きこりのテレビ日記 #94「一橋桐子の犯罪日記」第3話 結婚か刑務所か

2022年10月21日

「舞いあがれ!」 第3週 がんばれ!お父ちゃん

 月曜日 第11話
 
 大阪に戻った舞(浅田芭路)の新しい生活が始まりました。
てか、舞が留守にしている間に岩倉家もかなり変わったよ。
お父ちゃん(高橋克典)やお兄ちゃん(海老塚幸穏)が料理を作ってくれたり、食事の準備をしたり、そこに舞のお手伝いも加わって、めぐみ(永作博美)の負担が少しは減りそうな予感。家族一致団結ゆう感じやな。

 そして舞は、初めて父も飛行機が大好きで、夢を叶えて飛行機を作る会社で働いていたことを知った。江戸時代に飛行機の構想を持っていた発明家の本も見せてくれたで。

 学校での舞は体育の授業にも参加し、堂々と跳び箱も飛んでみんなをびっくりさせとる。明るく積極的になった舞は注目の的。しかし、久留美(大野さき)がクラスのみんなから仲間外れにされている事を知りショックを受ける。うさぎのスミちゃんが死んでしまった事で「ウサギ殺し」呼ばわりされていたのさ〜

 なんてことだ。
そんなの子供の飼育係が全部背負うことじゃないでしょうよ〜
先生は知っとんのか?


 翌日、学校を休んだ久留美に会いに行った舞は、ウサギは飼い主に具合が悪いことを隠そうとするし、急に死んでしまうことがあると教えた(本で調べたらしい)。
そやから、望月さんのせえやない

 伝えられた〜!すごいじゃん!
舞は日々成長している。
チャレンジすることを楽しんですらいる。
それにめぐみに思っていることを言葉にして伝え、相談することもできるようになった。


 って、久留美ちゃんのお父さん、松尾諭さん!
なんか最近、逆に仲野太賀さんに似てきたような気がするんだが(笑
久留美ちゃん、「うちのお父ちゃん、かっこええんやで」と言っていたけど、もしかして今は働いてないのかな。昔ラグビーの選手やっていてケガして会社辞めたということだが・・・学校休んだけど久留美ちゃんは具合悪くなさそうだし・・なんか事情ありそう。

 でも勇気を出したことで友達として、さらに一歩近づけたみたい。
久留美とは長い付き合いになりそうだね(HPにも載っているしゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)


 火曜日 第12話

 お父ちゃんの工場大ピンチ!
納品したネジに不良品が混じっていたという事で取引停止を言い渡されたのさ〜
それまでにも寝る間を惜しんで働いており、舞と約束した遊園地にも行けず、グライダーを作る約束も果たせず・・疲れ切っているお父ちゃんが心配よ〜

 そもそも、お父ちゃんのお父ちゃんが亡くなって、工場を継ぐことになり、飛行機の会社を辞めたそうな。

「いつか飛行機の部品作りたいねん。
それが僕の新しい夢」


 そう、ヤングめぐみに語っていたヤングふう克典・・・
でも工場経営に追われ、夢どころではなくなっていったんだろうなぁ。

 舞は父と一緒にグライダーを作る為の本を探そうと貴司(齋藤絢永)と近所の古本屋へ。
気難しい店主のおっちゃん(又吉直樹)(昔は立ち読みしてたら、よくはたきで追い払われたよね(笑)肩たたかれて「買ってからね 」とか言われたもんだよ)が選んでくれた本に夢中。そして貴司は、そのおっちゃんが書いた詩集に心打たれていた。

 貴司、感性が豊かなんだね。
詩を理解し、その「寂しくてきれい」な景色を見ている。
小さくてもちゃんと自分の世界を持っている。
自分の感性を理解し認めてくれたおっちゃんと出会えて貴司も嬉しかったんじゃないかな。
すっかりおっちゃんに気に入られた二人(笑
これから、ここ「デラシネ」が二人の秘密基地になりそう。


 いろいろな事が重なって疲れ切っているお父ちゃん・・
舞はそんな父を元気にしたい!と飛行機を作りを始めましたぞ。
舞の思いを乗せて飛んでくれるかしら。

 ばらもん凧に段ボールの翼をつけて、なんとか空を飛べるように工夫した舞。
自分で考えて、行動し、失敗してもまた別の方法でチャレンジ。
舞という女の子の心が楽しく健やかに跳ね始めています。








 水曜日 第13話

 工場経営の先行きが見えないお父ちゃんは悠人(海老塚幸穏)に私立中学受験を諦めるよう伝えた。もちろん納得できやしない悠人。

 お兄ちゃん、自分で東大行くことを決めて、その為に私立のいい中学行こうって計画立ててたんだね。そして努力し続けている。立派だよ。

 東大合格者の親の半数が年収1,000万以上とか言うけど・・・公立中学からでも進学している人はいっぱいいますよ!知らんけど!(「あさイチ」ゲストの東大王は残念ながら私立出身だったが)うちみたいな田舎の公立高校からでも何年かに一人東大合格者でるよ。そして新聞に載るよ( ̄▽ ̄;) だからお兄ちゃんも諦めないで〜!


 舞の飛行機作りは竹ひごにうまいことカーブが付けられずストップしていた。
忙しそうなお父ちゃんに話しかけるのも憚かられた舞だったが、隙を見て相談してみたぞ。
お父ちゃんはすぐに蝋燭を缶の中に入れて間接的に竹ひごを温める方法を教えてくれた。そして翌日、ついに遊園地へ連れていってくれた。

 お父ちゃんと一緒に飛行機に乗れて、久しぶりに二人でゆっくり過ごせて舞にとってすごく幸せなひと時だったと思うけど、お父ちゃんにとっても癒され、力をもらえる時間だったみたい。
「(大阪の街が)キラキラしている」と目を輝かせていた舞・・・
この子の見える世界はこんなに光輝いている、それを守らな!頑張るで!と思えたかな。


 お父ちゃんは何度も通った「カワチ鋲螺」へ行き、頭を下げた。
すると連日お父ちゃんの様子を気にしていた若手社員が特殊ねじ試作品の話をふってくれた。
やるしかないでしょう!

 でも笠やん(古舘寛治)の言うことにゃ、「納期三週間」は絶対無理!
そもそも、その試作品を作るには新しい金型を作らなきゃならないだが、そんなすぐ作れるもんやないそうな。
 さぁ、どうする?工場の存続がかかってまっせ!

  今日の「デラシネ」の八木(又吉直樹)と貴司(齋藤絢永)との会話が心に残りましたわ〜。

「おっちゃん、詩ぃ書くのて楽しい?」貴司
しんどい。
こないしんどいこと、あれへんな」八木
「ほな、何で書くん?」

生きていくいうのはな、大勢で船へ乗って旅するようなもんや。
みんなが船の上でパーティーしてる時、おっちゃんは息苦しなる。
それで冷たい海飛び込んで、底へ底へ潜っていって、
そこに咲いてる花必死でつかみ取って船の上へ戻ってくる。
そしたら、しばらくは息できんねん。
その花が詩ぃや

「へえ〜〜」


 なんと美しくて、そしてわかりやすくて、心に響く表現なんでしょう。
おっちゃんの言葉に貴司も共感していたみたいだった。
前に「(友達に)合わせてるだけや」って舞に言ってた時あったね。気さくなお父ちゃんやお母ちゃんにも話せない、心の中にある説明できないもやもやとした思い、でもなぜか大切にとっておきたい何か。おっちゃんの詩に出会って貴司も楽に呼吸ができるような気がしたんじゃないかな。


 木曜日 第14話

 お父ちゃんは近所の曽根さんに金型作りを頼みに行った。
先代さんに世話になったということで快く引き受けてくれたのだが〜〜
納期を聞いて・・・
「むちゃ言うな、アホ!」

 ( ̄▽ ̄;)・・・そうなりますよね。
でも、曽根さん、頑張ってくれはった!超スピードで金型作ってくれましたで!


 んが、今度は機械の調子が悪い。
またまた近所の古田さんに修理を頼むお父ちゃん。
でも、古田さんも急ぎの仕事で手一杯。
食事のお好み焼きが焼ける間も惜しいんじゃ!

 断った古田さんに激しい圧をかける梅っち(山口智充)(笑
そこに舞がお好み焼きを買いに来たんだが、かわいい舞の顔を見られない古ちん。
ここぞとばかりにぐいぐいと梅さんが古田さんの情に訴え、
雪乃(くわばたりえ)がパワーサポート!
耐え切れずにネジ工場に走りましたとさ(笑

 おかげでネジ作り続行。
何度も微調整を加えながらついに試作品完成!

ヾ(≧∇≦*)/ ヤッタ~!!!
ネジと飛行機、父と子で試行錯誤しながら心を込めて向き合う姿が描かれました。
舞がデラシネのおっちゃんに場所を借りたり、章お兄ちゃん(葵揚)に手伝ってもらったり、貴司に見守られる中、久留美(大野さき)と一緒にグライダーを作っているように、浩太もネジの金型を作る人、機械を作り直す人、同じ二代目として励ましてくれる仲間、いろんな人たちに助けられ、支えてもらいながらネジを作っている。ものづくりの町で生きているのが実感できる週でした。みんなギリギリの経営状況の中、必死に工場を守ろうと働いている。こんな中で舞は、ものづくりの苦労と喜びを自然と学んでいるんだろうなぁ。


 金曜日 第15話

 お父ちゃんは、試作品のネジを無事納品!
舞も飛行機を完成させた。
日曜日には久留美のお父ちゃんも呼んで披露するつもりや。

 舞はお兄ちゃんにも声をかけたんだが・・・
私立中学に行けるかどうかの瀬戸際にいるお兄ちゃんにその余裕はなし。

「僕はお父ちゃんみたいにちっちゃい工場でちっちゃいネジ作んのは嫌や。
そのために東大行くんや。
分かったら部屋戻り」悠人
「・・・お父ちゃんにも夢あるんやで。
いつか飛行機の部品を作りたいんやて。
せやから頑張ってんねん。
(凧を見せて)おばあちゃんがな、どんな向かい風にも負けんと強くなれって」舞
はあ?
私、お兄ちゃんも応援してんで


 舞からお父ちゃんの夢を聞かされるなんてな。
世話ばっかりかける小さな妹だった舞が、いつのまにか自分の知らない父の姿を語り、自分を励ましている。すごく驚いた思うで。そしてまっすぐ心に届いたはずや。


 晴れ渡った日曜日。
浩太とめぐみ、そして笠やんや章にいちゃんも来てくれた。
もちろん久留美ちゃんパパも参上!良かった〜
そしてみんなからは見えない場所でお兄ちゃんも見守っております。

 飛行機はすぐに風に乗り、気持ちよさげに空を飛んだ。
飛行機を見上げ、追いかけながら走る舞と久留美ちゃんの姿におばちゃん、泣けちゃった。

 舞、良かったなぁ。やり遂げたなぁ・・(´;ω;`)
先週の五島の大空を力強く昇っていったばらもん凧、
そして今週の校庭の青空を軽やかに飛び続けた飛行機。
お父ちゃんやお母ちゃん、大人達の笑顔、そしてその笑顔を見た久留美の嬉しそうな顔。舞の心の宝物がどんどん増えていく。そしてそれが自然と夢へと繋がっていく。

 なんかねぇ・・・大人達の子供への向き合い方が本当に温かくて優しくて。
町のみんなで子供を育ててくれているのが伝わってくる。
いいところで育ったよ(´;ω;`)


 さて、苦労したネジの試作品は認められ、浩太の工場で量産することが決定。
お兄ちゃんも希望通り私立中学へ行けそうです。
そして舞にも「いつかお父ちゃんと一緒にジャンボジェットを飛ばす」という夢ができた。

 それから10年。
舞は18歳。航空工学を学ぶ大学生になっていました。
兄の悠人は望みを叶えて名門中学・高校へ進学し、東大に入った。で、就活中らしいが・・・大丈夫か?ずっと頑張ってきたから燃え尽きていないかい?

 そして浩太の工場、岩倉螺子製作所は従業員18名をかかえ、二つの工場を稼働させる会社へと発展していた。お父ちゃん、やったねぇ!
笠やんは工場長かしら。章兄ちゃんは主任さん?
曽根さんや古田さんの工場はどうなっているのかしら?
「うめづ」は相変わらず繁盛してる?

 そして舞は、大学の入学式で人力飛行機のサークルを見学し、「運命の出会い」を果たしたのです。

 はぁ〜〜(満足のため息)、気持ちのいいドラマですなぁ。
子役をかわいいと思う事ってめったにないんだけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
舞ちゃんがあまりにも素直で性格が良くて応援せずにはいられなかったから、別れるのがすごく寂しい。でもミニ舞ちゃんの中に生まれた夢が 福原遥さんがどんなふうに受け継がれているのかが楽しみでもあります。そしてデラシネの仲間たちは、どうなっているのかな〜?


 このブログの『舞いあがれ!』第1週について書いてある記事
 第2週 ばらもん凧(だこ)、あがれ!


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matakita821 at 20:36│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 朝ドラ「舞いあがれ!」 

この記事へのコメント

1. Posted by ま・ここっと   2022年10月22日 18:49
月曜日、早く来ないかなあw
私もくるみちゃんのパパが太賀くんに見えちゃうし、舞のパパはあんなに格好いいけれど実は鶴瓶さんで、おにいちゃんは大きくなったら堺雅人みたいになって悪と戦う銀行員になっちゃうんだよ、と妄想してしまっていますw
ドラマの方はたった3週間の子役時代だったけれど、一週目がうぢうぢの舞ちゃん、二週目が長崎で元気になっていく舞ちゃん、三週目が大阪に戻って家族を励ましてしまうし、他人を思いやれる子に成長した舞ちゃんと見事なストーリー運びでしたね。
まさかやーw
2. Posted by きこり→ま・ここっとさん   2022年10月23日 12:08
いや〜月曜日の始まりが楽しみってホントいいですよね(笑
前と大違い( ̄▽ ̄;)
ちび舞ちゃんの成長が丁寧に段階ごとに描かれた3週間でしたよね。
子供ってちょっとしたきっかけでどんどん変われるし、その姿に親も励まされる。
そして思いやりがある!どうしたらあんないい子に育つんだ?(笑
お父ちゃんにも「ありがとう」って。
お父ちゃんの工場つぶれなくてホント良かった。
「ネジ工場」あるあるが何度もよぎりましたよ(笑
お兄ちゃんは「あんな小さな工場やりたくない」って言ってたけど、かなりなもんになってましたよね。
舞、大学のサークル、友達に誘われて・・って感じだったけど、その友達はすぐやめちゃいそう(笑
舞の青春ドラマがどんなふうに繰り広げられるのかドキドキですわ〜!

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