「無能の鷹」第5羽 愛される老害になるためには「モンスター」 #05 信じたいもの

2024年11月11日

「海に眠るダイヤモンド」第3話 孤島の花

「さぁ、一緒にこの会社を潰そうじゃないか」いづみ


 どんな状態でいづみが端島を出たのかはわからない。
閉山でしかたなく離れたのか、その前に夢を求めて飛び出したのか。
外の世界でいづみ(宮本信子)は端島では得られなかったものを掴むことはできたのか。
端島にいた頃のような純粋な幸せを感じることはできたのか。

 金銭的に不自由ない生活、立派な家、心が通い合わない家族。
これが、いづみが望んだ人生なんだろうか。
端島を捨ててまで見た夢なんだろうか。

『一度見た夢を忘れることはできるのだろうか』

 1957年、端島は景気がいいけど、金回りがいいのは炭鉱員と職員だけ。
彼らをの生活を支えている「社外者」たちは年中無休で働いても常にカツカツ。
食堂を営んでいる朝子(杉咲花)の家も。
それでも自分の気持ちを引き立て、日々、ここで自分にやれることをやって生きていくしかない。

 そこに突然現れた『非日常』。
そりゃ参加するさ、夢もみるさ。
でもその夢も惨めに破れた。
鉄平(神木隆之介)は泥棒に堕ちた夏八木(渋川清彦)のことを
『(組合のお金を)半分を残したのは、権力に負け金にも負けた男の矜持だったのか』と言っていたけど、夏八木は泥棒にもなりきれなかっただけだと思う。半分残すことでプライドを保とうとした情けない男だよ。

 朝子を慰めようと連れ出した鉄平。
ふたりだけの花見。
離れた場所から見る端島は光り輝いていて美しい。
その中にいると逃げ場がなくて心が塞がれる時もあるのに。
でも朝子にとっては鉄平がいてくれれば楽園だったのかもしれない。

 鉄平はやっと朝子の気持ちに気づいたかね?( ̄▽ ̄;)
初恋の鞍馬天狗・・・
こっからふたりの距離は縮まるのかな〜。

 さて、「いづみさんは誰だ」問題だよ。
こんな大きな会社を夫と二人で興すだけの器量を持った女性というと・・・
やっぱりリナ(池田エライザ)か朝子だよねぇ・・
百合子(土屋太鳳)は、経営センスとかなさそうだし。
てか、旦那さんって誰なんだろ?
もしかして朝子が賢将(清水尋也)と一緒になって会社を?
まだまだわからんね〜

 百合子はないな〜と思ったのだが〜
『初耳学』にわざわざ呼ばれるってことは、もしかしていづみだから?とか思ったり・・・(笑

 第1話 地底の闇を切りひらく
 第2話 スクエアダンス
 第4話 沈黙
 第5話 一島一家
 第6話 希望の種
 第7話 消えない火


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matakita821 at 17:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 「海に眠るダイヤモンド」 

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