日曜劇場「VIVANT」 第9話きこりのテレビ日記 #126

2023年09月12日

連続ドラマW 『落日』 第1話

 wowowの契約外したり入れたり何度もやっているから、すんごい久しぶりにオリジナルドラマ見たよ( ̄▽ ̄;) わたしゃ、ほとんどキャスティングで視聴決定する方なんだが、コレ前情報なしで見てみたら苦手な吉岡里帆さんと、演技的に惹かれたことが無かった竹内涼真殿が、ほぼメインだった。でも、なにか違う。今回はキテるんじゃ?!このドラマは二人の役者さんにとって運命なのかも!と一般人のおばちゃんの私がエラそうだが予感したぞ。もちろん視聴決定。

 一作目の映画でベルサイユ国際映画祭グランプリを受賞した長谷部香(北川景子)は二作目の映画の題材に15年前に笹塚町で起きた殺人事件を扱おうと考えていた。

 それは21歳の引きこもりの長男・立石力輝斗(竹内涼真)が高校三年生の妹・沙良(久保史緒里)を包丁で15ヶ所刺して惨殺し家に火を点け両親をも殺したという事件で、力輝斗には死刑判決が出ていた。香は事件があった町出身であるほとんど無名の脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に執筆をオファーする。最初は断った真尋だったが、被害者の立石沙良の情報を知り、事件と沙良という人間、その家族関係に興味をひかれ受けることに。

 裁判で力輝斗は「引きこもりの自分に比べて毎日楽しく生きている妹が憎くてやった」と動機を話していたが、それは本当なのか、なぜ沙良は殺されねばならなかったのか。

 沙良と関わった同級生から見た彼女は「サイコパス」そのもだった。
同情をひかせる嘘を平気でつく。
学校で目立つ存在の男子二人を振り回し仲たがいさせ闇に落とす。
才能ある陸上選手に一生の傷を負わせ未来も夢も破壊する。
一切罪の意識はない。
病院のベッドで動けずにいる同級生を前にした沙良は、まるで悪を食べて輝く少女だった。





 実は香は笹塚町に住んでいた幼い頃、短い間だったが沙良に救われた思い出があった。
母親に虐待されベランダに出されるのが日常だった香は同じような境遇と思われる彼女の存在が忘れられずにいた。彼女と実際会ったことは無く、仕切り板をコンコンと静かに叩く音でコミュニケーションを取ったり、あざだらけの手に触れるだけだったが、彼女が居たからあの辛い日々に耐えられた。

 虐待が彼女をサイコパスに変えてしまったのか・・・
あるいはあの壁の向こう側にいたのは沙良ではなく、もしや力輝斗だったのか・・・

 香は死刑判決を決定づけた力輝斗の精神鑑定をした明神谷教授に会いに行ったが、力輝斗が虐待を受けていた事実は無く、精神疾患も疑われなかったと答えた。さらに立石家の子供が虐待をされていたという通報記録や児童相談所の訪問記録についても時間が経ちすぎていて見つけられなかった

 しかし、真尋の従弟・正隆(高橋光臣)(医師)からの明神谷教授は鑑定を部下に丸投げ状態・鑑定書改ざん疑惑もあるとの情報を受け、実際に鑑定をした地方にいる医師・葛城を訪ねたが彼女から聞けたのは「力輝斗は最後まで本当のことを話そうとしませんでした。力輝斗が妹を殺したのは何か別の動機があった。15年前のあの事件にはもっと深い真実が隠されていると思います」という言葉だった。

 「深い真実」・・・
15ヶ所も刺したということは、それだけ憎しみが深かったとも思うが、生き返るのを恐れたのかもしれない。息の根を絶たずにはいられない殺意の理由・・・複雑すぎて説明ができないような他人には理解できないような?知りたい。

 実力を認められるすごい賞を取ったのに自己肯定感がすごく低く「ごめんなさい」が口癖の長谷部香。北川景子さんの香は、さらにその奥を暴きたいような、その抱えている荷物を早く解放してあげたいような、もどかしさと苦しさと必死に戦っているのが伝わってくる。

 そして姉に強いコンプレックスを抱え、自分で自分を持て余してている甲斐真尋。家族の自慢だったらしい頭が良くてピアノが上手だった姉・千穂はピアニストになり世界中を飛びまわっていると言っていたがお墓には姉が16歳で亡くなったことが刻まれていた。姉の死で真尋は大きな傷を負い、そのせいで感情も才能も封じ込められてしまったんだろうか。

 そして死刑執行を待つ立石力輝斗にとっての「真実」とは。
そもそも彼はその真実を知って欲しいと思っているのか?

 立石力輝斗と立石沙良、その家族の人生と向き合いながら、香と真尋が逃げてきた人生の真実とも向き合うことになるのでしょう。

 それぞれの役者さんから、その役の人生の瞬間が刺さるように伝わってくる、ミステリーとしても人間ドラマとしても惹きつけられ、私の中にある闇を揺さぶるような、心が吸い寄せられる第1回目でした。久々に興奮しております。

  てか、真尋〜企画段階の脚本についてペラペラしゃべっちゃダメだろうが〜!( ̄▽ ̄;) 崖っぷち脚本家の大畠凛子(黒木瞳)が怪しい動きをしていたぞ〜企画奪われちゃうんじゃないのお?

 第2話 第3話 第4話(最終話)

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matakita821 at 18:38│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 連続ドラマW 「落日」 

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