2024年12月03日
「モンスター」 #08 数字の鎖
「検察の見立てを覆し、
裁判員を手なづけた上、
橘さんの戸籍偽造での裁判での
情状酌量にも繋がりかねない弁論でした。
お見事でした」藤吉
「恐れ入ります」神波
『チッ!食えねぇ弁護士だな。
父親にそっくりだぜ』
そんな藤吉検事(近江谷太朗)の心の声が聞こえてくるようだった(笑
「こちらに都合の良いストーリーを作り上げる。
使える材料は全部使って、でっちあげる」
「橘さんは子供の遊びに付き合っただけだから、
栗本さんは無実ってストーリーで説得できる?」杉浦
「できてもできなくても、
そのまま臨場感で巻き込む」
「臨場感?!」
「これは裁判員裁判。
裁判員は一般の人だから」
「はあ?!」
「使えるもんは全部使う」
その通り、裁判が始まったばかりの頃は「闇バイトに手を出してイージーに罪を犯す少年」へ呆れ、不快感と怒りを露わにし、この子のためにも罰すしなければ!と正義感に燃えていた裁判員のみなさんは、橘さんの「無罪」という証言と神波の涙の訴えに引き込まれ、共感・同情し、こんな人が自分の罪を告白してまで証言したんだからこの子は無罪に決まっていると思わせる流れを作った。
でも、この話に乗って、堂々と証言した橘さん(石野真子)も並のタマじゃないと思うぞ。『戸籍偽造』の罪に問われた後のことはやってみなきゃわからない。でも、橘さんは、その目と心でジャッジして、これは栗本君(坂元愛登)のためにもやってみる価値はあると判断した。そしてその役割を完璧に演じた。すごい人だよ。
てか、橘さんに同情する体で堪えきれずに涙を流す神波先生(趣里)を見て、
『ええっ?!』となる杉浦先生(ジェシー)(笑
「裁判は単なる勝ち負けのゲームじゃないんです!」にも
「え?」って声漏らしちゃうしーー(笑
アンタ、こっち側でしょうがー!!
裁判員を手なづけた上、
橘さんの戸籍偽造での裁判での
情状酌量にも繋がりかねない弁論でした。
お見事でした」藤吉
「恐れ入ります」神波
『チッ!食えねぇ弁護士だな。
父親にそっくりだぜ』
そんな藤吉検事(近江谷太朗)の心の声が聞こえてくるようだった(笑
「こちらに都合の良いストーリーを作り上げる。
使える材料は全部使って、でっちあげる」
「橘さんは子供の遊びに付き合っただけだから、
栗本さんは無実ってストーリーで説得できる?」杉浦
「できてもできなくても、
そのまま臨場感で巻き込む」
「臨場感?!」
「これは裁判員裁判。
裁判員は一般の人だから」
「はあ?!」
「使えるもんは全部使う」
その通り、裁判が始まったばかりの頃は「闇バイトに手を出してイージーに罪を犯す少年」へ呆れ、不快感と怒りを露わにし、この子のためにも罰すしなければ!と正義感に燃えていた裁判員のみなさんは、橘さんの「無罪」という証言と神波の涙の訴えに引き込まれ、共感・同情し、こんな人が自分の罪を告白してまで証言したんだからこの子は無罪に決まっていると思わせる流れを作った。
でも、この話に乗って、堂々と証言した橘さん(石野真子)も並のタマじゃないと思うぞ。『戸籍偽造』の罪に問われた後のことはやってみなきゃわからない。でも、橘さんは、その目と心でジャッジして、これは栗本君(坂元愛登)のためにもやってみる価値はあると判断した。そしてその役割を完璧に演じた。すごい人だよ。
てか、橘さんに同情する体で堪えきれずに涙を流す神波先生(趣里)を見て、
『ええっ?!』となる杉浦先生(ジェシー)(笑
「裁判は単なる勝ち負けのゲームじゃないんです!」にも
「え?」って声漏らしちゃうしーー(笑
アンタ、こっち側でしょうがー!!
そして泣きながら、しっかりと検察の描いた絵を暴露して締める神波先生。
裁判員のみなさんの怒りが検察にも向けられていますぞ〜
鮮やか!
サブタイトルの「数字の鎖」。
守るための鎖が時に人を縛り付け苦しめる。
「生きてるのに生きられない」年齢差別。
恋活に励む大草先生(YOU)の年齢フィルター。
犯罪者を守る「少年法」の年齢。
その枠を違法に越えて仕事を得た橘さん。
大人を信じられなくなるような両親の元で育った栗本君。
そんな二人がバイト先で立場や年齢に縛られず心で向きあった。
友達でもなければ家族でもない関係だけど、ひとりの大人として人間として(他の事情もあったけど)橘さんは命を張ってくれた。
それが谷口(林裕太)にも通じたんじゃないかな。
谷口は「再審請求」しない道を選んだ。
彼もまた橘さんと、そして栗本君にも救われたんだと思う。
今回は神波先生に右京さんが憑依しちゃうし、
福来スズ子は「買い物ブギ」で現れるし、
お楽しみがいっぱいの回だった。
って、栗本君の役の子、なんかいいわね〜と思ったら、
キヨシだったんじゃん!!
なんかおっきくなったね〜(笑
そして粒来(古田新太)は神波先生にわざわざヒントを与えに来た。
彼は闇バイトの指示役・キングのさらに上にいる奴を狙ってるの?
それともキングで終了なの〜?
第1話 悪意の所在
第2話 嘘と選択
第3話 幸せの形
第4話 空気の行方
第5話 信じたいもの
第6話 変わらないもの
第7話 愛の末路
第9話 価値の正体
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裁判員のみなさんの怒りが検察にも向けられていますぞ〜
鮮やか!
サブタイトルの「数字の鎖」。
守るための鎖が時に人を縛り付け苦しめる。
「生きてるのに生きられない」年齢差別。
恋活に励む大草先生(YOU)の年齢フィルター。
犯罪者を守る「少年法」の年齢。
その枠を違法に越えて仕事を得た橘さん。
大人を信じられなくなるような両親の元で育った栗本君。
そんな二人がバイト先で立場や年齢に縛られず心で向きあった。
友達でもなければ家族でもない関係だけど、ひとりの大人として人間として(他の事情もあったけど)橘さんは命を張ってくれた。
それが谷口(林裕太)にも通じたんじゃないかな。
谷口は「再審請求」しない道を選んだ。
彼もまた橘さんと、そして栗本君にも救われたんだと思う。
今回は神波先生に右京さんが憑依しちゃうし、
福来スズ子は「買い物ブギ」で現れるし、
お楽しみがいっぱいの回だった。
って、栗本君の役の子、なんかいいわね〜と思ったら、
キヨシだったんじゃん!!
なんかおっきくなったね〜(笑
そして粒来(古田新太)は神波先生にわざわざヒントを与えに来た。
彼は闇バイトの指示役・キングのさらに上にいる奴を狙ってるの?
それともキングで終了なの〜?
第1話 悪意の所在
第2話 嘘と選択
第3話 幸せの形
第4話 空気の行方
第5話 信じたいもの
第6話 変わらないもの
第7話 愛の末路
第9話 価値の正体
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この記事へのコメント
1. Posted by sannkeneko 2024年12月03日 18:16
少年犯罪とか年齢フィルターとか重たいテーマなのに、見終えた後に爽快感ではないけれど、でも嫌な感じじゃない。
現実の「架空の妹」事件は「馬鹿なの?」という動機だけれど、橘さんの話は身につまされると言うか。正直、働いていると使えない人は本当に使えない、年齢性別関係なく。
>橘さんは、その目と心でジャッジして、これは栗本君(坂元愛登)のためにもやってみる価値はあると判断した。そしてその役割を完璧に演じた。すごい人だよ。
橘さんを守ろうとした栗本君も凄いけど。
教頭だか校長の母は息子のことが何もわかっていなかった。でも橘さんは栗本君を高校生ではなく、ひとりの人間として同じ職場の仲間として接してくれた。ふたりの信頼感とか絆とかの上での裁判、
・・・多分、解雇されちゃうんでしょうけれど、それでも、その上での橘さんの「覚悟」。
>「裁判は単なる勝ち負けのゲームじゃないんです!」
>「え?」って声漏らしちゃうしーー(笑
でも、初めて杉浦先生に共感しました(笑)
神波先生、どの口でそれを言うか(笑)
あっちに帰るとか言いながら来週も出てくる粒来先生。あっちってどっち?一体何がしたいの?
現実の「架空の妹」事件は「馬鹿なの?」という動機だけれど、橘さんの話は身につまされると言うか。正直、働いていると使えない人は本当に使えない、年齢性別関係なく。
>橘さんは、その目と心でジャッジして、これは栗本君(坂元愛登)のためにもやってみる価値はあると判断した。そしてその役割を完璧に演じた。すごい人だよ。
橘さんを守ろうとした栗本君も凄いけど。
教頭だか校長の母は息子のことが何もわかっていなかった。でも橘さんは栗本君を高校生ではなく、ひとりの人間として同じ職場の仲間として接してくれた。ふたりの信頼感とか絆とかの上での裁判、
・・・多分、解雇されちゃうんでしょうけれど、それでも、その上での橘さんの「覚悟」。
>「裁判は単なる勝ち負けのゲームじゃないんです!」
>「え?」って声漏らしちゃうしーー(笑
でも、初めて杉浦先生に共感しました(笑)
神波先生、どの口でそれを言うか(笑)
あっちに帰るとか言いながら来週も出てくる粒来先生。あっちってどっち?一体何がしたいの?
2. Posted by きこり→sannkenekoさん 2024年12月04日 18:16
> 少年犯罪とか年齢フィルターとか重たいテーマなのに、見終えた後に爽快感ではないけれど、でも嫌な感じじゃない。
そう、後味の悪さや嘘くささの不快感が無かったですよね。
> 現実の「架空の妹」事件は「馬鹿なの?」という動機だけれど、橘さんの話は身につまされると言うか。正直、働いていると使えない人は本当に使えない、年齢性別関係なく。
ホント(笑)職場で年齢は関係ないですよ。その人の経験から学ぶ力というか・・人柄良くっても仕事に向いてない場合もあるし(笑)橘さんの戸籍偽造はそんなこと可能なの?どうやってやるの?バイトの面接では戸籍謄本とか見せないけど・・じゃ、普通に年齢詐称すれば良かったんじゃ?って気も( ̄▽ ̄;)
> 橘さんを守ろうとした栗本君も凄いけど。
そうだよね、仲間に裏切られても達観していたし。
> でも橘さんは栗本君を高校生ではなく、ひとりの人間として同じ職場の仲間として接してくれた。ふたりの信頼感とか絆とかの上での裁判
二人ともいい意味で相手に期待していないというか、自分が信じたことをしているという感じ。だから二人とも気があったのかな。
> 神波先生、どの口でそれを言うか(笑)
そうそう!神波先生の演技力、すご(笑
すごく楽しそうだったし。やっぱり粒来の娘だわ〜
杉浦先生も、そりゃ声でちゃうよね。
> あっちに帰るとか言いながら来週も出てくる粒来先生。あっちってどっち?一体何がしたいの?
私も、あっちでどこ?元住んでいた場所に戻るってこと?それとも別の意味???
相変わらず謎だわーー
そう、後味の悪さや嘘くささの不快感が無かったですよね。
> 現実の「架空の妹」事件は「馬鹿なの?」という動機だけれど、橘さんの話は身につまされると言うか。正直、働いていると使えない人は本当に使えない、年齢性別関係なく。
ホント(笑)職場で年齢は関係ないですよ。その人の経験から学ぶ力というか・・人柄良くっても仕事に向いてない場合もあるし(笑)橘さんの戸籍偽造はそんなこと可能なの?どうやってやるの?バイトの面接では戸籍謄本とか見せないけど・・じゃ、普通に年齢詐称すれば良かったんじゃ?って気も( ̄▽ ̄;)
> 橘さんを守ろうとした栗本君も凄いけど。
そうだよね、仲間に裏切られても達観していたし。
> でも橘さんは栗本君を高校生ではなく、ひとりの人間として同じ職場の仲間として接してくれた。ふたりの信頼感とか絆とかの上での裁判
二人ともいい意味で相手に期待していないというか、自分が信じたことをしているという感じ。だから二人とも気があったのかな。
> 神波先生、どの口でそれを言うか(笑)
そうそう!神波先生の演技力、すご(笑
すごく楽しそうだったし。やっぱり粒来の娘だわ〜
杉浦先生も、そりゃ声でちゃうよね。
> あっちに帰るとか言いながら来週も出てくる粒来先生。あっちってどっち?一体何がしたいの?
私も、あっちでどこ?元住んでいた場所に戻るってこと?それとも別の意味???
相変わらず謎だわーー