ワシのニャンダフルライフ「ブラッシュアップライフ」第8話 ずっと一緒

2023年02月24日

「舞いあがれ!」 第21週 新たな出発

 月曜日 第97話

 二人が告白しあった日から半年がすぎ、今日は二人の結婚式。

 はやっ!
まさか月曜日にあの予告のウェディングドレス姿が披露されるとは。


 仏前で二人は浩太(高橋克典)に結婚の報告。

「お父ちゃん、無事に結婚式を挙げることができました」舞
「舞さんを大切にします」貴司(赤楚衛二)


 真っ白なウェディングドレス姿見てもらいたかったんやろな。
三人だけの大切な時間。貴司でよかった。
お父ちゃんも嬉しそうやで (´;ω;`)


 披露宴会場(?)は、やはり「ノーサイド」一択(笑
舞(福原遥)ったら、そこにもウェディングドレスで来たから長い裾引きずって真っ黒になっちゃうんじゃ?って、いらん心配したぞ。


 「ノーサイド」にはオールキャスト勢ぞろい。
五島列島組はもちろん、IWAKURA組からは笠やん(古舘寛治)と章兄ちゃん(葵揚)ら。
そして航空組代表として由良先輩(吉谷彩子)と倫子(山崎紘菜)。

 由良先輩はアリゾナでパイロットをしているそうな。
頑張って夢叶えたんだね。相変わらず凛としてはる。
凛子はフランス人の同僚と婚約中ですってよ!
彼からもらった個性的な指輪が想像を掻き立てるわね〜(笑

 かわいい妹分・舞の面倒を見ている姿が二人らしかった。
舞にとっても心から尊敬でき、甘えられる存在なんだろうな。


 さて、遅れて到着した悠人(横山裕)。
にゃんと佳晴(松尾諭)が連れて来た。久留美(山下美月)の指示らしいが。

 晴れの席に自分が行って雰囲気壊しては・・て気使って出ない気だったのかな?
みんなも悠人を見て驚いてはいたが、顔を見られてほっとしてたで。


 やっぱりお兄ちゃんがおらな!
てか、いつのまにか佳晴が兄貴分みたいになっているのに笑ったぞ。
助けてもらった恩というか恥ずかしい所みられた相手だから、逆に楽なのかな。

 嬉しそうに酔っぱらって章兄ちゃんに抱えられていく笠やんにも、ぐっときたわ。
気持ちいいお酒だったのがわかるよ。


 そして賑やかな「ノーサイド」を一人出ていく悠人に気づいた久留美。
買ってきたビールを手渡したぞ(in 柏木公園)

「これから何やったらええんやろなぁ・・・
俺にできることは金稼ぐことぐらいで・・・」悠人
「お金稼げるってすごい才能やと思いますけど。
うちのお父ちゃんには一つもない才能です」

「うれしかったなぁ・・・
大事な友達と大事な友達が家族になりました。
めっちゃうれしくて・・・ちょっと・・・さみしいです
」久留美


 こんなことを言える相手は悠人だけ。
そして悠人が素直に弱音を吐ける相手も久留美だけなんだよね。


 気づけば会場のあちこちでカップル誕生しとる。
山田(大浦千佳)と藤沢(榎田貴斗)。なんとなく気づいてはいたよ(笑
一太(若林元太)と百花さん(尾本祐菜)。うまくいってるのね〜♬
悠人と久留美。そうなるだろうな〜とは思っとった。
そしてまさかの佳晴と「ノーサイド」のママ・道子さん(たくませいこ)。

 道子さんって結婚しているのかと思ったよ。
あるいは離婚経験者 ( ̄▽ ̄;)
佳晴、道子さんにはみっともないとこ一杯見られているから、ありのままの自分を見せられそう。佳晴の栄光も挫折も絶望もすべて知っている。

 佳晴、こういう店で珈琲入れたりするの合ってるかも。
道子さんならうまく佳晴の手綱握りそうだし。


 帰り道、岩倉家の新しい表札を見て勝(山口智充)が雪乃さん(くわばたりえ)につぶやいとった。

『うめづいわくら』や」勝
「ホンマやなぁ・・・」雪乃
「浩ちゃん、きれいかったで。舞ちゃんの花嫁姿」


 (´;ω;`)ウッ…
IWAKURAが大変な時、いよいよになったら一緒に漫才でもやろ!と勝さんが誘っていたコンビ名が「うめづいわくら」やった。
こんな形で実現するなんてなぁ。あの頃は思ってもみなかったよねぇ。


 そして、ばんば(高畑淳子)の前で安堵の涙を流すめぐみ(永作博美)にもらい泣き。
(´•̥ ω •̥` ) うまい!うますぎるよ永作さん。
耐えていたものがぐわっと開くのがわかった。
パイロットの夢を諦めさせてしまったという思いもあったろうし、
嬉しくて、ほっとして、心から娘の幸せを願う喜びの涙だね。


 そしてリフォームした二階に新居をかまえた舞と貴司。

「今日な、ええ一日やったやんか」貴司
「うん。ホンマに幸せな一日やった」舞
「ずっと忘れたないやろ」
「うん」
「この幸せ、歌の中に閉じ込めよう思っててな、さっきから考えてんねん」
「こういう歌にしたなるような幸せ、これからいっぱいあったらええな」
「うん。幸せになろ」
「うん」


 指切りする二人の初々しくてかわいいこと。
「この一瞬を永遠に」。
このドラマの、こんなふうにまっすぐに素直に描くところが好き。
二人の真ん中にある灯を一緒に見ているような気持ちになる。


 火曜日 第98話

 舞と貴司の新婚生活
お揃いのエプロン付けて二人で台所に立っております。

 (*´艸`*) ザ・新婚(笑
貴司も愛妻弁当持ってデラシネに出勤か〜


 IWAKURAのブログも少しづつ閲覧者数が増えてきており、
(♡´艸`)ウフフ♡ てな感じの舞の元に土屋(二宮星)が慌てて走ってきた。

 笠やんが腰いわしてしもうたらしい。
すぐに病院へ連れて行ったが、ぎっくり腰は動けないからなぁ。
舞の連絡を受け嫁に行った娘さんが迎えに来てくれたが、なんかよそよそしい雰囲気。

 そしてめぐみ社長の元に笠やんから退職したいという電話が入ったのさ〜
まぁ、そんな遠くない時期には辞めるつもりだったらしいが、今回のことで決心がついたらしい。

 翌日、朝礼で笠やんは正式に退職を伝えた。
引き継ぎきっちりしてから辞めるとは言っていたが、みんなやっぱり寂しさが隠せない。

 退職後の生活を土屋さんに聞かれて「家族サービス」と応えていた笠やんだったが、奥様は去年亡くなられて一人暮らしだった模様。
子育ては奥さんまかせだったから一人娘とは何を話したらいいかわからなくて疎遠な感じになっているそうな。お孫さんと一緒に作ろうと思ってプラモデルをたくさん買っているのに、それも伝えられていないらしい(章にいちゃん談)

 悲しい。
IWAKURAという家族の頼れるお父さん的存在だった笠やんなのに。
あの情熱やあったかさが娘には伝わっていなかったなんて。
でもお互いにコミュニケーションの仕方がわかっていないだけで、きっかけがあれば繋がれると思うんだけどな〜







 そんな時、IWAKURAに市役所の人たちが騒音レベル調査にやってきた。
どの工場とは特定されていないんだが、近隣住民から騒音の苦情が入ったらしい。

 調査の結果、IWAKURAの音は基準以下で問題なしだったんだが、もし問題アリだった場合は、そこの工場負担で防音壁を設置したり機械を移設縮小せねばならんそうな。

 みんなギリギリの状態で回しているのに、そんなもんにかけるお金はないよね。
でも、地域の住民のみなさんの理解が得られないと工場存続は難しくなるかもしれん。


 一方、デラシネにいる貴司の元にはリュー(川島潤哉)が来ていた。
舞と電話で穏やかながらもラブラブな会話をしている貴司に、またふっかけとる(笑

血が騒がない?
何にも縛られないで放浪して短歌作りたいって思わない?
」リュー
思わないです(ドーーン!)」貴司
「ふ〜ん・・・人は変わるもんだねぇ」


 ところで貴司の短歌集「デラシネの日々」、
歌集には珍しく重版かかったんだって〜〜!
すごいね。やっぱりリューって有能な編集者なのね ( ̄▽ ̄;)


 でも、その嬉しい知らせを聞かせても
全くエキサイトしない貴司がもどかしいリュー(笑


「梅津さんって夢ないの?
この間さ、秋月さんが長山短歌賞の佳作もらったじゃない?
彼女の夢は100年後も読まれ続ける短歌を作ることなんだって。
失恋も自分の力に変えていい歌作ってるよ」


 リューはガツガツしたタイプの人が好きなんでしょ?
やっぱり史子( 八木莉可子)と合いそう(笑
それを貴司に求められても〜
でも、今から仙人みたいに修まった感じの貴司が心配なんだろうね。
もっともっと大きく羽ばたいて欲しい。
まぁ、それを聞いた貴司、さすがにちょっと考えこんではいたが。

 そうそう、史子、「長山短歌賞」の佳作とったんだね。
おめでとう!君ならやると思っていたよゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
逞しく成長し続ける史子と担当編集者・リュー北條の日々、スピンオフで見たいなぁ。


 御園さん(山口紗弥加)と会った舞が工場の騒音問題のことを話すと、東京の工場街でも同じような状況だと教えてくれた。
工場が減り、その跡地に住宅が建つことで工場と住宅が混在する地域になり、新しく越してきた人達は騒音が気になり役所に苦情を入れる。

 生まれた時から工場の音を普通に聞きながら育った人や、工場で働いている人にとっては慣れ親しんだ音で、むしろ元気をもらえる音かもしれんが、新たに入ってきた住民にとってはただのうるさい音だもんな〜難しい問題だよ。

 水曜日 第99話

 工場 VS 近隣住民の問題をなんとかしたいが方法がわからない舞に御園さんは「オープンファクトリー」を提案。

 「オープンファクトリー」とは・・・
地域の町工場と協力して一般のお客さん呼び、工場を見てもらったり、そこでものづくりの体験してもらったりして、町工場のこと知ってもらう取り組みらしい。

「ふ〜ん・・・楽しそうやな」貴司
「やろ?しかも楽しいだけちゃうで。
町の人と工場の間にある壁壊せる気ぃすんねん」舞
「壁?」めぐみ
「心の壁」舞
「・・・・」めぐみ
「よう知らん人が相手やと人って疑心暗鬼になる。
けど町の人に工場のことを知ってもらってしっかりコミュニケーション取ったら、ええ関係築けるんちゃうかってそういうこと?」貴司

 
 自然と舞を援護してくれる貴司。心強いわぁ。
「オープンファクトリー」は根本的な解決にはならんかもしれんがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ コミュニケーションがあるとないとじゃ全然違うよね。お互いを知ることで関係は変わってくるはず。


 舞はめぐみが紹介してくれた、2代目社長が集まる勉強会「東大阪の明日を創ろう会」(in 「うめづ」)に出て「オープンファクトリー」参加を呼び掛けた。

 みなさんに「オープンファクトリー」の意義は伝わり、かなりいい反応を得たのだが〜現実的には難しいとの言葉ばかり。

・職人たちを休日に働かせるのはちょっと。休日手当を出す余裕もない。
・ただでさえ忙しいのに、そのイベントのための準備する時間も人手もない。
・工場に来て何か問題が起こったら、それこそ立ち退きになる。


 確かにそうなんだろうな〜
精神的にも人数的にも難しいんだろうね。
うちも少人数の会社だからよくわかるよ。一人抜けただけで大変だも。

 2代目は1代目が築き上げたものを受け継ぎ、守っていかなければならない。
だから若くして社長になったとしても変化よりも今の状態を保つ方に必死にならざるを得ないのかもしれん。何より新しいことにチャレンジする余裕がない。
でも、何かやってみないと変わらないからなぁ。


 提案が不発に終わり、しゅんとしている舞に的場(この前雪乃さんに説教されていた2代目)は参加はできないが手伝いを申し出てくれた。さらに騒音のことで世話になった市役所の安川さんと言う人に相談するよう教えてくれたぞ。

 デラシネで楽しそうに企画書を作る舞と同じテーブルで宿題の短歌作りに難儀している大ちゃんと陽菜ちゃん。貴司くんでええから(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)短歌作ってと頼んでおります。
 
 もちろん断ったが、ちゃんと丁寧に説明する貴司。

あんな、陽菜ちゃんの短歌は陽菜ちゃんにしか作られへんねん。
大ちゃんの歌も大ちゃんにしか作られへん
」貴司
何で?」大、陽菜
短歌作るってことはな「誰とも違う自分がここにおるで!」って胸張ることやねん。そやから、自分だけの歌作らんと


 ちょっと難しかったかもしれんが、大人がちゃんと思いを伝えようとしている事は伝わったよね。二人とも嬉しかったと思う。
貴司の誘導で二人らしい短歌ができた!
貴司、教え方ホンマうまいわ〜〜!
こうやって入口を作ってくれることで知ることができて、お互いの世界が広がるんだろうなぁ。
これはモノづくりすべてに通じることなのかもしれない。


 ちなみに二人の短歌は

『いやなこと ふきとばすよな 言葉やな 
すかんぴん ママ 大丈夫やで』陽菜


 話している内容は結構ハードで、あら〜って思ったけど( ̄▽ ̄;)
陽菜ちゃんの明るさと逞しさ、お母さんへの愛情も伝わってきて、なるほど陽菜ちゃんが見えてくる短歌だった。


『すべり台 すべっただけで あながあく
ズボン弱すぎちゃうんか お前』大樹


 クールに見えた大ちゃんのユーモアあるツッコミ。
しみじみ味わい深い歌だね〜


 貴司は舞に「いつか短歌教室をやりたい」という夢を語っていた。
なんだか貴司の夢を初めて聞いたような気がする。


 そして舞は奇跡のような出会いをしていた。
市役所の安川さん、にゃんと「なにわバードマン」OBだった!
しかもあの空さん(新名基浩)が誇りをこめて話していた伝説の「ターミガン号」のプロペラの構造を考案した安川先輩だったのさーー!

私、なにわバードマンにいました!」舞
ホンマかいな!」安川
「はい!あっ、スワン号で飛んだんです」
えっ!ほなら、岩倉・・・さん?」
「あ・・・はい!すご〜い!


 なんか寝ぐせが立っている頭といい、オタクっぽいリアクションとしい、
安川先輩(駿河太郎)ナイスーーー!!(笑
まさかここで「なにわバードマン」と繋がるなんて。

 やっぱさ、動かなきゃアレだよね。
舞が動いたことで的場さんから安川さん情報もらえて、すごい先輩と出会えた。
「オープンファクトリー」実現の可能性もでてきた。
それが東大阪の他の工場や地域のみなさんに影響を与えるかもしれん。

 そして大ちゃん達に短歌を教えたことで貴司に夢が生まれた。
笠やんと娘さんにも、二人を繋ぐような何かが起こればなぁ。


 木曜日 第100話

 安川は舞の企画書は見てくれたが、参加工場は2社だけだし、市としても初めてのことでもあり、何とも返事をできずにいたんだが、「なにわバードマン」で舞の一期上の先輩だった渥美を紹介してくれることになった。渥美は現在、浪速大学の准教授で専門は「都市ブランディング」。以前OB会で会った時に浪速大学と東大阪で協力して何かできないかという話が出ていたそうな。

 どんどん広がる「なにわバードマン」の輪。
正直、なにわバードマンのメンバーと普通にただ再会するアレかと思っていたから、この展開にわくわくしているよ。こんなふうにお互いにできることを協力し合う形で集結するなんてさ。


 さて、貴司の元にリューが来ております。

「そろそろ第2歌集の準備しようか。
今出したら絶対に売れるから。ね?歌バンバン作ってよ!」リュー
「・・・やりたいこと見つかったんです」貴司
「おお・・・ナニナニナニナニ?」
「短歌教室です。子供向けの」
「え?・・・・そんなこと?また・・・地味だねぇ」
「けど、教えんの楽しくて」
いくら取んのよ?授業料
「お金はもらいません」
はあ?
・・・・待てよ。いいわ。
梅津さんが子供に教えてるとこ絵になるわ!
よし、分かった。短歌教室やればいいよ」


 切り替えはやっ!(笑
取材陣呼んで記事にしてもらい、知名度と高感度をさらに上げる作戦さ。
相変わらず常にそろばん勘定だけど、リューのおかげで貴司は歌人として食べていけるようになったともいえる。生活できなければせっかくの才能もすり減ってしまうかもしれない。貴司はそういうとこ疎いというか気取ってるんでもなく普通にお金にならんくてもいいと思っていそうだから、リューは最適の編集者だった訳だ。


 舞は企画書をさらに練り上げて渥美に提出。
(スローガンの「町工場がスクラムを組む」は貴司が考えたぞ)
渥美は学生たちと一緒に積極的に関わりたいと申し出てくれた。学生参加が決まったことで人手は確保できた。そうなると他の工場も参加しやすい。規模が大きくなれば市も資金援助をしてくれる!

 それを東大阪の工場主のみなさんに伝えたら、参加工場も手伝いの人も一気に増えた!
「オープンファクトリー」では工場見学と合わせて希望者に「ものづくりを体験」してもらうことにしたんだが、作るのは飛行機に決定。部品は各工場で製造を分担することにして、当日参加者に作ってもらう。

 飛行機の形を決める時、アイディアがどんどん出てきた。
そしてみんなすごく目を輝かせ、生き生きしとった。
企画する側がこんなに楽しんでいるんだから参加してくれる人もきっと楽しんでくれるはず。


 舞は参加者をサポートする職人に笠やんを指名。
章兄ちゃん(葵揚)も宮坂さん(木内義一)ももちろん納得。

「笠巻さんの娘さんとお孫さんにも遊びに来てもらえたらなぁて・・」舞
「そら、ええな!」章
「ああ!」宮坂


 さすが舞!
これは笠やんや娘さんやお孫さんがお互いを知るいいきっかけになるね。
それに工場でのかっこいい笠やんも見せられるしさ。


 4月、貴司の短歌教室が開催された(in 柏木公園)。

 子供たちたくさん集まってる!
みんな熱心に取り組んでるで〜
相変わらずいい雰囲気。
教えるというよりもその子の世界に優しく寄り添ってくれている感じ。


「あんな、自分が見つけた面白いもんを
ほかの人に教えるように短歌にすんねんで」
「(7字でおさまらなくても)これでええやん。
ちょっとぐらいはみ出してもええねん。
気にせんと好きなこと書いて」


 最初っからルールギチギチにしたら、そっちばっかり気になって表現できないもんな。
まず最初に思いがあって、それを伝えるために自分らしく自由に文字を使う。
子どもたち、素直に表現することを楽しんでいる。
入口が貴司君で良かったなぁ。

 この様子にリューもテンションアップ(笑
うるさくして女性記者にたしなめられとった。
も〜〜リューったら貴司のことが好きでたまらないのね(笑

 そして貴司の短歌教室の企画を練るのを舞が手伝い、「オープンファクトリー」のスローガンを貴司が手伝う。お互いがお互いの能力を生かして助け合う。これが東大阪全体に広がっていくのかな。


 金曜日 第101話

 「オープンファクトリー」で作る飛行機の試作品ができたんで、
舞はさっそく的場さんに見せたんだが、かなりのカッコよさ。
「うめづ」に居たお客さんもすぐに食いついてきた。
さらに協力を申し出る工場主も!

 いい流れが来てるで〜!
しかも太くてキラキラした流れが〜!


 そしてついに笠やん退職の日がやってきた。
社員一同に拍手で迎えられる笠やん。

「ありがとうございました」笠
「笠巻さん、長い間・・・ホンマ長い間お世話になりました」めぐみ


 めぐみの抑えようとしても溢れる思いに、いつもやられてしまう(´;ω;`)

 舞からの花束贈呈、章兄ちゃんの感謝のハグ。
「お疲れ様でした」の声に照れたように
「ほな、後は頼んだで。ハハハ・・・」とだけ言って去っていった。

 笠やんらしい潔いお別れ(´;ω;`)
返却する制服が入っている袋に帽子も脱いで入れていた。
笠やんのトレードマークのあのキャップ。
汗と苦労がにじんだあの帽子ぐらいもらっておけばいいのに。


 笠やんからお孫さんは勉強もあるし工作も苦手なので「オープンファクトリー」には来ないかもと聞き、舞は娘の佐和子さんに直接会ってみることにした。

 話を聞いてみると息子の正行君はほとんどしゃべらん笠やんのことを怖がっているらしい。佐和子さんも思春期の頃からほとんど口を利かなくなっていたので気持ちがわかるんだと。そうしてどんどん実家から足が遠のくようになってしまった。

 娘さん、笠やんに似ているのかもしれんな。
思いはあるんだけど口下手で表現もようできん。
お互いにあったかいもん持っているのに。
似た者親子の間で奥さんはうまいこと繋いでくれてたんだろうなぁ。


「せやから、来ていただきたいんです。
息子さんだけやなくて佐知子さんにも。
笠巻さん、ホンマにすごい職人さんなんですよ。
若い人に教えんのもホンマ上手で。
社員み〜んなに慕われてるんです。
せやから働いてはるとこ見に来てもらえたら
笠巻さんがどんな人なのか伝わると思います。
当日、この飛行機作る予定です。
息子さんに渡していただけませんか?」舞


 舞のやっていることはおせっかいだ。
でも、おせっかいが人の背中を押してくれることがある。
一歩進む勇気になることがある。


 「オープンファクトリー」は大盛況。
どこの工場もお客さんで賑わっております。

 飛行機作り体験会場となっているIWAKURAも満員状態。
大勢の親子連れが熱心に飛行機作りに励んでおります。

 飛行機の部品は7つの工場で分担して製作したんだが、
ポスターに「私たちが作りました」の文字と共に、その工場で働いている方の顔写真も載っていていい感じ。

 野菜とかもそうなんだけど、生産者の顔や農場の写真とかが貼ってあると温かみを帯びてくる。無機的に見えた材料が「岩倉さんちのネジ」や「的場さんが作った板」となり、人間が作っていることを実感できる。「ようわからん煩い工場」も「あのネジやら作ったおっちゃんらが働いているとこ」になればいいなぁ。

 そうして佐和子さんが正行君を連れて来てくれた。

 子役君がうまくて〜
ちぇっ(担当)おじいちゃんかよ・・てな表情に笑っちゃったよ。


 いかにもビビッて暗い表情の正行君だったが、優しく見守りながらアドバイスをくれる笠やんとすぐに馴染んだ。笠やんもネジがあれば饒舌なんだよ〜(笑
てか正行君、手先器用じゃん!
これは笠やんと話が合いそう。
今度一緒にプラモデル組み立てる約束しとったで。
そんなふたりを嬉しそうに見つめる佐和子さん。

 良かった良かった。
きっかけさえあれば心は開く。
工場のみなさんとご近所さんも、ちょっとは距離縮まったかな?


 大成功を収めたオープンファクトリー。
打ち上げ(もちろん in うめづ)では、第2回目開催決定。
浪速大学も協力継続を表明。
新たに参加したいとの声も多数上がりました。

 舞、やり遂げたなぁ。
でも、今週は舞がさらに高く舞い上がるための助走だったんだね。
来週、舞は新たな挑戦に臨む模様。
お兄ちゃん(横山裕)も来るでよ!


 このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事 
 第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!
 第3週 がんばれ!お父ちゃん
 第4週 翼にかける青春
 第5週 空を飛びたい!
 第6週 スワン号の奇跡
 第7週 パイロットになりたい!
 第8週 いざ、航空学校へ!
 第9週 私らはチームや
 第10週 別れと初恋
 第11週 笑顔のフライト
 第12週 翼を休める島
 第13週 向かい風の中で
 第14週 父の背中
 第15週 決断の時
 第16週 母と私の挑戦 
 第17週 大きな夢に向かって
 第18週 親子の心 
 第19週 告白
 第20週 伝えたい思い


人気ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村 

このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事へのコメント

1. Posted by 桔梗   2023年02月25日 17:10
週明け早々、ウエディングドレスだったね。
喫茶店の床とか道路とかで汚れるだろって、先ず思ってしまって(笑)。
幸せだと短歌は出来るのか・・?俵万智さんに聞きたい。
俵万智さんの短歌が毎日楽しみ。朝ドラ受けと同じように。最後まで応援よろしく。
史子の長山短歌賞の佳作作品(妄想)なんて、いくらでも作れそう。
やっぱり失恋のほうが、妄想が膨らむよね。(個人の感想ですが)
舞ちゃんは何処に向かって行くんでしょうね。あと一か月。廻りの人達もくっつくのかな?まさか佳晴さんまで・・
今日NHKの探検ファクトリーで東大阪の工場をやってたけど、町工場と言うより立派な工場が沢山あるように感じたわ。



2. Posted by きこり→桔梗さん   2023年02月25日 19:10
>喫茶店の床とか道路とかで汚れるだろって、先ず思ってしまって(笑)
ね〜〜!(笑
真っ白なドレスの裾は泥やら埃やらで大変だよ( ̄▽ ̄;)ノーサイドだし、お父ちゃんに見せた後は軽装で良かったのでは?(笑
>幸せだと短歌は出来るのか・・?俵万智さんに聞きたい。
私も聞きたい。短歌ってどうやって生まれてくるんだろう。
詩も小説もだけど(笑
穏やかな日常の中でも急にピントが合う感じでひらめくのかな?
そもそも幸せって作品にするの難しそう。
私もツイッターで回ってくる俵さんの短歌楽しみにしている。
史子なりかわりの短歌も良かった〜
史子なら不幸も幸せもガツガツ掘ってくれそう(笑
逞しさと繊細さがあるおもしろい短歌になるよね。
>舞ちゃんは何処に向かって行くんでしょうね。
ラスト一か月でさらに舞いあがろうとしているもんね。
ホント、この朝ドラあなどれないわ。
佳晴のこと散々言ってきたけど、幸せになって欲しい(笑)そしてくるみちゃんから離れて!(笑
>今日NHKの探検ファクトリーで東大阪の工場をやってたけど
見るわ!こういう時自動録画便利なのよね( ̄▽ ̄;)工場見学行きたいな〜
3. Posted by 桔梗   2023年02月28日 14:41
昨日の「プロフェッショナル仕事の流儀」見た?
俵万智さんの回だったけど、又吉さんへのインタビューがあって。
「舞い上がれ」見てる人には余計に嬉しかった。
俵さんの事って、知らなかったけど、一首生み出すのにも試行錯誤してるんだね、その姿をみせてくれた。
「舞い上がれ」の感謝祭イベントにも出演されるそうで、桑原さんとのツーショット見たいなー。
貴司と会ったら何て言うんだろう。
きっとその後ツイートしてくれる筈。

4. Posted by きこり→桔梗さん   2023年02月28日 16:29
>昨日の「プロフェッショナル仕事の流儀」見た?
見た見た〜!面白かったよね〜
八木のおっちゃんが出て来てテンション上がったよ(笑
俵さんが『詩はみんなが感じているけど言葉になっていない感情とか風景とかに言葉で印をつけていくこと』っておっしゃってて、それって貴司が八木のおっちゃんの詩に出会った時じゃん!って思ったよ。作家さんのすごいところってそこだよね。
なんと表現したらいいのかわからずにもやもやしている思いを形にしてくれる。
私も俵さんのこと興味なかったんだけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ「舞いあがれ」繋がりで親近感が生まれて、そして短歌を読んで好きになったよ。新しい歌集も読んでみたい。
「ヤワラカナール」気になるわ〜(笑
あとアボカドも育てたくなった。前にやったことあるけど失敗したのさ〜(笑
>「舞い上がれ」の感謝祭イベントにも出演されるそうで、桑原さんとのツーショット見たいなー。
どんなこと話すんだろ?興味深いわ〜
コレって放送されるのかな?本州に住んでいたら応募したわーー!
俵さんと生貴司との出会いは、きっとほとばしるように言葉が出てくるよね。
楽しみだわ〜!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ワシのニャンダフルライフ「ブラッシュアップライフ」第8話 ずっと一緒