2024年11月20日
「宙わたる教室」 第7話 浮遊惑星のランデブー
『LOGUE PLANETS・・・はぐれ惑星。
自由浮遊惑星とも呼ばれている。
惑星程度の質量でありながら
それらが形成された惑星系から
はじき出されたこの天体は
特定の恒星の重力に束縛されることなく銀河を漂っている』
まさに藤竹先生(窪田正孝)のような。
藤竹先生がやろうとしている研究というのは、
科学者としての生き方の模索なんだろうか。
どこか特定の場所に縛られることなく、
何の後ろ盾もなく、
たとえ潤沢な予算が無くても、
自由な発想と地道な努力で結果を出すことができる。
それは栄光のためではなく、
純粋な科学的探究心から生まれるものであると。
科学部の「火星のクレーター再現」は白熱しとる。
火星の再現時間は少しづつ伸びてきていた。
更にその時間を延ばし効率的にクレーターを再現するために、柳田(小林虎之介)と長嶺さん(イッセー尾形)は火星に弾を打ち込むための発射装置を作ることにした。
アンジェラ(ガウ)佳純(伊東蒼)は土の改良とデータ解析&記録。
いや〜みんなすばらしいね。
実験を進めながら知識を深め、その中で生れた疑問を解決し、そこからさらに生まれた発想を形にする。何度も何度もいろんな角度から見つめ直し実験を繰り返す。
そしてともに作業をするうちにお互いへの理解を深め、共同研究者としての信頼を育みながら大切な友ともなっている。これは上下関係がないからこそなのかな。藤竹先生は質問には丁寧に答えてくれるけど口出ししないし、彼らの伸びる芽を嬉しそうに見守っている。これって導く者と学びたい者にとって理想的な関係じゃないのかな。
一方、藤竹の大学の同期でJAXAの准教授・相澤(中村蒼)は明京大学と共同の「惑星探査しののめプロジェクト」のリーダーに選ばれた。こっちも火星なんだね。2028年度の打ち上げを予定しており、火星での、より高度なサンプル採集と地球へのリターンを目指すそうな。
自由浮遊惑星とも呼ばれている。
惑星程度の質量でありながら
それらが形成された惑星系から
はじき出されたこの天体は
特定の恒星の重力に束縛されることなく銀河を漂っている』
まさに藤竹先生(窪田正孝)のような。
藤竹先生がやろうとしている研究というのは、
科学者としての生き方の模索なんだろうか。
どこか特定の場所に縛られることなく、
何の後ろ盾もなく、
たとえ潤沢な予算が無くても、
自由な発想と地道な努力で結果を出すことができる。
それは栄光のためではなく、
純粋な科学的探究心から生まれるものであると。
科学部の「火星のクレーター再現」は白熱しとる。
火星の再現時間は少しづつ伸びてきていた。
更にその時間を延ばし効率的にクレーターを再現するために、柳田(小林虎之介)と長嶺さん(イッセー尾形)は火星に弾を打ち込むための発射装置を作ることにした。
アンジェラ(ガウ)佳純(伊東蒼)は土の改良とデータ解析&記録。
いや〜みんなすばらしいね。
実験を進めながら知識を深め、その中で生れた疑問を解決し、そこからさらに生まれた発想を形にする。何度も何度もいろんな角度から見つめ直し実験を繰り返す。
そしてともに作業をするうちにお互いへの理解を深め、共同研究者としての信頼を育みながら大切な友ともなっている。これは上下関係がないからこそなのかな。藤竹先生は質問には丁寧に答えてくれるけど口出ししないし、彼らの伸びる芽を嬉しそうに見守っている。これって導く者と学びたい者にとって理想的な関係じゃないのかな。
一方、藤竹の大学の同期でJAXAの准教授・相澤(中村蒼)は明京大学と共同の「惑星探査しののめプロジェクト」のリーダーに選ばれた。こっちも火星なんだね。2028年度の打ち上げを予定しており、火星での、より高度なサンプル採集と地球へのリターンを目指すそうな。
で、相澤のチームは採集に使う機器の改良を試みているらしいんだが、仕切っているのがうわさの石神教授(高島礼子)。相澤にもプレッシャーかけまくり。その重圧でシュミレーション通りに実験が進まないことにイラついた相澤はデータを全て洗い直すよう命じた。
研究員のみなさん、顔を見合わせて絶望的な表情になっとった。
簡単なことじゃないのは相澤だってわかっているだろうに。
その後も指示通りに仕事が進まずアイデアも出ないことに怒り、荒れる相澤。
間に挟まれて大変なのはわかるけど〜
アンタ、そんな研究員威嚇したって作業進むわけないがな。
相澤は助けて欲しい思いもあったんだろうね、藤竹にJAXAに来るよう声をかけた。
「学校なんておまえのいるべき場所じゃない。
そんな所で才能を無駄遣いするなよ。
いい加減、目覚ませ」相澤
「・・・・・自分の居場所は自分で決めるよ」藤竹
価値観が違うというか〜
藤竹と相澤では見つめている場所が違うんじゃないのかね。
それに大学とか、そういう組織に嫌気さしてるみたいだしさ。
今回、二人の恩師で元東郷大学の教授・伊之瀬先生(長谷川初範)が登場したけど、先生は現在山梨に住み、科学の楽しさを広めるために講演や出前授業をされているそうな。どっちかっていうと藤竹は、こっちだよね。伊之瀬先生は科学を愛している。権力になんて興味なし。自分には「政治能力がない」「石神君にはある」とおっしゃっていたけど、これは大学という組織にいるからなのかな?まぁ、企業にいても生き残るためには政治力大事か。優秀なだけでは認められない。結果を出したとしても上の人に嫌われたら終わり。
科学部の実験は「重力可変装置」を柳田と長嶺が苦心の末、発射装置と一体化したボックスに改良。土もアンジェラと佳純がドライアイスの混ぜる量・形を工夫した結果、新たな段階へと進んだ。どちらのチームもひらめきを身近にあるもので工夫して形にし、実験をしてはさらに改良を繰り返した。てぇしたもんだよ。彼らのこの尽きない情熱と意欲はどこからくるんだろう。
一方、JAXAでは疲れ切った相澤に石神教授から「プロジェクトごとに期限を設定せよ」とさらなる指令が。重圧かけまくり。こんなやり方続けていると追い詰められた研究員がデータ改ざんとかに走るんじゃないの?ロボットじゃあるまいし、すべてスケジュール通りに進んだら世話ないワ。これじゃ才能も研究者も育たないべ。ま、石神教授にとって周りの者は駒でしたないのか?
偶然、相澤の部屋で再会した石神と藤竹。
石神教授はイヤミっぽく説教垂れてたけど、藤竹は動じない。
「僕には僕の信念があります。
それを証明するだけです」
藤竹の、この強さは自分は真摯に科学と向き合っているという自信からきているのかもしれない。それは科学部のみんなとも通じる思い。
信じたものに、ただ純粋に誠実に向き合う科学する心だけがあればいいと。
実験はいい感じに進んでいるけど、柳田の昔の悪い仲間が狙っている。
嫌な予感しかない。
そして相澤の心が壊れてしまいそうで心配だよ〜
第1話 夜八時の青空教室
第2話 雲と火山のレシピ
第3話 オポチュニティの轍
第4話 金の卵の衝突実験
第5話 真夏の夜のアストロノミー
第6話 コンピューター室の火星
第8話 メテオライトの憂鬱
第9話 恐竜少年の仮説
第10話(最終話) 消えない星
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研究員のみなさん、顔を見合わせて絶望的な表情になっとった。
簡単なことじゃないのは相澤だってわかっているだろうに。
その後も指示通りに仕事が進まずアイデアも出ないことに怒り、荒れる相澤。
間に挟まれて大変なのはわかるけど〜
アンタ、そんな研究員威嚇したって作業進むわけないがな。
相澤は助けて欲しい思いもあったんだろうね、藤竹にJAXAに来るよう声をかけた。
「学校なんておまえのいるべき場所じゃない。
そんな所で才能を無駄遣いするなよ。
いい加減、目覚ませ」相澤
「・・・・・自分の居場所は自分で決めるよ」藤竹
価値観が違うというか〜
藤竹と相澤では見つめている場所が違うんじゃないのかね。
それに大学とか、そういう組織に嫌気さしてるみたいだしさ。
今回、二人の恩師で元東郷大学の教授・伊之瀬先生(長谷川初範)が登場したけど、先生は現在山梨に住み、科学の楽しさを広めるために講演や出前授業をされているそうな。どっちかっていうと藤竹は、こっちだよね。伊之瀬先生は科学を愛している。権力になんて興味なし。自分には「政治能力がない」「石神君にはある」とおっしゃっていたけど、これは大学という組織にいるからなのかな?まぁ、企業にいても生き残るためには政治力大事か。優秀なだけでは認められない。結果を出したとしても上の人に嫌われたら終わり。
科学部の実験は「重力可変装置」を柳田と長嶺が苦心の末、発射装置と一体化したボックスに改良。土もアンジェラと佳純がドライアイスの混ぜる量・形を工夫した結果、新たな段階へと進んだ。どちらのチームもひらめきを身近にあるもので工夫して形にし、実験をしてはさらに改良を繰り返した。てぇしたもんだよ。彼らのこの尽きない情熱と意欲はどこからくるんだろう。
一方、JAXAでは疲れ切った相澤に石神教授から「プロジェクトごとに期限を設定せよ」とさらなる指令が。重圧かけまくり。こんなやり方続けていると追い詰められた研究員がデータ改ざんとかに走るんじゃないの?ロボットじゃあるまいし、すべてスケジュール通りに進んだら世話ないワ。これじゃ才能も研究者も育たないべ。ま、石神教授にとって周りの者は駒でしたないのか?
偶然、相澤の部屋で再会した石神と藤竹。
石神教授はイヤミっぽく説教垂れてたけど、藤竹は動じない。
「僕には僕の信念があります。
それを証明するだけです」
藤竹の、この強さは自分は真摯に科学と向き合っているという自信からきているのかもしれない。それは科学部のみんなとも通じる思い。
信じたものに、ただ純粋に誠実に向き合う科学する心だけがあればいいと。
実験はいい感じに進んでいるけど、柳田の昔の悪い仲間が狙っている。
嫌な予感しかない。
そして相澤の心が壊れてしまいそうで心配だよ〜
第1話 夜八時の青空教室
第2話 雲と火山のレシピ
第3話 オポチュニティの轍
第4話 金の卵の衝突実験
第5話 真夏の夜のアストロノミー
第6話 コンピューター室の火星
第8話 メテオライトの憂鬱
第9話 恐竜少年の仮説
第10話(最終話) 消えない星
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この記事へのコメント
1. Posted by sannkeneko 2024年11月22日 21:37
こんばんは。
技術的なことはさっぱりわからないけれど科学部の皆さんの創意工夫が素晴らしいです。
>藤竹先生は質問には丁寧に答えてくれるけど口出ししないし、彼らの伸びる芽を嬉しそうに見守っている。
いよいおかしい方向に向かったら軌道修正はするでしょうけれど、基本的には見守り型。そして褒めて励ます。
>これって導く者と学びたい者にとって理想的な関係じゃないのかな。
これだけ時間が掛けられて一人一人と向き合える。定時制だからかもしれませんね。
一方・・・というか『しののめ』の方は苦戦していますね。まあ、火星のクレーターというピンポイントじゃなくて、スケールもお金の方もけた違いなのだけれど、石神先生のプレッシャーの掛け方がエゲツナイ。
>こんなやり方続けていると追い詰められた研究員がデータ改ざんとかに走るんじゃないの?
最悪!(苦笑)。でもこのままじゃ相澤にせよ、研究員にせよ倒れてしまう。壊れてしまう。長中期でプロジェクトを進めていくならとってもマズいと思うけれど。
>柳田の昔の悪い仲間が狙っている。
>嫌な予感しかない。
予告が不穏。誰か辞めちゃう雰囲気だし。
技術的なことはさっぱりわからないけれど科学部の皆さんの創意工夫が素晴らしいです。
>藤竹先生は質問には丁寧に答えてくれるけど口出ししないし、彼らの伸びる芽を嬉しそうに見守っている。
いよいおかしい方向に向かったら軌道修正はするでしょうけれど、基本的には見守り型。そして褒めて励ます。
>これって導く者と学びたい者にとって理想的な関係じゃないのかな。
これだけ時間が掛けられて一人一人と向き合える。定時制だからかもしれませんね。
一方・・・というか『しののめ』の方は苦戦していますね。まあ、火星のクレーターというピンポイントじゃなくて、スケールもお金の方もけた違いなのだけれど、石神先生のプレッシャーの掛け方がエゲツナイ。
>こんなやり方続けていると追い詰められた研究員がデータ改ざんとかに走るんじゃないの?
最悪!(苦笑)。でもこのままじゃ相澤にせよ、研究員にせよ倒れてしまう。壊れてしまう。長中期でプロジェクトを進めていくならとってもマズいと思うけれど。
>柳田の昔の悪い仲間が狙っている。
>嫌な予感しかない。
予告が不穏。誰か辞めちゃう雰囲気だし。
2. Posted by きこり→sannkenekoさん 2024年11月23日 19:08
こんばんは〜寒くなりましたね〜
> 技術的なことはさっぱりわからないけれど科学部の皆さんの創意工夫が素晴らしいです。
みんな素直(柳田最初はひねくれたたけど)にわからないことや発想を口に出せるから、どんどん実験が充実していくというか。
> いよいおかしい方向に向かったら軌道修正はするでしょうけれど、基本的には見守り型。そして褒めて励ます。
そう!褒めるって大事(笑
なんか藤竹先生って嘘がないっていうか、余計なことは言わないから、ちょっと『いいですね』って言ってくれるだけで嬉しいというか(笑
> これだけ時間が掛けられて一人一人と向き合える。定時制だからかもしれませんね。
そうですね。定時制っていうとネガティブな面が言われがちだけど、こんなふうに丁寧に生徒と向き合ってくれるって、すごいことですよね。
> 一方・・・というか『しののめ』の方は苦戦していますね。まあ、火星のクレーターというピンポイントじゃなくて、スケールもお金の方もけた違いなのだけれど、石神先生のプレッシャーの掛け方がエゲツナイ。
ね〜〜!今までもこんなやり方で結果を出してきたのかしら?
恨んでいる人たくさんいるんじゃ・・( ̄▽ ̄;)
こんなに追い詰められていたら、出るアイデアも出ないし、能力も発揮できないですよね。
> 最悪!(苦笑)。でもこのままじゃ相澤にせよ、研究員にせよ倒れてしまう。壊れてしまう。長中期でプロジェクトを進めていくならとってもマズいと思うけれど。
相澤、精神的にかなりまずい感じになってますよね。途中で辞める訳にもいかないだろうし・・・どうなっちゃうんでしょ。
> 予告が不穏。誰か辞めちゃう雰囲気だし。
せっかくまとまった科学部なのに・・
何が起こるのやら・・・ヤダなぁ・・・
> 技術的なことはさっぱりわからないけれど科学部の皆さんの創意工夫が素晴らしいです。
みんな素直(柳田最初はひねくれたたけど)にわからないことや発想を口に出せるから、どんどん実験が充実していくというか。
> いよいおかしい方向に向かったら軌道修正はするでしょうけれど、基本的には見守り型。そして褒めて励ます。
そう!褒めるって大事(笑
なんか藤竹先生って嘘がないっていうか、余計なことは言わないから、ちょっと『いいですね』って言ってくれるだけで嬉しいというか(笑
> これだけ時間が掛けられて一人一人と向き合える。定時制だからかもしれませんね。
そうですね。定時制っていうとネガティブな面が言われがちだけど、こんなふうに丁寧に生徒と向き合ってくれるって、すごいことですよね。
> 一方・・・というか『しののめ』の方は苦戦していますね。まあ、火星のクレーターというピンポイントじゃなくて、スケールもお金の方もけた違いなのだけれど、石神先生のプレッシャーの掛け方がエゲツナイ。
ね〜〜!今までもこんなやり方で結果を出してきたのかしら?
恨んでいる人たくさんいるんじゃ・・( ̄▽ ̄;)
こんなに追い詰められていたら、出るアイデアも出ないし、能力も発揮できないですよね。
> 最悪!(苦笑)。でもこのままじゃ相澤にせよ、研究員にせよ倒れてしまう。壊れてしまう。長中期でプロジェクトを進めていくならとってもマズいと思うけれど。
相澤、精神的にかなりまずい感じになってますよね。途中で辞める訳にもいかないだろうし・・・どうなっちゃうんでしょ。
> 予告が不穏。誰か辞めちゃう雰囲気だし。
せっかくまとまった科学部なのに・・
何が起こるのやら・・・ヤダなぁ・・・