「宙わたる教室」 第3話 オポチュニティの轍「無能の鷹」第3羽 野望と愛欲に塗れた社内相関図

2024年10月24日

きこりのテレビ日記 #193

 10月24日(日曜日)まぁまぁいい天気 風強し

 21時 TBS『海に眠るダイヤモンド』第1話 地底の闇を切りひらく

 2018年の東京、夢も希望もない、生きることに疲れているホストの玲央(神木隆之介)。そんな彼に突然プロポーズをし、店で大盤振る舞いをしたり、長崎へと連れて行く謎の老婦人・いづみ(宮本信子)。

 そして1955年の長崎・端島に生きる人々。
炭鉱業のために生まれたこの小さな島には人々の生活に必要なもの、学校、病院、郵便局、食堂、床屋、購買部、ビリヤード場に映画館、派出所、すべてがあった。

 炭鉱夫の中には事情があってここに流れ着いた者もいた。
草笛リナ(池田エライザ)も同じような一人。
どこに行ってもうまくいかず、『根っこがちぎれた海藻みたいに漂って』居場所を求め転々と生きてきた孤独な女。

 職員クラブの管理人・町子(映美くらら)に『あんたに何があって、どこから逃げてきたのか知らんけどさ、私達あの戦争を生き延びたとよ。そう簡単には死ねんさ!』と言われていたが、戦争が終わってまだ10年。危険な炭鉱で働く男たちも島で働く女たちも、あの戦争と必死に戦い、とにかく生き残ったのだ。

 島にとって重要人物である製鉄会社社長の三島に逆らい、島を出ていく羽目になったリナに鉄平(神木隆之介)が言った言葉。

「リナさん、人生変えたくないか?
ここから、変えたくないか?」


 すべてに諦めていたリナが鉄平のまっすぐなまなざしとくもりのない言葉を受けて希望を掴もうと思うことができた。その言葉通り、いずみの人生は変わったのだと思う。

 その同じ言葉を玲央に伝えるいづみ。

「玲央、人生変えたくないか?
ここから、変えたくないか?」


 誰にでも人生を変える決断をする瞬間がある。
それは誰かの親切だったり、愛情だったり、おせっかいだったり、願いだったり、偶然のおかげだったりする。端島の生意気な口を利いていた若い炭鉱夫は命を救われ、自分の行いを恥じ、心を開き、仲間を得た。いづみが玲央に近づいたのは恩返しのため?それとも叶えられなかった祈りを成し遂げようとしているの?いづみの言葉は玲央に届いただろうか。

 そもそもいずみはリナなのか。あるいは鉄平を思っていた朝子(杉咲花)なのか。
鉄平とリナに進展はあるのか。
1974年に閉山するまでにあの島で何が起こるのか。
あそこで生きていた人達はどうなったのか。
ミステリー的な面白さもあるし、人間ドラマとしても期待できそう。
二役もさすがの神木隆之介様。声も顔もすべてが別人。
こちらも視聴決定。でも来週はお休みなのね〜( ̄▽ ̄;)

 10月22日(火曜日)くもり 秋らしい空

 『嘘解きレトリック』第3話(録画)(フジテレビ)

「先生・・月がきれいですね」鹿乃子

 かわいい物語だね (♡´艸`)
左右馬(鈴鹿央士)の嘘は端崎(味方良介)を守るための嘘。
そして鹿乃子(松本穂香)の気苦労を減らすための嘘。
どっちにしろ端崎は傷ついたし、鹿乃子はぐるぐると思い悩んだけど、優しい嘘は明らかになっても温かな毛布のようにくるんでくれたから笑顔になれた。

 左右馬って実は人の心が読めるんじゃ?ってぐらい洞察力があるね。
そして品があるから、隠しているけど実はええとこの坊ちゃんなんじゃ?




 『モンスター』#02 嘘と選択(録画)(フジテレビ)

 いや〜楽しい!
劇伴もいい感じ。記事はこちら

 『眠れる森』第6幕・第7幕 Tver


 やっぱり面白いわ〜
1998年放送ですと!
第1話見てから2週間ぐらい放置していたら一気に6話になっていたけど〜( ̄▽ ̄;) ま、3回目の視聴だから内容わかってんだけどね。

 竹内まりやさんの主題歌「カムフラージュ」がドラマにぴったり。詞が甘すぎるような気もするけど内容がハードだから丁度いいのかも。大好きな曲だから今でもたまに聴くよ。あのオープニング映像見ると犯人がわかるって話題になったよね〜そしてラスト(最終回のキムタクはトラウマになっているよ。その後、ドラマで頭強く殴られる場面見る度に、あ〜〜この人もキムタクみたいに・・とか思っちゃう)までの展開も。確かに今見るとそうなんだよ。よく出来てるワ。

 野沢尚さんの書いたドラマがまた見たいなぁ。叶わないけれど。
容赦なく残酷で、寂しくて、哀しみと痛みが散りばめられていて、でも純粋なものがあって。悲しいね。

 10月23日(水曜日)雨・・・

 4時15分頃すずに起こされ、ツイッター見たり、ぼーーーっとしたりして5時起床。
雨が降っているのにミー太は俺は行くぜモード( ̄▽ ̄;)
私が倉庫から帰って来たら、車の下で見張りをしていた。

 『オクラ 迷宮入り事件捜査』#03(録画)(フジテレビ)

 不破(杉野遥亮)を捏造グループに参加させることにした飛鷹(反町隆史)はアジトに案内、その内幕を披露した。飛鷹の元嫁・井伏(観月ありさ)も仲間だったんだね〜もしや偽装離婚?今回は11年前、祈里(青木さやか)の夫・牧原圭吾(是近敦之)が殺された米国務長官を狙った爆破テロ事件の犯人「プロフェッサー」がターゲット。

 祈里さん、公安だったんだね〜( ̄▽ ̄;)
そもそも国務長官がうろうろしないで帰りゃいいのにコンサートに行きたいとか言うから〜

 てか、不破を仲間に入れてからオクラの皆さんとの捜査の展開がわざとらしくなったんでないかい?
他のみんなは気づかないの?気づいてて乗ってあげてんの?

 「プロフェッサー」こと蓬田晴樹(古賀清)は妻の手術費用を稼ぐために犯罪に手を染めた。でも、そうするよう誘導した者がいる。そもそもホントに国務長官を狙ったのかい?実は祈里の夫を狙ったんじゃ?公安だからいろいろ国家機密とか知っちゃってるんでしょ?飛鷹によると今まで「オクラ」が逮捕した迷宮入り事件の犯人や計画については彼が入手したファイルにすべて記述されているんだと。じゃ、今までの事件も誰かの指示によって起こされたってことかい?そしてそいつは警察内部にいる。

 加勢(中村俊介)かな〜?と思ったけど、小者感が否めないよね〜( ̄▽ ̄;)
これから出てくんのかしら?

 『宙わたる教室』第3話 オポチュニティの轍(録画)(NHK総合)


 記事はこちら

 10月24日(木曜日)晴れ 20度だけどあったか〜い

 朝、出勤時に近所のおばさま(80歳ぐらい)が庭仕事をされていたので挨拶したら、UV対策完璧だった。帽子(つばひろっ)装着、さらに目の下から黒い布の幕を垂らしており、腕にはオペラグローブみたいな黒い超長い手袋、首にもなんか巻いてた。すごい。あの年齢になっても諦めないゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 確かに白くてきれいなお肌だもんね。快適さをとってシミだらけになるか、面倒くさいけど対策をするか。もちろん落さ一択のアタイだった。

『全領域異常解決室』第3話 空から足が降ってきた!時空を超えた殺人事件(録画)(フジテレビ)

 タイムホールはあります!!
なのかね〜?( ̄▽ ̄;)
てか「タイムホール」と「タイムトンネル」とはどう違うの?

 今回も超常現象的に始まったが蓋を開けてみると、人間の欲と妬みによる非常に人間らしい事件であった・・「ファフロッキーズ現象」はあったがが興玉によると「常識内の現象」らしいし。

 ゼンケツ公式見解の他に興玉(藤原竜也)には隠している見立てがあるみたいで、豊玉神社の巫女(福本莉子)が絡んでいるとわかっているんだろうなぁ。全ては豊玉ちゃん(ヒルコ)のお遊びなのかい?あるいは豊玉ちゃんも宇喜之局長(小日向文世)の発注を受けて動いているのか。

 でも「いよいよ対決かぁ。全領域異常解決室と」とか言ってたよね。こっから本気出すよってこと?

 雨野(広瀬アリス)の能力がどんどん覚醒してきているような。
彼女は他の人よりも感覚が鋭いんだね。彼女をスカウトしたのは興玉なのかしら。
興玉・雨野 VS ヒルコ・宇喜之もありえる?

人気ブログランキング
人気ブログランキング
ドラマランキング
ドラマランキング
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

このエントリーをはてなブックマークに追加
matakita821 at 16:22│Comments(2)テレビ日記 | 2024年ドラマ

この記事へのコメント

1. Posted by sannkeneko   2024年10月25日 18:59
こんばんは。
すっかり日が短くなってしまいました。

『眠れる森』は再放送を含めると一体何回見ているのか・・・。
>容赦なく残酷で、寂しくて、哀しみと痛みが散りばめられていて、でも純粋なものがあって。
野沢氏の作品はミステリーだけじゃなくてヒューマンドラマとしても一級品。
今、ここまでの書き手はいないから。
版権とかの事情なのか意外と再放送されなくて、それこそTverで『恋人よ』が出た時には
心底驚いたくらい。
『氷の世界』も『この愛に生きて』も『眠れぬ夜を抱いて』も傑作なのだけどなぁ。
Tverにはもうひと頑張りしていただきたいです(笑)。

で、私はそのTverで『最愛』に何回目かのドはまり中ですが、その『最愛』チームの『海に眠るダイヤモンド』。
とんでもなく出演者が多いけれど。
>ミステリー的な面白さもあるし、人間ドラマとしても期待できそう。
この頃から石炭産業は徐々に右肩下がりになっていく。
多くの産炭地ももちろん端島も。
宮本信子さんは何者なのだろうか?
玲央と鉄平はどこかで繋がっているのかな?

オポチュニティって???で見た『宙わたる教室』は今回も良かった〜。
>名取役の女優さん、何かいいわ〜。
私は『どうする家康』で初めて見たのですが、独特の存在感のある女優さんですよね。

ところでUV対策完璧のご近所様のことで思い出したのですが、ウン十年前の話。
ウチの母は首の日焼け防止用に後ろ側にスカーフ上の布が付いているサンバイザーで庭仕事。
で先代の三毛猫が「庭に変な人がいる!」と絶叫したり唸ったり。
母が振り向くと「あっ!お母さんだ!!」で大人しくなるのに、後向きになるとまた激怒。
何だろうねぇと大笑いしていたことを思い出しましたわ。
2. Posted by きこり→sannkenekoさん   2024年10月26日 18:35
こんばんは〜!夜が長くなってきましたなぁ
> 野沢氏の作品はミステリーだけじゃなくてヒューマンドラマとしても一級品。
> 今、ここまでの書き手はいないから。
オリジナルでここまで独自の世界を持っている脚本家さんってなかなかいないですよね。ここまで書くか?!というような展開、死の気配が常に伝わってくるのも好きでした。「氷の世界」私も好きでしたよ〜
野沢尚さんの創り上げる登場人物は本当に独特だったので演じる側も大変だったとは思うけどやりがいあったんじゃないのかなぁ・・とか思ったり。
> Tverにはもうひと頑張りしていただきたいです(笑)。
そうそう!90年代のドラマをもっと手に入れて欲しいわ〜
FODへ誘導しないで無料でなんとか!(笑
いいドラマは何回見てもいいですよね。私も日本のも韓国のも好きなドラマは何回でも見ちゃいます。
> とんでもなく出演者が多いけれど。
多い( ̄▽ ̄;)相関図見ながらじゃないと名前もわかんなくなるし〜
> 宮本信子さんは何者なのだろうか?
やっぱり端島にいた誰かだよねぇ?でもみんな怪しい。
ネックレス百合子もしていたし、あの鉄平の言葉もみんな聞いていましたもんね?
玲央が鉄平の孫とか?それじゃ普通すぎるか・・(笑
> オポチュニティって???で見た『宙わたる教室』は今回も良かった〜。
私も「オポチュニティ」って何?と見ながら思っていたので、ちゃんと説明してくれて良かった(笑)地味なドラマですけど、いいドラマですよね。
見終わった後じわ〜っとくるというか。
> 母が振り向くと「あっ!お母さんだ!!」で大人しくなるのに、後向きになるとまた激怒。
なんかわかるような(笑)猫ってひらひらしている布もの怖がりませんか?
「月曜から夜ふかし」でも実験してたけど、動物って人間を顔で認識しているってのが面白いですよね(笑)匂いとか全体的な雰囲気じゃないのね( ̄▽ ̄;)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「宙わたる教室」 第3話 オポチュニティの轍「無能の鷹」第3羽 野望と愛欲に塗れた社内相関図