「カムカムエヴリバディ」 第18週 1984-1992 第85話「カムカムエヴリバディ」 第18週 1984-1992 第86話

2022年03月02日

「恋せぬふたり」 第6話

 咲子(岸井ゆきの)は羽(高橋一生)と家族になるための参考にしたいと思い「アロマンティック・アセクシャルの集まり」へ行ってみた。

 そこにはひとくくりにはできないほど様々な指向の人たちがいた。
「アロマとかアセクとかよくわからないので、?」
「恋愛感情はあるけど性的なことはしたいと思わない」

 家族についても質問をしてみたら・・・
「わからない」
「一人でも満足」
「パートナーが居ても別に暮らしている」
「アセクシャル同志で友情結婚している人もいる」

 これまた、それぞれ・・
みなさんから「(相手と)将来のことを話し合った方がいいですよ」ともアドバイスをもらい、咲子は自分は将来のことを全然考えられていなかったと気づいたのでした。

 反省する咲子に羽は
『周りに合わせて考えることないと思います。
将来のことも。子供のことも。
そういうことを全く考えないっていう
考えもあると思います』

 それもまたひとつの選択肢だよね。
なんか回りがはっきりした意見を持っている人ばかりだと、自分も意志を固めなきゃ!って焦っちゃうけど、慌てて決める問題でもないもんね。

 でも羽の意見表明には必ずなにか裏があるのよね ( ̄▽ ̄;)アハハ…
コンプレックスとか解決できていない問題とか・・
HPはこちら


 って・・・
咲子の留守に高橋家に侵入しているカズ(濱正悟)と
娘・摩耶を連れた妹のみのり(北香那)。
カズは同居していた時の合鍵を使って。
みのりはカズに便乗して・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 いやいやいや・・・
カズ!去る時に鍵は置いていくだろ!
そしてみのり、
アンタ前に咲子に酷いこと言ってなかったっけ?
その咲子の所を頼るかね?





 なんでも夫の大輔(アベラヒデノブ)が浮気したんだって。
現在みのりは臨月。
摩耶妊娠中にも怪しい気配はあったらしい。
で、スマホのGPS機能でホテルにいるのを確認。
「離婚する」って手紙を書いて家を出て来たそうな。

 てか、幼い娘の前で浮気とか離婚とか話さないでよ。
意味はわからなくても大好きなお父さんの悪口だって伝わるべよ〜


 羽の意見に対しても
『普通、将来一緒にいたいから
家族になるんじゃないの?
私はず〜っと将来のこと考えてきたよ。
結婚して、次子供、
ほんで摩耶産まれたら、次家、
んで家買ったら、次二人目。
大人すごろくを一個一個進んでいく感じ?』みのり

 ヤケっぱち感漂っているが・・( ̄▽ ̄;)
大輔も「大人すごろく」を進めるためのアイテムだったんじゃ。


 で、今後のことについては
『大輔次第かな』だって・・・
自分の人生の選択を相手にまかせるの???


 疑問に思った咲子が訊ねると
『お姉ちゃんにはわかんないんだと思う
子持ちで一人になる怖さが。
これからずっと一人なんじゃないかなっていう、
そういう孤独さが』み

『いいよね、お姉ちゃんは。
誰かを好きにならないってことはさ、
こういう苦しみとも無縁な訳でしょ?
人生楽だよね。
何だろう・・・
そういう何もない人生の方が』み

 さすがにカズから指導が入って取消したが・・・
口から出された言葉は相手の中に残るよ。
ひどすぎる。
恋愛感情がないからって他の感情もないと思っている?


 でもお姉ちゃんってやっぱりすごいんだよな。
さらに両親が咲子への心配でヤバイことになっていると言い出す妹ですら受け止めてくれる。叶わないな・・と思う(←妹)


 その後、大輔が現れ謝罪するも修羅場へ発展。
浮気だけじゃなく育児や家庭生活に対しても不満が溜まっていた模様。
興奮したせいかみのり破水!
みんなで病院へGO!

 陣痛の間、みのりは迷っている自分自身に怒っていた。
夫から別れたくないと懇願され
一人にならなくてすんだとホッとしながらも、
夫が許せない。
でも、パパのことが大好きな娘の気持ちを思うと我慢するべきなのか・・・

 そうだねぇ・・・
自分一人だと自分だけの気持ちを大切にしたいと思えるが、子供がいるとねぇ・・
自分の決断が子供の人生に大きな影響を与えると思うと・・怖い。


『正直・・・
恋愛とか夫婦のことホントわかんないけど、
みのりが大事にしたいもの、大事にして欲しい!
みのりがどんな答えだしても、絶対応援する!
大輔さん許しても、
一人を選んでも、
また誰かと恋をしても・・・
この先の将来ずっとずっと味方でいる!
これだけは絶対だから


 この騒動のさなか、
咲子が見出した「家族」としての自分。
どんな立場になろうと「ずっと味方でいる」。

 年越しそばの食べ方にも
いろんな種類があるように、
蕎麦じゃなくてうどんを食べる人もいるように、
いろんな考え方・生き方がある。
家族の形や在り方もそれぞれ。
育った家庭の中から
受け継ぎたいものは大切にすればいいし、
自分だけの新しいやり方を作っていったっていい。

 「家族」だからって、
無理して合わせてくれなくていいし、
相手のやり方を試してみたいと思えば、それもよし。
咲子の提案のように『やりたいこと、したいことは全部取りの精神でベストを目指す』ってのもひとつの道。試行錯誤しながら家庭を作っていけばいいんじゃないのかな。


 咲子がみのりの子どもを抱っこしているのを見て
羽は『かわいいですね』と言いながらも部屋を出て行った。
過去の恋人と重なったのかしら・・
羽は誰よりも摩耶ちゃんのことを思いやっていた。
羽は子供のことをどう考えているんだろう・・
また咲子の考えを尊重したい余りに突き放したりしないだろうね・・


 第2話 第3話 第4話
 第5話 第7話 第8話(最終話)

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加
matakita821 at 18:38│Comments(0)「恋せぬふたり」 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「カムカムエヴリバディ」 第18週 1984-1992 第85話「カムカムエヴリバディ」 第18週 1984-1992 第86話