2022年12月28日
「舞いあがれ!」 第13週 向かい風の中で
月曜日 第61話
お父ちゃん(高橋克典)が救急車で運ばれたとの報を受け、あわてて島を出発した舞(福原遥)・・・
こんな時なのにちゃんと朝陽君(又野暁仁)に挨拶していくのが舞らしい。
朝陽君も名残惜しそうだった。
貴司(赤楚衛二)が居てくれて良かったよ。突然、二人ともいなくなったら、せっかく馴染んできた朝陽君も不安になるもんなぁ。
病院に駆けつけると、意外とお父ちゃんは元気そうだった。
胃潰瘍とのことで1週間の入院らしい。
浩太が普段している仕事はめぐみ(永作博美)がやってるのかな?
笠やん(古舘寛治)は現場を仕切るのに忙しいだろうし。
経理の古川さん(中村靖日)はそんなタイプじゃないしな〜
舞からの報告を受けたばんば(高畑淳子)もホッ・・・
朝陽君は貴司と仲良く星を見ているそうな。
電話を受けているばんばの後ろで美知留さん(辻本みず希)が台所仕事しながら、心配そうに見ていた。この家の、島の家族になってきているのが伺える描写。こういうのがあるとないとじゃ大違いだよ〜
ここに至ってめぐみも舞に会社の窮状で浩太が奮闘し心身ともに疲労してしまったことを伝えたさ。やっぱり新工場の借金がキテいる模様。従業員の給料も、もう何ヶ月も家の貯金から出しているらしい。
いや〜〜〜(ll゚д゚) それはもうかなりヤバい状態では・・・
会社のお金だけで回らなくなったら、もう坂道を転げ落ちる的な・・・
浩太の留守の間もなんとか変わりなく稼働しているIWAKURA。
しかし、章兄ちゃん(葵揚)の様子がおかしい・・・
もしや転職とか他の会社へ移ろうと考えている?
小さな工場の頃から支えてくれていた、今は「圧造部門」の主任。
そんな〜〜章兄ちゃん〜〜
でも、3人目の子供産まれるって言うてたしなぁ・・・
責めることはできないが、これは痛い。痛いぞ。
まさか笠やんまでいなくなったりしないよね〜〜
体調も大分戻り、舞と一緒に夢を語り合う浩太さん・・・
「飛行機の部品も作れる大きい工場建てたいてずっと思てて、やっとその入り口に立てたとこなんや。今は、きついけどな、ここを乗り越えたらグッと夢に近づけるわ。
舞かて大変な訓練乗り越えてパイロットの夢に近づいたんやろ。
それとおんなじや」
夢を持つことはすばらしい。
その夢に向かって突き進むのも勇気のある立派なことだ。
でも、リーマンショックのせいで何もかもが変わってしまった。
どんなに乗務員の能力が高くても嵐の中では飛行できん。
ここはひとつ、手堅い部分だけ残して、後は思い切って撤退も・・あるのでは・・
会社が無くなってしまったら元も子もないからなぁ・・
浩太さんの体調もアレだしさ〜
大勢の従業員の生活背負っているから、方向転換も難しいのかもしれんが・・
さて、悠人(横山裕)が病室に現れた。
(仕事(リサーチ)メインでお見舞いは、ついで ( ̄▽ ̄;))
「確実に成長する会社探しに来てんねん。
お客さんのお金預かって有望な会社に投資してお金増やすんが俺の仕事やからな。
うちは徹底した調査と分析が売りでな。
もうけるタイミングを見逃せへん。
リーマンショックも俺にとったら、絶好の稼ぎ時やったわ」
「悠人・・・みんなしんどい思いしてんのに、
お前・・その言い方はあれへんやろが・・」浩太
「そら、ここらの町工場は痛い目見てるやろな。
まぁでも、ちゃんとしてるところは生き残るし、そうやないところは潰れる。
そんだけの話やろ」
容赦ないもの言いに磨きがかかったような (~_~;)
なんでここまで浩太に手厳しい?
そして天狗なのか?
「♬ 上りきったら〜あとは下り坂〜♬」(by 水原 範朝 「下り坂」@「王様のレストラン」)だぞ!
舞も浩太も唖然呆然・・・
てか、悠人の仕事の内容、初めてわかったワ ( ̄▽ ̄;)
それでも頼れるのは兄だけ。
舞は会社の状況を話して助けてくれるよう頼んだ。
でも、あんまり聞いちゃいないみたい。
そんなショボいネジ工場再生なんか俺の仕事じゃないってか?
浩太さん退院決まったが不安しかない。
火曜日 第62話
職場に復帰した浩太に経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が本気の再建計画を銀行に示すためにリストラの申し入れ。それだけは避けたい浩太だったが、もはや迷う余地はない。
まず選ばれたのは商品こん包のパートのおばちゃん達3人。抜けた穴は舞がやりたいと申し出た。
そんなやり取りがありまして・・・父と工場を見て回る舞。
社長としての父の姿が誇らしげな舞。
いや〜こんな大変な状況なのに娘を楽しそうに案内しているとこ見ると、従業員イラッとくるんでない?( ̄▽ ̄;)
舞が引き継ぐことになる仕事を、そのパートのおばちゃん達に教わるのだが〜〜
不良品を弾いて、200個梱包するという作業をまずやらせてみるおばちゃん達。
もうリストラすることは伝えられているようで、険しい表情で舞の動作を監視する三婆。案の定、舞は傷の付いたネジに気づかすに梱包してしまった。
「ちっちゃ〜い傷やけど機械の選別では見つけられへんかった傷や。
これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってんねん」
「はい。すいません」舞
「こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まんねやろか?」
「素人でもできる仕事や思われてるから真っ先に切られんねやろ」
「うちらがどないな思いで働いてきたかも知らんと」
最初っからできる訳ないけど、舞のゆるふわニット、結わえてもいないロングヘアにヒヤヒヤしたよ。梱包なら簡単だから自分にもできると思っているのがおばちゃん達にも伝わってしまった。働くことの厳しさを舞も実感したんじゃないのかな。
浩太は信金の人に三名リストラしたことを伝えたが、IWAKURAの現状を認識しているとは判断されなかった。リストラの人数を増やすとか工場の機械を売るとか、もっと抜本的な改善策を示さなければ返済の猶予は認めないと宣告されてしまった。
浩太としては苦渋の決断でパートさんに辞めてもらったから、これ以上どうせいゆうねん!という気持ちかもしれんが、私が銀行側でも、なにぬるいこと言うてんじゃ!ってなると思うぞ(わたしゃ晴れの日にも雨の日にも傘を貸さない業突く張りだよ)。生きるか死ぬか、もうそこまで来てるんじゃないの?
工場では、まだ笠やんが働いていた。
「うめづ」で信金から言われたことを伝え、ボヤく浩太さん。
「機械売るっちゅうことはやで、夢を売るっちゅうことやろ。
いろんな新しいもん作る夢・・・」浩太
「売ったらええがな。
あんたが工場継いだ時、あんな立派な機械なかったやんか。
亡くなったおやじさんと違て、アンタ、経営も下手くそでなぁ。
愛想尽かした従業員が1人減り2人減り・・・
結局、ちっちゃい工場で俺と二人っきりで働いたやんか。
俺はな、あの頃も悪なかったと思うで。
機械は売ったかてかまへん。
あのちっちゃい工場にかて、でっかい夢があったんやから」
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…
そうだね、場所じゃないよね。心意気だよ。そして確かな技術だよ。
経営者と職人とでは求めるもんが違うかもしれんが、納得できるいいもんを作りたいという思いは同じ。腕と情熱があれば、お客さんの細かいニーズに対応できる。IWAKURAは、そうやって成長してきたんじゃんか。職人として何度も窮状を乗り越えてきた笠やんの力強い言葉が沁みたよ。
おばちゃん達が辞める日、心から頭を下げる浩太、感謝の思いを伝えるめぐみ。
「お嬢ちゃん、これだけは覚えとき。
商品こん包の仕事は最後のとりでや。
私らが不良品一個ほこり一個でも見逃したら
そのまま、お客さんとこへ届いてしまう。
ここのネジは、ええネジなんや。
職人さんらが心込めて作っててな。
そのネジを、たった一個の不良品のせいで台なしにはでけへん。
そう思てこれまで気張って働いてきたんや。
社長、頼むで。この工場潰さんといてな」
「はい。必ず立て直します。
その時は、またお願いします」浩太
おばちゃん・・そんな思いで働いてくれていたんだね (´;ω;`)
三婆なんて言ってスマンかった。心から謝罪するよ。
職人さん達への厚い信頼、会社の商品への強い愛情、それを自分たちが守るという誇りとともに働いている、こんなすばらしい従業員に辞めてもらわねばならんとは・・・辛い。辛すぎるよ。
浩太よ、このおばちゃん達の無念さと最後の希望に応えるためにも、もうなりふりかまっている場合じゃないよ。
お父ちゃん(高橋克典)が救急車で運ばれたとの報を受け、あわてて島を出発した舞(福原遥)・・・
こんな時なのにちゃんと朝陽君(又野暁仁)に挨拶していくのが舞らしい。
朝陽君も名残惜しそうだった。
貴司(赤楚衛二)が居てくれて良かったよ。突然、二人ともいなくなったら、せっかく馴染んできた朝陽君も不安になるもんなぁ。
病院に駆けつけると、意外とお父ちゃんは元気そうだった。
胃潰瘍とのことで1週間の入院らしい。
浩太が普段している仕事はめぐみ(永作博美)がやってるのかな?
笠やん(古舘寛治)は現場を仕切るのに忙しいだろうし。
経理の古川さん(中村靖日)はそんなタイプじゃないしな〜
舞からの報告を受けたばんば(高畑淳子)もホッ・・・
朝陽君は貴司と仲良く星を見ているそうな。
電話を受けているばんばの後ろで美知留さん(辻本みず希)が台所仕事しながら、心配そうに見ていた。この家の、島の家族になってきているのが伺える描写。こういうのがあるとないとじゃ大違いだよ〜
ここに至ってめぐみも舞に会社の窮状で浩太が奮闘し心身ともに疲労してしまったことを伝えたさ。やっぱり新工場の借金がキテいる模様。従業員の給料も、もう何ヶ月も家の貯金から出しているらしい。
いや〜〜〜(ll゚д゚) それはもうかなりヤバい状態では・・・
会社のお金だけで回らなくなったら、もう坂道を転げ落ちる的な・・・
浩太の留守の間もなんとか変わりなく稼働しているIWAKURA。
しかし、章兄ちゃん(葵揚)の様子がおかしい・・・
もしや転職とか他の会社へ移ろうと考えている?
小さな工場の頃から支えてくれていた、今は「圧造部門」の主任。
そんな〜〜章兄ちゃん〜〜
でも、3人目の子供産まれるって言うてたしなぁ・・・
責めることはできないが、これは痛い。痛いぞ。
まさか笠やんまでいなくなったりしないよね〜〜
体調も大分戻り、舞と一緒に夢を語り合う浩太さん・・・
「飛行機の部品も作れる大きい工場建てたいてずっと思てて、やっとその入り口に立てたとこなんや。今は、きついけどな、ここを乗り越えたらグッと夢に近づけるわ。
舞かて大変な訓練乗り越えてパイロットの夢に近づいたんやろ。
それとおんなじや」
夢を持つことはすばらしい。
その夢に向かって突き進むのも勇気のある立派なことだ。
でも、リーマンショックのせいで何もかもが変わってしまった。
どんなに乗務員の能力が高くても嵐の中では飛行できん。
ここはひとつ、手堅い部分だけ残して、後は思い切って撤退も・・あるのでは・・
会社が無くなってしまったら元も子もないからなぁ・・
浩太さんの体調もアレだしさ〜
大勢の従業員の生活背負っているから、方向転換も難しいのかもしれんが・・
さて、悠人(横山裕)が病室に現れた。
(仕事(リサーチ)メインでお見舞いは、ついで ( ̄▽ ̄;))
「確実に成長する会社探しに来てんねん。
お客さんのお金預かって有望な会社に投資してお金増やすんが俺の仕事やからな。
うちは徹底した調査と分析が売りでな。
もうけるタイミングを見逃せへん。
リーマンショックも俺にとったら、絶好の稼ぎ時やったわ」
「悠人・・・みんなしんどい思いしてんのに、
お前・・その言い方はあれへんやろが・・」浩太
「そら、ここらの町工場は痛い目見てるやろな。
まぁでも、ちゃんとしてるところは生き残るし、そうやないところは潰れる。
そんだけの話やろ」
容赦ないもの言いに磨きがかかったような (~_~;)
なんでここまで浩太に手厳しい?
そして天狗なのか?
「♬ 上りきったら〜あとは下り坂〜♬」(by 水原 範朝 「下り坂」@「王様のレストラン」)だぞ!
舞も浩太も唖然呆然・・・
てか、悠人の仕事の内容、初めてわかったワ ( ̄▽ ̄;)
それでも頼れるのは兄だけ。
舞は会社の状況を話して助けてくれるよう頼んだ。
でも、あんまり聞いちゃいないみたい。
そんなショボいネジ工場再生なんか俺の仕事じゃないってか?
浩太さん退院決まったが不安しかない。
火曜日 第62話
職場に復帰した浩太に経理総務課課長の古川さん(中村靖日)が本気の再建計画を銀行に示すためにリストラの申し入れ。それだけは避けたい浩太だったが、もはや迷う余地はない。
まず選ばれたのは商品こん包のパートのおばちゃん達3人。抜けた穴は舞がやりたいと申し出た。
そんなやり取りがありまして・・・父と工場を見て回る舞。
社長としての父の姿が誇らしげな舞。
いや〜こんな大変な状況なのに娘を楽しそうに案内しているとこ見ると、従業員イラッとくるんでない?( ̄▽ ̄;)
舞が引き継ぐことになる仕事を、そのパートのおばちゃん達に教わるのだが〜〜
不良品を弾いて、200個梱包するという作業をまずやらせてみるおばちゃん達。
もうリストラすることは伝えられているようで、険しい表情で舞の動作を監視する三婆。案の定、舞は傷の付いたネジに気づかすに梱包してしまった。
「ちっちゃ〜い傷やけど機械の選別では見つけられへんかった傷や。
これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってんねん」
「はい。すいません」舞
「こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まんねやろか?」
「素人でもできる仕事や思われてるから真っ先に切られんねやろ」
「うちらがどないな思いで働いてきたかも知らんと」
最初っからできる訳ないけど、舞のゆるふわニット、結わえてもいないロングヘアにヒヤヒヤしたよ。梱包なら簡単だから自分にもできると思っているのがおばちゃん達にも伝わってしまった。働くことの厳しさを舞も実感したんじゃないのかな。
浩太は信金の人に三名リストラしたことを伝えたが、IWAKURAの現状を認識しているとは判断されなかった。リストラの人数を増やすとか工場の機械を売るとか、もっと抜本的な改善策を示さなければ返済の猶予は認めないと宣告されてしまった。
浩太としては苦渋の決断でパートさんに辞めてもらったから、これ以上どうせいゆうねん!という気持ちかもしれんが、私が銀行側でも、なにぬるいこと言うてんじゃ!ってなると思うぞ(わたしゃ晴れの日にも雨の日にも傘を貸さない業突く張りだよ)。生きるか死ぬか、もうそこまで来てるんじゃないの?
工場では、まだ笠やんが働いていた。
「うめづ」で信金から言われたことを伝え、ボヤく浩太さん。
「機械売るっちゅうことはやで、夢を売るっちゅうことやろ。
いろんな新しいもん作る夢・・・」浩太
「売ったらええがな。
あんたが工場継いだ時、あんな立派な機械なかったやんか。
亡くなったおやじさんと違て、アンタ、経営も下手くそでなぁ。
愛想尽かした従業員が1人減り2人減り・・・
結局、ちっちゃい工場で俺と二人っきりで働いたやんか。
俺はな、あの頃も悪なかったと思うで。
機械は売ったかてかまへん。
あのちっちゃい工場にかて、でっかい夢があったんやから」
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…
そうだね、場所じゃないよね。心意気だよ。そして確かな技術だよ。
経営者と職人とでは求めるもんが違うかもしれんが、納得できるいいもんを作りたいという思いは同じ。腕と情熱があれば、お客さんの細かいニーズに対応できる。IWAKURAは、そうやって成長してきたんじゃんか。職人として何度も窮状を乗り越えてきた笠やんの力強い言葉が沁みたよ。
おばちゃん達が辞める日、心から頭を下げる浩太、感謝の思いを伝えるめぐみ。
「お嬢ちゃん、これだけは覚えとき。
商品こん包の仕事は最後のとりでや。
私らが不良品一個ほこり一個でも見逃したら
そのまま、お客さんとこへ届いてしまう。
ここのネジは、ええネジなんや。
職人さんらが心込めて作っててな。
そのネジを、たった一個の不良品のせいで台なしにはでけへん。
そう思てこれまで気張って働いてきたんや。
社長、頼むで。この工場潰さんといてな」
「はい。必ず立て直します。
その時は、またお願いします」浩太
おばちゃん・・そんな思いで働いてくれていたんだね (´;ω;`)
三婆なんて言ってスマンかった。心から謝罪するよ。
職人さん達への厚い信頼、会社の商品への強い愛情、それを自分たちが守るという誇りとともに働いている、こんなすばらしい従業員に辞めてもらわねばならんとは・・・辛い。辛すぎるよ。
浩太よ、このおばちゃん達の無念さと最後の希望に応えるためにも、もうなりふりかまっている場合じゃないよ。
水曜日 第63話
舞が工場を手伝い始めてから一か月が経った。
おばちゃん達の言葉を胸に真摯にネジと向き合っている舞の姿があった。
出荷するネジに付いている小さな傷にも気づけるようになった。
髪もちゃんと結わえているし作業着も着ている。
社長の娘とか関係なく一生懸命働いている舞のことを認めてくれる人もいるが、
不安な状況から舞に苛立ちをぶつけずにはいられない者もいる。
浩太は社員との全体会議で「コストを下げて利益を上げる」案を募ったが
これといった案はでなかった。
さて、深い迷いが顔に現れている章兄ちゃんを笠やんが飲みに誘ったで。
やはり他所の会社からお呼びがかかっているそうな。
給料は倍出すと言われているらしい。
「俺はね、IWAKURA入ったばっかりの頃から
仕事で迷たら笠巻さん手本にしてたんです。
いっつも笠巻さんのこと見て、
笠巻さんやったらどないすんねやろて考えて、
俺、そうやって仕事覚えたんすよ。
・・・笠巻さんやったら扇さんの誘い断るでしょ。
それが正しいって俺かて分かってるんです」章
「・・・うん・・せやな、俺やったら断る。
けど、もうマネせんかてええ。
俺と違てお前は、これから子供を育てていかなあかん。
3人もな。背負てるもんが違う。
ええか、章。お前はもう一人前や。
どこ行ったかて立派にやっていける腕のええ職人や。
自分で考えて答え見つけたらええ」笠
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…
本当の大人だ。
章の事情もちゃんと理解して、重い荷物を下ろしてあげるように、父親みたいに章の背中を押してくれている。
そして章兄ちゃん、笠巻大学卒業だよ!
「一人前」とお墨付きをもらえて嬉しさと寂しさ、両方の思いを抱いただろうね。
危機に瀕した時、人は改めて自分に問いかけるんだろうな。
自分はなぜ働いているのか、なぜここにいるのか、ここに何を求めているのか。
章兄ちゃん、自分の道を堂々と歩いていっておくれ。
浩太さん、やっぱり無理しているみたいや。
苦しそうな父の背中を見た舞は残業をしている浩太に雑炊を作って持っていったぞ。
「お父ちゃん、パイロットはな、リレーのアンカーやねん。
機体を作る人、空港で働く人、機内で働く人。
大勢の力が合わさって初めて飛行機は空を飛ぶ。
頼むで。無事に飛行機飛ばしてなっていうみんなの気持ち、
バトンみたいに受け取ってパイロットは空を飛ぶねん。
私な、ここで働いてたら、お父ちゃんパイロットみたいやなて思うねん。
工場のみんな乗せてるから絶対に飛び続けなあかん。
そう思って頑張ってるパイロット」舞
「・・・そうや」
「責任が重くて大変やけど仲間がおるから頑張れるんやろ?」
「うん」
「みんなで乗り越えられたらええな」
「ああ。そのためには何でもやるで」
ええ娘に育てたなぁ・・・(´;ω;`)
父親を心から尊敬し、一生懸命支えようとしている。
ほんに社長いうもんはパイロットと同じやな。
悪天候の時もあれば、思わぬアクシデントで決断を迫られる時もある。
従業員とその家族の命を預かって飛び続けなならん。
浩太たちの必死の営業努力が実り、新規の仕事が入った。
例によって納期は短めだけど、浩太も従業員の皆さんもやる気がみなぎっております。
IWAKURAはいい会社だね。
従業員同士のコミュニケーションもうまくいっているみたいだし(あの舞に嫌味を言った女性従業員はもしかしたら、あのおばちゃん達と仲が良かったのかもなぁ)、家族みたいに気遣い合っている。
経理総務課課長の古川さんは会社のお金の管理が仕事だから、会議でもそっち優先の発言をして職人さんと対立しがちなのかもしれんが、こういう人がいないと成り立たない。私生活では寝たきりのお母さんの世話をしているそうで、お弁当も自分で作っている。
みんなそれぞれ人生背負ってるんだよな。
一人一人に事情がある。
そんなやっと光がさしてきたIWAKURAに近づく黒い影ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
「さて、この工場なんぼになるやろか」悠人
ハゲタカか?IWAKURAを買い叩こうと?
そしてまったくカタギに見えない・・( ̄▽ ̄;) 悪徳闇金業者の取り立てかよ。
そして浩太さんがエライことに?予告の不穏な空気を残し新年へ?
辛い・・・
山あり谷あり、笑いあり涙ありツッコミありの、あっという間の三ヶ月でした。
弊ブログの朝ドラの記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
宜しければ2023年も一緒に走り抜けましょう♬
2023年は1月4日から放送でございます・・
このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事
第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!
第3週 がんばれ!お父ちゃん
第4週 翼にかける青春
第5週 空を飛びたい!
第6週 スワン号の奇跡
第7週 パイロットになりたい!
第8週 いざ、航空学校へ!
第9週 私らはチームや
第10週 別れと初恋
第11週 笑顔のフライト
第12週 翼を休める島
人気ブログランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
舞が工場を手伝い始めてから一か月が経った。
おばちゃん達の言葉を胸に真摯にネジと向き合っている舞の姿があった。
出荷するネジに付いている小さな傷にも気づけるようになった。
髪もちゃんと結わえているし作業着も着ている。
社長の娘とか関係なく一生懸命働いている舞のことを認めてくれる人もいるが、
不安な状況から舞に苛立ちをぶつけずにはいられない者もいる。
浩太は社員との全体会議で「コストを下げて利益を上げる」案を募ったが
これといった案はでなかった。
さて、深い迷いが顔に現れている章兄ちゃんを笠やんが飲みに誘ったで。
やはり他所の会社からお呼びがかかっているそうな。
給料は倍出すと言われているらしい。
「俺はね、IWAKURA入ったばっかりの頃から
仕事で迷たら笠巻さん手本にしてたんです。
いっつも笠巻さんのこと見て、
笠巻さんやったらどないすんねやろて考えて、
俺、そうやって仕事覚えたんすよ。
・・・笠巻さんやったら扇さんの誘い断るでしょ。
それが正しいって俺かて分かってるんです」章
「・・・うん・・せやな、俺やったら断る。
けど、もうマネせんかてええ。
俺と違てお前は、これから子供を育てていかなあかん。
3人もな。背負てるもんが違う。
ええか、章。お前はもう一人前や。
どこ行ったかて立派にやっていける腕のええ職人や。
自分で考えて答え見つけたらええ」笠
笠やん・・・(´;ω;`)ウッ…
本当の大人だ。
章の事情もちゃんと理解して、重い荷物を下ろしてあげるように、父親みたいに章の背中を押してくれている。
そして章兄ちゃん、笠巻大学卒業だよ!
「一人前」とお墨付きをもらえて嬉しさと寂しさ、両方の思いを抱いただろうね。
危機に瀕した時、人は改めて自分に問いかけるんだろうな。
自分はなぜ働いているのか、なぜここにいるのか、ここに何を求めているのか。
章兄ちゃん、自分の道を堂々と歩いていっておくれ。
浩太さん、やっぱり無理しているみたいや。
苦しそうな父の背中を見た舞は残業をしている浩太に雑炊を作って持っていったぞ。
「お父ちゃん、パイロットはな、リレーのアンカーやねん。
機体を作る人、空港で働く人、機内で働く人。
大勢の力が合わさって初めて飛行機は空を飛ぶ。
頼むで。無事に飛行機飛ばしてなっていうみんなの気持ち、
バトンみたいに受け取ってパイロットは空を飛ぶねん。
私な、ここで働いてたら、お父ちゃんパイロットみたいやなて思うねん。
工場のみんな乗せてるから絶対に飛び続けなあかん。
そう思って頑張ってるパイロット」舞
「・・・そうや」
「責任が重くて大変やけど仲間がおるから頑張れるんやろ?」
「うん」
「みんなで乗り越えられたらええな」
「ああ。そのためには何でもやるで」
ええ娘に育てたなぁ・・・(´;ω;`)
父親を心から尊敬し、一生懸命支えようとしている。
ほんに社長いうもんはパイロットと同じやな。
悪天候の時もあれば、思わぬアクシデントで決断を迫られる時もある。
従業員とその家族の命を預かって飛び続けなならん。
浩太たちの必死の営業努力が実り、新規の仕事が入った。
例によって納期は短めだけど、浩太も従業員の皆さんもやる気がみなぎっております。
IWAKURAはいい会社だね。
従業員同士のコミュニケーションもうまくいっているみたいだし(あの舞に嫌味を言った女性従業員はもしかしたら、あのおばちゃん達と仲が良かったのかもなぁ)、家族みたいに気遣い合っている。
経理総務課課長の古川さんは会社のお金の管理が仕事だから、会議でもそっち優先の発言をして職人さんと対立しがちなのかもしれんが、こういう人がいないと成り立たない。私生活では寝たきりのお母さんの世話をしているそうで、お弁当も自分で作っている。
みんなそれぞれ人生背負ってるんだよな。
一人一人に事情がある。
そんなやっと光がさしてきたIWAKURAに近づく黒い影ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
「さて、この工場なんぼになるやろか」悠人
ハゲタカか?IWAKURAを買い叩こうと?
そしてまったくカタギに見えない・・( ̄▽ ̄;) 悪徳闇金業者の取り立てかよ。
そして浩太さんがエライことに?予告の不穏な空気を残し新年へ?
辛い・・・
山あり谷あり、笑いあり涙ありツッコミありの、あっという間の三ヶ月でした。
弊ブログの朝ドラの記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
宜しければ2023年も一緒に走り抜けましょう♬
2023年は1月4日から放送でございます・・
このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事
第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!
第3週 がんばれ!お父ちゃん
第4週 翼にかける青春
第5週 空を飛びたい!
第6週 スワン号の奇跡
第7週 パイロットになりたい!
第8週 いざ、航空学校へ!
第9週 私らはチームや
第10週 別れと初恋
第11週 笑顔のフライト
第12週 翼を休める島
人気ブログランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
matakita821 at 18:58│Comments(0)│朝ドラ「舞いあがれ!」