きこりのテレビ日記 #83『模範タクシー』 第9話

2022年07月17日

きこりのテレビ日記 #84

 7月16日(土曜日)雨

 普段は東枕だが、暑くなってきたから窓に近くて、風水的にも眠りやすいという北枕に先週から変えたのだが、夜中にも目が覚めるし眠りが中途半端で東の時より目覚めがどんより。去年変えた時はあきらかに北枕の方が良かったのになぁ。2022年は北枕イマイチなの?

 5時20分起床。5時25分、ミー太と外へ。
世間では三連休か〜〜でも、私も久しぶりの二連休〜♬

 『石子と羽男 −そんなコトで訴えます?ー』第1話 窃盗罪(録画)(TBS)

 面白かった。いいテンポ。
頼りない羽男(中村倫也)を石子(有村架純)がぐいぐい引っ張っていくのかと思ったら、羽男がフリーズしたら石子が補い、パラリーガルの石子が手出しできない部分は弁護士の羽男がしっかり押さえる。自分のペースで進めることができれば羽男も優秀な弁護士だと思うけど、大きなトラウマを抱えているのかしら?そして石子親子も何か問題を抱えているふう。

 カフェの「電気窃盗」から始まり、新しい顧客も掴みつつ、職場のパワハラ問題へ。こういうのは音声や映像がないと証明難しいよね。上下関係でがんじがらめになっているから、誰がどうなっているのか解きほぐすのも大変。でも、すぐに諦める適当男に見えた羽男は見る目はある模様。ついでに「フォトグラフィックメモリー」という能力もある。特殊能力は持っている本人の使う能力によって、いい方向にも悪い方向にも転ぶ。潮法律事務所での出会いが彼の能力を生かす方向へ向かっていけそうな。

 法律(知識・情報)をうまく使えば突破口が開かれるかもしれない問題。声を上げることができない人たちの味方となってくれるのが法律のプロ・弁護士・・・なんだね。自分で解決できないことは弱さでも欠陥でもない。もっとドライにプロに頼ることで簡単に解決するのかも。ただ料金がね・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 不鮮明で怖いよね。私も離婚の時、市でやってる無料弁護士相談に行ったけど、なんか結構威圧的なおっさんで、ちょっとトラウマになったぞ。今でもあの口調を思い出すワ。なんか「占いの館」みたいにプロフィールと値段をはっきり表記してくれると近づきやすいかも。

 そしてゲストって感じじゃないな〜と思ったら、やはり赤楚君レギュラー入り。なんかストーカーっぽいけど( ̄▽ ̄;) 赤楚君がいることで石子と羽男の連結がうまくいかなくなる恐れも。あるいは、いいスパイスとなってくれるか・・そしてさだまさしさんがいい感じ(笑)彼のは演技じゃなくてゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ「さだまさし」という存在そのものが利いている。コレってすごいことだよね。来週も見ます。

 7月17日(日曜日)雨

 6時頃起床。紅茶を飲みながらボーっとEテレを見ていたら『テレビ体操』が始まったので開始。少し目が覚めた。

 6時35分 Eテレ 『NHK俳句』

 チャンネル変えようとしたら、森田愛子という俳人の「虹消えて すでに無けれど ある如く」という俳句に引っ張られ視聴。面白かった。来週も見よ。

 司会が武井壮さんで、少し意外だったんだけど、別の番組で3年俳句の勉強をされていたそうな。適格でわかりやすいコメントで緩やかに番組を回していて、さすが〜!
今回のお題は「虹」ということで選者の星野高士さんが「虹のような青春を生きた俳人」として森田愛子の生涯を紹介。

 高浜虚子と森田愛子の関係を羨ましく思った。心から尊敬できる人に出会い、信頼を築きあい、その人に会えると思うだけで病も癒える気持ちになる。そんな生き方もあるのだなぁ。武井壮さんが言われていたように、森田愛子のお墓が高浜虚子のすぐ隣ではなく少し離れた場所から見つめる形で建てられていることに心打たれるものがあった。

 俳句の教授的な番組かと思ったら一般の方から募集した俳句を選び、語り合うという内容で、なるほど俳句の深さを実感できる時間だった。

 「ぽつぽつと 雨を見ている 猫を見る」
川柳でしょうか?( ̄▽ ̄;)

 朝ごはんは無印のレトルトカレー(美味しいよね?定期的にいろんな種類買っておくよ)とコーヒー。



 『初恋の悪魔』#01(録画)(日本テレビ)

 坂元裕二さん脚本のドラマは、今まで、すぐハマるってことはなく、どっちかというと相性が悪い。見ているうちにじわじわと惹かれたドラマもあったが、そうなる前に脱落することが多い。でも、今回はわりかし好きかも。変人ばかり出てくるからかしら?

 警察署の総務課職員は警官じゃないんだね。わたしゃ、「ゴンゾウ」で内野さんが似たようなことしていたから警官だと思っていたよ。ところで、今、HP見て今知ったけど、伊藤英明って署長だったのね。閑職に追いやられた警官かと思っていた(笑)てか、あまりにも脂っ気が抜けていて伊藤英明だって気づかなかったさ。そしてあまりにも正体を隠していて田中裕子さんもわからんかった(笑

 猟奇殺人事件とサイコキラーに出会いたくて刑事になった鹿浜鈴之介(林遣都)。でも銭湯に拳銃を忘れてくるおっちょこちょい。近所に住んでいる怪しい男(安田顕)をサイコキラー候補としてロックオン中。捜査に協力し合った摘木星砂(松岡茉優)に明らかに恋心を抱き始めたようだが「殺意」と認識するなど脳内には殺人事件に関する情報しかない。

 小島じゃなくて小鳥だよ!(柄本佑)。なんか役所で働いていた時、こういう人いたよな〜と懐かしくなった。思考が神経症っぽいが悪い人ではない。刑事課の渚(佐久間由衣)の役に立ちたくて、この度、捜査本部を立ち上げた。

 そして前向きすぎる男・馬淵悠日(仲野太賀)。なんかお兄さんが刑事で殉職したみたいだけど真犯人が捕まっていないそうな。署長から兄殺人の容疑をかけられ真犯人を捕まえろ的なことを言われとった。なんか太賀さん、この脚本とすごく相性が良さそう。てか、最近何を見ても松尾諭さんと重なる病。

 捜査会議(資料とか模型とかに時間かけすぎ(笑))が、とにかく楽しい。坂元さんらしいセリフの掛け合いと笑いの要素がいい塩梅。さて、鹿浜は最終的には彼が望んでいた猟奇殺人犯と対決が叶うのか?それはヤスケンではなくて、もしかしたら「ザ・善人」の馬淵かもしれないし、彼が恋心を抱いている人格分裂と思われる星砂かもしれないし、微妙な位置にいる署長かもしれない。土曜日の夜らしいいろんなおもしろ要素の詰まっているドラマ。もちろん来週も見ます。

 18時 BSP 『鎌倉殿の13人』第27回 鎌倉殿と十三人

 ついに13人が揃った・・・けど、それぞれの人数を競い合った結果、5人から13人に増えちゃったという・・そしてその状況を自分をふがいなしと見なした結果と決めつける新鎌倉殿。反発心丸出しに「お前たちの誰も信用しない」と宣言。

 そんな事言ったら、始まるもんも始まらないじゃん。さすがの頼朝も思っていてもそこまで言わなかったぞ。本当に頼朝は死ぬのが早すぎたよ。まだ体制もしっかりできあがっていないうちに亡くなっちゃったんだも。せめて後5年生きていてくれたら・・・てか、義時にまであげな態度とは・・・正しい道に導いてくれるのは誰か、本当に信頼できる者は誰か、見極めるにも、まだ若いんだろうねぇ。


 『空白を満たしなさい』第3話(録画)(NHK総合)

「俺がお前を殺したんだ」・・・

 その言葉の意味は?監視カメラ映像では徹生(柄本佑)しか映っていなかったから(でも、わたしゃ、佐伯が編集したんじゃ?とか思ったよ)、それとも、自殺の芽が徹生に宿ったのは自分の遺伝子のせいってこと?

 「生きる意味」「死ぬ自由」・・・
確かに「複生者の会」に集まった人達の話す「生きることは人間の義務」「命はたったひとつしかないんだから大事」というのは嘘くさく、どっかで聞いた言葉を唱えているよう。生きることが辛い者は本当に、生きている、生かされている意味が知りたい。生きる意味なんて一人一人違うだろうから「正解」なんてないのかもしれないが、腑に落ちる言葉が欲しい。

 私はもう考えないけどね。生きているから死ぬまで生きるだけだよ。人生は修行・・と唱えつつ ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 佐伯(阿部サダヲ)も複生者だった?徹生の父親は自殺したの?恵子(風吹ジュン)が「自殺したのは理解できる」と言っていたのはそのせい?もし自殺したのに複生したのなら、その理由を知りたくもなるよね。

「俺はアンタをわかった。
アンタも俺をわかってたんだろう?」


 徹生は佐伯で、佐伯は徹生。
徹生が「幸せに生きる」ために抹殺していた思いを吐露したのが佐伯。
徹生が必死に踏みつけにしてきた影、それが佐伯。

 複生者のラデックさん(ブレーク・クロフォード)の言葉が心に残った。

あなたの死があなたの行った素晴らしいことを全て台無しにして、あなたの人生を否定するなんて、そんなことは決してありません。

 死は傲慢に人生を染めます。
たまたま最後にこぼしたインク壺の色が全部一色に染めてしまう。
そんな事は間違っています。

 私の死とあなたの死は、私たちが生きている間にした数えきれないほどの行為のたかがひとつじゃないですか


 恐ろしいほどタイムリーな。決して亡くなった人を踏みつけにしたい訳じゃないが、死んだら偉人、亡くなったら名優と持ち上げる報じ方に違和感があった。「死」はその人の人生をすべて塗り替える。オセロの駒のように「死」に至った瞬間に、黒がすべて白に、そして、その逆も。真っ白だけの人っているんだろうか。黒もあって白もあるのが人間じゃないだろうか。不思議な話だ。「死」は生きている時と同じ、重なってきた時間のひとつなのに。

 佐伯は望み通り死ねたんだろうか。徹生の死の真相は?
そして千佳(鈴木杏)を苦しめている「母」は実家の母なの?それとも徹生の母?
決して見て気持ちがいいドラマではないけれど、見なければ・・と思える。


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matakita821 at 21:48│Comments(0)テレビ日記 | 2022年ドラマ

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