きこりのテレビ日記 #59「刑務所のルールブック」 第14話・15話・16話(最終話)

2021年11月02日

「古見さんは、コミュ症です。」 最終話

 さて、文化祭当日。
万場木さん(吉川愛)が只野(増田貴久)への思いを無理やり振り切ろうとしているのを感じた古見さん(池田エライザ)は彼女と話し合いたいと待っていた。

 こういう所、すごくいいね。自分の勝手な思い込みで突き進まない。しっかりと相手を理解しようとしている。古見さんは会話で自分の思いを伝えることに慣れていないかもしれないけれど、相手への思いや姿勢は伝わってくるよね。そしてそれに素直に応えようとする万場木さんもしゅてきぢゃ。

 二人は只野への思いを確認しあったさ。
でも・・・二人の只野像は微妙に違っております。

 万場木さんにとっての只野は、空気みたいに気を遣わずにすんで、自分のことよりみんなのことを気にしてしまう人。
 古見さんにとっての只野は、カッコ良くて、一緒にいると安心感を与えてくれる、そしていつもみんなのことを良く見ていてくれる、優しくてあったかくて、笑った顔がかわいい・・・語りが止まらない!(笑

 潔く自分は諦める宣言をする万場木ちゃんだったが・・・
『わかりません・・
どうして同じ人を好きになったら諦めるんですか?』古見さん

 これは「好き」初心者の古見さんの思いがまだ育っていないからとも言えるけど・・・きっと古見さんの「好き」には競い合うとか優劣とかは、ないんだと思う。自分の「好き」と同じように相手の「好き」も大切にしたい。尊重したい。

 万場木さんは「好き」から始まった思いに楽しいだけじゃないいろんな感情が付いてくること、それが友情に影響を及ぼすことを知っている。自分の「好き」が相手を傷つけ、そのことで自分の「好き」が揺らいでしまうことを恐れている。

『私は只野君のことも好きだけど、古見さんのことも好きなんだよ。
大好きなんだよ
『・・・』

 って、古見さんが何か言おうとしたら二人を捜していた只野が来た。
間が悪いわ〜(笑

 人によって見えている姿は違う。
万場木さんと古見さんの只野像がちょっと違っていたように。
それは自分自身についても同じ。

 万場木さんにとって古見さんは美人で性格も良い、特別な女性。
古見さんと比べたら自分が選ばれる訳がないと思っている。
そんな古見さんは自分のことをみんなが普通にできることもできない、周りに負担ばかりかけてしまう存在と思っている。そして古見さんにとっての万場木さんは、あったかくて優しくておおらかで、自分にはないものをたくさん持っている素敵な女の子なんだよね。
HPはこちら

 メイド服に着替えた二人はとってもかわいい
でも只野、古見さんを見る時の方が目が輝いていたよね・・(* ̄m ̄)w

 古見さんは今までずっと学校行事ではひとりだったこと、話かけられてもうまく返せず、みんなとうまくやりてくでもやれなくて、みんなを手伝えなくて申し訳なく思ってきたことを万場木さんに伝えた。

『だから・・私・・・
万場木さんと・・・万場木さんとメイドさん一緒にやれるの
すごく・・すごく・・・嬉しい。
私も・・・万場木さん・・・大好きなので・・・
一緒にやりたい・・・メイドさん・・一緒にやらせてください・・』
うん!一緒にやろ!

 (´;ω;`)う・・うぅ・・伝えられた!
良かったねぇ・・古見さん・・・万場木さんと出会えて・・
そして、そんな二人をお父さんのように見守っている只野よ(笑

 さて、メイド喫茶開店前・・・
成瀬(城田優)とクラスのみんなは話し合って、古見さんを特別枠にすることに決定!苦手な接客はしなくていい。
シンボルのようにただ座っていてくれればオッケー!

 あらーーーー( ̄▽ ̄;)
そんな〜〜あんなにみんなと参加できることを楽しみにしていたのに・・
優しさからってのはわかるけど、古見さんは特別扱いを望んでないよ〜
それは逆に差別じゃ・・・

 でも、自分を思ってのことだとわかっている古見さんは受け入れようとしている・・・
さぁ、只野、今こそ、余計なお世話力を発揮するんだ!!







 只野は古見さんが一生懸命万場木さんとメイドの練習をしていたこと、
今まで学校行事にいい思い出がなかったけど、
万場木さんという友達ができて、
普通にみんなと働けることにどんなに感動していたかを伝えた。

もし・・もしも、みんなが古見さんを思ってくれて、
友達だって思ってるんなら、
特別とかじゃなくて・・・
そういうのじゃなくて・・普通でいいのかなぁって・・・

うまくできなくてもいいんじゃないかな・・・
うまくやろうとして、もしもなんか嫌な思いをしたって
そういう時のために友達っているんじゃないかな・・

でも・・だから・・
嫌な思いをしたら万場木さんが、
傷ついたら僕が・・・


 ( ̄ー ̄)b よしっ!!よくやった、只野!
深瀬もみんなもわかってくれたよ。

『話は結構取っ散らかってるけど・・・
なんか・・・言ってることよくわかるし。
なんか・・・グッときたかな』深瀬

『・・・友達だからでしょ?
友達だから気持ちがよくわかる。でしょ?』万場木
『え?・・・そういうこと?』深瀬
『私も今の古見さんの気持ちわかるよ。
みんなに気を使わせて申し訳ないって思ってる。
それを自分の口でちゃんと言わなきゃって思ってる。でしょ?』万
『・・・(。・_・。)コクリ』古見

 (っ`・ω・´)っ 古見さん!ファイティン!!

『私・・・メイドさん・・・やらせてください・・・
皆さんと一緒に・・・文化祭・・盛り上げたいです・・
よろしくお願いします・・・』古見
よろしくお願いします!!』深瀬
よろしくお願いします!!』みんな

 みんなのこころに小さな革命が起きた文化祭。
そして、友達の存在がより大きくなったことを実感した時間でした。

 深瀬と只野の関係もちょっと近づいたぞ。
「友達はいらない」「俺には俺がいるってポリシー」は譲れないと再確認した深瀬でしたが・・・

『いや・・まぁ・・・でも・・・
知り合いなら・・・いてもいいかなぁ・・
時に・・・俺に寄り添ってくれる知り合い!
かけがえのない・・・知り合い!

 そう言って「友達登録」画面を差し出す深瀬・・・

親友じゃないから!知り合いだから!
『・・じゃあ、友達登録させて』只野
友達・・・じゃないから!
知り合い登録しかできません!
知り合い登録で良ければどうぞ!!


 (*≧pq≦) ふふふ・・
どんな呼び方でもいいよ。
深瀬にだってわかっているはず。
自分にとって譲れない大切な存在ができたってことが。

 そんなこんなで時は流れ・・・バレンタイン前日。

なじみ(ゆうたろう)と一緒に下校する万場木さん。
話題はもちろんバレンタイン。
万場木さんは本命チョコあげたい人はいないんだって。

『ホントだよ!』万
『ウソとは言ってないじゃん。
みんながみんな、色めき立つとは思っていないからね』なじみ
『・・・・』
恋することを否定もしないけれど、
恋すべきとも思わない。
僕は人の数だけ人生があると思っているから。
あるがままでいいんじゃないの?


 万場木ちゃんも言ってたけど、なじみに友達が多いのわかるね。
あるがままの相手を受け入れるって、すごく難しいことだから(私にとってはそうだった。それができなくて友達をいっぱい傷つけてきてしまったよ・・)
あるがままの自分を受け止めてもらえたら、すごく嬉しい。

 そしてなじみも言ってたけど、只野もそうだよね。
彼の素直であたたかな目の前ではなにも偽らなくていいと思える。
コレってすごい個性だと思う。
只野君、もっとモテていいと思うけどなァ。

 バレンタイン当日。
只野は本命はないかもしれないけど、友チョコだったら誰かがくれるかも・・ と、実はかなり期待していた。

 ところが・・・待てど暮らせどチョコは来ない・・・_| ̄|○
古見さん、万場木や他のクラスメイトには友チョコあげてたのに、
自分にはくれない・・・
チョコゼロ個で下校・・・il|li _| ̄|● il|li

 気持ちを切り替えて・・・
お母さんから買い物頼まれたのかな?(笑
外に出たら、古見さんが!
もしやチョコ?!・・・と期待に胸膨らませたら・・・
・・・まさかのプリント届け・・・0(:3 )〜 ('、3_ヽ)_

『別にチョコ貰えなくても・・・・いいんだよ・・・
ただ・・古見さんに、嫌われてないといいな・・』


 雨の中、たそがれていると・・・
古見さんが駆けて来た。
(走ってるとこ初めて見たかも)

『私・・・ごめん・・・ごめんなさい。
私・・朝から・・・今日、朝からずっと・・
いつ渡そうか・・・なかなか言い出せなくて・・
なかなか・・わた・・・渡せなくて・・・』
『・・・・・』
『みんなができてること・・・簡単なこと・・・
できなくて・・・』
『・・・・・』
『でも・・私・・私、只野君に』

『ありがとう。
そんな古見さんが・・僕は・・・』
『・・・・・』
『わかってたはずなのに、僕から話しかければ良かった。
ごめんなさい・・』
『・・・・((・_・`。≡。´・_・))』

 ダメダメ!只野ったら!
古見さんは自分から言いたかったの!
そして言えたのよ〜〜

 ついにチョコ贈呈!

『ありがとうございます!
嬉しいです!メチャクチャ嬉しいです!』
『一番・・一番うまくできたやつです・・』古見

 コレは本命チョコって意味よっ!!
わかってんの?!只野!

『そうなんですね!
僕・・・恥ずかしいことに友チョコもらったの初めてですよ!
古見さんからの友チョコ
大事に、大事に、いただきます!』

 あーーーなぜここで、わざわざ『友』チョコと言う?!
しかも2回も・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 笑顔の只野を軽く睨む古見さん・・・(笑
でも、念願だった「只野の頬にツン!」をして去って行きました。
古見さん、どんどんコミュニケーションの幅を広げております。
古見さんのこの思いに只野はいつ気づくのかなぁ・・

『こうして1年が過ぎ・・・新学期。
やっぱり古見さんは・・・・コミュ症です。
ただ・・・彼女はもうひとりではない』


 友達と一緒に桜を見つめて、『きれいだね』と言い合える。
その幸せを、古見さんも、只野君も、万場木さんも、なじみも、深瀬君も感じていました。

 いや〜いいドラマでした。
わたしゃ、学生の頃の自分が嫌いだったから、あの頃に戻りたいなんて思った事なかったけど、このドラマを見ながら、初めて、こんなふうに素直な気持ちで相手に向き合って、相手のこともあるがまま受け止めて、友達になりたいって思ったよ。そしてあの頃の傷を懐かしく思い出せました。見ながら、なんかすごくシンプルな気持ちになったよ。

 『友達』とか『親友』とか『好き』とかこっぱずかしくなる単語満載だったけど、キャストのみなさんの余計なものをそぎ落とした爽やかな(年齢を全く感じさせないゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)存在感のおかげで、古見さんと仲間たちの世界を心地よく楽しむことができました。あっさりしたベースに、たまに小気味のいいスパイスを効かせたような演出も好みでした。スタッフとキャストの皆さんに感謝!

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