「海に眠るダイヤモンド」第5話 一島一家「宙わたる教室」 第8話 メテオライトの憂鬱

2024年11月26日

「モンスター」 #07 愛の末路

「まぁ、いろいろあっても結局続編は作られるみたいだし。
ていうか商売なんだから、
そういうもんなんだろうけど、
酷い作品にしかならないよね?」杉浦
「いいじゃん。
酷ければ前作まで潰すことになる」神波
「えっ・・?」
「君街に死んで欲しかった前園さんの望みは
違う形で叶うことになる」
「あぁ〜〜〜そういうことか!」


 杉浦先生〜〜!( ̄▽ ̄;)
前園さんの願いは最初っから最後まで一貫してるんだってば。
サブタイトルの「愛の末路」・・・
前園さんはその「末路」に満足しているだろうか。
次々と生み出されるドラマ。
そのうちあんなに「君街」に夢中になっていた人達も忘れて、新しいドラマに夢中になる中、前園さんだけが「君街」の世界に浸かり続ける。ファンが消え忘れられれば、「君街」は自分だけのものになる。前園さんの夢が叶うのはもう少し・・・

 てか、遠回りすぎるんじゃ。
主演俳優が不祥事起こせば続編もないし、BD発売中止、配信もされない。
そっち狙えば良かったのでは〜?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 今回は神波先生(趣里)担当じゃなかったから、寂しかったわ〜
杉浦先生(ジェシー)頑張っていたけど、やっぱり杉浦先生だな〜という戦い方でございました。

 ドラマの聖地(公園)で行なわれるトークショーで、コラボ饅頭を売っていた店員の前園里佳子さん(堀未央奈)が感電し救急車で搬送されるという事件が起こった。被害者の前園さんはトークショーを主催したテレビ局、役所の観光課、まんじゅうを売っていた「みやこし」を訴えたいと事務所に現れた。損害賠償金額は一億。

 放送後1年も経っているのにこの異常な人気。
そんなドラマって、あるかね?( ̄▽ ̄;)
しかし、最初に登場した公園の近所に住んでいるおばちゃんがファンの迷惑行為に怒っていたけど、ドラマの聖地あるあるなのかもね。






 テレビ局、観光課、「みやこし」店主、それぞれに事情があり、従うしかない状況もあった。責任の押し付け合いが止まらない。しかしこんなザルな運営あるんかね?( ̄▽ ̄;) 100人が300人。さらにチケットなしの人達も受け入れるって・・適当すぎるだろ。

 マニュアルっぽい調査を地道に続ける杉浦先生(実り少なし)。
今回はメインではないので気楽に自分なりの調査を進める神波先生。

 スナックでの「つぐない」、良かったわぁ〜
もっと聞いていたかった(笑
そして突然現れた粒来(古田新太)も帰り道で同じ歌を歌ってた。
父親の十八番だから神波も歌っていたのか、
それとも二人共通の誰かの好きな歌だったのか。

 てか粒来、かなりヤバイ仕事に関わっているみたいだね。
神波先生と連絡を取らなかったのも危険が及ぶのを恐れたんじゃ。
しかも長期間潜入的な?いったい何を証明しようとしているんだろ?
最終回は親子コラボ弁護とかアリか?

 神波先生、ちょいちょい杉浦先生にヒントあげてたんだけどね〜( ̄▽ ̄;)
前園さんの望みは神波先生の見立て通り「『君街』を潰すこと」だった。
しかし憎しみからではなく、すべては「君街」への愛ゆえだった。
 
 訴えられた3人もそれぞれの仕事への愛はあったんだけどね。
「みやこし」の店主(ドロンズ石本)は美味しいまんじゅうへの、
観光課の吉原さん(夙川アトム)は町への、
プロデューサーの坂口さん(林泰文)はドラマ制作への。
なのに誰の愛も報われないコラボになっちゃった。

「それって作品より会社を取ったってことですよね?
あなたの世界は会社中心に回っている。
でも私は違う。
私の世界は作品中心に回っている。
このドラマに出会った時から」前園


 仕事でボロボロになっている時、「君街」に出会った前園さんは、癒され夢中になり、仕事を辞めてドラマの舞台となったこの町に引っ越して来た。主演俳優が食べたことで「みやこし」が繁盛するのは良かったがコラボはダメ。お金の匂いで作品が汚れる。トークショーは北海道から九州まで全部追っかけた。坂口をジャッジするために。

 なんで夜もスナックで働いてるんだろ?借金?と思ったら借金だった。
推し活のためなら借金も睡眠時間を削る労働も気にならなかった。でも本作を貶める続編制作だけは許せなかった。感電ショックは前園さんによる続編発表阻止のための自作自演。「君街」と心中する気だった。

 前園さん、愛に対して厳しすぎる・・( ̄▽ ̄;)
そして他の愛し方を許さないマンだった。

 ここまで愛せる対象に出会えたことは幸せなのか不幸なのか。
狂気の愛、愛は盲目・・・
ま、他の人に迷惑かけなきゃいいんだけどさ。
愛し方をコントロールするのは難しいね。

 来週は、また粒来登場。
神波先生との抑えた短い会話が好き。

 第1話 悪意の所在
 第2話 嘘と選択
 第3話 幸せの形
 第4話 空気の行方
 第5話 信じたいもの
 第6話 変わらないもの
 第8話 数字の鎖
 第9話 価値の正体

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matakita821 at 16:35│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 「モンスター」 

この記事へのコメント

1. Posted by sannkeneko   2024年11月26日 18:51
こんばんは。
自作自演って、そういうのは自作自演とは違う・・・と中盤で思っていたら、最後はちゃんと(?)自作自演。
神波先生は他の人とは視線も視野も、見え方自体が違うんでしょうね。

作品が好きなんじゃない、好きな俳優が出ているから見ているとか騒ぐとかいうのは今のドラマや映画への皮肉。
でも、これ、海外で人気が出ちゃってインバウンドでとかなったら、もっと凄いことになっちゃうわけでしょ?『スラムダンク』でいう鎌倉みたいに。
>主演俳優が不祥事起こせば続編もないし、BD発売中止、配信もされない。
続編は厳しいかもしれないけれど、作れなくなったらなったでかえってレア度が増す気がします。

で、粒来は何をやっているんだろう?長い付き合いらしい所長でさえ知らない「今まで」と「今」。
何故、このタイミングで神波先生の前に現れたのか、謎だらけです。
2. Posted by きこり→sannkenekoさん   2024年11月27日 18:17
こんばんわ〜
> 自作自演って、そういうのは自作自演とは違う・・・と中盤で思っていたら、最後はちゃんと(?)自作自演。
作品と心中って・・・( ̄▽ ̄;)どうしてそこまでいっちゃうのか。
トークショーだって追っかけてたけど楽しんでるというよりも、監視ですもんね。
> 神波先生は他の人とは視線も視野も、見え方自体が違うんでしょうね。
杉浦先生とは全然違う(笑)杉浦先生視界30度ぐらいしか見えてないし〜
> 作品が好きなんじゃない、好きな俳優が出ているから見ているとか騒ぐとかいうのは今のドラマや映画への皮肉。
そういうお祭り野郎は純粋なドラマファンにしたら許せないんでしょうね。
> でも、これ、海外で人気が出ちゃってインバウンドでとかなったら、もっと凄いことになっちゃうわけでしょ?『スラムダンク』でいう鎌倉みたいに。
そうですよね。世界中から聖地目指してやってくるんですもん。
SNSで拡散しているし、止めようがない。怖いですよね、地元の人にしてみたら。
> 続編は厳しいかもしれないけれど、作れなくなったらなったでかえってレア度が増す気がします。
幻の名作とか言われて、DVDとかも高値で売買されたりして( ̄▽ ̄;)
> で、粒来は何をやっているんだろう?長い付き合いらしい所長でさえ知らない「今まで」と「今」。
> 何故、このタイミングで神波先生の前に現れたのか、謎だらけです。
そうそう!なぜ今なのか。ある程度粒来が求めているものが形になったのか。
待ち望んでいた時期が来て公表するのか?なにを??
完璧なポーカーフェイスだからわかりませんよね〜

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