作業が進められることになった。
本社からの指示で動く辰雄(沢村一樹)。
応援ということで高島からポンプ方も呼ばれた。
安全を優先した結果ではあるが、流れが変わったのを一平さん(國村隼)は感じていた。
コンクリートブロックと粘土による第二次密閉作業は順調に進んだ。
あと2時間で壁が完成するという知らせが届き、希望が見えてきた。
辰雄は本社からの電話を受けず、この2時間に賭けていた。
しかし密閉が破れ再度爆発。
作業にあたっていた鉱員約15名が負傷。
炭鉱長は密閉作業の中断と入坑者全員の退避を命じた。
残された道はひとつしかなかった。
「水没放棄」。
「650メートルより下、ポンプ座より下、
650メートルの地点からすべて海水に沈めます。
これ以降、端島炭鉱では
採炭ができなくなるということです。
・・・残念です。
端島は炭鉱の島です。
石炭は我々の財産、生きる糧でした。
しかし本当の財産は、
ここで生きている、働いている皆さんです。
もし石炭が取れなくても、
端島が終わっても、
命には代えられない。
これ以上甚大な事故を起こす訳にはいかない。
この三日間の皆さんの働き、
そして、この島で働くすべての人に
敬意を表します。ありがとう。
皆さんが生きている限り、
この島のともしびは消えません!」辰雄
辛い。
この宣告を伝える方も受ける方も。
そして高島の人ーーー
アンタが黙ってポンプ止めてくれりゃ良かったんだよ〜!
端島の人間が終わらせる方が辛いっつーの!
こんな辛すぎる作業の後、さらなる苦しみが待っているなんて。
そして一週間待たされる視聴者の辛みーー!!
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