2022年03月08日
「ミステリと言う勿れ」 第9話(episode.6 後編)
すべては一瞬のミスから始まった。
それが人生最大の、
絶対あってはならないミスだと気づいた瞬間から
男の人生は変わった。
HPはこちら
喜和さん(水川あさみ)が殺された日の朝、
彼女から橘高(佐々木蔵之介)に電話があった。
若宮という友人から橘高に電話が行くので、
自分の居場所(蔦(池内万作)の別荘)を伝えて欲しいと。
その後、電話が来て指示通りにしたと思ったが・・
相手の名前を確認せずに場所を伝えてしまったことに気づいた。
自分はストーカーに居場所を教えてしまったのではないか・・
不安になり別荘に向かったが、すでに喜和はストーカーと一緒に死んでいるのが見えた。
「ミスをしてしまった」その事だけが気になり、
天達先生(鈴木浩介)や地元の警察に知らせることができなかった。
ミスを誰にも知られたくなかった。
ここには来なかったことにしなければ!
自分の足跡を消すために玄関の前を雪かきした。
蔦は「単なるミスだろ?!」と呆れ返ったが・・・
『悪意よりもミスの方が話せない人もいる』整(菅田将暉)
もし、橘高が自分のミスをすぐに認めることができる人間だったら、気づいた時点で警察に連絡を入れ、もしかしたら喜和さんは助かったかもしれない。
そもそも、このミステリー会を計画したのはデラさん(田口浩正)とパンさん(渋谷謙人)だった。2人は西東京署の刑事で連続して起きたストーカー殺人の犯人に被害者の居場所を電話で教えた人物を追っており、橘高に辿り着いたのだった。被害者は身を隠していたのに襲われていた。その居場所を知る人間は限られている。橘高は西東京市中央市役所の市民課に勤めており、ストーカーやDVの被害者に支援措置の手続きもしていた。
デラさんの本名は奥寺。
そしてパンさんの名前は小麦・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
デラさん達に話を聞くまで蔦さんも天達先生も
橘高を疑いの目で見たことはなかったそうな。
デラさん達の調べによると、橘高は小旅行先の公衆電話からストーカーに連絡したと思われた。証拠は橘高が持っていたストラップ。それは特定された3件の公衆電話の近くで売っているものだった。
恥と後悔と罪の意識に苛まれた橘高は
自分のミスはたいしたことではないんだ・・
殺したのは自分ではない、ストーカーだと思いたくて同じ状況を作り、ストーカー達が殺人を犯すよう操った。
『コレって罪になんの?』橘高
それが人生最大の、
絶対あってはならないミスだと気づいた瞬間から
男の人生は変わった。
HPはこちら
喜和さん(水川あさみ)が殺された日の朝、
彼女から橘高(佐々木蔵之介)に電話があった。
若宮という友人から橘高に電話が行くので、
自分の居場所(蔦(池内万作)の別荘)を伝えて欲しいと。
その後、電話が来て指示通りにしたと思ったが・・
相手の名前を確認せずに場所を伝えてしまったことに気づいた。
自分はストーカーに居場所を教えてしまったのではないか・・
不安になり別荘に向かったが、すでに喜和はストーカーと一緒に死んでいるのが見えた。
「ミスをしてしまった」その事だけが気になり、
天達先生(鈴木浩介)や地元の警察に知らせることができなかった。
ミスを誰にも知られたくなかった。
ここには来なかったことにしなければ!
自分の足跡を消すために玄関の前を雪かきした。
蔦は「単なるミスだろ?!」と呆れ返ったが・・・
『悪意よりもミスの方が話せない人もいる』整(菅田将暉)
もし、橘高が自分のミスをすぐに認めることができる人間だったら、気づいた時点で警察に連絡を入れ、もしかしたら喜和さんは助かったかもしれない。
そもそも、このミステリー会を計画したのはデラさん(田口浩正)とパンさん(渋谷謙人)だった。2人は西東京署の刑事で連続して起きたストーカー殺人の犯人に被害者の居場所を電話で教えた人物を追っており、橘高に辿り着いたのだった。被害者は身を隠していたのに襲われていた。その居場所を知る人間は限られている。橘高は西東京市中央市役所の市民課に勤めており、ストーカーやDVの被害者に支援措置の手続きもしていた。
デラさんの本名は奥寺。
そしてパンさんの名前は小麦・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
デラさん達に話を聞くまで蔦さんも天達先生も
橘高を疑いの目で見たことはなかったそうな。
デラさん達の調べによると、橘高は小旅行先の公衆電話からストーカーに連絡したと思われた。証拠は橘高が持っていたストラップ。それは特定された3件の公衆電話の近くで売っているものだった。
恥と後悔と罪の意識に苛まれた橘高は
自分のミスはたいしたことではないんだ・・
殺したのは自分ではない、ストーカーだと思いたくて同じ状況を作り、ストーカー達が殺人を犯すよう操った。
『コレって罪になんの?』橘高
『・・・・悔やむのに疲れた・・・
悔やんで、恥じて、呪って・・・
惨めになって・・・
いいかげん腹が立ってきた。
仕事も頭打ちな上に、親の介護で時間もない。
山にも行けない。
多分、ストレスなんだろう!
ストーカー操ってやったら、
少しは気が腫れたもんな!』
コレは多分、後付けの理由。
もっともらしい理由をつけてみただけ。
橘高は付いてしまった黒いシミを
薄めたかったんだと思う。
そして橘高がみんなの前で告白をしたのは
罪を悔いたからでも、
裁かれる覚悟ができたからでもなかった。
全員を抹殺する計画が進行中だったから。
その為の予行演習も終えていた。
透明人間になって。
橘高が常に帽子と手袋を身に付け、
スリッパも食器も全て自前を持ち込み、
お風呂にもトイレにも入らず、
ガレージで寝泊りしていたのは、
自分が別荘に居た痕跡を残さないためだった。
別荘に来る車中でも後ろの席で毛布を被り横になっていたのは監視カメラを避けるため。
帰りは暗渠排水路を通って行けば誰にも見つからない。
6人の痕跡しかない別荘での全員死亡・・・
喜和さんの命日近くに、
その殺害現場に友人たちを呼び寄せ、
天達先生が無理心中を決行したと判断される可能性は高い。田舎だし解剖もないと思われ・・・
逮捕されると知った橘高の口から出たのは
蔦と天達に対する妬み、嫉み、恨み、罵倒だった。
5年前のミスが橘高の心を蝕み、
悪意を増幅させ、
彼自身が悪意に操られる存在になっていた。
『君(整)も俺を恨めばいい。
喜和さんを殺したのは俺なんだから。
腹が立つだろ?罵っていいよ』橘高
『それは違うと思う。
喜和さんの事件が起こったのは橘高さんのせいじゃないです。
僕は・・・ストーカーに腹が立ちます。
ストーカーが野放しにされて、
被害者の方が逃げて、隠れて、
その結果、すべてを捨てて、不自由になって、
殺されると怯えながら、やっぱり殺される。
その理不尽なシステムに腹が立ちます。
あなたは人の役に立とうとして
犯罪に巻き込まれただけです。
本来はケアされるべき側の人でした。
僕は友達がいないので、
そういう葛藤は正直よくわかりません。
でも、きっと問題なのは、
ミスをしたことじゃなくて、
それを話さなかったことです。
話せていれば、次の被害はなくて、
橘高さんも怖がらずにすんだ。
予行演習も必要なかった』
前編でも出て来た謎のキーボードの文章を
打っていたのは橘高だった。
『殺されるのか?
やっぱり
殺すしかないんだろうな』
この会に呼び出された橘高は
全てを知った天達に復讐されると思った。
『殺す選択肢のある人間には、
殺される選択肢も生まれてしまう』天達
恐ろしいけど真実。
その反対もあるのだろう。
毎回思うけど、
もっと早くに整と語り合えていたら・・・
嘘をついている人=嘘をついていないただ一人の人、でもあった。
橘高は天達達を殺そうと計画しながらも、
天達の心の傷を本気で心配していた。
『戻れるものなら、あの日の朝に戻りたい』と橘高は心の底から願ったのだろう。
橘高の涙・・・
ミスが知られると全てが終わると思っていたが、
知られることで橘高は人間に戻ることができた。
みんなで笑い合っていた、あの頃の自分に。
って・・・風呂光さん(伊藤沙莉)、
全く役に立ってなかったんだけど・・
このまま続けて大丈夫?( ̄▽ ̄;)
ライカ(門脇麦)→千夜子の証人にはなったけれど・・・
ライカは千夜子の分裂した人格なの?
そして千夜子は子供のまま成長していないの?
一瞬で幼い少女の顔になった・・・
麦・・恐ろしい子。続きは来週?
第2話(episode.2 前編)
第3話(episode.2 後編)
第4話(episode.3) 第5話(episode.4)
第6話(episode.5 前編)
第7話(episode.5 後編)
第8話(episode.6 前編)
第10話(episode.final)
第11話(episode.2.5 前編)
最終話(episode.2.5 後編)
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悔やんで、恥じて、呪って・・・
惨めになって・・・
いいかげん腹が立ってきた。
仕事も頭打ちな上に、親の介護で時間もない。
山にも行けない。
多分、ストレスなんだろう!
ストーカー操ってやったら、
少しは気が腫れたもんな!』
コレは多分、後付けの理由。
もっともらしい理由をつけてみただけ。
橘高は付いてしまった黒いシミを
薄めたかったんだと思う。
そして橘高がみんなの前で告白をしたのは
罪を悔いたからでも、
裁かれる覚悟ができたからでもなかった。
全員を抹殺する計画が進行中だったから。
その為の予行演習も終えていた。
透明人間になって。
橘高が常に帽子と手袋を身に付け、
スリッパも食器も全て自前を持ち込み、
お風呂にもトイレにも入らず、
ガレージで寝泊りしていたのは、
自分が別荘に居た痕跡を残さないためだった。
別荘に来る車中でも後ろの席で毛布を被り横になっていたのは監視カメラを避けるため。
帰りは暗渠排水路を通って行けば誰にも見つからない。
6人の痕跡しかない別荘での全員死亡・・・
喜和さんの命日近くに、
その殺害現場に友人たちを呼び寄せ、
天達先生が無理心中を決行したと判断される可能性は高い。田舎だし解剖もないと思われ・・・
逮捕されると知った橘高の口から出たのは
蔦と天達に対する妬み、嫉み、恨み、罵倒だった。
5年前のミスが橘高の心を蝕み、
悪意を増幅させ、
彼自身が悪意に操られる存在になっていた。
『君(整)も俺を恨めばいい。
喜和さんを殺したのは俺なんだから。
腹が立つだろ?罵っていいよ』橘高
『それは違うと思う。
喜和さんの事件が起こったのは橘高さんのせいじゃないです。
僕は・・・ストーカーに腹が立ちます。
ストーカーが野放しにされて、
被害者の方が逃げて、隠れて、
その結果、すべてを捨てて、不自由になって、
殺されると怯えながら、やっぱり殺される。
その理不尽なシステムに腹が立ちます。
あなたは人の役に立とうとして
犯罪に巻き込まれただけです。
本来はケアされるべき側の人でした。
僕は友達がいないので、
そういう葛藤は正直よくわかりません。
でも、きっと問題なのは、
ミスをしたことじゃなくて、
それを話さなかったことです。
話せていれば、次の被害はなくて、
橘高さんも怖がらずにすんだ。
予行演習も必要なかった』
前編でも出て来た謎のキーボードの文章を
打っていたのは橘高だった。
『殺されるのか?
やっぱり
殺すしかないんだろうな』
この会に呼び出された橘高は
全てを知った天達に復讐されると思った。
『殺す選択肢のある人間には、
殺される選択肢も生まれてしまう』天達
恐ろしいけど真実。
その反対もあるのだろう。
毎回思うけど、
もっと早くに整と語り合えていたら・・・
嘘をついている人=嘘をついていないただ一人の人、でもあった。
橘高は天達達を殺そうと計画しながらも、
天達の心の傷を本気で心配していた。
『戻れるものなら、あの日の朝に戻りたい』と橘高は心の底から願ったのだろう。
橘高の涙・・・
ミスが知られると全てが終わると思っていたが、
知られることで橘高は人間に戻ることができた。
みんなで笑い合っていた、あの頃の自分に。
って・・・風呂光さん(伊藤沙莉)、
全く役に立ってなかったんだけど・・
このまま続けて大丈夫?( ̄▽ ̄;)
ライカ(門脇麦)→千夜子の証人にはなったけれど・・・
ライカは千夜子の分裂した人格なの?
そして千夜子は子供のまま成長していないの?
一瞬で幼い少女の顔になった・・・
麦・・恐ろしい子。続きは来週?
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第4話(episode.3) 第5話(episode.4)
第6話(episode.5 前編)
第7話(episode.5 後編)
第8話(episode.6 前編)
第10話(episode.final)
第11話(episode.2.5 前編)
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