「ブラッシュアップライフ」第2話 あの人の未来を変えるきこりのテレビ日記 #103

2023年01月20日

「舞いあがれ!」 第16週 母と私の挑戦 

 月曜日 第72話

 社長になっためぐみ(永作博美)は社員達に人員整理の結果、信金さんに融資の返済期限を延長してもらえたことを報告。しかしその期限は半年と短い。経営立て直しのために営業に力を入れる、そのために藤沢君(元からいる営業)と娘の舞(福原遥)と新規事業獲得に励むと伝えた。

 みなさんの反応の冷たいこと・・・
舞がパイロット内定を辞退したと覚悟と熱意を見せても、戸惑いと不安しか返ってこない。
ネジのことなんも知らんお嬢さんが入ったところで泥舟感は高まるばかり。それに舞の落ち着いた佇まいが非常事態なのにって逆に腹立つのかもしれんなぁ・・


 そして藤沢君(榎田貴斗)だよ。
営業先をリストアップしてくれたのはいいけど、ド素人の舞に丸投げ。
営業の基本ぐらい教えてくれてもいいじゃん!
ただがむしゃらに電話かけまくっても仕事獲得に繋がるとは思えん。
直接担当者に会いに行く時も紹介がてら舞を連れて一緒に回ればいいと思うんだが。
無駄な動きをしている暇はないのに、どういうつもり?
舞の味方したら他の従業員さん達に責められると思ってんのかしら。


 そして舞も舞だよ( ̄▽ ̄;)
ネジの知識も納期もわからんのに営業先でどんな話をしようってのさ?


 もちろん電話はスルーされるし、訪問しても堂々と居留守を使われてしまう。
そんな中、会って話を聞いてくれたのは、かつて岩倉螺子製作所が危機の際、特殊ネジの仕事を回してくれた「カワチ鋲螺」の森本さん。しかし仕事には繋がらなかった。

「今まで経営に関わってはれへんかったお母さんが社長になりはったんですわな。
厳しいこと申しますけどな、そない簡単に信用でけへんのですわ。
今、ご自身の会社がどんなレベルの製品やったら引き受けられんのかちゃんと理解してはりますか?未経験者が工場やっていくて、どだい無理な話なんですわ」


 厳しい言葉だが、ごもっとも。
商品のことなんも知らんのに相手を説得できる訳もない。
そして森本さんは忙しい中、わざわざ時間を取って舞に大事なことを教えてくれた。
これも浩太さん(高橋克典)が地道に築いてきた信頼関係があったからだよね。


 舞は笠やんに「ねじの転造と切削のこと」を教えて欲しいと頼んだ。
それを聞いた社員Aは「これからネジのお勉強か」て呆れとった。
ゆっくりかもしれんが舞は一歩一歩進もうとしている。

 舞のバイタリティは恐ろしいほど。
ゼロからのスタートでも怯まず挑んでいく。今までと同じように。


 てか、大吉先生は「山田がキーマン」って言ってたけど、どんどん増長する山田の態度が憎らしいったらありゃしない ( ̄▽ ̄;) 華丸さん「そろそろいい子にならないかなぁ」とボヤいとったが、急に善人になるのもアレだし、タイミングが難しいぞ。よっぽどの事がなきゃ減らず口もなくならないだろうしさ。

 舞から内定を辞退して二人で会社を立て直すと聞いたばんば(高畑淳子)はさすがに動揺したみたいだが、舞の前向きな言葉を受け止めてくれた。そして朝陽君(又野暁仁)に友達ができたこと、学校に行けるようになるかもしれないと教えてくれた。

朝陽君前に進んでるやん」舞
およ」ばんば
私も頑張る


 火曜日 第73話

 そして始まった「笠やんのやさしいネジ教室」。
めぐみも加わり、そして社員の一人・土屋さん(二宮星)も参加。
それを見た社員は今更・・てな感じだったけど、かまっちゃいられんのだわ。

 笠やんにしてみたら初歩の初歩だろうけど、社員が言うところの「素人」にもすごくわかりやすい内容だった!コレ、他の人にも絶対ためになると思うワ〜
新しい発見があるんじゃないかなぁ。

 『ネジが好きですから』と周りに同調することなくネジ講義に参加した土屋さん。いい職人になるだろうなぁ。「好き」って強いよねぇ?
章兄ちゃん(葵揚)を思い出したよ。

 そして相変わらず呆れ顔で通り過ぎる山田(大浦千佳)ではあったが、
舞の動向は常に気になる模様 ( ̄▽ ̄;)
最近舞と二人の場面多くなってきているよね?
やはり山田がキーマンなの?
山田が動けば山も動くのか??





 突然、悠人(横山裕)が帰宅。
舞達の状況をざっと聞いた後、工場を取り壊しマンションを建てることを提案。
なんと初期投資は悠人がやってくれるそうな。

「借金はなくなって、おふくろはマンションの家賃収入で生活できる」悠
「ありがとう。考えてくれたんやな」めぐみ
「今より楽になるはずや」
「悠人、お母ちゃんな、楽やのうても工場続けたいねん」

「私とお母ちゃんな、工場立て直すって決めてん。
せやから、今2人で頑張ってんねん」舞
「営業行ってどれぐらい仕事取れてんの?」悠
「・・・まだ取れてへんけど・・・」め
そんなんで半年後の経営どないするん。
潰すんやったら早い方がええ。
半年ジタバタしたって意味ないわ。
連絡待ってんで」


 めぐみがやつれたことにもすぐに気が付いた悠人。
内心、めぐみのことが心配で堪らないんだと思う。
だから早く苦労を終わらせて楽になって欲しいとの気持ちからの話。

 でも、お母ちゃんは楽になることを望んではいない。
お母ちゃんの望みはお父ちゃんの意志を引き継いでIWAKURAを残すこと。
潰さんでIWSAKURAらしい製品を作り続けること。
残ってくれた社員さん達にIWAKURAで働いてよかったと思ってもらうこと。
その為に人生賭けてるんや。

 でも、めぐみが、まず「ありがとう」と言ってくれてホッとしたよ。
母親と父親の違いなのかな。


 舞は一人で営業トークのシュミレーション。
航空学校での習慣が役に立っている。
やりながら工場にある「2ダイ3ブロー」という機械を「かっこえぇなぁ」と見つめていた。
「スワン号」に出会った時と同じように、舞は工場にある機械に惚れたんだね。
この気持ちがあれば、舞ならどんどん知識を吸収していくと思う。


 疲れ切って帰宅した舞を貴司(赤楚衛二)のはがきが迎えてくれた。

『君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた』

 貴司ぃ〜〜!!なんとしゅてきな歌を贈ってくれるの。
この〜ロマンチストめ!
でも縁があるってこういうことだよね。
舞の心情までは聞いていないはずなのに不思議と辛い時に力をくれるような便りをくれる。心が繋がっているんだな〜と思うよ。


 さて、「ノーサイド」に行った舞は久留美(山下美月)のデート現場に遭遇。
お相手は、あの八神先生さ。春に告白されて付き合っているんだって。

 八神先生は優しそうだし久留美も幸せそうだったけど、「医者」というだけで、わたしゃ不安を感じてしまうよ( ̄▽ ̄;)
八神先生〜久留美こそ楽に暮らさせてあげて〜


 水曜日 第74話

 さて、めぐみが「藤沢君が取り付けた斑鳩商事さんとの契約の単価安すぎて売れば売るほど赤字増加問題」を発見。藤沢君もわかっちゃいたが、リーマンショック直後で仕事が激減していたため「ゼロよりはマシ」思ってお願いした模様。

 ところが、そのゼロがどんどんマイナスになって会社を圧迫しているのよ〜
藤沢君、舞の面倒見ないんじゃなくて、見られるだけの余裕も無かったんだね( ̄▽ ̄;)


 笠やんの「ネジの単価付け方教室」で学んだめぐみは固定費や材料代を踏まえて、1本3円80銭契約だったネジを4円50銭に引き上げる決断をする。

 めぐみもすごく飲み込みが早いというか、数字に強いんだね。
ギリギリ納得してもらえて利益もちゃんと出る値段を算出するとは。


 藤沢君と斑鳩商事さんに会いに行っためぐみは、やんわりと値上げを伝えた。
案の定、藤沢君が言い出したから受けてやった的反応。さらに主婦上がりがナニできんねん的態度に出てきたもんだから・・・めぐみにスイッチが入った!(笑

主婦が家庭守るように、社長は会社守らなあきません。
材料費が高騰してる今、この値段のまま取り引きしてたら会社を危険にさらすことになります。あと3ヶ月今のままやらしてもらいます。その間に4円50銭より安う作れる会社お探しになれたら、そちらに頼んでいただいて結構です。

けど、そんな会社ありますやろか?
もちろん一方的に値上げをお願いするつもりはありません。
今後、御社から新しいご依頼を頂いた際には設計段階でコスト的にメリットのある提案をプラスアルファでさしてもらいます。
新しい価格は弊社の職人たちが持つ
高い技術への正当な対価やと思うております。
どうかよろしくお願い申し上げます。


 (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチパチパチ
すばらしい!!めぐみ、浩太さんよりも交渉に長けてるんじゃ?
ここぞという時にかます度胸もあるし、猶予期間設けた上での交渉だと確認の上、お得感もプラス!引き込まれるわ〜!
何より自社製品への自信と誇りが伝わってくる。
この人はやる!そう感じさせる瞬間だったよ。
なんというか・・浩太さんが社長の時は縁の下の力持ちに徹していためぐみが、ここにきて本来持っている力が発揮されたというか。
皮肉なような嬉しいような驚き。でも、人生ってそういうことも起こるよね。


 一方、舞も笠やんのおかげで、あのIWAKURAが傾くきっかけとなった太陽光発電のための特殊ネジと出会い、IWAKURAの技術が凝縮されたネジであると知り営業に利用することを思いついた。

 再度伺ったカワチ鋲螺さんでは勉強とシュミレーション、そして、そのネジを見せたことで説得力のある営業トークができた。しかし契約には結びつかなかった。

あの、どうかお願いします。
どんな小さい仕事でもかまいません!
精いっぱいやらせてもらいますんで!!
」舞


 森本さんを追いかけて、必死に訴え、
頭を下げる姿が浩太さんとおんなじ (´;ω;`)


 森本さんも浩太さんを思い出し心が揺れたらしかったが、
振り切り、去って行った。

 頭を上げ、窓から見えた空を飛行機が上昇していく。
辛い。


 しかし会社に戻り、藤沢君がめぐみの堂々とした態度を自慢げに他の社員さん達に語っている姿を見て、元気回復。そこにカワチ鋲螺の森本さんから薄型テレビに使うネジの見積もり依頼が!
喜び勇んでカワチさんに向かう舞を藤沢君が追いかける!
そして山田が舞の名前の横に「営業!」と勢いよく書いたぞ!!

 ヤッターーー!!森本さん、ありがとう!
電話を受けた舞の涙目にも感動したが、山田の「」にドキューン!ときたわ(笑)山田め、ついに舞に落ちたか?(*`艸´)ウシシシ


 「笠やんの楽しいネジのしくみ教室」のギャラリーも増えてきたし、めぐみの武勇伝を聞いた社員さん達は、やるじゃん・・と驚いとった。みなさんの心が確実に動いてきている〜〜!

 木曜日 第75話

 嬉しい知らせをもって会社に戻った舞を社員のみなさんが待っていた。
どうやら山田が声をかけた模様。

お嬢さんが初めて仕事取ったって話したら、
みんな図面見るまで信じへんて!
」山田
はい!このとおり!仕事頂けました!」舞


 舞が手渡した図面を見て、現実だと認識してくれた。
拍手喝采(笑
発注されたら、かなりデカい仕事になるようです。

山田、グッジョブ!!
実は一番や〜まだが嬉しかったんじゃないのぅ?コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;)


 んが、ここで問題勃発!
ネジの設計をやる人がいないとな?
章兄ちゃん(葵揚)の指導を受けた尾藤君(中村凛太郎)が立候補したが、イマイチ怪しげ。

 視聴者の想定通り、尾藤君失敗。
1本ネジを作っただけで5万の金型が壊れてしまった・・・

 納期は1ヶ月。その間に設計しなおして試作品を完成させにゃならん。
他の社員さんも設計できる人を探してみる言うてたが・・難しそう。

 せっかく仕事取ってきても設計者がいないんじゃ話にならない。
めぐみはこのことをどう思ってたんだろ。
今ある金型を利用して作れるネジだけでいこうとしてたのか?


 職人さんを育てるには長い時間がかかるんだろうなぁ。
めぐみがIWAKURAのネジに自信を持っているのは、浩太さんや笠やんのような先輩職人が後輩を育て、一歩一歩技術を磨いてきたのを知っているから。会社を残したのも、この大変な苦労をして身に着けた技術を発揮する場所が無くなるのも辛かったんだろうなぁ。


 こうなったら章兄ちゃんに頼るしかない。
舞は連絡をいれたが章兄ちゃんとは繋がらなかった。

 時間はどんどん過ぎていく。
尾藤君が焦りながら試行錯誤しているのを見守ることしかできないめぐみと舞。
そこに章兄ちゃんが現れた。
勤め先退勤後に寄ってくれたらしい。

 図面を見て、壊れた金型を確認した章兄ちゃんは、
「IWAKURAに恩返しさせてください」と図面をもっていった。

 図面を渡すのを躊躇しためぐみさん。
そりゃそうだよね、もう他所の会社にいるんだからライバル社に図面渡すってねぇ・・
それに辞めた人を頼るってのも、向こうの社長さんにも顔が立たないし、
ハイお願いします!って訳にはいかないよね。


 もちろん他の社員さん達からも、ソレはどうなんや?との声が上がり尾藤を責めたが、舞が章兄ちゃんに声をかけたのは自分だと申し出、本来の仕事が終わった後に無償でやってくれることを尾藤も伝えた。そして来週の夜に書いてくれた設計図を元に作業をしたいので手伝って欲しいと頭を下げたら、まず山田が!土屋さん、藤沢君も。そして、しゃーないなという体で宮坂さんも受け入れてくれた。

 山田〜〜!流れを作ってくれてありがとう!
もうすっかり協力態勢になっとる。
(山田は職人じゃないから、まぁ藤沢君もだけど、なにをするの?とは思ったが( ̄▽ ̄;))
何も言わなくても、この作業の時夜食を買いに行ってくれたし。
本来はよう気のつく働き者なのかもしれんなぁ。


 章兄ちゃんのおかげで試作品を作り始めることができた。
作業は真夜中すぎまで続いたのかな?

「楽しいてあっという間でした。
何や仕事する楽しさみたいなん久々思い出しましたわ。
ここで仲間とああだこうだ言うてねじ作り上げんの、
やっぱり好きやなぁて
」章
「・・・戻ってきてもらえませんか?」舞
「・・・・」
「あぁ・・ごめんなさい。勝手なこと言うて」
「ほな俺も勝手なこと言うわ。ホンマは戻ってきたい


 章兄ちゃん、今の会社は腕を発揮する機会ないんやろか。
まぁ、IWAKURAは職人さんにとってはいい会社だったのかもしれんな。
浩太さん、息子の言葉は聞かなくても ( ̄▽ ̄;) 職人さんの意見はしっかり聞いて取り入れてくれただろうし。


 黙って聞いていためぐみだったが、雇い直したくてもお金がない。
お金があったとしても、章兄ちゃんも困ってた時に高い給料でスカウトしてくれた扇さんへの恩もあるだろうしなぁ・・今回だって快く章さんを出してくれた扇さんに失礼があってはアレだしなぁ。


 しかしめぐみの行動は早かった。
すぐに悠人にIWAKURAの土地と工場を買ってもらう算段を取り付け、翌日社員達に報告。
売ったお金で借金も全部返せるし、残りは運転資金にも使える。
章兄ちゃんにも戻ってもらえる・・かな?

土地と工場を買うてくれた人に家賃払て、
私達は、ここで今まで通りネジを作り続けんのです
」め
「けど、そんな都合のええ買い主おったんですか?」
「はい、見つけました。息子です」
「えっ・・お兄ちゃん!?
息子さん信じて大丈夫なんですか?
これしか方法があれへんのです」め


 この思い切った決断が浩太さんにはできなかった。
めぐみさんだからこそできた。
母親として悠人を心から信頼しているから。
社員から見たら、息子の気分次第で追い出されるのでは?との不安があるだろうが、めぐみにとっては危ない橋ではなく、唯一選ぶべき道なんだよね。
これでIWAKURAもお兄ちゃんの心も救われる・・

 でも、あと2ヶ月あるからな〜まだ一波乱ありそう( ̄▽ ̄;)
ただのハッピーエンドにはならんよねぇ・・・
悠人が仕事で大失敗して莫大な借金のカタにIWAKURAの土地と工場取られるとかさ。


 金曜日 第76話

 ハッピーフライデー!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
取り合えずかもしれんが、やっぱり嬉しい ♬
浩太さんもあの世で喜んでいるはず。

 そして「おかげさん」を実感させてくれた金曜日だった。
離れていても亡くなっていても思いは伝わるし引き継がれる。
その思いが、人を支え続けてくれる。


 振り返ってみましょう。
まず、めぐみは悠人とどんな話をしたのか。

「しっかりした技術と設備を持つIWAKURAはこれから伸びていく会社や。
せやから、悠人。
工場を買い取ることでIWAKURAに投資してほしい」めぐみ
「へえ〜いっぱしの経営者みたいやん」悠人
経営者として頼んでんの
分かった。買い取ったる。せやけど、これはビジネスや。
支払いが滞ったら、すぐ工場売り払うからな


 なんかね・・(´;ω;`) クールに装っていたけど、悠人の目が、その奥がめっちゃ嬉しそうにキラキラ輝いていた。最後の「売りはらうからな」も悠人なりの激励というかプレッシャーをかけられることで燃えるめぐみをよくわかっているからじゃないかな。

 投資家と経営者として握手した二人。
めぐみは岩倉家から離れていった悠人と会社を通して繋がる道を選んだ。
それもまた家族のかたちだと思う。


その資金で足りなかった人材を雇うこともできます。
手当かてもっと出せます。
成長させたい!
皆さんと一緒にIWAKURAを成長させていきたいと思てます


 めぐみの言葉は社員達にまっすぐ届き、心を掴む強い力があった。
短期間でここまでくるには多方面に渡って血のにじむような努力をしたはず。
描かれなくても、それが伝わってくる永作さんの社長としての姿だった。


 試作品を完成させるために、今では全社員が協力してあたっていた。
連日連夜試作品作りのために一丸となって励んだ結果、ついにネジは完成。

「でけたな。完璧や」宮坂
「やったぁ〜〜」尾藤
「(手渡して)大事に持っていき」宮坂
「ありがとうございます」舞
IWAKURAの新しいネジや!」宮坂
章君!ありがとう!」めぐみ
ありがとうございます」尾藤


 やった・・ついにやった・・・(。•́ωก̀。)

 みんなが大喜びして歓声を上げている中、そっと立ち去ろうとした章を引き留めためぐみさん。
尾藤君と一緒に頭を下げた土屋さん。
めぐみの感謝に応え晴れ晴れとした笑顔を見せた章兄ちゃん。

 IWAKURA最大の危機からの浩太さんの急死、
めぐみが社長として会社を支えていくと決意するまで、
そして舞が取ってきた仕事を心をひとつにして完成させるまで。
IWAKURAの社員ひとりひとりが人間として社員としての顔を見せて存在していた。
コレだよ、こういうのを待ってたんだよ・・(´;ω;`)


 カワチ鋲螺さんの試作品は無事合格。
大量発注いただきました!
そして章兄ちゃんも戻ってきてくれた。

 見えんけどおる、扇さん。
よく章を手放してくれたね。感謝しかないよ。
これも浩太さんがずっと誠意あるお付き合いをしてきたおかげなんだろうなぁ。


 舞から報告を聞いたばんば(高畑淳子)も嬉しそうだった。
そして朝陽君は学校に通い始め、美知留さん(辻本みず希)も五島に仕事を見つけた。二人はばんばの家の近くに引っ越すそうな。

手紙書く」朝陽
「ありがとう。元気でな」貴司


 このふたりはすっかり親友になったなぁ。
口に出さなくても心と心で語り合っている。


 久しぶりに幼馴染三人が集まった。もちろん「うめづ」で。
そしたら雪乃さん(くわばたりえ)が嬉しそうに貴司の短歌が載っている新聞を持ってきた。

ジャーン!「今月の新鋭歌人 梅津貴司」!

 さて、その歌は・・・

『陽だまりの方へ寝返り打つように昆布は水にひらいていった』
『幾たびか咳に目覚めて対岸の灯を恋うように朝を待ってる』
『暗闇のどこかで鳴いている三毛猫よ 白い部分手がかりに捜す』
『落ち込んで立ち直るまでの僕の歌パラパラマンガのように眺める』
『麻酔から覚める心地で見分けゆく雨に揺れる葉 風に揺れる』


〈評〉着眼点が面白い歌人である。まだ若く今後の成長が期待される。

 確かにすごくユニーク。独特のセンスがいいわぁ。
もっとこの歌人の歌を読みたいって思うも。


 さすがの貴司も舞達に絶賛され嬉しそう(笑
そんな彼の背後に近づく蒼い影・・・もちろん八木のおっちゃん(又吉直樹)さ。
おっちゃんは新聞見て戻ってきたんやて。

「心にスッと溶け込む歌作れるようなったやんか」八
「ありがとう。おっちゃんのおかげや」貴司
「せやろ。頼んだで」
「何?これ・・・」
「デラシネの鍵や。これからは、お前に任せることにしたわ」
え!?えっ・・ちょ・・・」
「ええ風吹いてきたわ」


 そして、また消えた。
八木のおっちゃんとはホントに存在したんやろか ( ̄▽ ̄;)
まるで神様か仙人のような。
『ええ風吹いてきたわ』って、いっつも貴司にいい風吹かせるのおっちゃんやん!
デラシネを閉めたのも、アレは貴司のためだったと思うぞ。
貴司、旅はもう終わりや。
これからはここで心を遊ばせるんや。


 朝礼で社員の皆さんに改めて借金完済と今後の希望を伝えるめぐみ社長。
目安箱を設置して、改善点やアイデアを募集しますよ〜。

 「みんなで会社を育てていきましょう!」という言葉が気持ちよくみんなに沁みわたっている。一人で全部を背負い込んでいた浩太さんとは違って、頼れるところは頼って、変えられるところは変えていく。柔軟な思考、大胆な発想も受け入れる懐の深さ、迅速で確かな決断力。社員のみんなと同じく私もめぐみ社長への期待しかないよ。

 めぐみと舞は浩太さんの仏前にねじを供えて、これまでのことを報告した。

「会いたいなぁ・・・」めぐみ
「私も。もっとお父ちゃんとネジの話したい。
教えてほしいこともいっぱいある。
見てほしいことも聞いてほしいことも・・・
増えてくばっかりや。
けどな・・何や、お父ちゃんに助けてもろたような気ぃすんねん」舞
「浩太さん、これからも見守っててな」


 (´;ω;`)ウッ…
って、涙ぐんどったら『探偵ロマンス』が一気にもってったがな(笑
まさか、こんなとこにぶっこんでくるとは。
ま、「カムカムエヴリバディ」チーム制作らしいからな。

 来週は4年後。IWAKURAは順調に成長している模様。
そしてお兄ちゃんも無事(笑


 このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事 
 第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!
 第3週 がんばれ!お父ちゃん
 第4週 翼にかける青春
 第5週 空を飛びたい!
 第6週 スワン号の奇跡
 第7週 パイロットになりたい!
 第8週 いざ、航空学校へ!
 第9週 私らはチームや
 第10週 別れと初恋
 第11週 笑顔のフライト
 第12週 翼を休める島
 第13週 向かい風の中で
 第14週 父の背中
 第15週 決断の時
 

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この記事へのコメント

1. Posted by しげ   2023年01月20日 18:35
5 ちび糸やんが出て来てびっくりwすっかり大きくなって。
まあ11年経てば当然か。月日の流れは早いねえ。
2. Posted by きこり→しげさん   2023年01月21日 16:13
>ちび糸やんが出て来てびっくり
いや〜全然気づかなくてツイッターで知ったよ〜
みなさん、すごい!
ちび糸やんがあんなに立派になって朝ドラに出演しているなんてねぇ
月日の流れを感じるわ〜(笑

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「ブラッシュアップライフ」第2話 あの人の未来を変えるきこりのテレビ日記 #103