2022年01月19日
「恋せぬふたり」 第2話
咲子(岸井ゆきの)の申し出に驚いた高橋(高橋一生)だったが、自分にもメリットがあるかもしれない(ご近所のおせっかい防御)ということでお試しで一緒に暮らす提案をしてくれた。
いや〜咲子よ・・・( ̄▽ ̄;) そりゃ初めて自分らしくいられる相手と出会えて嬉しかったんだろうが、一緒に暮らすって「いい人だから」というだけでは了承できんぞ。
でも、咲子みたいに思い切って(ある意味無邪気に)ハードル飛び越えて来てくれる人がいないと何も始まらないんだよね。
高橋も最初はめんどくせぇなぁ・・と思ったかもしれんが、一人で居ること(楽だけど変化にとぼしい、生活に幅が出にくい)の不自由さも感じていたのであろう。不測の事態を楽しむ心境になったのかもしれん。
HPはこちら
咲子は両親には千鶴(小島藤子)と一緒に住むと伝えて意気揚々とデカいスーツケースひとつでやって来た。
『やっぱり・・正直うまくいかない気が・・(-_-)』高橋
『大丈夫です!私、頑張るので!』咲子
いやいやいや、頑張りたくないから
ここで一緒に暮らすことにしたんでしょうよ ( ̄▽ ̄;)
で、同居生活は穏やかに過ぎていったようだが・・・
なんだかモヤモヤする咲子。
高橋は咲子にまったく干渉しないし、家事全般やってくれるし(やって欲しくないこともちゃんと伝えてくれる)、家賃に関してもお試し中はゼロ負担。
でも咲子は、これじゃ高橋にとって一緒に暮らしている理由がないのでは?と思えてしまう。自分の存在意義とは・・
まぁねぇ・・・だって「お試し」だからさ〜
高橋が言ったように『一緒に居て不快か快適か、そもそも一緒にいる意味はあるのか、そういう感覚の確かめあい』中だもんね。
ホラ、相手の食べる音が不快だとか、変な癖があって辛抱堪らんとかさ、好みじゃない音楽大音量で鳴らされるとか、暮らしてみなきゃわかんないじゃん ( ̄▽ ̄;)
いや〜咲子よ・・・( ̄▽ ̄;) そりゃ初めて自分らしくいられる相手と出会えて嬉しかったんだろうが、一緒に暮らすって「いい人だから」というだけでは了承できんぞ。
でも、咲子みたいに思い切って(ある意味無邪気に)ハードル飛び越えて来てくれる人がいないと何も始まらないんだよね。
高橋も最初はめんどくせぇなぁ・・と思ったかもしれんが、一人で居ること(楽だけど変化にとぼしい、生活に幅が出にくい)の不自由さも感じていたのであろう。不測の事態を楽しむ心境になったのかもしれん。
HPはこちら
咲子は両親には千鶴(小島藤子)と一緒に住むと伝えて意気揚々とデカいスーツケースひとつでやって来た。
『やっぱり・・正直うまくいかない気が・・(-_-)』高橋
『大丈夫です!私、頑張るので!』咲子
いやいやいや、頑張りたくないから
ここで一緒に暮らすことにしたんでしょうよ ( ̄▽ ̄;)
で、同居生活は穏やかに過ぎていったようだが・・・
なんだかモヤモヤする咲子。
高橋は咲子にまったく干渉しないし、家事全般やってくれるし(やって欲しくないこともちゃんと伝えてくれる)、家賃に関してもお試し中はゼロ負担。
でも咲子は、これじゃ高橋にとって一緒に暮らしている理由がないのでは?と思えてしまう。自分の存在意義とは・・
まぁねぇ・・・だって「お試し」だからさ〜
高橋が言ったように『一緒に居て不快か快適か、そもそも一緒にいる意味はあるのか、そういう感覚の確かめあい』中だもんね。
ホラ、相手の食べる音が不快だとか、変な癖があって辛抱堪らんとかさ、好みじゃない音楽大音量で鳴らされるとか、暮らしてみなきゃわかんないじゃん ( ̄▽ ̄;)
そんな感じの時に思わぬアレで高橋と住んでいることを家族にカミングアウトするはめに。
千鶴から実家にカニが送られて来て『ルームシェアできなくてごめん』というメッセージをお母さん(西田尚美)が読んじゃったのさ〜
で、「同棲している男=恋人=多分結婚相手」と判断され、一緒にカニを食べませんか?(実況見分)という展開に。高橋は嫌がるかと思いきや、カニが好物だったようで、恋人のフリをすると言ってくれたぞ。咲子のおかげでご近所のおせっかいがおさまったので、そのお礼も兼ねて「恋人に擬態」快諾。
実家に向かう途中、あわててお互いの情報をすり合わせる咲子たち。
「出会い」「交際期間」「同棲のきっかけ」「お互いの呼び名」など・・。
「恋人擬態」の最重要事項である「接触」に関して高橋は「苦痛」を感じるとのこと。
咲子は手を繋ぐぐらいならオッケー、でも長時間やベタベタはNG。
そんな話をしていたら、咲子の妹・みのり(北香那)とその夫・大輔(アベラヒデノブ)と遭遇。
高橋を姉の彼氏認定すると、「くっつけ」「手を繋げ」といじってきた。
え〜〜何で恋人同士だとふっつかなきゃならないの?
わたしゃ、歩きづらいから手を繋ぐのも腕を組むのも嫌。
高橋は咲子のために決死の覚悟で試みようとしたけど無理でした( ̄▽ ̄;)アハハ…
だって苦痛だって言われてんのにさ〜
咲子だってできやしないよね〜
家に着いたら、家族ならではの悪気のない会話攻撃が始まり、咲子は気が気じゃない。
『男の人は台所ウロウロしない方がいいの!
世間一般ではそういうもんなの!』母・さくら
『お義兄さんは何型、何年ですか?』大輔
『O型。戌です』高橋
『ひとまわり違うんだぁ!』
『なんかエロ!』みのり
(-言-)ハハハ・・
『結婚はいつ頃とか決めてるんですか?』大輔
『お二人のなれそめは?』みのり
んーー盛り上げてくれてるつもりなんだろうが・・・( ̄▽ ̄;)
咲子と一緒にポン酢を買いに出たさくらは、恋人が現れてほっとしたことを伝えた。
『心配しすぎだったか。恋しない人なんていない訳だし』
『ご両親は今、どちらに?』大輔
『いないんです』高橋
『・・・お亡くなりに・・』
『どこかでまだ生きてるんじゃないでしょうか。
わからないです。縁を切ってしまっていて』
『・・・・・(しーーーん)・・・』
咲子と親の話をしていた時に珍しく高橋がエキサイトしたのは、そういうことか。
こういう時、適当にごまかさない高橋、好きだわ。
しかし、さらに両親について突っ込むさくら。
『幼い頃、両親は僕のことを捨てたんです。
なので・・・僕も捨てました』高橋
咲子が話を切り替えたのに、まだ続く・・・
『じゃあアレだね、コレからお姉ちゃんと普通に幸せになればいいんだ』みのり
『うん、それがいい!
2人で普通の家庭作ってさ、そうやってさ、幸せになる運命だったんスよ!』大輔
悪気はないんだろうが、それは今の高橋が『普通』じゃない(普通から外れたかわいそうな人)と言っているように聞こえるぞ。『普通』ってなんだよ?『普通』=幸せって思考もどうかと思うワ。
咲子も我慢できなかったようで2人に怒り、恋人擬態の件と、自分はアロマンティックでアセクシャルであることを伝えた。
でも、理解してもらえる状態ではなく・・・
そもそも『アロマンティック』『アセクシャル』という言葉も初めて知ったと思われるので(私も)、みなさん混乱しております。
まだ「ゲイ・レズビアン」と言った方がわかりやすかったかも(理解してくれるかどうかは不明)。
人はわからないこと(知識がない、具体例を知らない未知の分野)を恐れ、拒絶しがちだ。
『もう私、やっぱもう無理!
家族の前で嘘ついて、高橋さんにも嘘つかせて。
大切な人の前でモヤモヤするのは、もうヤダ!』
思わず言ってしまったが、それは咲子にとって家族がすごく大切な存在だから。
(わずらわしい存在でもあるが)。
それに嘘は自分を傷つけ、いつのまにか蝕んでいく。
自分を守るためにもやめた方がいい。
さくらは試しに恋人として付き合ってみるのはどうか?と高橋に提案。
咲子がキッパリと断ると・・・
『恋愛感情のない男女が家族になる理由ある?
お母さん、全然そういうの納得できないもん!!』
まぁねぇ・・・それが一般的な反応だろうね。
娘はいつか恋をして結婚して家庭を持って子供を作ると思っている。
自分がそういう生き方に疑問を持つことなく、幸せに暮らしてきたから。
「幸せになる=自分と同じ生き方」になってしまうのもしかたない。
『なら、納得も理解もしなくていいんじゃないですかね。
ただ・・なんでこういう時って・・
「こういう人間もいる」、「こういうこともある」・・って
話終わらないんですかね。
僕たちは僕たちなりに幸せな家族っていうものをつくれるかどうか、
試してるんです』高橋
そうだよね。なぜ否定から入るんだろう・・
『無理に恋だの結婚だのしなくていい。
お前が何者でも俺の娘には変わりはない。
とにかくうちに帰ってこい』博実(小市慢太郎)
お父さんはこう言ってくれたけど・・・
「とにかくうちに」って悪い宗教団体に入った娘を教祖から引き離そうとしているようにも・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
こんな感じだったけど、本当の自分を伝えられて良かったと思うよ。
受け止めるか受け止めないかはその人の問題だし。
高橋の祖母と暮らしたエピソードがすごくわかりやすかった。
ごはん派の祖母の朝食に付き合っていたけれど、本当はパンが食べたかった。
でも祖母が亡くなった後、パンにしてみたけどなにか違った。
それで手打ちうどんに落ち着いたけれど、
一人だとわざわざ手打ちうどんを作る気になれない。
咲子がいれば美味しい手打ちうどんを作りたくなる。
『頑張る』って言葉好きじゃないけど、誰かのために何かをしたい、そしてそれが自分にとっても嬉しいことに繋がる。ほんのささいな事でいい。そのための存在が家族で、高橋によると『味方』。「味方」でいることに特別な理由なんていらない。
そうしたいと思えば、なればいい。
血の繋がりだけが家族じゃないし、恋愛だけが始りじゃないし、セックスだけがふたりを繋げる愛情表現じゃない(それらを否定している訳じゃないよ)、人がともに暮らす理由って・・?
これから高橋と咲子がつくっていく『家族』のかたち・・楽しみです。
って、同僚のカズ(濱正悟)、『俺の女だから』って・・・
この職場、思い込みの激しい人しかいないんかい( ̄▽ ̄;) 怖いよ・・
第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話(最終話)
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千鶴から実家にカニが送られて来て『ルームシェアできなくてごめん』というメッセージをお母さん(西田尚美)が読んじゃったのさ〜
で、「同棲している男=恋人=多分結婚相手」と判断され、一緒にカニを食べませんか?(実況見分)という展開に。高橋は嫌がるかと思いきや、カニが好物だったようで、恋人のフリをすると言ってくれたぞ。咲子のおかげでご近所のおせっかいがおさまったので、そのお礼も兼ねて「恋人に擬態」快諾。
実家に向かう途中、あわててお互いの情報をすり合わせる咲子たち。
「出会い」「交際期間」「同棲のきっかけ」「お互いの呼び名」など・・。
「恋人擬態」の最重要事項である「接触」に関して高橋は「苦痛」を感じるとのこと。
咲子は手を繋ぐぐらいならオッケー、でも長時間やベタベタはNG。
そんな話をしていたら、咲子の妹・みのり(北香那)とその夫・大輔(アベラヒデノブ)と遭遇。
高橋を姉の彼氏認定すると、「くっつけ」「手を繋げ」といじってきた。
え〜〜何で恋人同士だとふっつかなきゃならないの?
わたしゃ、歩きづらいから手を繋ぐのも腕を組むのも嫌。
高橋は咲子のために決死の覚悟で試みようとしたけど無理でした( ̄▽ ̄;)アハハ…
だって苦痛だって言われてんのにさ〜
咲子だってできやしないよね〜
家に着いたら、家族ならではの悪気のない会話攻撃が始まり、咲子は気が気じゃない。
『男の人は台所ウロウロしない方がいいの!
世間一般ではそういうもんなの!』母・さくら
『お義兄さんは何型、何年ですか?』大輔
『O型。戌です』高橋
『ひとまわり違うんだぁ!』
『なんかエロ!』みのり
(-言-)ハハハ・・
『結婚はいつ頃とか決めてるんですか?』大輔
『お二人のなれそめは?』みのり
んーー盛り上げてくれてるつもりなんだろうが・・・( ̄▽ ̄;)
咲子と一緒にポン酢を買いに出たさくらは、恋人が現れてほっとしたことを伝えた。
『心配しすぎだったか。恋しない人なんていない訳だし』
『ご両親は今、どちらに?』大輔
『いないんです』高橋
『・・・お亡くなりに・・』
『どこかでまだ生きてるんじゃないでしょうか。
わからないです。縁を切ってしまっていて』
『・・・・・(しーーーん)・・・』
咲子と親の話をしていた時に珍しく高橋がエキサイトしたのは、そういうことか。
こういう時、適当にごまかさない高橋、好きだわ。
しかし、さらに両親について突っ込むさくら。
『幼い頃、両親は僕のことを捨てたんです。
なので・・・僕も捨てました』高橋
咲子が話を切り替えたのに、まだ続く・・・
『じゃあアレだね、コレからお姉ちゃんと普通に幸せになればいいんだ』みのり
『うん、それがいい!
2人で普通の家庭作ってさ、そうやってさ、幸せになる運命だったんスよ!』大輔
悪気はないんだろうが、それは今の高橋が『普通』じゃない(普通から外れたかわいそうな人)と言っているように聞こえるぞ。『普通』ってなんだよ?『普通』=幸せって思考もどうかと思うワ。
咲子も我慢できなかったようで2人に怒り、恋人擬態の件と、自分はアロマンティックでアセクシャルであることを伝えた。
でも、理解してもらえる状態ではなく・・・
そもそも『アロマンティック』『アセクシャル』という言葉も初めて知ったと思われるので(私も)、みなさん混乱しております。
まだ「ゲイ・レズビアン」と言った方がわかりやすかったかも(理解してくれるかどうかは不明)。
人はわからないこと(知識がない、具体例を知らない未知の分野)を恐れ、拒絶しがちだ。
『もう私、やっぱもう無理!
家族の前で嘘ついて、高橋さんにも嘘つかせて。
大切な人の前でモヤモヤするのは、もうヤダ!』
思わず言ってしまったが、それは咲子にとって家族がすごく大切な存在だから。
(わずらわしい存在でもあるが)。
それに嘘は自分を傷つけ、いつのまにか蝕んでいく。
自分を守るためにもやめた方がいい。
さくらは試しに恋人として付き合ってみるのはどうか?と高橋に提案。
咲子がキッパリと断ると・・・
『恋愛感情のない男女が家族になる理由ある?
お母さん、全然そういうの納得できないもん!!』
まぁねぇ・・・それが一般的な反応だろうね。
娘はいつか恋をして結婚して家庭を持って子供を作ると思っている。
自分がそういう生き方に疑問を持つことなく、幸せに暮らしてきたから。
「幸せになる=自分と同じ生き方」になってしまうのもしかたない。
『なら、納得も理解もしなくていいんじゃないですかね。
ただ・・なんでこういう時って・・
「こういう人間もいる」、「こういうこともある」・・って
話終わらないんですかね。
僕たちは僕たちなりに幸せな家族っていうものをつくれるかどうか、
試してるんです』高橋
そうだよね。なぜ否定から入るんだろう・・
『無理に恋だの結婚だのしなくていい。
お前が何者でも俺の娘には変わりはない。
とにかくうちに帰ってこい』博実(小市慢太郎)
お父さんはこう言ってくれたけど・・・
「とにかくうちに」って悪い宗教団体に入った娘を教祖から引き離そうとしているようにも・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
こんな感じだったけど、本当の自分を伝えられて良かったと思うよ。
受け止めるか受け止めないかはその人の問題だし。
高橋の祖母と暮らしたエピソードがすごくわかりやすかった。
ごはん派の祖母の朝食に付き合っていたけれど、本当はパンが食べたかった。
でも祖母が亡くなった後、パンにしてみたけどなにか違った。
それで手打ちうどんに落ち着いたけれど、
一人だとわざわざ手打ちうどんを作る気になれない。
咲子がいれば美味しい手打ちうどんを作りたくなる。
『頑張る』って言葉好きじゃないけど、誰かのために何かをしたい、そしてそれが自分にとっても嬉しいことに繋がる。ほんのささいな事でいい。そのための存在が家族で、高橋によると『味方』。「味方」でいることに特別な理由なんていらない。
そうしたいと思えば、なればいい。
血の繋がりだけが家族じゃないし、恋愛だけが始りじゃないし、セックスだけがふたりを繋げる愛情表現じゃない(それらを否定している訳じゃないよ)、人がともに暮らす理由って・・?
これから高橋と咲子がつくっていく『家族』のかたち・・楽しみです。
って、同僚のカズ(濱正悟)、『俺の女だから』って・・・
この職場、思い込みの激しい人しかいないんかい( ̄▽ ̄;) 怖いよ・・
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matakita821 at 17:25│Comments(0)│「恋せぬふたり」