2022年03月01日
「カムカムエヴリバディ」 第18週 1984-1992 第84話
さて、ひなた(川栄李奈)を前にしてモモケン(尾上菊之助)は語り始めた。
二代目剣之介を襲名した後、テレビ向けに分かりやすくした「黍之丞」シリーズを始め人気シリーズとなったが、ずっと迷いがあった。
『父が育て上げた黍之丞を
汚しているだけなのかもしれないと』モ
そんな時、サイン会でひなた(新津ちせ)と出会った。
幼い黍之丞ファンは目を輝かせて真っすぐに
『侍になりたいです!』と言った。
自分は迷うことなく『志を失わなければ、きっとなれますよ』と応えた。
何だか気になってひなたから渡された回転焼きを食べてみたら・・・
『甘〜いあんこの味が口の中に広がって・・・
いつかサンタさんの言っていた言葉が耳によみがえりました』モ
それは算太とモモケンが出会った時のこと。
『「小豆の声を聴けぇ。時計に頼るな。目を離すな。
何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。
食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべぇ。
「おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。
その気持ちが小豆に乗り移る。
うんとおいしゅうなってくれる。
甘えあんこが出来上がる」。
はぁ〜えれえもんじゃ。覚えとった』サンタ
『何ですか?それ』モ
『おいしいあんこのおまじないじゃ』
算太(濱田岳)、憶えていたんだね。
生れた時からずっと聞いてきたおまじないだもんね。
「たちばな」から遠く離れても、お守りのように算太の心に輝いていた。
父から託された思い。
「おいしゅうなれ」は
食べてくれる人が幸せになりますようにという願い、
そして親から子への祈りと愛が込められている。
その言葉がいつまでも子を守ってくれますように。
幸せに生きられますように。
笑顔でいられますように。
「たちばな」に代々伝えられたおまじないは
菓子職人として一番大切にしているものであり、
矜持でもあり、
役者である先代モモケンの生き方とも重なった。
それは二代目にとっても。
二代目剣之介を襲名した後、テレビ向けに分かりやすくした「黍之丞」シリーズを始め人気シリーズとなったが、ずっと迷いがあった。
『父が育て上げた黍之丞を
汚しているだけなのかもしれないと』モ
そんな時、サイン会でひなた(新津ちせ)と出会った。
幼い黍之丞ファンは目を輝かせて真っすぐに
『侍になりたいです!』と言った。
自分は迷うことなく『志を失わなければ、きっとなれますよ』と応えた。
何だか気になってひなたから渡された回転焼きを食べてみたら・・・
『甘〜いあんこの味が口の中に広がって・・・
いつかサンタさんの言っていた言葉が耳によみがえりました』モ
それは算太とモモケンが出会った時のこと。
『「小豆の声を聴けぇ。時計に頼るな。目を離すな。
何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。
食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべぇ。
「おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。
その気持ちが小豆に乗り移る。
うんとおいしゅうなってくれる。
甘えあんこが出来上がる」。
はぁ〜えれえもんじゃ。覚えとった』サンタ
『何ですか?それ』モ
『おいしいあんこのおまじないじゃ』
算太(濱田岳)、憶えていたんだね。
生れた時からずっと聞いてきたおまじないだもんね。
「たちばな」から遠く離れても、お守りのように算太の心に輝いていた。
父から託された思い。
「おいしゅうなれ」は
食べてくれる人が幸せになりますようにという願い、
そして親から子への祈りと愛が込められている。
その言葉がいつまでも子を守ってくれますように。
幸せに生きられますように。
笑顔でいられますように。
「たちばな」に代々伝えられたおまじないは
菓子職人として一番大切にしているものであり、
矜持でもあり、
役者である先代モモケンの生き方とも重なった。
それは二代目にとっても。
『父は決して自分を見放したわけじゃない。
ずっと見守ってくれてたんだ。
そう腑に落ちました』モ
そして回転焼きに導かれ「大月」を訪れ、
「妖術七変化 隠れ里の決闘」と再会した。
『きっと草葉の陰で父は言っていたんです。
「いつかこの映画を撮れ。お前の左近を見つけろ」と。
「志を失わなければ、きっとなれる」。
侍にだって何だって。
それは父の口癖だったんですよ。
ありがとう、ひなたちゃん。
あの時、あの回転焼きをプレゼントしてくれて』
不思議なもんじゃのぅ・・・
全ては偶然の心の動き・・・
モモケンの父への思いが算太の中にある父や「たちばな」への思いを呼び覚まし、時を経て安子の孫がモモケンと出会い、その縁がモモケン父の遺作である映画へと導いた。でも、きっと常に心の中に強い思いがあったからこそ出会えたし、気づけたんだよね。
モモケンを通して「たちばな」のおまじないがひなたに伝えられたが、ひなたは多分、るい(深津絵里)が餡子作るの手伝っていないと思うから知らないよなぁ・・・ジョーなら知ってたのに。
そんなある日、サンタが大月にやって来た。
だんごちゃんの好物と聞いて食べてみようと思ったらしい。
わたしゃ、サンタと長い付き合いのモモケンが何かを感じて「大月」に行かせたのかと思ったが、多分偶然だよね。
吉右衛門ちゃん(堀部圭亮)、今、算太とすれ違ったよーー!!
ラヂオ泥棒だよ〜!
でもまさか横通り過ぎたおじいちゃんがそうだなんて思わないよね・・・
算太〜〜
「大月」捜している時「あかにし」の看板目に入らなかったかな〜?
もう大昔のことだからご近所にあった店の名前なんて過らないか・・
そういうもんだよね・・
そして・・・
店の前に来て、ジョー(オダギリジョー)がるいの名前を呼ぶのを聞いて・・・
安子の娘・るいとの思い出が蘇った。
『それきりサンタはひなたの前に姿を現しませんでした』
逃げた・・・・
自分の罪におののき怯えて・・・
モモケンはちゃんと己と対決したぞ!
サンタ、いつまで逃げとるんじゃ。
人生そんなに長くないぞ。
安子も一緒にいると思ったのかなぁ・・
安子の動向を全く知らないのか・・
逃げ続けるのも辛い人生だよ・・
さて左近役が決定!
残念ながら五十嵐(本郷奏多)では無かった( ̄▽ ̄;)アハハ…
ひなたの持って来た回転焼きをヤケ食いする五十嵐だったが、
神は見捨てなかったぞ。
モモケンさんが五十嵐のための役を選んでくれた。
轟監督(土平ドンペイ)も異議なしということで映画出演決定!
初めての名前がある役!!やったな!
そして相変わらず言い合いばかりしているひなたと五十嵐じゃが、どこか甘い匂いがしとるで
そんな事がありまして・・・
榊原さん(平埜生成)から一恵(三浦透子)に茶道家役の女優さんに茶道指導をして欲しいとの依頼が。他の先生にお願いしたがみんな断られたそうな。
その女優とは、もちろんすみれ(安達祐実)。
あーーー言う事聞かなそうだもんな〜
トラブルメーカーとして有名なのね( ̄▽ ̄;)アハハ…
結局、一子(市川実日子)も一緒に指導ということになり、ひなたもすみれのお世話係で同行することになった。
一恵が映画村にバイトに来た時からなんかあるな〜と思っていたが・・・
一恵が一子とすみれを繋ぐの?
別に一子とすみれって因縁ないよね?
これから新しい縁ができるの?
第1週 1925-1939 第2週 1939-1941
第3週 1942-1943 第4週 1943-1945
第5週 1946-1948 第6週 1948
第7週 1948-1951
第8週 1951-1962 第9週 1962
第10週 1962 第11週 1962-1963
第12週 1963-1964
第13週 1964-1965
第14週 1965-1976 第15週 1976-1983
第16週 1983
第17週 1983-1984
第18週 1984-1992 第83話
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ずっと見守ってくれてたんだ。
そう腑に落ちました』モ
そして回転焼きに導かれ「大月」を訪れ、
「妖術七変化 隠れ里の決闘」と再会した。
『きっと草葉の陰で父は言っていたんです。
「いつかこの映画を撮れ。お前の左近を見つけろ」と。
「志を失わなければ、きっとなれる」。
侍にだって何だって。
それは父の口癖だったんですよ。
ありがとう、ひなたちゃん。
あの時、あの回転焼きをプレゼントしてくれて』
不思議なもんじゃのぅ・・・
全ては偶然の心の動き・・・
モモケンの父への思いが算太の中にある父や「たちばな」への思いを呼び覚まし、時を経て安子の孫がモモケンと出会い、その縁がモモケン父の遺作である映画へと導いた。でも、きっと常に心の中に強い思いがあったからこそ出会えたし、気づけたんだよね。
モモケンを通して「たちばな」のおまじないがひなたに伝えられたが、ひなたは多分、るい(深津絵里)が餡子作るの手伝っていないと思うから知らないよなぁ・・・ジョーなら知ってたのに。
そんなある日、サンタが大月にやって来た。
だんごちゃんの好物と聞いて食べてみようと思ったらしい。
わたしゃ、サンタと長い付き合いのモモケンが何かを感じて「大月」に行かせたのかと思ったが、多分偶然だよね。
吉右衛門ちゃん(堀部圭亮)、今、算太とすれ違ったよーー!!
ラヂオ泥棒だよ〜!
でもまさか横通り過ぎたおじいちゃんがそうだなんて思わないよね・・・
算太〜〜
「大月」捜している時「あかにし」の看板目に入らなかったかな〜?
もう大昔のことだからご近所にあった店の名前なんて過らないか・・
そういうもんだよね・・
そして・・・
店の前に来て、ジョー(オダギリジョー)がるいの名前を呼ぶのを聞いて・・・
安子の娘・るいとの思い出が蘇った。
『それきりサンタはひなたの前に姿を現しませんでした』
逃げた・・・・
自分の罪におののき怯えて・・・
モモケンはちゃんと己と対決したぞ!
サンタ、いつまで逃げとるんじゃ。
人生そんなに長くないぞ。
安子も一緒にいると思ったのかなぁ・・
安子の動向を全く知らないのか・・
逃げ続けるのも辛い人生だよ・・
さて左近役が決定!
残念ながら五十嵐(本郷奏多)では無かった( ̄▽ ̄;)アハハ…
ひなたの持って来た回転焼きをヤケ食いする五十嵐だったが、
神は見捨てなかったぞ。
モモケンさんが五十嵐のための役を選んでくれた。
轟監督(土平ドンペイ)も異議なしということで映画出演決定!
初めての名前がある役!!やったな!
そして相変わらず言い合いばかりしているひなたと五十嵐じゃが、どこか甘い匂いがしとるで
そんな事がありまして・・・
榊原さん(平埜生成)から一恵(三浦透子)に茶道家役の女優さんに茶道指導をして欲しいとの依頼が。他の先生にお願いしたがみんな断られたそうな。
その女優とは、もちろんすみれ(安達祐実)。
あーーー言う事聞かなそうだもんな〜
トラブルメーカーとして有名なのね( ̄▽ ̄;)アハハ…
結局、一子(市川実日子)も一緒に指導ということになり、ひなたもすみれのお世話係で同行することになった。
一恵が映画村にバイトに来た時からなんかあるな〜と思っていたが・・・
一恵が一子とすみれを繋ぐの?
別に一子とすみれって因縁ないよね?
これから新しい縁ができるの?
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