「一橋桐子の犯罪日記」第4話 夢見るプランK「一橋桐子の犯罪日記」第5話(最終話) 許されぬ罪の重さぞ

2022年11月04日

「舞いあがれ!」 第5週 空を飛びたい!

 月曜日 第21話

 舞(福原遥)は鶴田先輩(足立英)に自分の決意を伝えましたぞ。
すると鶴田は由良先輩(吉谷彩子)が使っていたマシーンに座らせ、彼女と同じ負荷ワット数でこがせた。
必死で漕ぐがペースは落ちるし3分が限度だった。

「由良は琵琶湖の上を210ワットで1時間半こぐつもりやった。
由良を見てて大変そうやなって思ったんやったら、
岩倉にとってはもっともっと大変なんや」鶴田
「はい」舞
「分かったんやったら、ええ」
「けど・・・大変やからこそ挑戦したいんです。
みんなで作ったスワン号私が飛ばしたいんです

「・・・ちょっと時間くれるか」


 そりゃそうだよね。
いくら舞の本気がわかっても、あいよ!と受け入れられるはずもない。
ケガをさせるかもしれないし、なにより身体をつくる時間が短すぎる。
でも、舞が並々ならぬ決心で来ていることは、その目を見てわかったはずや。


 舞はもう走りだしている。
訓練の為、高額なロードバイク購入(128,000円!久留美(山下美月)が値切ってくれたナリ)。
飛べる身体作りのための食事制限も開始。

 めぐみ(永作博美)にも自分の思いを伝えた。

「お母ちゃん、私、人力飛行機のパイロットやりたいねん。
これがスワン号、きれいやろ?
私な、パイロットの由良先輩のことかっこええな思て勝手に憧れてた。
そやけど憧れるだけやなくて自分でやってみたい」
「・・・・そうなん」
「うん」
「・・・分かった
「ええの?」


 黙って舞の話を聞き、笑顔でうなづいてくれためぐみ。
めぐみの中ではすごい葛藤があったと思う。
先輩が骨折して入院したって聞いたばかりだし心配しかない、なんでうちの子がそんな役を引き受けなきゃなんないの?って思うよね。でも、チャレンジする娘を応援したいという気持ちが勝った。自分で決めてチャレンジする度に悩みながらも成長してきた娘を見てきたから。親って最終的には子供を信じるしかないよね ( ̄▽ ̄;)


 さて、鶴田は舞がパイロットに立候補してきたことを由良に報告。
しかし、彼は記録更新のためには自転車部に当たろうと思っていた。

いや、記録を狙えるとしたら、それは岩倉です。
スワン号作った仲間の思いを知らん人には記録は出されへんと思います


 よくぞ言っておくれだね、由良先輩!
精神論で引っ張るのは危険だけど、技術だけじゃない、全力で頑張っても力尽きそうになった時踏ん張れるのは、みんなの思いを力にして飛びたいという強い気持ち。


 という訳で、鶴田が(残っている)部員の前で舞がパイロットを務めることを発表、なんとか受け入れてもらえたぞ。

 最初、戸惑いと疑問の空気が流れる中、すぐに賛成の声をあげてくれたのが空さん(新名基浩)だった。職人肌の空さん、舞の仕事ぶりや人柄を見て、この子になら賭けられると思ってくれたんだよね。嬉しいよぅ・・・

 あとは刈谷先輩(高杉真宙)が戻って来てくれれば・・・
しかし、パイロットになるという舞の報告を全否定するのでした。





 刈谷が戻らないので舞の身体に合わせて設計し直すことはできない。
で、なぜか玉本(細川岳)が調整ならできると申し出た。

 みんな内心、大丈夫かよ?と思っていたと思うがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 、スワン号は設計を大きく変えず舞の体格に合わせ微調整することに決定。

 そんな訳で始まった由良先輩と舞の体重・身長・肩幅・股下比較。

 ちょっとびっくりしたんだけど由良先輩の方が軽かったんだね。
44,1。すくなっ!
舞は49キロ。うっそお?そんなにないんじゃ?( ̄▽ ̄;)
身長も舞の方が4センチ高い。
きっと1センチの違いが響く世界なんでございましょ?
調整とかってレベルでどうにかなるアレじゃないんじゃ?


 相変わらず仲のいい舞とお父ちゃん(高橋克典)。
お父ちゃんは人工衛星打ち上げに関わっている会社の工場見学に行き、自分とことのレベルの差に気づき落ち込んだりもしたけれど、不屈の闘志を見せております。

 なんかお父ちゃんと舞の頑張りがいつもリンクするんだよね。
二人とも前向きに進むことを諦めない、気づきを力にして夢に向かっている。
そしてその頑張りがお互いへのエールになっている。


 ところが・・・
なにわバードマン内では仕事量を巡って胴体班とプロペラ班がぶつかり険悪なムードに。一回生のミスへ当たりもキツクなっている。

 みんな不安なんだろうなぁ。
玉本先輩の調整とやらも信用できない。
コレでホントに飛ぶの?って。


 由良先輩の見舞いに行き、刈谷と会った舞は状況を伝えた。
刈谷は責任の重さに怖くなったことを認め、スワン号の設計をしてきたのは鶴田に引っ張られたからだと話してくれた。それでも1回生の夏に辞めたが、鶴田は再び自分が飛ばす飛行機の設計をして欲しいと頼みに来たそうな。

「あいつをケガさせるわけにはいかんやろ。
神経遣って設計して・・・丸1年かかったとよ。
安全な飛行機作ろうと思ったらそんぐらいかかると。
たった2か月でスワン号を修理しながらパイロットも代えるとか、俺は嫌たい」


 由良先輩に頭を下げ謝罪していた刈谷・・・
人力で飛ぶ飛行機で何よりも大事なのは安全。
そして設計者の責任と模型飛行機製造と飛行の難しさを誰よりも知っているからこそ反対していたんだね。

 わたしゃ、一回の失敗でビビってんじゃねぇよ!とか怒ってたけど、ごめんよ〜
止める勇気も大切なんだよね。


 しかし、スワン号の椅子の位置を変えると聞き、部室に怒鳴り込み。

 素人の設計で大事な仲間乗して飛ばすつもりとや?

 玉本は刈谷がいつ辞めてもいいように、一回生の時から自分なりに設計の勉強をしていたそうな。それでも玉本は刈谷に言ってくれたよ。

「俺の設計でも岩倉は飛べるはずや。
けど、それは理論上のことや。
実際飛んで、確実に記録狙うんやったらお前の設計やないとあかん」玉本
「刈谷、戻ってきてくれ!」鶴田
「・・・お前は・・何回俺を連れ戻せば気が済むとや」刈谷
「さあな」鶴田
「・・・1日たい!1日で描き直すけん。
スワン号をど素人のパイロットでも記録作れる飛行機にしちゃる!

ありがとうございます!」舞


 三三(ノ இωஇ)ノ 刈谷せんぱ〜〜い!
なんか熱血青春ものはこっぱずかしくて嫌なんだが、このドラマはなぜか、あの頃に戻って素直な気持ちで(イヤ、あの頃も私は素直じゃなかったが ( ̄▽ ̄;))共感できる。


 みんなの気持ちがひとつになった。
そこで刈谷から舞にハードなミッションが下された。
「記録飛行までに体重5キロ落とし、190ワットで50分こげる体力をつけよ」とな?

 えええぇーーーー?!
無理なダイエットはやめませう!
2ヶ月で体力つけつつ体重減らすってどうやんのお?
プロのトレーナー付けても難しいよ〜〜!


 水曜日 第23話

 久しぶりに五島情報が!
ちゃんと10年の歳月が流れた感じになっていたけど、ばぁば(高畑淳子)も元気そう。
さくらさんはついに念願のカフェを開店。
ばぁばのジャムも、もちろん置いてくれています。
一太君は長崎の高専を来年卒業予定だって。

 大阪に出てくることないのかな〜
おばちゃん、成長した一太君に会いたいよ〜


 そして貴司(赤楚衛二)だよ。
普段は営業もやっているらしいが、今日は岩倉螺子製作所のHPを作りに来てくれております。
ちょっと痩せたような・・・

 久留美(山下美月)と舞のバイト先に来ても、なんか深刻な顔で書き物しとる。
帰った後、貴司の落とした紙ナプキンを拾ったら、そこには『干からびた犬』の文字が・・心配になった舞たちは食事に誘ったさ。

「「干からびた犬」いうんは僕のことや」貴司

 なんでも社内で貴司だけがノルマを達成できず、営業成績がビリなんだそうな。
上司からもめっちゃ怒られる。

「けど、八木のおっちゃんに言われてん。それでええって。
『息がでけへんぐらいしんどい時に生まれるのが詩ぃや。
もがいてたらええんや (by おっちゃん)』
せやから、もがきながら詩ぃ書いてみよか思てんねん」


 貴司にとって、生きることは書くことなんだね。
もがきながらも光を見つめている。
貴司は大丈夫。
励ますつもりが力をもらった舞なのでした。


 トレーニングとダイエットを始めて、一か月ぐらい過ぎたのかな。
体重は朝46キロ、夜46.3
7月7日の食事
朝はオートミール、野菜ジュース、プロテイン
昼はとろとそばとほうれん草の和え物、
夜はイカの酢の物、冷ややっこ、玄米ご飯、みそ汁

 はーーーーーっ・・・
コレで20キロの自転車通学、朝練、昼練、夜練・・大変だよ。
でも、ばあばの声にもパワーもらったかな。


 ところで、貴司が感心しとったが、お父ちゃんのスローガン、完成しました。
小さなネジの、大きな夢
株式会社 IWAKURAは、夢を叶えるために前進する会社です』


 ホント!いいスローガン。お父ちゃんらしい。
「一歩ずつ登っていったら、いつかは山の頂上にたどりつける」
舞もやで!


 木曜日 第24話

 記録飛行まであとひと月となり、舞の体力測定が行われた。
スワン号で新記録を出すためには15.44キロ飛ばさなければならない。
その為には舞は190ワットで50分漕ぎ続けることになる。
しかし、測定では29分だった。

 みんなで意見を出し合ったが、結局、刈谷の判断でワット数を180に変更することに。それを受けて、尾翼は作り直し。主翼の取り付け角度も変更。
申し訳なさでいっぱいの舞。
体重も理想まであと1.1キロなんだが停滞期に入り、増えたり減ったり。

 由良先輩の言っていた「みんなの期待を背負うプレッシャー」を実感する舞・・・
朝ごはんも、もうプロテインのみ。
トレーニングに集中しすぎる姿におばちゃん、心配になっちゃったよ〜
根を詰めすぎると免疫力落ちそうだし〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
トレーニングの後、マッサージとかケアしてるのかな〜?
めぐみも内心、心配でたまらないはず。
でも何も言わず覚悟を決め見守っている。かなり辛いはず。


 体重はあと1キロ。
でも、頑張っても頑張っても記録が伸びない。
肉体的にも精神的にもヘトヘトだよ・・・

 そこに由良先輩が現れた!
松葉杖ついてるけど、もうすぐギプス取れるねんて!

 舞の状態に気づいた由良先輩は琵琶湖に誘った。
もちろん物見遊山ではありませんよ〜
由良先輩と鶴田は車、舞は自転車さ〜

 広い琵琶湖を前に舞は自分が目標に届かないせいでみんなに苦労をかけているすまなさ、そしてパイロットとしての不安を由良先輩に話すことができた。

「怖いんです。
みんなの努力台なしにしてしまうんちゃうやろかって。
考えへんようにしててもつい考えてしもて・・・」
考えたらええやん。
岩倉にしかできひんことがぎょうさんある。
しんどいのは当たり前や。
自分空飛ぶんやろ?
飛行機は向かい風を受けて高〜く飛ぶんや


 昔、ばぁばがくれた言葉とも通じるような。
目の前だけ見て走り続けている舞に由良先輩は
彼女が飛ぶであろう広い空見せ、風を感じさせ、飛びたいと思った気持ちを思い出させてくれた。

 人間が空を飛ぶのは難しい。改めて思う。
それでも飛びたい。みんなと一緒に。


 部室に戻った舞をみんなが笑顔で迎えてくれた。
舞の思いつめた表情にみんなも気づいていたんだね。
そしてそんな舞が快適に飛べるように一回生も積極的にアイディアを出し、先輩も嬉しそうにやり直し作業に着手している。いいムードが戻ってきたよ〜
一回生の意識も変わったね。
そして翌日から由良先輩と二人三脚のトレーニングが始まった。

 これは心強い。
食生活やトレーニングの細かい所まで指導してくれるから、舞もかなり精神的に楽になったんじゃないかい?我慢していたばぁばのジャムを食べるお許しも出たし。


 ついにスワン号完成!
テスト飛行の日が決まった。
 
 金曜日 第25話

 テスト飛行の前に、プロペラや尾翼の動きに問題がないか
地上で確認する駆動試験があった。

 って、ここで初めて飛行機の操縦の仕方を習い、
実際にプロペラや尾翼を回すという・・・
え〜〜憶えられないよ〜〜!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
シールかなんか貼っておいてくれないと〜


 若い舞は難なくこなしたが、ペダルの感覚がトレーニングマッシーンの時とは全然違うらしい。
舞の顔に緊張と不安が走ったのを見た由良先輩はすぐに笑顔でほぐしてくれた。

「走り出したらペダルはもっと軽くなってな、
空に浮かんだら・・・ペダルのことなんか忘れてまう


 お父ちゃんの方も新しいステージを歩き始めた。
岩倉螺子製作所は(株)IWAKURA へ。
社員の皆様の前で新たな気持ちで夢を語るお父ちゃんは素敵だった。
めぐみも惚れ直したみたいや。

 それを聞いた舞はお兄ちゃんに電話。
会社の名前が変わったこととか、お父ちゃんの思い、そして自分がパイロットとして空を飛ぶことを伝えたぞ。

 例によって塩対応だけど、ちゃんとHPも見るし、
電話切った後に「おもしろいやっちゃな・・」とつぶやく悠人(横山裕)。
ヒネた態度は相変わらずだけど、妹のことは大切に思っている。
お父ちゃんの会社情報を遮断しようとするのは、自分がそっちに引き込まれたら嫌だからなのかね?自分は父親とは違う生き方をするて。
でもね〜そういう人に限って、最終的には継ぐことになるのよ(ワタシだよ!)

 なんかお兄ちゃん、顔色悪かったけど大丈夫かね?
きっと一日中カーテン閉めてPCの画面何個も見てるんでしょ?
たまには陽の光を浴びんかい!
映ってたグラフ下降してたけど・・・こっから上がるのかい?


 そして、ついにテスト飛行の日が来た!
自転車でのウォーミングアップを終えた舞に由良先輩が声をかけた。

「いけるか?」
はい


 舞がスワン号に乗り込み、扉が閉じられた。

 今朝の「あさイチ」で刈谷先輩が言ってたけど、模型飛行機は風の影響を強く受けるから、風速が弱くなるまで、結構待つ時もあるらしい。

「正対 風速1.5」。
「そろそろやな」由良
「第2ライン 正対 風速1.4」
「第4ライン 正対 風速1.3」
「了解。行きます」
よっしゃ!岩倉行け!
はい!

「右翼オッケーですか?」
「はい!」
「左翼オッケーですか?」
「はい!」
「胴体オッケーですか?」
「はい!」
「指示出しオッケーですか?」
「はい!」
ペラ回します!
フライト1本目いきます!
3,2,1!ゴー!

こいでこいで!
そのまま!


 無心に漕ぎ続ける舞・・・
そして・・・飛んだ・・・舞が笑顔になった・・・
飛んでる・・・

 ヾ(≧∇≦*)/ ヤッタ~!!!
飛んでる!飛んでるよう!!

 感動とともに飛ぶ喜びを体感している舞の顔を見ているだけで
泣けたさア・・・(´;ω;`)
だって、ここに来るまでの道のりを丁寧にしっかりと描いてくれたから。
もうどこまでもどこまでも飛んでいって欲しい。
「スワン号の奇跡」という予告でさらに・・・
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

早く琵琶湖の空を飛ぶスワン号が見たい!

 このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事
 第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!
 第3週 がんばれ!お父ちゃん
 第4週 翼にかける青春


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