2024年04月29日
韓国ドラマ「涙の女王」第16話(最終回)
『憎しみも許しに変わる
努力しても無理なことはある
だが、それでもいいと気づくこともあるだろう
日々を懸命に生きること
立ち止まって風景を眺めること
いつしか時の流れは加速する
そして僕たちを通り過ぎてゆく
そうやって日々を共に過ごし
人生が与える幸せをすべて享受したあと
いつの日か一人だけ残されたら・・・
もう一人が迎えに来ればいい
それなら怖くない
一緒だから』
時は流れ、二人はいつまでも幸せに暮らしました。
でも、幸せって笑顔だけじゃない。
ケンカしたり、怒ったり、泣いたり、嘆いたり・・
助け合ったり、慰めあったり、愛し合ったり。
今を生きようとする一日一日の日常の積み重ねが
いつしか幸せの宮殿になる。
ヘインが新婚旅行の時に見たお墓参りをするおじいさんは、やっぱりヒョヌだった。
ヘインが逝ってしまった後もヒョヌは彼女とともに生き続けた。
そうしてヒョヌが旅立つ時には天使になったヘインが迎えに来てくれた。
差し出した手を握り、二人は、ともに時の流れの中を歩き続けるのだろう。
ウンソン(パク・ソンフン)の車に轢かれた(でも警察がドア開けた時違う人だったよね?身代わり?)ヒョヌ(キム・スヒョン)は病院に搬送された。
ヒョヌにプロポーズされた時、ヘインは自分の家族はかなり普通とは違っているから、苦労するだろうし自分は味方になれないと話した。
「一緒に暮らしていて、君が無理なら
僕が君の味方になればいい。
それなら味方同士だ。
結婚とは味方同士になって同じ船に乗る。
船が転覆したら一緒に死ぬしかない。
君が生きれば僕も生きる。
そう思う。
君が思うほど、世の中はそんなに甘くない。
でも生きていると住宅詐欺より
腹の立つことがたくさん身に降りかかる。
そんな時ヘインさんと同じ船ならどんなに嬉しいか。
夜通し水をかき出し船を漕いでも、
きっと心強いだろう。
そんな人と結婚すべきじゃ?
だから僕は今日プロポーズしたんだ」
そうだね・・(´;ω;`)
楽しいこともいっぱいあるだろうけれど、
辛いことの方が多いかもしれない。
それでも、この人と一緒なら水をかき出しながらでも一緒に生きていきたい、それが結婚なんだね。
努力しても無理なことはある
だが、それでもいいと気づくこともあるだろう
日々を懸命に生きること
立ち止まって風景を眺めること
いつしか時の流れは加速する
そして僕たちを通り過ぎてゆく
そうやって日々を共に過ごし
人生が与える幸せをすべて享受したあと
いつの日か一人だけ残されたら・・・
もう一人が迎えに来ればいい
それなら怖くない
一緒だから』
時は流れ、二人はいつまでも幸せに暮らしました。
でも、幸せって笑顔だけじゃない。
ケンカしたり、怒ったり、泣いたり、嘆いたり・・
助け合ったり、慰めあったり、愛し合ったり。
今を生きようとする一日一日の日常の積み重ねが
いつしか幸せの宮殿になる。
ヘインが新婚旅行の時に見たお墓参りをするおじいさんは、やっぱりヒョヌだった。
ヘインが逝ってしまった後もヒョヌは彼女とともに生き続けた。
そうしてヒョヌが旅立つ時には天使になったヘインが迎えに来てくれた。
差し出した手を握り、二人は、ともに時の流れの中を歩き続けるのだろう。
ウンソン(パク・ソンフン)の車に轢かれた(でも警察がドア開けた時違う人だったよね?身代わり?)ヒョヌ(キム・スヒョン)は病院に搬送された。
ヒョヌにプロポーズされた時、ヘインは自分の家族はかなり普通とは違っているから、苦労するだろうし自分は味方になれないと話した。
「一緒に暮らしていて、君が無理なら
僕が君の味方になればいい。
それなら味方同士だ。
結婚とは味方同士になって同じ船に乗る。
船が転覆したら一緒に死ぬしかない。
君が生きれば僕も生きる。
そう思う。
君が思うほど、世の中はそんなに甘くない。
でも生きていると住宅詐欺より
腹の立つことがたくさん身に降りかかる。
そんな時ヘインさんと同じ船ならどんなに嬉しいか。
夜通し水をかき出し船を漕いでも、
きっと心強いだろう。
そんな人と結婚すべきじゃ?
だから僕は今日プロポーズしたんだ」
そうだね・・(´;ω;`)
楽しいこともいっぱいあるだろうけれど、
辛いことの方が多いかもしれない。
それでも、この人と一緒なら水をかき出しながらでも一緒に生きていきたい、それが結婚なんだね。
一方、拉致されたヘイン(キムジウォン)はウンソクによってホン家の別荘に閉じ込められていた。脱出を試みようとしたヘインだったが、銃を手にし、目がイっちゃっているウンソンに一緒に海外へ行って結婚しようと言われ同意せざるを得なかった・・
慌てて病院へ駆けつけたドゥグァン(チョン・ベス)とボンエ(ファン・ヨンヒ)がヒョヌの状態を尋ねると『肋骨骨折・肝損傷、後腹膜出血の疑い』だと。なのにヒョヌはベッドから抜け出し、ヘインの元へと行ってしまった。
ヒョヌはグレイス(キム・ジュリョン)に連絡し、ヘイン失踪にウンソンが関わっているとモ・スリ(イ・ミスク)へ情報を流させ、モ・スリにヘインを捜させた(やっぱり頭いいわね)。貸金庫に預けてあった裏金がウンソンによって移動されていると知ったスリは、すぐに別荘へ。ヒョヌはヤンギとスリの車の後を尾けた。
この時の車中のヤンギ(ムン・テユ)とヒョヌとの会話が二人の長い歴史や友情が伝わってきてナイスだった!じっくり描いてくれて良かったよお。
「ヒョヌ!返事しろ!」
「起きてるよ・・」
「だったら何か言え!
寝るならいびきをかけ!
重傷者が静かだと不安になる!」
「死なないから安心しろ・・」
「勘弁してくれ・・
俺は離婚弁護士だ。俺の依頼人は皆こう話す。
『より良く生きるために離婚する』と。
俺には生き直す人を助けるという自負がある」
「それで・・」
「お前は違う。自分の命など惜しくないようだ」
「ヤンギ・・」
「やめろよ!優しい声で俺を呼ぶな!」
「ありがとう。そばにいれくれて」
「・・・お前らしくないぞ!」
「いい奴だよ・・」
「俺を褒めるなって!!
・・・マジで死ぬ気かよ・・」
雪の中、ヒョヌは1人で別荘の敷地内へ。
見張がうろうろしている中隠れていたら、管理人のわんこが助っ人で来てくれた。
情けは人の為ならずってね、わんこだって自分を助けてくれたヒョヌを覚えているのさ。で、管理人のおじさんが通用門の鍵を渡してくれた。
その頃、逃げようとしていたヘインはウンソンとモ・スリの争いを聞いていた。
モ・スリときたら、逃げる前に会長に薬を盛って倒れた時の映像とお金を渡していけとさ。
「そんなに心配?俺がバラすかと?
知ってるくせに。俺は言わない」
そっからの会話にはびっくりだったよ。
わたしゃ、スワンを殺したのは嫉妬したウンソンかと思っていたが、モ・スリの仕業だった。そっか・・スワンは長男だからいずれ会長の地位も財産も受け継ぐ存在だもんね。スリにとっては邪魔でしかない。
母親に会いたくて海まで尾けてきたウンソンはすべてを見ていた。
「死んだ?
母さんがボートを壊したろ?
早く死ねば一緒に暮らせるんだよね?
だから黙ってた」
「そうすれば早く迎えに来ると思って待っていた。
分かるか?
来ない人を待つのは地獄だ」
「私は知らない。
あの時ヘインも死んでいれば、
あなたに邪魔されることもなかった。
それが惜しい」
母親の悪事を黙認することがウンソンの愛だった。
そして母親から渡されたお金を愛情だと思いこもうとした。
これだけ酷い扱いを受けても、証拠映像が入っているタブレットをしまっている引き出しの鍵の暗証番号は母親の誕生日だった。どんなにウンソンが母親の愛を求めていたか。そして求めても求めても得られない愛にどんなに苦しみ続けたか。哀れでならない。
モ・スリがヘインの存在に気づいた時、電気が消えヒョヌが現れた。
2人は手を繋いで外へ。
すぐにウンソンは銃を手に車で追ったさ。
怪我のせいで動きの鈍いヒョヌはヘインだけでも逃がそうヤンギが待っている正門に行かせようとしたんだが、ヘインはそんな人間じゃないぞ。
「私、知ったの。あなたがどんな存在か。
誤解したこと後悔してる。正式な謝罪は後よ。
掴んで!
今夜、同じ船に乗った。だから一緒に行く」
ヒョヌもヘインの手を握りかえしたさ。
記憶が無くなっても、ヘインの心に深く刻まれているヒョヌのプロポーズの言葉は大切なものとして残っているんだね。
そしてついに自爆覚悟で車を走らせるウンソンに見つかってしまった!
でも、ヤンギが早めに警察を呼んでくれたよ!
次々と到着するパトカー。
「一緒に行く約束だ!!」ウンソン
「悪いけど、ありえない。
覚えてなくても、あなたを嫌う訳が分かった」ヘイン
「・・・俺が嫌いだと?なぜだ?
君のせいで俺の人生はメチャクチャに!!」
「ユン・ウンソン!やめろ、終わった!」ヒョヌ
「黙れ!終わってない!!
(手を差し出し)大丈夫、まだ間に合う・・
俺と一緒に行こう・・」
「目を覚まして!死んでも行かない!」ヘイン
「そうか・・死んでも?」
パトカーが近づいている。
警官達が取り囲み始めた。
「(ヘインに銃を向け)本当に?」ウンソン
「やめろ!」ヒョヌ
「銃を下ろせ!さもなくば発砲する!」警官
「ヘイン・・・置いてはいけない。
君を・・連れて行く。殺してでも」ウンソン
ヘインを狙ったウンソンの銃はかばったヒョヌを撃ちぬいた。
さらに撃とうとしたウンソンに警官達が次々と発砲し、ウンソンは倒れた。
ウンソンの無念そうな目・・・
求め続けた愛を必死に掴もうとしたのに果たせなかった。
(´;ω;`) あまりにも哀れで辛くて泣けてしまう・・・
パク・ソンフンさん、狂気の愛が切なく激しく伝わってきたよ。
忘れられそうにないわ。
そしてまた病院に搬送されるヒョヌ。
「模範タクシー」のドギ(イ・ジェフン)もびっくりするほどの不死身ぶりだったけど、ヒョヌもボロボロだよーーー!出血多量で息も絶え絶えなのにヘインに「僕は大丈夫・・泣かないで・・」って・・・
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!
手術室に入る前にヒョヌはヘインに頼んだ。
「そばにいてくれ・・」
「当然でしょ。そばにいる。
心配しないで手術を受けて」
手術室に送った後、ヘインの中に自分が手術を受ける前のヒョヌと交わした会話が蘇った。ヒョヌと同じように強い信頼と愛で手術に臨んだ時の自分を。
「それなのに・・・
記憶が消えてわからなかった・・・
私は・・・何てひどいことを・・・」
その頃、ウンソンがドルに換えた裏金を発見したモ・スリは移動させようとしていた。
そこに警官がウンソンの死を伝えに来た。
スリが現場に行くと、そこには幼いウンソンが待っていた。
走り去る車を追いかけ「待ってるからーー!!」と叫んでいたウンソク・・
彼の心はあの頃のまま。成長できずにずっと母親が戻って来て抱きしめてくれるのを待ち続けていた。モ・スリが欲を捨てウンソンの元へ戻ってきていたら、二人の人生は全く違うものになっていたはず。
こんな女でも泣くんだねと思ったら・・・
すぐにウンソンの持ち株を確認し相続の手続きと裏金で株を買うよう命じていたわ〜そしてあの証拠映像が入っているタブレットを川に投げ捨てた。
「息子のものは、すべて私のものよ!
問題を起こしたのはユン前会長だから、私の会長就任に支障はない」
人間じゃないね。
地獄行き列車がモ・スリを迎えに走りだしましたヨ〜
ヒョヌとヘインのことを聞いたボムジュン(チョン・ジニョン)とソンファ(ナ・ヨンヒ)・ボムジャ(キム・ジョンナン)、ボンエ達も病院へ。自分をかばってヒョヌが撃たれたと泣きながら謝るヘインをボンエは抱きしめてくれた。
そして海で溺れたヘインを助けてくれたのがヒョヌだとわかったソンファは、かつて1人息子が亡くなったこと、それ以来ヘインのせいにして憎んできたこと、ヒョヌに娘を救ってもらったのに辛く当たってきたことを心から謝罪した。
「過ぎたことです。もう水に流しましょう。
今は・・ヒョヌが無事に目を覚ますことだけ・・・
ただ祈りましょう。
そしてヒョヌが目を覚ましたら感謝すればいいんです」
「はい。そうします」
二人の母親の手はしっかりと繋がっていた (´;ω;`)
試練を経てソンファは本当に変わったよね。
変なしがらみや葛藤を手放すことができて、いい顔になった。
そしてボンエさん・・
広い心と赦し・・さすがヒョヌの母親だなぁと思ったよ。
ボンエさんとドゥグァンに育てられた息子だからこそ、
ヒョヌは深く人を愛する強い人間になれたんだよね。
手術は成功。
ヘインは、ずっと語り掛けながらそばに居続けた。
意識が戻ったヒョヌが最初に発した言葉は・・・
「ヘイン・・大丈夫?」
「やめて。余計に申し訳なくなる・・
死にかけたのに私の心配?
私は大丈夫よ(泣)
あのね・・・ごめんなさい・・
あなたを忘れて、何も覚えてないからひどい言葉を」
「僕も覚えてなかった・・
僕がどれほど君を求めていたか・・
何があろうとも一緒にいると、
あれほど心に誓ったのに・・・
全部忘れて・・君を苦しめた・・
ごめん・・・そして愛してる」
ヒョヌの差し出した手をヘインはしっかりと握った。
「ありがとう・・泣かないで・・・」
ゥヮ―。゚(PД`q*)゚。―ン
一緒に生きるってこういうことなんだね。
結婚はゴールじゃない。
そこから二人の本当の旅が始まるんだね。
ヒョヌのベッドの周りをひとつになった家族が
泣きながら笑顔で取り囲んでいる・・・
ヤンギと会ったヘインは離婚の本当の理由を尋ねたけど、「今更過去のことを掘り返しても無意味です。愛する人のために撃たれた奴を思う方が有意義です」と答えなかった。その代わり、ヘイン救出に向かう車の中での会話を教えてくれた。
「危機に直面した時、真実が見えます。
ヒョヌもあなたをどんなに愛していたか思い知ったようです」
「マジで死ぬ気かよ!」ヤンギ
「分かってないな・・僕は生きるために行く。
もしも彼女に万一のことがあったら・・・
生きていけない」
「人生は謎だ。
一緒に暮らせないと言ってたのに。
いないと死ぬと」
「あぁ。そうなった」
ヤンギ最高!
最初っから最後までヒョヌの味方として寄り添い、行動してくれた。
友達を見りゃ、その人がわかるってね。その通りだよ。
病室に移ったヒョヌのそばで、あの手帳を開いたヘインは驚いていた。
結構切迫した感じで『ヘイン 後悔する前にヒョヌを捕まえて』と書いてあったのさ〜(笑
「でも分かる。気がかりよね。納得」
で、ヘインが席を外して戻って来ると、
その書き込みの下に『もう捕まった』と書かれていた。
「あざといわね!」と言いながら仲良くツッコミ合う二人を扉の外から見たペクファミリーは遠慮してその場を離れましたとさ。良かったねぇ・・やっとみんな気軽に笑い合えるようになった。
その後も『完璧な男』だとか『私の心を狙い撃ち』とか、
『笑い方も好み』とか・・出てくる出てくる・・
ヨンドゥリのおばさん達が恋に向かう瞬間が一番幸せと言い合ってたけど、そうだよね〜心から愛する相手と、また出会って一から恋を始められるって最高かも。
ホン家では勘当されていた長男が戻り、
兄弟3人でクィーンズを取り戻すことを誓った。
筆頭株主のモ・スリはとっととクィーンズを売り払おうとしていたが、ヒョヌは裏金で買った株は違法なので『株式譲渡の無効訴訟』を起すよう提案。
ダヘ(イ・ジュビン)はホン家の裁判が有利に進ませるために自首を考えていた。株の凍結を解除するにはモ・スリの詐欺を証明しないとアレらしくてさ。で、グレイスも誘っとる・・( ̄▽ ̄;)
実は細かすぎてき気づかなかったがグレイスはホン家のために動いていた。
あのMP3をヘインの目の付くところに置いたり、ドイツからの小包をヘインにちゃんと届けたりしていた。全部ヤンギの指示だけどね。
「私はウンソンみたいになりたくない。
哀れすぎる。
必死に愛を求めたのに叶うことなく、寂しい最期を迎えた。
まともに生きたいの。
隠し事も後ろめたさも罪悪感もなく。
心安らかにね、誰かを愛し愛されて」ダヘ
「ねぇ、刑務所帰りをホン家が受け入れる?」グレイス
ダヘは話を聞いてしまったスチョルに初めて自分の身の上話をした。
施設で育ち、真冬に名前すら残さず捨てられた自分には迎えに来る人がいなかった。それでたまに来るスチョルを待ちわびていたそうな。最初はスチョルが来た日にだけ食べられるいちごのケーキが目的だったけど、いつのまにかスチョル自身を待つようになったと、巻き上げて大切にしてきたぬいぐるみも見せた。
「私が待ったから、今度はあなたが待って。
自首する。堂々と生きるために」
「ダヘ・・ダメだ」
「ゴヌを頼むね。
戻って来たら一生あなたに尽くす。
夫に忠実ないい妻になる」
スチョルは泣きながら止めたけど、ダヘの意志は固かった。
一本気で間違いに気づいたら潔く方向転換できる強いダヘ。
同じ施設で育ったのにウンソンとは違う人生を選びとった。
素敵な女性だよ。
そして彼女も初恋を実らせたんだね。
裁判の日、モ・スリは白々しく会長の唯一の味方としてクィーンズを守ろうとしているかのようにふるまったが、ダヘと、別荘で会話を聞いたヘインの証言、そして会長が倒れた日の音声付映像で(スリが川に捨てたのはグレイスがすり替えたコピーの入ったもの)悪行が証明され逮捕された。
最後まで往生際が悪かったけど、ウンソンの残した証拠が逮捕に導いた。ウンソンの悲しみと恨みは少しは成仏できたかな。
株式譲渡の無効訴訟は勝訴、ウンソクとスリの投資詐欺も立証されたため、ホン家は株を取り戻し、クィーンズに復帰した。邸にはまた家族が戻ったが、昔のホン家とは大違い。心の通った家になったよ。
スチョルはゴヌと一緒にダヘの帰りを待っている。ゴヌをソンファが抱っこした写真があったから孫としても認めてくれたんだろうね。
そして、ボムジャだよ。
突然ヨンソン(キム・ヨンミン)に呼び出され、この前の返事ね!とドキドキ。
でも遅れてくるし、前置きが長い!
断るならサッサと断ってよ!てな感じになったのだが〜
実はヨンソンは恋愛経験ゼロ。
それでボムジャのことは気になっているんだけど、
どうしたらいいいのか戸惑っていたのさ〜
「俺はボムジャさんのスピードについていけない。
初めて誰かを待ちわびて、会いたいと思ったけど、
その次は・・・今日みたいに道が分かりません」
「・・・じゃあ・・・
私にどうして欲しいんですか?」
「俺は焼くのが得意です。
君が辛い時は肉を、退屈な時はマドレーヌを焼く。
そうしたい。
辛い時や退屈な時、俺の元に来るのはどう?」
「ええ。行きます。
私が行けばいい。
ヨンソンさんはゆっくり来て」
かわいいヨンソンさん。初恋だったのね。
そしてヨンソンさんに出会って本来のかわいさが現れたボムジャさん。
2人は自分たちだけの幸せを見つけようとしている。
ヨンソンがゆっくりすぎて全く手を出してこないもんだから焦れてたけど、ほっぺにキスされて最初は呆れながらも嬉しそうだったなぁ。
夫に女がいると思って悩んだ末離婚を決意したミソン(チャン・ユンジュ)だったが、すべて誤解だった。電話に出たジェニーは高齢の教授。夫からの電話を拒否していたミソンには伝えられず、ドゥグァンの所に連絡があったそうな。すれ違っていた夫婦がちゃんと目を見て話し合えるようにとドゥグァンとヨンエはミソンに飛行機のチケットをプレゼント。一件落着したみたい。
そしてヒョヌとヘインですワ。
夫が職場で妻を見つけて嬉しそうに走りよってくるなんてね〜(笑
クールにしているけど内心ヒョヌへの気持ちが高まっているヘイン。
ナ秘書からヒョヌがプロポーズ向きの有名店を予約したと聞き、誘われるのを待っていたのだが、ヒョヌは課のみんなと飲み会に来ていただけだった(笑
一人家に戻ったヘインはヒョヌの部屋の天井に張ってある星マークを見て、流産した時の記憶が蘇った。あの時から二人の関係がギスギスしてしまったんだよね。翌日散歩に出た二人はそのことを話し合った。
「大きな理由で仲たがいしたとは思わない。
心にもないことを言って意地を張り合い愚かな誤解を招いた。
ドアをノックするより、部屋に閉じこもってあなたを憎む方が簡単だから。
でもね、もう、そうしない。
なら、うまくいくかも」ヘイン
「僕も同じだった。
君のためなら何度でも銃に撃たれる覚悟はある。
そういうことじゃなく、毎日のささいな日常の中で、
疲れて、ケンカして、お互いに失望するのが怖かった。
また心がすれ違って憎むかもしれないと思ったんだ。
でも、これは言える。
そばにいる。どんな時も。
壊れたら直して、穴は塞げばいい。
完璧である必要もない。
ありのままで。
それでよければ結婚してくれる?」
「もちろん。
でも時間が欲しい。まだ交際初期よ。
段階を踏んで」
慌てて繋いでいた手を放すヒョヌ。
ハグは少なくとも5回は手を繋いだ後だってよ( ̄▽ ̄;)
一度こじれてしまった関係を修復するのは難しい。
きっかけも勇気も大人だからこそ持てない。
そして病気じゃなくても人は日常の中で大切な人の心を思いやることや交わした約束を忘れてしまう。ヘインの病気とホン家を巡る事件は、隠してきたそれぞれの本心を気づかせ、お互いを理解し、許し合い、手を取り合う機会をもたらしてくれた。幸せが何なのかを教えてくれた奇跡の時間だった。
あれから2年ぐらい経ったのかなぁ・・・
出所したダヘをスチョルとゴヌが迎えた。
きっとスチョルが毎日ゴヌにダヘのことを話したり写真を見せたりしていたんだろうと思う。ゴヌは迷いなくママを受け入れたよ。この家族の第二章が始まるね。
一緒にシャバに出て来た行き場のないグレイスも連れていってもらえた。
ちょっとホッとしたわ〜( ̄▽ ̄;)
ボムジュンは会長の座を兄に譲って引退。
ソンファとのんびり暮らしている。
まぁ、きっと元々ああいう争いの場が好きじゃなくて無理していたのかもね。
「誰かと別れる時背中を刺さず笑顔で手を振れる」って言ってたもんね( ̄▽ ̄;)
ペク家とも相変わらず行き来して仲良し。
変わらないペク家と大きく変わったホン家。
不思議な縁に導かれ辿り着いた場所はあたたかい。
この二人も生涯の友と、あるがままの自分でいられる自由を得たんだよね。
エンディングのスヒョン様の歌声が美しかった・・
そしてラストに映し出された愛の記憶が残っている部屋に、じ〜ん・・・。
すばらしい作品でした。
愛の美しさ、醜さ、怖さ、尊さ、そしてそれらすべてを包む赦し。
深く人間の心を描きながら、笑わせてくれたり、泣かせてくれたり、感動させてくれたり。どの場面も忘れられない。久しぶりにハマって配信の日は仕事に行く前に早起きして見たわ〜
キム・スヒョン様とキム・ジウォン様の演技と存在感も神がかっていたけど、登場人物すべてのみなさんが見ている者の心に語りかけ訴えかけてきた。キャストとスタッフの皆様に心から感謝申し上げたい。かけがえのない時間をありがとう。
も〜ロスなんてもんじゃないよ。
また第一話から見直すしかないじゃん・・(´;ω;`)ウゥゥ
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慌てて病院へ駆けつけたドゥグァン(チョン・ベス)とボンエ(ファン・ヨンヒ)がヒョヌの状態を尋ねると『肋骨骨折・肝損傷、後腹膜出血の疑い』だと。なのにヒョヌはベッドから抜け出し、ヘインの元へと行ってしまった。
ヒョヌはグレイス(キム・ジュリョン)に連絡し、ヘイン失踪にウンソンが関わっているとモ・スリ(イ・ミスク)へ情報を流させ、モ・スリにヘインを捜させた(やっぱり頭いいわね)。貸金庫に預けてあった裏金がウンソンによって移動されていると知ったスリは、すぐに別荘へ。ヒョヌはヤンギとスリの車の後を尾けた。
この時の車中のヤンギ(ムン・テユ)とヒョヌとの会話が二人の長い歴史や友情が伝わってきてナイスだった!じっくり描いてくれて良かったよお。
「ヒョヌ!返事しろ!」
「起きてるよ・・」
「だったら何か言え!
寝るならいびきをかけ!
重傷者が静かだと不安になる!」
「死なないから安心しろ・・」
「勘弁してくれ・・
俺は離婚弁護士だ。俺の依頼人は皆こう話す。
『より良く生きるために離婚する』と。
俺には生き直す人を助けるという自負がある」
「それで・・」
「お前は違う。自分の命など惜しくないようだ」
「ヤンギ・・」
「やめろよ!優しい声で俺を呼ぶな!」
「ありがとう。そばにいれくれて」
「・・・お前らしくないぞ!」
「いい奴だよ・・」
「俺を褒めるなって!!
・・・マジで死ぬ気かよ・・」
雪の中、ヒョヌは1人で別荘の敷地内へ。
見張がうろうろしている中隠れていたら、管理人のわんこが助っ人で来てくれた。
情けは人の為ならずってね、わんこだって自分を助けてくれたヒョヌを覚えているのさ。で、管理人のおじさんが通用門の鍵を渡してくれた。
その頃、逃げようとしていたヘインはウンソンとモ・スリの争いを聞いていた。
モ・スリときたら、逃げる前に会長に薬を盛って倒れた時の映像とお金を渡していけとさ。
「そんなに心配?俺がバラすかと?
知ってるくせに。俺は言わない」
そっからの会話にはびっくりだったよ。
わたしゃ、スワンを殺したのは嫉妬したウンソンかと思っていたが、モ・スリの仕業だった。そっか・・スワンは長男だからいずれ会長の地位も財産も受け継ぐ存在だもんね。スリにとっては邪魔でしかない。
母親に会いたくて海まで尾けてきたウンソンはすべてを見ていた。
「死んだ?
母さんがボートを壊したろ?
早く死ねば一緒に暮らせるんだよね?
だから黙ってた」
「そうすれば早く迎えに来ると思って待っていた。
分かるか?
来ない人を待つのは地獄だ」
「私は知らない。
あの時ヘインも死んでいれば、
あなたに邪魔されることもなかった。
それが惜しい」
母親の悪事を黙認することがウンソンの愛だった。
そして母親から渡されたお金を愛情だと思いこもうとした。
これだけ酷い扱いを受けても、証拠映像が入っているタブレットをしまっている引き出しの鍵の暗証番号は母親の誕生日だった。どんなにウンソンが母親の愛を求めていたか。そして求めても求めても得られない愛にどんなに苦しみ続けたか。哀れでならない。
モ・スリがヘインの存在に気づいた時、電気が消えヒョヌが現れた。
2人は手を繋いで外へ。
すぐにウンソンは銃を手に車で追ったさ。
怪我のせいで動きの鈍いヒョヌはヘインだけでも逃がそうヤンギが待っている正門に行かせようとしたんだが、ヘインはそんな人間じゃないぞ。
「私、知ったの。あなたがどんな存在か。
誤解したこと後悔してる。正式な謝罪は後よ。
掴んで!
今夜、同じ船に乗った。だから一緒に行く」
ヒョヌもヘインの手を握りかえしたさ。
記憶が無くなっても、ヘインの心に深く刻まれているヒョヌのプロポーズの言葉は大切なものとして残っているんだね。
そしてついに自爆覚悟で車を走らせるウンソンに見つかってしまった!
でも、ヤンギが早めに警察を呼んでくれたよ!
次々と到着するパトカー。
「一緒に行く約束だ!!」ウンソン
「悪いけど、ありえない。
覚えてなくても、あなたを嫌う訳が分かった」ヘイン
「・・・俺が嫌いだと?なぜだ?
君のせいで俺の人生はメチャクチャに!!」
「ユン・ウンソン!やめろ、終わった!」ヒョヌ
「黙れ!終わってない!!
(手を差し出し)大丈夫、まだ間に合う・・
俺と一緒に行こう・・」
「目を覚まして!死んでも行かない!」ヘイン
「そうか・・死んでも?」
パトカーが近づいている。
警官達が取り囲み始めた。
「(ヘインに銃を向け)本当に?」ウンソン
「やめろ!」ヒョヌ
「銃を下ろせ!さもなくば発砲する!」警官
「ヘイン・・・置いてはいけない。
君を・・連れて行く。殺してでも」ウンソン
ヘインを狙ったウンソンの銃はかばったヒョヌを撃ちぬいた。
さらに撃とうとしたウンソンに警官達が次々と発砲し、ウンソンは倒れた。
ウンソンの無念そうな目・・・
求め続けた愛を必死に掴もうとしたのに果たせなかった。
(´;ω;`) あまりにも哀れで辛くて泣けてしまう・・・
パク・ソンフンさん、狂気の愛が切なく激しく伝わってきたよ。
忘れられそうにないわ。
そしてまた病院に搬送されるヒョヌ。
「模範タクシー」のドギ(イ・ジェフン)もびっくりするほどの不死身ぶりだったけど、ヒョヌもボロボロだよーーー!出血多量で息も絶え絶えなのにヘインに「僕は大丈夫・・泣かないで・・」って・・・
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!
手術室に入る前にヒョヌはヘインに頼んだ。
「そばにいてくれ・・」
「当然でしょ。そばにいる。
心配しないで手術を受けて」
手術室に送った後、ヘインの中に自分が手術を受ける前のヒョヌと交わした会話が蘇った。ヒョヌと同じように強い信頼と愛で手術に臨んだ時の自分を。
「それなのに・・・
記憶が消えてわからなかった・・・
私は・・・何てひどいことを・・・」
その頃、ウンソンがドルに換えた裏金を発見したモ・スリは移動させようとしていた。
そこに警官がウンソンの死を伝えに来た。
スリが現場に行くと、そこには幼いウンソンが待っていた。
走り去る車を追いかけ「待ってるからーー!!」と叫んでいたウンソク・・
彼の心はあの頃のまま。成長できずにずっと母親が戻って来て抱きしめてくれるのを待ち続けていた。モ・スリが欲を捨てウンソンの元へ戻ってきていたら、二人の人生は全く違うものになっていたはず。
こんな女でも泣くんだねと思ったら・・・
すぐにウンソンの持ち株を確認し相続の手続きと裏金で株を買うよう命じていたわ〜そしてあの証拠映像が入っているタブレットを川に投げ捨てた。
「息子のものは、すべて私のものよ!
問題を起こしたのはユン前会長だから、私の会長就任に支障はない」
人間じゃないね。
地獄行き列車がモ・スリを迎えに走りだしましたヨ〜
ヒョヌとヘインのことを聞いたボムジュン(チョン・ジニョン)とソンファ(ナ・ヨンヒ)・ボムジャ(キム・ジョンナン)、ボンエ達も病院へ。自分をかばってヒョヌが撃たれたと泣きながら謝るヘインをボンエは抱きしめてくれた。
そして海で溺れたヘインを助けてくれたのがヒョヌだとわかったソンファは、かつて1人息子が亡くなったこと、それ以来ヘインのせいにして憎んできたこと、ヒョヌに娘を救ってもらったのに辛く当たってきたことを心から謝罪した。
「過ぎたことです。もう水に流しましょう。
今は・・ヒョヌが無事に目を覚ますことだけ・・・
ただ祈りましょう。
そしてヒョヌが目を覚ましたら感謝すればいいんです」
「はい。そうします」
二人の母親の手はしっかりと繋がっていた (´;ω;`)
試練を経てソンファは本当に変わったよね。
変なしがらみや葛藤を手放すことができて、いい顔になった。
そしてボンエさん・・
広い心と赦し・・さすがヒョヌの母親だなぁと思ったよ。
ボンエさんとドゥグァンに育てられた息子だからこそ、
ヒョヌは深く人を愛する強い人間になれたんだよね。
手術は成功。
ヘインは、ずっと語り掛けながらそばに居続けた。
意識が戻ったヒョヌが最初に発した言葉は・・・
「ヘイン・・大丈夫?」
「やめて。余計に申し訳なくなる・・
死にかけたのに私の心配?
私は大丈夫よ(泣)
あのね・・・ごめんなさい・・
あなたを忘れて、何も覚えてないからひどい言葉を」
「僕も覚えてなかった・・
僕がどれほど君を求めていたか・・
何があろうとも一緒にいると、
あれほど心に誓ったのに・・・
全部忘れて・・君を苦しめた・・
ごめん・・・そして愛してる」
ヒョヌの差し出した手をヘインはしっかりと握った。
「ありがとう・・泣かないで・・・」
ゥヮ―。゚(PД`q*)゚。―ン
一緒に生きるってこういうことなんだね。
結婚はゴールじゃない。
そこから二人の本当の旅が始まるんだね。
ヒョヌのベッドの周りをひとつになった家族が
泣きながら笑顔で取り囲んでいる・・・
ヤンギと会ったヘインは離婚の本当の理由を尋ねたけど、「今更過去のことを掘り返しても無意味です。愛する人のために撃たれた奴を思う方が有意義です」と答えなかった。その代わり、ヘイン救出に向かう車の中での会話を教えてくれた。
「危機に直面した時、真実が見えます。
ヒョヌもあなたをどんなに愛していたか思い知ったようです」
「マジで死ぬ気かよ!」ヤンギ
「分かってないな・・僕は生きるために行く。
もしも彼女に万一のことがあったら・・・
生きていけない」
「人生は謎だ。
一緒に暮らせないと言ってたのに。
いないと死ぬと」
「あぁ。そうなった」
ヤンギ最高!
最初っから最後までヒョヌの味方として寄り添い、行動してくれた。
友達を見りゃ、その人がわかるってね。その通りだよ。
病室に移ったヒョヌのそばで、あの手帳を開いたヘインは驚いていた。
結構切迫した感じで『ヘイン 後悔する前にヒョヌを捕まえて』と書いてあったのさ〜(笑
「でも分かる。気がかりよね。納得」
で、ヘインが席を外して戻って来ると、
その書き込みの下に『もう捕まった』と書かれていた。
「あざといわね!」と言いながら仲良くツッコミ合う二人を扉の外から見たペクファミリーは遠慮してその場を離れましたとさ。良かったねぇ・・やっとみんな気軽に笑い合えるようになった。
その後も『完璧な男』だとか『私の心を狙い撃ち』とか、
『笑い方も好み』とか・・出てくる出てくる・・
ヨンドゥリのおばさん達が恋に向かう瞬間が一番幸せと言い合ってたけど、そうだよね〜心から愛する相手と、また出会って一から恋を始められるって最高かも。
ホン家では勘当されていた長男が戻り、
兄弟3人でクィーンズを取り戻すことを誓った。
筆頭株主のモ・スリはとっととクィーンズを売り払おうとしていたが、ヒョヌは裏金で買った株は違法なので『株式譲渡の無効訴訟』を起すよう提案。
ダヘ(イ・ジュビン)はホン家の裁判が有利に進ませるために自首を考えていた。株の凍結を解除するにはモ・スリの詐欺を証明しないとアレらしくてさ。で、グレイスも誘っとる・・( ̄▽ ̄;)
実は細かすぎてき気づかなかったがグレイスはホン家のために動いていた。
あのMP3をヘインの目の付くところに置いたり、ドイツからの小包をヘインにちゃんと届けたりしていた。全部ヤンギの指示だけどね。
「私はウンソンみたいになりたくない。
哀れすぎる。
必死に愛を求めたのに叶うことなく、寂しい最期を迎えた。
まともに生きたいの。
隠し事も後ろめたさも罪悪感もなく。
心安らかにね、誰かを愛し愛されて」ダヘ
「ねぇ、刑務所帰りをホン家が受け入れる?」グレイス
ダヘは話を聞いてしまったスチョルに初めて自分の身の上話をした。
施設で育ち、真冬に名前すら残さず捨てられた自分には迎えに来る人がいなかった。それでたまに来るスチョルを待ちわびていたそうな。最初はスチョルが来た日にだけ食べられるいちごのケーキが目的だったけど、いつのまにかスチョル自身を待つようになったと、巻き上げて大切にしてきたぬいぐるみも見せた。
「私が待ったから、今度はあなたが待って。
自首する。堂々と生きるために」
「ダヘ・・ダメだ」
「ゴヌを頼むね。
戻って来たら一生あなたに尽くす。
夫に忠実ないい妻になる」
スチョルは泣きながら止めたけど、ダヘの意志は固かった。
一本気で間違いに気づいたら潔く方向転換できる強いダヘ。
同じ施設で育ったのにウンソンとは違う人生を選びとった。
素敵な女性だよ。
そして彼女も初恋を実らせたんだね。
裁判の日、モ・スリは白々しく会長の唯一の味方としてクィーンズを守ろうとしているかのようにふるまったが、ダヘと、別荘で会話を聞いたヘインの証言、そして会長が倒れた日の音声付映像で(スリが川に捨てたのはグレイスがすり替えたコピーの入ったもの)悪行が証明され逮捕された。
最後まで往生際が悪かったけど、ウンソンの残した証拠が逮捕に導いた。ウンソンの悲しみと恨みは少しは成仏できたかな。
株式譲渡の無効訴訟は勝訴、ウンソクとスリの投資詐欺も立証されたため、ホン家は株を取り戻し、クィーンズに復帰した。邸にはまた家族が戻ったが、昔のホン家とは大違い。心の通った家になったよ。
スチョルはゴヌと一緒にダヘの帰りを待っている。ゴヌをソンファが抱っこした写真があったから孫としても認めてくれたんだろうね。
そして、ボムジャだよ。
突然ヨンソン(キム・ヨンミン)に呼び出され、この前の返事ね!とドキドキ。
でも遅れてくるし、前置きが長い!
断るならサッサと断ってよ!てな感じになったのだが〜
実はヨンソンは恋愛経験ゼロ。
それでボムジャのことは気になっているんだけど、
どうしたらいいいのか戸惑っていたのさ〜
「俺はボムジャさんのスピードについていけない。
初めて誰かを待ちわびて、会いたいと思ったけど、
その次は・・・今日みたいに道が分かりません」
「・・・じゃあ・・・
私にどうして欲しいんですか?」
「俺は焼くのが得意です。
君が辛い時は肉を、退屈な時はマドレーヌを焼く。
そうしたい。
辛い時や退屈な時、俺の元に来るのはどう?」
「ええ。行きます。
私が行けばいい。
ヨンソンさんはゆっくり来て」
かわいいヨンソンさん。初恋だったのね。
そしてヨンソンさんに出会って本来のかわいさが現れたボムジャさん。
2人は自分たちだけの幸せを見つけようとしている。
ヨンソンがゆっくりすぎて全く手を出してこないもんだから焦れてたけど、ほっぺにキスされて最初は呆れながらも嬉しそうだったなぁ。
夫に女がいると思って悩んだ末離婚を決意したミソン(チャン・ユンジュ)だったが、すべて誤解だった。電話に出たジェニーは高齢の教授。夫からの電話を拒否していたミソンには伝えられず、ドゥグァンの所に連絡があったそうな。すれ違っていた夫婦がちゃんと目を見て話し合えるようにとドゥグァンとヨンエはミソンに飛行機のチケットをプレゼント。一件落着したみたい。
そしてヒョヌとヘインですワ。
夫が職場で妻を見つけて嬉しそうに走りよってくるなんてね〜(笑
クールにしているけど内心ヒョヌへの気持ちが高まっているヘイン。
ナ秘書からヒョヌがプロポーズ向きの有名店を予約したと聞き、誘われるのを待っていたのだが、ヒョヌは課のみんなと飲み会に来ていただけだった(笑
一人家に戻ったヘインはヒョヌの部屋の天井に張ってある星マークを見て、流産した時の記憶が蘇った。あの時から二人の関係がギスギスしてしまったんだよね。翌日散歩に出た二人はそのことを話し合った。
「大きな理由で仲たがいしたとは思わない。
心にもないことを言って意地を張り合い愚かな誤解を招いた。
ドアをノックするより、部屋に閉じこもってあなたを憎む方が簡単だから。
でもね、もう、そうしない。
なら、うまくいくかも」ヘイン
「僕も同じだった。
君のためなら何度でも銃に撃たれる覚悟はある。
そういうことじゃなく、毎日のささいな日常の中で、
疲れて、ケンカして、お互いに失望するのが怖かった。
また心がすれ違って憎むかもしれないと思ったんだ。
でも、これは言える。
そばにいる。どんな時も。
壊れたら直して、穴は塞げばいい。
完璧である必要もない。
ありのままで。
それでよければ結婚してくれる?」
「もちろん。
でも時間が欲しい。まだ交際初期よ。
段階を踏んで」
慌てて繋いでいた手を放すヒョヌ。
ハグは少なくとも5回は手を繋いだ後だってよ( ̄▽ ̄;)
一度こじれてしまった関係を修復するのは難しい。
きっかけも勇気も大人だからこそ持てない。
そして病気じゃなくても人は日常の中で大切な人の心を思いやることや交わした約束を忘れてしまう。ヘインの病気とホン家を巡る事件は、隠してきたそれぞれの本心を気づかせ、お互いを理解し、許し合い、手を取り合う機会をもたらしてくれた。幸せが何なのかを教えてくれた奇跡の時間だった。
あれから2年ぐらい経ったのかなぁ・・・
出所したダヘをスチョルとゴヌが迎えた。
きっとスチョルが毎日ゴヌにダヘのことを話したり写真を見せたりしていたんだろうと思う。ゴヌは迷いなくママを受け入れたよ。この家族の第二章が始まるね。
一緒にシャバに出て来た行き場のないグレイスも連れていってもらえた。
ちょっとホッとしたわ〜( ̄▽ ̄;)
ボムジュンは会長の座を兄に譲って引退。
ソンファとのんびり暮らしている。
まぁ、きっと元々ああいう争いの場が好きじゃなくて無理していたのかもね。
「誰かと別れる時背中を刺さず笑顔で手を振れる」って言ってたもんね( ̄▽ ̄;)
ペク家とも相変わらず行き来して仲良し。
変わらないペク家と大きく変わったホン家。
不思議な縁に導かれ辿り着いた場所はあたたかい。
この二人も生涯の友と、あるがままの自分でいられる自由を得たんだよね。
エンディングのスヒョン様の歌声が美しかった・・
そしてラストに映し出された愛の記憶が残っている部屋に、じ〜ん・・・。
すばらしい作品でした。
愛の美しさ、醜さ、怖さ、尊さ、そしてそれらすべてを包む赦し。
深く人間の心を描きながら、笑わせてくれたり、泣かせてくれたり、感動させてくれたり。どの場面も忘れられない。久しぶりにハマって配信の日は仕事に行く前に早起きして見たわ〜
キム・スヒョン様とキム・ジウォン様の演技と存在感も神がかっていたけど、登場人物すべてのみなさんが見ている者の心に語りかけ訴えかけてきた。キャストとスタッフの皆様に心から感謝申し上げたい。かけがえのない時間をありがとう。
も〜ロスなんてもんじゃないよ。
また第一話から見直すしかないじゃん・・(´;ω;`)ウゥゥ
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