2021年12月10日
「カムカムエヴリバディ」 第6週 1948
12月6日(月)第26話
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
雉真家の玄関では美都里( YOU)鎮座して待っていた。
土下座をして謝罪する安子(上白石萌音)。
『勝手をして申し訳ありませんでした』
『安子さん。帰ってきてくれてありがとう。
このとおり・・礼を言います』
『お義母様…』
なんか逆に怖いんだけど・・・
信じていいんだろうか・・(;−ω−)
るいを見つめる目は慈しみに満ちていたが・・・
雉真家はるいを中心に活力を取りもどしたように見えた。
でも、安子はるいの怪我のことを触れられる度に(暮しや医者のことは心配するなと言われても)深く痛んだと思う。
引越し・初めて出会う祖父母、2人だけの時とは違った表情を見せる母・・・
生活の大きな変化にるいは不安を感じていた。
『お母さん、これからずっとここに住むん?』るい
『そうじゃ』安子
『何で?』
『ここは、るいが生まれた家じゃから』
『ずっとお母さんとおれる?』
『当たり前じゃあ。
お母さんは何があってもるいを離さん』
子供は敏感だからなぁ。
るいの取り合いをしていたって言われなくても何となくわかるよね。
それにお母さんは帰ってきたくなかったみたいだ・・とも。
土下座するお母さんの姿も初めて見ただろうし・・
安子の立場も微妙だよね。
稔さん(松村北斗)は亡くなっているから嫁でございます!とも言いずらいし、
怪我をしているから労働力の提供もできないし・・
姑の世話は新しいお手伝いさんの雪衣(岡田結実)がするみたいだし。
居場所がないよなぁ・・・
安子は生まれ育った朝丘町に行ってみたが、
「たちばな」があった場所には不動産屋が建っていた。
コレさ〜土地問題とかどうなってんだろ?
戦後のどさくさで建てたもん勝ちとかになってんの?
それとも全部国のもんとかになっちゃったのかしら・・
そんななかできぬちゃん(小野花梨)との再会があって良かった。
旦那さんの力(小林よしひさ)と一緒に戻って来て豆腐屋を継いでいた。
「あほう」なぐらい明るくて朗らかな力さんが水田家を引っ張っていってくれているみたい。
わたしゃ、この話し方は芸人さんなのかな?と思ったら「たいそうのお兄さん」だったのね。
びっくり(笑
私も華丸さんと同じく「弘道おにいさん」世代だから知らんかったよ。
本音を言えるのはきぬちゃんだけじゃ。
『稔さんの家に戻って・・・みんな喜んでくれて、ようしてくれて。
何にも心配はねんじゃけど・・・
大阪での暮らしゃあ本当に大変じゃった。
るいと2人食べていくのに精いっぱいで・・・
しゃあけど何でじゃろう・・・あの暮らしが恋しい。
るいと2人、一緒におはぎゅう作って、一緒に売って、
一緒に勉強して、一緒に歌うて、一緒に笑うて・・・
あの暮らしが幸せじゃった。
あのままで おりたかったって思うてしまうんじゃ』安子
『それでええがん。
岡山でも いちゃんと一緒に歌うて、笑うて、
おはぎゅう作って暮らすこたあできるじゃろう?」きぬ
『うん・・・うん!そうじゃね』
きぬちゃんに会えたことで安子は自分の軸を取り戻すことができたようじゃな。
本来の安子に戻してくれる存在なんだよね。
さて、雪衣さん問題デスヨ。
勇(村上虹郎)によると「よう気が利く」とのこと。
確かに働きものだし、気配りも上等ぢゃ。
でも、安子だったら気遣っていると相手に気づかせない感じで自然にできると思う。
雪衣さんの行動は「気配りができる」ことを回りにアピールしている感じ。
そのアピールしたい相手はもちろん勇じゃ。
その加減が岡田結実さんはすごくうまいと思う。
そもそも仕事に一生懸命でいい子だってのも伝わってくるし。
でも、勇への強い思いも感じられる。
安子が勇にとって特別な人だってわかったら、どうなるんだろう・・
そして勇、まだるいに野球をやらせようと・・( ̄▽ ̄;)
てか、『安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました』・・・・「思っていました」ってなんなんだよう?!(´;ω;`)
HPはこちら
12月7日(火)第27話
事故から三ヶ月が経ち、安子の腕は治った。
でもるいの額の傷は残ったままだった。
辛いのぅ・・・
見る度に安子は自分を責めとるんじゃろうなぁ・・
安子は水田屋さんに場所を借りて、るいと一緒におはぎを売り始めた。
一番の理由はるいの傷の治療費を自分で出したいから。
それとやっぱり「たちばな」の味を絶やしたくないという思いと、
辛くても自立して生きる喜びを知ったからだろうなぁ。
んが、それは千吉(段田安則)の知るところとなり、安子がおはぎを売るのはいいが、るいを連れて行くなと命じられた。
『長男の嫁とその幼え娘ょう外で働かしょおるとなりゃあ
雉真のメンツに関わるんじゃ。
るいは雉真の子として、こけえ帰ってきたんじゃ。
それを忘れたらいけん』
お〜ヤダヤダ・・メンツとか言い出したよ( ̄− ̄)
言いたかないけど雉真がどれほどのもんじゃい!
財閥や華族様でもあるまいし。
前に金太さんと話している姿を見た時は感じなかったけど、
あきらかに下に見てるじゃん・・
そういう時代だったんだろうが働くおなごという存在は
ご立派な家では許されない?
それとも安子だから?
命令を聞いてるいを置いていくことにした安子だが、
るいには納得できないよね。
お母さんと一緒におはぎを売るのは楽しかったし、
一緒にいられる大切な時間だもんね。
雪衣さんはるいをいじめたりはしないだろうけど、るいは安子と居たいんだよ。
こうやってこの親子は少しづつ引き離されてしまうんじゃろか・・・
そうして、雪衣さんが勇の安子への思いに気づいてしまったよ!
見開いた目が怖かったよ〜〜(||゚Д゚)
勇にしてみたら幼馴染だし、思い人だった人だし、
この家の中で唯一弱音を吐ける相手なんだよね。
安子の『勇ちゃんにしかできんことがあるんじゃねえかなぁ。小せぇ頃から野球ばあしてきた野球に打ち込んできた勇ちゃんにしかできんことが』という言葉も響いたはず。雉真繊維の新しい戦略を思いつくんじゃないかな。
さて、安子は力さんが使った後のリヤカーを借りて、
おはぎを売り歩くことにした。
「たちばな」の名前を聞くと、懐かしがって買ってくれる人がたくさんいた。
最初は懐かしさから買ってくれるだろう。
でもまだまだおじいちゃんや金太さんの味には及ばないはず。
そのお客さん達をどうやってリピーターにするかだよね。
そんなある日、
安子は米軍将校さんに怯えるように謝り続けているおばあさんを発見。
助けたくて思い切って『May I help you?』と話しかけてみた!
安子の新しい世界が広がる予感・・・
12月8日(水)第28話
米軍将校に話しかけた安子は彼が花を買いたがっていることをおばちゃんに通訳して安心させ、彼にはおばちゃんが怒られると思って謝っていたことを伝えた。
いや〜てぇしたもんだ!ちゃんと通訳できとる!
『Have a nice day!』にも『Thank you, you too!』って答えてたし〜
すごいよ〜ヽ(´∀`)ノ
しかし・・・
その頃るいは、置いて行かれたことで悲しみを感じておりました。
雉真の家に来た理由についても知りたいと思っていた。
で、雪衣さんにその理由を聞いてみたんだが・・・
『私もよう知らんのんです。
じゃけど・・・初めてお二人を見た時に分かったような気がしました。
安子さんは諦めたんじゃ思います。
女手一つでるいちゃんを育てることを諦めて
雉真の家にお返ししようと決めたんじゃ思います』
いやいやいやいや!
知らんのなら、せめてネガティブなこと言わないでよ。
安子が『諦めた』とか『返す』とかってワードを出して
るいを不安にさせるのやめんかい!
大吉さんは『味方』って言っとったが、わたしゃ、これではっきりしたよ。
無意識なのかもしれんが、安子とるいの間に距離を作って、
安子だけ追い出そうとしとるんじゃないの?
って・・・勇関連で安子をアレしているのかと思ったが・・
るいと仲良く手を繋いでいる姿を見て、何か思っているふうだったから
子供と一緒にいる安子に複雑な感情を・・?
もしかして子供と一緒に暮らせない境遇とか、亡くしてしまったとか?
どちらにしろ、昨日も誉めたけど今日も誉めるぞ。
岡田結実ちゃん、うまいね。
辞書を抱きしめ、稔さんに英語が通じたことを嬉しそうに報告する安子じゃったが・・・
るいの中に生まれた寂しさや悲しみには気づいていない・・・
たとえ幼くても子供はいろんなことを敏感に感じ取り、考えてるんだよな。
さて、みんなが安否を気遣とった「Dippermouth Blues(店名も元に戻った)」のマスター・定一さん(世良公則)と安子が再会!
マスターは進駐軍にあるクラブで演奏するバンドマンを斡旋しとるそうな。
店では演奏する曲を耳コピするためにレコードを聴きにくるバンドマンで溢れとった。
コーヒー豆はまだ手に入らんが、その他の物資を進駐軍を通して入手し店で販売し繁盛しているようだった。
『何の因果じゃろうのぅ。
稔殺した・・・健一を殺したかもしれん国の音楽・・・
わしゃあ、今日もかけとる。
アメリカ人喜ばせるためにバンドの世話しょおる。
安子ちゃん、進駐軍のクラブん中ぁ、別世界じゃ。
酒も、食いもんも、娯楽もあふれとる。
あれが戦勝国じゃ。アメリカじゃ』
アメリカの豊かさを実感し、改めてこりゃあ、日本が勝てる訳がないと思っただろうなぁ・・戦争に反対だったとしても結果的に戦争に加担したことに責任を感じ、敗戦によって変わってしまった世の中にコロっと追従する生き方になってしまったことを恥と思い、自分を責める人もいる。
マスターも息子を殺したかもしれない国の人間たちを楽しませる手伝いをしていることや米軍の下請け的仕事を生業にすることへの葛藤と迷いを抱えている。生き残った人たちもそれぞれ重てぇもんと戦いながら必死で生きているんだよな。
安子はマスターに言われた通り、稔さんがるいを残していってくれたこと、
その名前の由来を伝えた。
『男の子でもおなごの子でも、どこの国でも通用するようにって。
それから、どこの国とも自由に行き来できる。
どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。
私たちの子供にゃあ、そねえな世界を生きてほしい。
ひなたの道を歩いてほしいって』
この稔さんの希望がマスターの救いになるのかもしれない。
この店が自由に生きたい人達のための、
そして、人と人を、日本と世界を繋ぎ、ひなたの道へと続く場所になれば・・
稔さんだって健一さんだって喜んでくれるんじゃないのかな。
安子が初めてコーラを味わい、充実した時間を過ごしている頃・・・
「カムカム英語」の時間になり、ラジオをつけたるいはいつものように一緒にテーマ曲を歌っていたのだが・・
美都里に消されてしまった・・・
『ごめんね・・るい。おばあちゃん、聴きとうねんじゃ。
稔を殺した国の歌は聴きとうねんじゃ』美都里
はっきりとした意味はわからないだろうが、「カムカム英語」をつけるとおばあちゃんが悲しむということは理解したるい。
部屋で稔の写真を見つめながら一人で「カムカム英語」を聞くようになった。
るいから無邪気な笑顔が消えてしまった・・
安子はるいのために外に働きに行ってるんだが(まぁ、それだけではないが)
今はるいのそばに居てあげて欲しいよ。
額の目に見える傷よりも、るいの心の傷の方が心配だよ。
広がっていく安子の世界と、どんどん閉じていくようなるいの世界・・
辛いよ・・・
12月9日(木)第29話
暦的にはクリスマスイブ。
「カムカム英語」では平川さんが、「クリスマス」という行事について家族で楽しく過ごす日だと説明しております。
『おばあちゃんが言うとった。
英語は聴きとうねえって。
お父さんを殺した国の歌じゃから聴きとうねえって。
お母さん、何で私は「カムカム英語」聴きょおるん?』るい
安子は答えられなかった。
安子にとっての英語と、るいにとっての英語は違う。
安子にとっては稔さんと繋がる手段であり大切な思い出。
るいにとってはお母さんとすごす楽しい時間の象徴だったが、安子が外に出て居ない今となってはそういう疑問もわいて来るだろう。
おばあちゃんの言葉の意味はよく分からないとしても、悲しませるものを聞いていていいのか?と自分を責め始めているのかもしれない。
クリスマス。
安子はあの将校・ロバート・ローズウッドさんと再会。
彼に連れられるまま進駐軍の事務所へ。
いや〜( ̄▽ ̄;) ロバートさん(村雨辰剛)、人相も良さげだから悪い人ではないと思うが、よく知らん相手についていかん方がいいぞ。ロバートさんがいい人でも他の人はどうかわからんし〜
てか、安子、いつのまにこんなに英語ペラペラに!
ラジオ英会話講座だけなんですよ!え〜〜ホントに?!
ロバートさんは売れ残ったおはぎを全部買ってくれて(でもお金払う場面なかったし、込み入った話になっちゃったからお金もらう機会逸したかもゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)、気に入ってくれたみたい(正直、私はおはぎ好きじゃないんで、外国の方なのに餡子の美味しさがわかるとは・・とびっくりゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)。
ロバートさんは安子の英語スキルの高さに驚き、学習方法と、そのモチベーションを保つ方法を尋ねた。安子は自分を英語の世界に導いてくれた稔さんとの出会い、2人の思い出の時間にはいつも英語があったこと、その縁が結婚に繋がったこと、でも戦争で離れ離れになり、稔さんが出征した後に産まれた子供の名前には彼の夢と希望が込められていることを(英語で)伝えた。
『And I waited. I waited, and waited, and waited for him to come home.
But it was all in vain』
(彼の帰りを待って 待って 待ち続けました。でも 帰ってこなかった)
『Why?
Why am I still studying English?
He's not here. He will never come back.
But I continue learning English every day. Why?』
(どうして?
どうして私は今も英語を勉強しているの?
彼はここにはいない 決して帰ってこない
なのに私は英語の勉強を続けている どうして?)
『Why did he have to die?
He studied English so hard, but all his efforts , all the knowledge he acquired,is lost at sea!
It was all for nothing! Everything was meaningless!
It’s so ridiculous! 』
(どうして彼は死ななくてはならなかったの?
彼は一生懸命英語を勉強しました。
でも彼の努力は せっかく身に付けた知識は海に消えてしまいました。
すべて無駄なったんです!全く意味がなかったんです!
ばかげてます!)
『Tell me! Mr.Rosewood.
You are here to help citizens like me,aren't you?
Why am I still studying English when my husband is not with me anymore?
Tell me!!』
(教えて下さい!ローズウッドさん。
あなたは私のような市民を助けるために ここにいるんでしょう?
もう夫はいないのに どうして私はまだ英語を勉強しているんでしょうか?
教えてください!!)
誰にもぶつけることができず、安子の中でたまっていた怒りがこういう形で表に出て来るとは・・・
稔さんと繋がるものでありながら、稔さんの不在を一番感じさせ、寂しくさせる英語、なぜその勉強を続けているのか、
周りの人を苦しませることになっても何故やめられないのか、
そしてなぜ戦争は起きて、稔さんは行ってしまい、戻ってこなかったのか・・・
人が亡くなることに納得できる理由なんてありゃしない。
どんな大義名分を掲げようと。
今日も花を買っていたローズウッドさんは女性の写真の前に花を供えていた。
彼もまた、大切な人を戦争で失ったのだと思う。
泣きながら訴える安子にローズウッドさんは黙ってハンカチを差し出した。
そして安子を別の広い部屋へと連れて行った。
そこではパーティが開かれていた。
なぜここに?どういう意味が??
12月10日(金)第30話
ホールにいる人々の、日本とはあまりにも違う華やかで豊かな様子を見せつけるために呼んだのかと憤って去ろうとした安子の耳に女性達の美しい歌声が聞こえてきた。『きよしこの夜』・・・
『クリスマスは jesus Christ の誕生日を祝う日です。
そして大切な人のことを思う日です。
アメリカでも多くの人たちが亡くなりました。
私の妻も・・・。
亡くなった人たちが安らかに眠れるようにこの聖なる夜に祈りたい。
ここにいる者はみんなそう思っています。
同じように愛する人を失ったあなたや全ての日本人のためにも』ロバート
安子の中に蘇る懐かしい、愛おしい人たち・・
そしてここに集う人たちも同じように痛みとともに大切な人を思い出し、彼らのために心から祈り、そしてお互いのために祈っているのが伝わってきた。
舞台では楽しい演奏が始まり、舞台袖にはマスターがおった。
あの店の中を覗いていた少年も、うまいこと潜り込んだようでビンをトランペットにして演奏を見つめている。何度も少年を追い払っていたマスターもほだされたようです。
テーブルについた安子にロバートさんは、亡き妻との出会いと思い出を語った。
妻を追いかけて入った大学で日本学を専攻したことも。
『でも そのbackgroundがあったから、私は今、日本にいます。
初めは気が重かった。
敵であった国のために働くなんて・・・と。
でも、この国に来てそんな気持ちはすぐに吹っ飛びました。
この町の人たちがどれだけひもじく、
苦しい生活をしてきたか、すぐに分かりました。
この人たちの生活を少しでもよくしたい。心からそう思いました。
そして分かったのです。
私にこの任務を与えたのは上官ではなく、亡き妻だと。
彼女と出会わなかったら私はjapanese studiesと出会わなかった。
この国に来ることもなかった。
あなたも同じではありませんか?
ご主人と出会わなかったら英語とも出会わなかった。
毎日radioで英語を勉強することもなかった。
ご主人と出会ったから、あなたは今日も生きている』
『・・・・・』安子
安子の姿を見つけ、稔の言葉を思い出したマスターは
急にバンドのメンバーチェンジをしたと思ったら・・・
「On The Sunny Side Of The Street」の演奏が始まり・・唄い始めた!
かっこいいぜ!!なんてすばらしい歌声!(´;ω;`)
このための世良さんだったんだね。
力強く、生きるエネルギーに溢れている。そして優しい。
マスターは安子のために歌ったんだろうが、この歌を歌う事でマスター自身の中にもあった迷いや葛藤が消えて、光を感じたんじゃなかろうか。
誰かを救おうとしてしたことで、自分が救われる。
人生の不思議だね。
改めて思う。奇跡は人間の愛と思いやりが起こすものだって。
『あなたは言いました。
ご主人は娘さんにはひなたの道を歩いてほしい、そう望んでいたと。
でも、それはきっと娘さんにだけじゃない。
あなたにも望んでいた。そうではありませんか?』ロバート
稔さんに導かれて出会った英語の学び。
その英語がどんなに安子を励まし、力を与えているか。
そして安子の世界を広げ、支えてくれている。
英語を学び続けることは、稔さんとともに生きること。
彼と自分が望んだひなたの道を歩き続けたい・・改めて安子の中にはっきりとした灯りが灯ったような・・
素敵なクリスマスの贈り物でした。
って・・それでもるいのことをヒヤヒヤと思い出してしまうアタイ・・( ̄▽ ̄;)
そしてあの男の子はマスターに引き取られて、いずれるいと出会ったりするのかな?
月曜日から読み返すと、すごい昔のように感じる。
いろんなことがあったもんなぁ・・・
平穏に見える雉真家でもそれぞれの心の中では小さな嵐が起きている。
るいと安子の関係も変化してきている・・・
怖い・・でも、見ずにいられない。
第1週 1925-1939 第2週 1939-1941
第3週 1942-1943 第4週 1943-1945
第5週 1946-1948 第7週 1948-1951
第8週 1951-1962 第9週 1962
第10週 1962
第11週 1962-1963 第12週 1963-1964
第13週 1964-1965
第14週 1965-1976 第15週 1976-1983
第16週 1983
第17週 1983-1984
にほんブログ村
人気ブログランキング
米軍将校に話しかけた安子は彼が花を買いたがっていることをおばちゃんに通訳して安心させ、彼にはおばちゃんが怒られると思って謝っていたことを伝えた。
いや〜てぇしたもんだ!ちゃんと通訳できとる!
『Have a nice day!』にも『Thank you, you too!』って答えてたし〜
すごいよ〜ヽ(´∀`)ノ
しかし・・・
その頃るいは、置いて行かれたことで悲しみを感じておりました。
雉真の家に来た理由についても知りたいと思っていた。
で、雪衣さんにその理由を聞いてみたんだが・・・
『私もよう知らんのんです。
じゃけど・・・初めてお二人を見た時に分かったような気がしました。
安子さんは諦めたんじゃ思います。
女手一つでるいちゃんを育てることを諦めて
雉真の家にお返ししようと決めたんじゃ思います』
いやいやいやいや!
知らんのなら、せめてネガティブなこと言わないでよ。
安子が『諦めた』とか『返す』とかってワードを出して
るいを不安にさせるのやめんかい!
大吉さんは『味方』って言っとったが、わたしゃ、これではっきりしたよ。
無意識なのかもしれんが、安子とるいの間に距離を作って、
安子だけ追い出そうとしとるんじゃないの?
って・・・勇関連で安子をアレしているのかと思ったが・・
るいと仲良く手を繋いでいる姿を見て、何か思っているふうだったから
子供と一緒にいる安子に複雑な感情を・・?
もしかして子供と一緒に暮らせない境遇とか、亡くしてしまったとか?
どちらにしろ、昨日も誉めたけど今日も誉めるぞ。
岡田結実ちゃん、うまいね。
辞書を抱きしめ、稔さんに英語が通じたことを嬉しそうに報告する安子じゃったが・・・
るいの中に生まれた寂しさや悲しみには気づいていない・・・
たとえ幼くても子供はいろんなことを敏感に感じ取り、考えてるんだよな。
さて、みんなが安否を気遣とった「Dippermouth Blues(店名も元に戻った)」のマスター・定一さん(世良公則)と安子が再会!
マスターは進駐軍にあるクラブで演奏するバンドマンを斡旋しとるそうな。
店では演奏する曲を耳コピするためにレコードを聴きにくるバンドマンで溢れとった。
コーヒー豆はまだ手に入らんが、その他の物資を進駐軍を通して入手し店で販売し繁盛しているようだった。
『何の因果じゃろうのぅ。
稔殺した・・・健一を殺したかもしれん国の音楽・・・
わしゃあ、今日もかけとる。
アメリカ人喜ばせるためにバンドの世話しょおる。
安子ちゃん、進駐軍のクラブん中ぁ、別世界じゃ。
酒も、食いもんも、娯楽もあふれとる。
あれが戦勝国じゃ。アメリカじゃ』
アメリカの豊かさを実感し、改めてこりゃあ、日本が勝てる訳がないと思っただろうなぁ・・戦争に反対だったとしても結果的に戦争に加担したことに責任を感じ、敗戦によって変わってしまった世の中にコロっと追従する生き方になってしまったことを恥と思い、自分を責める人もいる。
マスターも息子を殺したかもしれない国の人間たちを楽しませる手伝いをしていることや米軍の下請け的仕事を生業にすることへの葛藤と迷いを抱えている。生き残った人たちもそれぞれ重てぇもんと戦いながら必死で生きているんだよな。
安子はマスターに言われた通り、稔さんがるいを残していってくれたこと、
その名前の由来を伝えた。
『男の子でもおなごの子でも、どこの国でも通用するようにって。
それから、どこの国とも自由に行き来できる。
どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。
私たちの子供にゃあ、そねえな世界を生きてほしい。
ひなたの道を歩いてほしいって』
この稔さんの希望がマスターの救いになるのかもしれない。
この店が自由に生きたい人達のための、
そして、人と人を、日本と世界を繋ぎ、ひなたの道へと続く場所になれば・・
稔さんだって健一さんだって喜んでくれるんじゃないのかな。
安子が初めてコーラを味わい、充実した時間を過ごしている頃・・・
「カムカム英語」の時間になり、ラジオをつけたるいはいつものように一緒にテーマ曲を歌っていたのだが・・
美都里に消されてしまった・・・
『ごめんね・・るい。おばあちゃん、聴きとうねんじゃ。
稔を殺した国の歌は聴きとうねんじゃ』美都里
はっきりとした意味はわからないだろうが、「カムカム英語」をつけるとおばあちゃんが悲しむということは理解したるい。
部屋で稔の写真を見つめながら一人で「カムカム英語」を聞くようになった。
るいから無邪気な笑顔が消えてしまった・・
安子はるいのために外に働きに行ってるんだが(まぁ、それだけではないが)
今はるいのそばに居てあげて欲しいよ。
額の目に見える傷よりも、るいの心の傷の方が心配だよ。
広がっていく安子の世界と、どんどん閉じていくようなるいの世界・・
辛いよ・・・
12月9日(木)第29話
暦的にはクリスマスイブ。
「カムカム英語」では平川さんが、「クリスマス」という行事について家族で楽しく過ごす日だと説明しております。
『おばあちゃんが言うとった。
英語は聴きとうねえって。
お父さんを殺した国の歌じゃから聴きとうねえって。
お母さん、何で私は「カムカム英語」聴きょおるん?』るい
安子は答えられなかった。
安子にとっての英語と、るいにとっての英語は違う。
安子にとっては稔さんと繋がる手段であり大切な思い出。
るいにとってはお母さんとすごす楽しい時間の象徴だったが、安子が外に出て居ない今となってはそういう疑問もわいて来るだろう。
おばあちゃんの言葉の意味はよく分からないとしても、悲しませるものを聞いていていいのか?と自分を責め始めているのかもしれない。
クリスマス。
安子はあの将校・ロバート・ローズウッドさんと再会。
彼に連れられるまま進駐軍の事務所へ。
いや〜( ̄▽ ̄;) ロバートさん(村雨辰剛)、人相も良さげだから悪い人ではないと思うが、よく知らん相手についていかん方がいいぞ。ロバートさんがいい人でも他の人はどうかわからんし〜
てか、安子、いつのまにこんなに英語ペラペラに!
ラジオ英会話講座だけなんですよ!え〜〜ホントに?!
ロバートさんは売れ残ったおはぎを全部買ってくれて(でもお金払う場面なかったし、込み入った話になっちゃったからお金もらう機会逸したかもゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)、気に入ってくれたみたい(正直、私はおはぎ好きじゃないんで、外国の方なのに餡子の美味しさがわかるとは・・とびっくりゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)。
ロバートさんは安子の英語スキルの高さに驚き、学習方法と、そのモチベーションを保つ方法を尋ねた。安子は自分を英語の世界に導いてくれた稔さんとの出会い、2人の思い出の時間にはいつも英語があったこと、その縁が結婚に繋がったこと、でも戦争で離れ離れになり、稔さんが出征した後に産まれた子供の名前には彼の夢と希望が込められていることを(英語で)伝えた。
『And I waited. I waited, and waited, and waited for him to come home.
But it was all in vain』
(彼の帰りを待って 待って 待ち続けました。でも 帰ってこなかった)
『Why?
Why am I still studying English?
He's not here. He will never come back.
But I continue learning English every day. Why?』
(どうして?
どうして私は今も英語を勉強しているの?
彼はここにはいない 決して帰ってこない
なのに私は英語の勉強を続けている どうして?)
『Why did he have to die?
He studied English so hard, but all his efforts , all the knowledge he acquired,is lost at sea!
It was all for nothing! Everything was meaningless!
It’s so ridiculous! 』
(どうして彼は死ななくてはならなかったの?
彼は一生懸命英語を勉強しました。
でも彼の努力は せっかく身に付けた知識は海に消えてしまいました。
すべて無駄なったんです!全く意味がなかったんです!
ばかげてます!)
『Tell me! Mr.Rosewood.
You are here to help citizens like me,aren't you?
Why am I still studying English when my husband is not with me anymore?
Tell me!!』
(教えて下さい!ローズウッドさん。
あなたは私のような市民を助けるために ここにいるんでしょう?
もう夫はいないのに どうして私はまだ英語を勉強しているんでしょうか?
教えてください!!)
誰にもぶつけることができず、安子の中でたまっていた怒りがこういう形で表に出て来るとは・・・
稔さんと繋がるものでありながら、稔さんの不在を一番感じさせ、寂しくさせる英語、なぜその勉強を続けているのか、
周りの人を苦しませることになっても何故やめられないのか、
そしてなぜ戦争は起きて、稔さんは行ってしまい、戻ってこなかったのか・・・
人が亡くなることに納得できる理由なんてありゃしない。
どんな大義名分を掲げようと。
今日も花を買っていたローズウッドさんは女性の写真の前に花を供えていた。
彼もまた、大切な人を戦争で失ったのだと思う。
泣きながら訴える安子にローズウッドさんは黙ってハンカチを差し出した。
そして安子を別の広い部屋へと連れて行った。
そこではパーティが開かれていた。
なぜここに?どういう意味が??
12月10日(金)第30話
ホールにいる人々の、日本とはあまりにも違う華やかで豊かな様子を見せつけるために呼んだのかと憤って去ろうとした安子の耳に女性達の美しい歌声が聞こえてきた。『きよしこの夜』・・・
『クリスマスは jesus Christ の誕生日を祝う日です。
そして大切な人のことを思う日です。
アメリカでも多くの人たちが亡くなりました。
私の妻も・・・。
亡くなった人たちが安らかに眠れるようにこの聖なる夜に祈りたい。
ここにいる者はみんなそう思っています。
同じように愛する人を失ったあなたや全ての日本人のためにも』ロバート
安子の中に蘇る懐かしい、愛おしい人たち・・
そしてここに集う人たちも同じように痛みとともに大切な人を思い出し、彼らのために心から祈り、そしてお互いのために祈っているのが伝わってきた。
舞台では楽しい演奏が始まり、舞台袖にはマスターがおった。
あの店の中を覗いていた少年も、うまいこと潜り込んだようでビンをトランペットにして演奏を見つめている。何度も少年を追い払っていたマスターもほだされたようです。
テーブルについた安子にロバートさんは、亡き妻との出会いと思い出を語った。
妻を追いかけて入った大学で日本学を専攻したことも。
『でも そのbackgroundがあったから、私は今、日本にいます。
初めは気が重かった。
敵であった国のために働くなんて・・・と。
でも、この国に来てそんな気持ちはすぐに吹っ飛びました。
この町の人たちがどれだけひもじく、
苦しい生活をしてきたか、すぐに分かりました。
この人たちの生活を少しでもよくしたい。心からそう思いました。
そして分かったのです。
私にこの任務を与えたのは上官ではなく、亡き妻だと。
彼女と出会わなかったら私はjapanese studiesと出会わなかった。
この国に来ることもなかった。
あなたも同じではありませんか?
ご主人と出会わなかったら英語とも出会わなかった。
毎日radioで英語を勉強することもなかった。
ご主人と出会ったから、あなたは今日も生きている』
『・・・・・』安子
安子の姿を見つけ、稔の言葉を思い出したマスターは
急にバンドのメンバーチェンジをしたと思ったら・・・
「On The Sunny Side Of The Street」の演奏が始まり・・唄い始めた!
かっこいいぜ!!なんてすばらしい歌声!(´;ω;`)
このための世良さんだったんだね。
力強く、生きるエネルギーに溢れている。そして優しい。
マスターは安子のために歌ったんだろうが、この歌を歌う事でマスター自身の中にもあった迷いや葛藤が消えて、光を感じたんじゃなかろうか。
誰かを救おうとしてしたことで、自分が救われる。
人生の不思議だね。
改めて思う。奇跡は人間の愛と思いやりが起こすものだって。
『あなたは言いました。
ご主人は娘さんにはひなたの道を歩いてほしい、そう望んでいたと。
でも、それはきっと娘さんにだけじゃない。
あなたにも望んでいた。そうではありませんか?』ロバート
稔さんに導かれて出会った英語の学び。
その英語がどんなに安子を励まし、力を与えているか。
そして安子の世界を広げ、支えてくれている。
英語を学び続けることは、稔さんとともに生きること。
彼と自分が望んだひなたの道を歩き続けたい・・改めて安子の中にはっきりとした灯りが灯ったような・・
素敵なクリスマスの贈り物でした。
って・・それでもるいのことをヒヤヒヤと思い出してしまうアタイ・・( ̄▽ ̄;)
そしてあの男の子はマスターに引き取られて、いずれるいと出会ったりするのかな?
月曜日から読み返すと、すごい昔のように感じる。
いろんなことがあったもんなぁ・・・
平穏に見える雉真家でもそれぞれの心の中では小さな嵐が起きている。
るいと安子の関係も変化してきている・・・
怖い・・でも、見ずにいられない。
第1週 1925-1939 第2週 1939-1941
第3週 1942-1943 第4週 1943-1945
第5週 1946-1948 第7週 1948-1951
第8週 1951-1962 第9週 1962
第10週 1962
第11週 1962-1963 第12週 1963-1964
第13週 1964-1965
第14週 1965-1976 第15週 1976-1983
第16週 1983
第17週 1983-1984
にほんブログ村
人気ブログランキング
この記事へのコメント
1. Posted by 桔梗 2021年12月12日 01:47
英語のセリフもこんなにいっぱい載せてくれてありがとう。スペルとかあやふやだから私なら諦めるわ。
ラジオ講座でこんなに話せるようになるとは!
中学から学んだ英語でまだ外人さんと話したことないかな・・・(笑)。話せないけど。
勇の野球の例え。こんな野球ばかじゃまだ父さんも結婚話をしない訳だと腑に落ちました。
今週はるいちゃんの寂しさを描きつつも、安子の英語の世界が広がっていく方に重きが置かれていて・・。
ドラマの展開上必要な描写なのは分かっていても、家に居場所を作るよりも、おはぎを売りに行きロバートさんについていく安子の心の不安定さが気になって。
マスターの歌は絶品でしたね。お酒を控えて長生きしてあの子供も育ててあげて。
ラジオ講座でこんなに話せるようになるとは!
中学から学んだ英語でまだ外人さんと話したことないかな・・・(笑)。話せないけど。
勇の野球の例え。こんな野球ばかじゃまだ父さんも結婚話をしない訳だと腑に落ちました。
今週はるいちゃんの寂しさを描きつつも、安子の英語の世界が広がっていく方に重きが置かれていて・・。
ドラマの展開上必要な描写なのは分かっていても、家に居場所を作るよりも、おはぎを売りに行きロバートさんについていく安子の心の不安定さが気になって。
マスターの歌は絶品でしたね。お酒を控えて長生きしてあの子供も育ててあげて。
2. Posted by きこり→桔梗さん 2021年12月12日 19:59
>ラジオ講座でこんなに話せるようになるとは!
すごいよね〜
きっと安子のことだから、ラジオ講座が終わった後には復習して、普段も思考を英語でしたりしてたのかな〜とか思ったり(笑
このドラマラジオ英語会話のいい宣伝になるよね(笑
>中学から学んだ英語でまだ外人さんと話したことないかな・・・(笑)
私なんて言いたかないけど大学も英文科なのに、まったく話せないよ( ̄▽ ̄;)アハハ…サボってばかりいたからなぁ・・今でもたまにテレビの英会話の番組で練習したりしてる。
>おはぎを売りに行きロバートさんについていく安子の心の不安定さが気になって。
そうだよね。なんか安子の頑張りって一生懸命すぎて視界が狭くなってしまうのかな。人を疑うことを知らないのか、一回会ったきりの外人さんについていくってねぇ・・
自立して生きること、自分にとって大切なものとともに生きること、家族、そのバランスってすごく難しい。
いや〜マスターの歌には惚れ直したよ。
何度聞いてもいいよね。世を拗ねたふうだったのに(笑)生きる喜びが伝わってきた。
ホント、お酒はほどほどにして長生きして、あの店をひなたスポットにして欲しいわ〜
すごいよね〜
きっと安子のことだから、ラジオ講座が終わった後には復習して、普段も思考を英語でしたりしてたのかな〜とか思ったり(笑
このドラマラジオ英語会話のいい宣伝になるよね(笑
>中学から学んだ英語でまだ外人さんと話したことないかな・・・(笑)
私なんて言いたかないけど大学も英文科なのに、まったく話せないよ( ̄▽ ̄;)アハハ…サボってばかりいたからなぁ・・今でもたまにテレビの英会話の番組で練習したりしてる。
>おはぎを売りに行きロバートさんについていく安子の心の不安定さが気になって。
そうだよね。なんか安子の頑張りって一生懸命すぎて視界が狭くなってしまうのかな。人を疑うことを知らないのか、一回会ったきりの外人さんについていくってねぇ・・
自立して生きること、自分にとって大切なものとともに生きること、家族、そのバランスってすごく難しい。
いや〜マスターの歌には惚れ直したよ。
何度聞いてもいいよね。世を拗ねたふうだったのに(笑)生きる喜びが伝わってきた。
ホント、お酒はほどほどにして長生きして、あの店をひなたスポットにして欲しいわ〜