「カムカムエヴリバディ」 第21週 1994-2001 第102話「ミステリと言う勿れ」 最終話(episode.2.5 後編)

2022年03月28日

「カムカムエヴリバディ」 第22週 2001-2003 第103話

 五十嵐(本郷奏多)はアクション監督のアシスタントだった!
ひなたと別れた後、東京で父親の会社に勤め、それなりに忙しい日々を過ごしていたが「つまらなかった」そうな。朝は虚無さん(松重豊)からもらった木刀で素振りをし、夜はジョーからもらったトミー北沢(早乙女太一)のCDを聴いていた。

 トミーのトランペットに夢中になった五十嵐は『もっと広い世界があるのに何やってんだろ・・』と思う様になり、2年で会社を辞めて、勘当同然の身で一人アメリカへ渡ったんやて。

『もちろんハリウッドは太秦よりずっと厳しい。
言葉の壁も想像以上に大きいしね。
それでもアジア人で殺陣ができることは武器になると思った』

 そう思えたのは虚無さんに仕込まれ、ともに重ねてきた時間があるから。虚無さんとの日々が己を信じさせ、それが自信となって五十嵐を支えてきたんだと思う。

 そして同じく夢を失った人生の先輩としてジョーが手渡したCDが五十嵐に新たな夢を見させ、広い世界へと飛び立たせた。

 当時頑なとも思えたが、時代劇しか演らないと言い切っていた五十嵐。子供の頃に生まれた時代劇へのあこがれとときめきを守りたかったんだね。役者になることは諦めたが、別の方法で時代劇と繋がり続けた。
『志を失わなければ、きっとなれますよ』・・・その通りだった。
HPはこちら


『どんなことでも厭わないでやってたらニックが・・・あっ、ミラー監督が気に入ってくれた。
あの頃、見た夢は叶わなかったけど・・・
ようやく自分の道を見つけられたよ


 コレがグジグジ僻みっぽいこと言って拗ねていた五十嵐なんでしょうか〜?
スマートな雰囲気を身に付け、堂々とした姿でございます。


 ひなたもいろんな意味で衝撃を受けております。

『っていうか・・・
っていうか!っていうか!っていうか、文ちゃん、
めちゃくちゃ
  かっこようなってへん!?


 心の声が溢れ出てしまったわ〜〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
っていうかーー「Bun Igarashi」て。
Bunshiroじゃ長くてアレだったのかしら?


 五十嵐のことを知った榊原さん(平埜生成)は、ひなた(川栄李奈)を気遣い、今回の仕事を外れてもいいと言ってくれたが、公私のケジメはしっかりつけるひなたであった。

『もう10年も前のことやさかい』





 それでもやっぱりいろいろ思い出すわなぁ・・・
やっと忘れられた頃にドーーン!だもんなぁ・・・


 朝のラジオ英語会話の時間も集中できやしない。
『It's fate, isn't it?(これは運命だよね?)』ラジオ
『It's fate, isn't it?・・・It's fate, isn't it?
・・・これは・・運命・・・』ひなた

 嫌いで別れた訳じゃないもんなぁ・・・
別れた男が落ちぶれてるのを見るのもアレだけど、数段カッコよくなって現れるってのも大いに心惑わされるよねぇ・・( ̄▽ ̄;)


 オーディション当日。
アニー・ヒラカワさん(森山良子)と再会したひなたは、アシスタントで甥のジョージを紹介された。

 わたしゃ、このジョージがひなたの初恋の彼かと思ったが、あのハンサムボーイはビリーちゅう名前だと教えてもらったぞ。でも、わたしゃ、ビリーとジョージ兄弟説採用中(笑

 アリーさんはジョージにひなたのことをこんなふうに話していた。

『She reminds me of myself when I was younger・・・』
(彼女を見ていると、若い頃の自分を思い出すの・・・)

 やっぱりアニー=安子説が捨てられない ウー(´-ω-`)ーン

 五十嵐は虚無蔵さんに挨拶へ。
虚無さんは五十嵐が『Bun Igarashi』になった事を知っていて、嬉しそうに頭をなでてくれた。五十嵐は虚無さんがオーディションを受けると思い込んでいたようだが・・・

拙者は受けぬ』虚無
えっ?嘘でしょう?!』bun
拙者は時代劇が栄えてくれれば、それでよいのだ

 ひょうひょうと去って行く虚無さんを呆然と見つめる五十嵐・・・
虚無さんには欲とか功名心とかないのでしょうか〜〜それとも意外と引きずるタイプだから、前回のオーディションのトラウマが?

 てか、虚無さんに頭ナデナデしてもらって五十嵐嬉しそうだったな〜
ひなたもされてたもんね。本当にかわいがってる子だけにナデナデするのよね。


 オーディションが始り、監督たちと確認し合いながらてきぱきと進行させる五十嵐をひなたは誇らしげに見つめとった。

 夜、月を見つめながらいつもの英語日記を書いていた。
『I'm okay.
It was almost 10 years ago.』

(大丈夫。もう10年前のことなんやから)

 そんな・・自分に言い聞かせんでも・・
五十嵐だってひなたのこと、忘れてないと思うけどな〜


 その頃、アニーさんは部屋でジョージと話していた。

『Do you really want to leave Japan without visiting Okayama?
You didn't last time either, right?
Are you sure you won't regret it?』G

(ほんとに岡山へ行かずに帰っていいの?
前回も行かなかったんだろ?
後悔しないと言える?)


George, It's my life.
And that's the way life is.
』A

(ジョージ、私の人生よ。
そして、それが人生っていうものなの)


 ハイ、出ましたーー!!「岡山」
やっぱり安子?んが・・まだ確定ではない・・
でも『諦めないわよ』と言った時の意志の強さ、そして頑固なほどに自分が選んだ道を貫こうとするところが安子なんだよなぁ・・・

 さぁ、ジョージ!
ビリーから聞いた(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)「traditional Japanese sweets」の店にアニーを連れて行くんだ!

 さて、アニーさんはずっと繋がらない相手に電話をかけていた。
多分、虚無蔵さんだと思う。
きっと五十嵐が強力プッシュしたんだと思うワ〜
虚無さんは五十嵐が自信をもって監督に推薦できる本物だもの。
虚無さん、五十嵐の思いを受けてあげてよーー!


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この記事へのコメント

1. Posted by ナナプ   2022年03月28日 20:12
電話に出ない相手って、、想像できなかったよー。そうかー、虚無さんかー。あるかも
2. Posted by きこり→ナナプさん   2022年03月29日 07:53
五十嵐の師匠だからね。でも、虚無さんも頑固だからなーー( ̄▽ ̄;) もしかしたら、虚無さんの心を動かすためにひなたとアニーさんが協力するのかも
3. Posted by 桔梗   2022年03月30日 01:22
実家に戻った五十嵐が仕事がつまらないとか、バカらしくってのが耳障りだったけど。
藤本先生はそれも承知で描いてるのかな?
毎日の素振りやトミーのジャズに背中をおされて、自分の居場所を求めてアメリカに、、。
背水の陣だね。拘りを一回捨てるための時間だったってことかな。
アニーは虚無さんに電話してるの?
英語で話されても困ると思うよ。普通は条映に連絡するよね。
岡山のワードも出てきて、もしアニーが安子ならどうして映画にかかわるようになったんだろう。
甥っ子のジョージも気になるね。
4. Posted by きこり→桔梗さん   2022年03月30日 18:20
>五十嵐が仕事がつまらないとか、バカらしくってのが耳障りだったけど
私も、おんや?って思った。失礼だよね〜
で、今日の回見て確信したよ。五十嵐は完全に調子にのってるね。
ひなたの相手ではなかったってことかなぁ。
>拘りを一回捨てるための時間だったってことかな。
急にアメリカにって、そりゃ家族は止めるよね。
なんか唐突にアメリカに行った芸人さんを思い出したよ。五十嵐は機会をものにしたようで良かったわ。
>英語で話されても困ると思うよ。
そうだよね。虚無さん英語話せないだろうし。
そもそも手紙も英語だったろうから読めなかったのかも。
それとも誰かに翻訳してもらった体で日本語で書いたのかなぁ・・
オーディション受けないのも英語ができないからかもってつぶやいている人もいたよ(確かに)
>岡山のワードも出てきて、もしアニーが安子ならどうして映画にかかわるようになったんだろう。
『岡山』でた時は安子だ!って思ったんだけど、な〜んか違うような気も・・普通にミセス・ヒラカワなのか・・・安子の友達・・なのかなぁ・・

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