きこりのテレビ日記 #197「海に眠るダイヤモンド」第4話 沈黙

2024年11月16日

「無能の鷹」第6羽 会社に行かない主義の君へ

「ところで、鶸田君。
結局、同期ってなんだっけ?」鷹野


『同期や同僚は友達と違って不思議な関係だと思う。
僕はこの関係がずっと続くと思っていたんだ。
この時までは・・・』


 えぇーーー?!
なになに?この鶸田の不穏なつぶやきは・・・
いったい何が起こるっていうのさ?

 朱雀部長(高橋克実)が償いの韓国家族旅行へ行ってしまい、『サンキューポイント』とやらの導入を頼まれた鴫石部長(安藤玉恵)が説明に来た。

 『サンキューポイント(通称サンポ)』とは・・・社内の人に感謝を伝えたい時、その相手にポイントを贈るというシステム。ポイントが貯まると景品がもらえるそうな。

 景品・・ったってさ〜どうせたいしたもんじゃないんでしょ?( ̄▽ ̄;)
いらんもん貰ってもな〜特別休暇とか高級ホテル宿泊券とかだったら頑張るけど。

 営業部内でも普通にサンポのやり取りが行われるようになり、鳩山さん(井浦新)と鶸田(塩野瑛久)の間にはあったか〜いムードが。しかし鷹野に一日10回以上感謝する鳩山さんを批判する雉谷(工藤阿須加)、それに珍しくイラッとする鳩山さん、さらにサンポの強要をする鵜飼(さとうほなみ)に困惑する人々(その後、鵜飼のサンポ搾取はヒートアップ。不正取引に手を出すようになりサンポ警察に捕まってしまった)雰囲気がギスギスしてきております。

 そして鶸田は初めて大きな案件をまかされ緊張とプレッシャーの日々を過ごしていた。クライアントは老舗菓子メーカー・貝塚製菓さん。
必死にプレゼン資料を制作しているが、相棒の鷹野(菜々緒)は例によってお菓子食べてるだけ(一応貝塚製菓さんの『シーフーダ!』)。

 そんな時、烏森(永田崇人)が現れ、学生の会社訪問の営業部担当を命じられた。一応、その部の若手が担当することになってるんだって。そんな余裕ないと断る鶸田に慈愛に満ちた顔で「協力しよう」と話す鷹野 ( ̄▽ ̄;)

 ちなみに烏森製作「社内相関図」で、この二人への評価は・・・
鶸田→影キャの役立たず
鷹野→無能


 憂欝な会社訪問対応の相談をする鶸田。
そしていつものように想定問答を演じ応える雉谷。
(って、この突然照明が消えて始まる舞台劇みたいな演出好き〜)

「・・・てな感じで〜
人事が求める愛社精神あふれる模範社員を憑依させて
きれいごと並べときゃいいんだよ」
「そんなの雉谷さんにしかできないですよ〜」鶸田
「ていうか、詐欺だよね〜」鵜飼
「慈善事業です」雉谷


 まぁね〜ここはブラックではないけれど、
いいことしか言わない場だよね〜( ̄▽ ̄;)
まさかパワハラ部長がいますとか、残業週50時間ですなんて教える訳ないもん。





 さて、会社訪問開発部担当は燕谷(今井隆文)なのだが〜
彼は「会社に行かない主義」の社員だった。画面に向かって作り笑顔で出社を呼び掛ける烏森に対して、出社により発生するリスク(飲み会や行事への参加・わずらわしい人間関係等)を並べ、リモートなら参加すると告げ接続切断する燕谷。

 リモートで済むならリモートでいいよね。
さすがに会社訪問はアレだけどさ。
コロナの流行終わると(また流行ってるけど)リモートでイケるじゃん!って証明できたのに、また元に戻すの何でだろ〜♬

 燕谷は元は普通に出社して仕事をしていたのだが〜
コロナを経てリモートワークへ移行。
特定の住居を持たず移動しながら生活しているそうな。
仕事はちゃんとやっているので部長的には問題なしなんだって。

 そしてやって来た会社訪問日。
雉谷の従兄弟・国男(三河悠冴)も参加しております。
でも大手希望で、こんなとこ相手にしてないそうな。

 でも、その前に鶸田と鷹野は大事なプレゼンだよ。
クライアントの貝塚製菓さん、社長の貝塚渚さん(ソニン)(どっかで見たことあるな〜と思ったら、ソニンか!)は二代目。先代から受け継いだ会社を守り抜くこと優先、チャレンジよりも堅実第一がモットー。取引は直接会える人のみという姿勢を頑なに崩さない。

 緊張ピークで移動中もプレゼンの予習に集中する鶸田が鷹野のナビに従っていたら・・・にゃんと到着地点は「東武ワールドスクエア」(ナニここ?!めっちゃ楽しそう!ヾ(o´∀`o)ノ 行ってみたい〜!!)
絶望し鳩山に辞意表明する鶸田だったが、なんとかリモート会議するってことで貝塚製菓さんに納得してもらえた。不信感与えたけど ( ̄▽ ̄;)

 カフェに入る時間はなく、園内の適当な場所でポケットWi-Fiだもんで繋がりが悪い〜そんな中、頑張って説明する鶸田とPC持つ係の鷹野。で、そばにいたカップルのマネをしてしゃがんだら・・・鶸田の背景はイタリアのコロッセオに。驚く貝塚製菓さんメンバー。

 その後、鶸田がトイレに行っている間に鷹野が対応。
一応会議なのに普通に『シーフーダ!』を食べているのはどうなんだ?って感じだが、鷹野の場合無問題。背景がエジプトのピラミッドなのも相手方には衝撃を与えたようだが、いつもの鷹野スタイルで続行。

「そんなに広い世界を相手に怖くないんですか?」社長
「こわい?」鷹野
「失敗することとか考えませんか?」
「失敗しても覚えてませんから(にこっ)。
それに確かに広いけれど十分歩き回れる距離ですよ。
このワールドは」


 「ピラミッドを従え涼風を受けながら心地よさげに『シーフーダ!』を食べ、鼻歌を歌う鷹野」を見た社長はワールドワイドな視点で語りかける鷹野に感動、自分はなんて狭い世界にいたんだとショックを受けた。さらに鶸田が関西育ちのイタリア人に『シーフーダ!』を食べさせている姿(音声なし)と味を絶賛しているという情報に歓喜。「画面越しの人は信用できない」と言っていたが、専務と社員に背中を押され「新しいチャレンジ」として提案に積極的なGOを出してくれた!

 今回鶸田は鷹野マジックを見ておらず、なんで社長がオッケーしてくれたのかわからんままだが、まぁ契約取れて自信ついたべ ( ̄▽ ̄;)

 そんな充実感でいっぱいのふたりと、燕谷を追いかけてきた烏森が遭遇。
そして勝手に一緒に捜す申し出をする鷹野。

「だって・・・同期だから」

 その後の追跡劇はまたしても鷹野がトンデモ展開を呼んだ。
鷹野からの電話と背後の烏森と鶸田の会話が合わさり、凶悪な婚活アプリ詐欺と誤解した燕谷が逃亡。必ず捕まえて会社訪問の場に連れて行く気満々の烏森。思いがけず駿足(ヒールなのに)で二人を導く鷹野。体力も気力も持たずしかたなくついていく鶸田。そして逃げながら今の自分と向き合う燕谷。鴫石部長の説得・鵙尾(土居志央梨)(立て替えた金返して欲しかっただけ)と鵤流(宮尾俊太郎)(レコード返して欲しかっただけ)の呼びかけが刺さり、鷹野の言葉が彼を動かした!

「帰りましょう、オフィスに」
オフィスに?!
「オフィスにいるのも仕事ですよ」


 なんだ?この地球を救った奴ら・・みたいなスローモーションは ( ̄▽ ̄;)
ま、そういう訳で「会社訪問」デスヨ。
ここでも注目を集めたのは仕事ができそうな「キャリアウーマン(死語?)」ふう佇まいの鷹野。殺到する質問にスマートに答え、学生たちに共感と感動を呼び、会社のイメージアップに貢献。トゲトゲしていた国男ちゃんもすっかり心が洗われたようでTALONへの評価急上昇。烏谷の上司からの評価もあがり上機嫌。そして・・・烏谷の鶸田と鷹野への評価も「トモダチ」→「同期」へ昇格。ふたりへ感謝の「サンポ」贈与アリ。

 ホント、同期って不思議な関係だよね。
友達と違うのは職場での評価の目が常にあり、どうしてもその影響を受けざるを得ないことかね〜信頼を得るには人間性だけじゃなく仕事で確実に結果を積み重ねていかんと。そんな心細い場に一緒に泳ぎ出した仲間だもの特別な存在だよね。ま、立場が変わるとそこでも影響もでるんだろうが、鳩山さんと鴫石さんみたいに続く場合もある。そっからは人間性の方が試される(笑

 今週も面白かった〜!!
ラストのじゃんけんで負けて心からがっかりする鳩山さんに萌え〜(笑
来週はその鳩山さんが不倫?!と思ったら奥さんが?
それで鳩山さんが鷹野化?なんということでしょう( ̄▽ ̄;)

 第1羽 無能ですが何か?脱力系オフィスコメディ爆誕
 第2羽 優しい人が損をする、それが会社である
 第3羽 野望と愛欲に塗れた社内相関図
 第4羽 地雷を踏まない会社の歩き方
 第5羽 愛される老害になるためには
 第7羽 恋をするとはキモくなること
 最終羽 無能は世界を平和にする?!

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matakita821 at 20:44│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 「無能の鷹」 

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