きこりのテレビ日記 #56「木の葉の家」第1話・2話

2021年10月12日

「古見さんは、コミュ症です。」 第6話

 さて、夜の公園でブランコに乗りながら、ひとりシャボン玉をしている古見さん(池田エライザ)・・・

『人との会話やコミュニケーションが苦手とする人・・・。
そういう人間はえてして、「あ〜〜何であの時ああしたんだろう・・」と後々考えてもやもやする。
古見さん、今、そのもやもやの真っ最中』


 わかるわ。この歳になってももやもやするよ。年取ればそんなこと気にしなくなるかと思っていたけど違う。そしてどんなに親しくなっても、もやもや考えてしまう。もしかしたら、あの言葉・・違うふうに取られたかも・・・そんなつもり無かったけど、もしかしたら・・・
なんでもっと違うふうな伝え方をしなかったんだろう・・・バカバカバカ!(-公- ll)

 古見さんの場合は・・・
万場木さん(吉川愛)に『好きな人はいるの?』って聞かれたんだけど、いまいちその感情が掴めなくて突っ込んだ質問をしようとしたら只野(増田貴久)が現れたんで、会話がバツッと終わってしまった。友達としてコレは失礼だったんじゃないか・・・という反省のシャボン玉だったのです。

 で、翌朝、満を持して靴箱の影で万場木さんを待ち伏せ。
『す・・・す・・・すき』古見
古見さんが一生けん命話そうとしている!
人目についたら注目を浴びて古見さんは話せなくなってしまう!
万場木さんは慌てて古見さんを体育館の隅っこに連れていったぞ。

ゆっくりでいいよ〜!(大丈夫!聞く態勢とれてるよ!)
「好き」?!(まで、ちゃんと聞いたからね!次どうぞ〜!でも急がなくていいよ)』

好き』古見
すき焼き?!』万場木

 連想ゲームじゃないのよ( ̄▽ ̄;)
一生懸命古見さんを応援しながら待っている万場木さん。
ええ子や〜〜

 古見さんも何とかこの前の会話を続けたかった意志を伝えられた。
万場木さんは筆談を促し、気を遣わせないように椅子に着席。

『好き、とは 具体的にどんな感情でしょう?』
『めっちゃ古見さんぽい質問だね。
あーーー何だろうなぁ・・・一緒にいて楽しいとか、
嬉しい〜!とか、何となく気になるとか?』万
『・・・・???』『万場木さんは 好きな人いるんですか?』
『私は・・・今はいないかな・・・
(只野の顔が浮かんだくせにぃ〜コノコノ( ´∀`)σ)゚Д゚;) )
何となく気になるっていうのは、「好き」とはちょっと違うのかもしれない』
『・・・・・』
待って待って!わかった!
今まで出会ったことのない感情だよ!

あーー、メモんなくて大丈夫!んーー何だろうな、
胸キュン だったり、ほわってあったかくなったり
きゅん・・・
うん!
ふわっ・・・
ドキドキドキッとか!
ドキドキドキ

『「何だろう・・この気持ち。今までにない気持ち。
今まで出会ったことのない気持ち。
そうか!これが好きっていうことなのね!」』万

 この小芝居はいったい・・・( ̄▽ ̄;)
でも、万場木さんも、もちろん古見さんも、二人でこんなふうに「恋バナ」できたことがすごく嬉しかったみたい。ところで「マブダチ」という言葉はまだ学生さん達の間では生きているの?
HPはこちら

 そんな充実した時間をすごしてからのテストの時間。
そんな時にも葛藤は訪れる。

 床にペンを落としてしまったけど、先生に伝えることができない古見さんの状況を察知した只野はわざと自分のペンも落としてから挙手し、ペンを拾って欲しい旨を先生に伝えたぞ。

 そして古見さんも、只野が消しゴムを忘れて困っているのを察知。自分の消しゴムを定規でゴリゴリ削って二つに割って、渡してくれるのかと思ったら床にポン!その意図を察した只野がまたしても先生にお願いして消しゴム入手成功!二人とも話さなくてもわかってるね〜

 てか、この心の声を叫ぶ場面の撮影風景見てみたい(笑
LIFE!』とかでやってくんないかな〜(´m`)

 その後の中途半端な時間にやってきた転校生のアイツ。
上履きがデカい。
黒板いっぱいに名前を書いて自己主張。
鏡を見付けたら、場所も人目もはばからず髪型調整。
ジャケットを脱いだり来たり、身をよじったり。
朝陽の中で輝いている俺!成瀬詩守斗(城田優)!

 いや〜!城田さんいいわ〜!
みなさんの票を集める時の軽やかなステップ(笑
片居君(溝端淳平)の抜けた穴を華麗に埋めてくれたわ〜







 先生から文化祭の実行委員の使命を受けた成瀬は了承。
サポート役として只野が付くことに。

 てか成瀬、只野が礼儀正しく挨拶しとるのに無視して
古見さんにロックオン。昭和の不良のように口笛吹いてるーーーー
そして洋楽聞いてるアピール(今時?)、
流行りもんも知ってますよアピール、
演歌も聞くジャンルに拘らず音楽を愛する俺アピール・・・
古見さんは内心怯えて只野たちに助けてアピール( ̄▽ ̄;)

 成瀬の仕切りでクラスの出し物選び。
お化け屋敷、おにぎり屋さん、ボーリング・ビリヤード・ダーツ、自主映画、バンド、メイド喫茶、もぐら叩き、演劇上演。

 私の頃と変わってない・・・( ̄▽ ̄;) 
占いの部屋はないの?

 和やかに開票作業を計上していたのですが・・・
『文化祭なんてどうでもいいですって書いてある・・・
誰だよ、こんなの・・・(キΦдΦ)』成瀬

 豹変した成瀬の表情を不審に思った只野がのぞいてみると
『なんでもいいです』と書かれていた。

知らないのかい?
「何でもいいです」は「どうでもいいです」ってことなの
』成瀬
『「何でもいいです」は「何でもいいです」じゃ?』只野
「何でもいい」には「どうでもいい」の成分が入ってる!
「何でもいい」を繰り返すと「どうでもいい」になるの


『そんな解釈・・・
優しさから「何でもいいです」って書いたんじゃ』只野
『優しさ?』成瀬
『みんなの好きなようにやって下さい。自分は何でもいいですからって・・』
うっわあ!出たよ。寛大なフリして無気力人間!
そんなの八方美人で自分がない奴の言い訳だよ!


 あらーーー意見がない奴をずいぶんと憎んでいるのね( ̄▽ ̄;)
あまりの圧に教室がしーーんとなっちゃったけど、担任のおかげでほぐれたわ〜
この先生、わりかし好き。
何年も同じギャグ言ってんだろうな〜て感じが癒される(笑
こんな先生いたよね。

 決まらないんで挙手でアレすることにしたんだけど、意外なことに古見さんが「メイド喫茶」一票投じたもんだから、我も我もと挙手、結局メイド喫茶に決定。

 しかし多分そうだろうな〜と思っていたが、やはり古見さんは「メイド喫茶」がどんなもんか知らずに賛成したのが判明。そして話の流れで流行りの場所である「カラオケ」にみんなで行くことに。友達と一緒にカラオケに行くのは、古見さん、もちろん初めての経験よ。
メンバーは只野、万場木、長名(ゆうたろう)、古見さん、成瀬(古見さんが誘った)。

 って、実は成瀬も友達とカラオケに行くのは初めてだった。
だもんで、何を歌ったらいいのかわからない。
で、迷いに迷った末に選択を誤るという良くあるパターンに。
どうしたら『森のくまさん』に落ち着く?( ̄▽ ̄;)
アニソンとか思いっきり歌ってくれた方が・・・

 でも、ちゃんと輪唱してくれるみなさん・・・
優しい世界だーーー(笑
気持ち良くなった成瀬は調子に乗ってミュージカルばりに歌い上げておりました。

 さて・・・カラオケでは見学は許されない。強制参加。
古見さんは何を歌うのかしら〜?
みなさんも、いろんな意味でドキドキ・・・

『木綿のハンカチーフ』!
いい選択ですよ〜!
でも悲しいかな、この名曲を知らないお方も。
それに古見さん、伴奏が終わっても歌いださない・・・
でも、チャンスは何度でもめぐってくるわ。ファイティン!
何度もみんなで『どうぞ〜!』ってアクションするのに笑ってしまった。

 ざわざわざわざわざわ・・・・・・
『聞こえるよ!古見さんの歌声・・・
こころで聴いてるから!』


 私も聞こえたよ!
それでも歌ってナビゲートしようとする只野。
古見さん、こそばゆそうに微笑んでた。

 友カラは盛り上がり、古見さん、外見上は地味だけど内心すごく楽しんでいるのが伝わってくる。最初は戸惑っていたけど、じわじわと厳かにノッております。

 万場木さん・・・歌っている只野の写真を撮っていた。
恋する乙女の顔よ。いつのまにか目も只野を追っている。

 さて、古見さんに「メイド」というものを教えるために只野がメイド服を着て登場。
何事も体験ということでなじみが古見さんにも着用を勧めたら、只野は『無理してやることはない』と猛反対。なじみと言い合いに。
万場木さんも『只野君は古見さんには無理だって決めつけてるんじゃないかな?』と。

 決めつけてる訳じゃないんだけど、古見さんが我慢して従うんじゃないかって心配しているんだよね。古見さんには自分の思いを大切にして欲しい。只野の思いやりって、ちょっとお母さんみたいなとこあるわ〜
古見さんのことを思っているんだけど、過保護になりつつもある。

『只野君はどうして無理だ!ってわかるの?』万場木
・・・古見さんのことはわかるよ』只野

 あら・・・万場木さんのハートにヒビが入った音が聞こえたわ。
そして・・・古見さんのハートがきゅっ(きゅんではない)とした音も。

『大事なのはさ、古見さんがどうしたいかなんじゃないの?』成瀬
『・・・・・』古見さん
『・・・・・』みなさん
『・・・・やります』古見さん

 只野、ちょっとショック。
古見さんも戸惑っているみたいだけど、古見さん、コミュニケーションは苦手かもしれんがチャレンジ精神も勇気もある。新しい世界に飛び込んでみたい!って素直に思ったんじゃないかな。

 そんなことがあってカラオケを出た後も無理しないよう念押しする只野だったが
『心配しすぎです』
てな感じで別れた後、只野のところに古見さんから電話が!

『あの日(初めて話した日)・・・私のこと・・・気にかけてくれて
・・・たくさん・・・話してくれて・・・』
『あぁ・・・あの時』只野
『あんなふうに誰かとおしゃべりしたの初めてで・・・
すごく・・・すごく嬉しかったんです』
『僕も・・楽しかったです』
『・・・・・・』
『・・・・で?』

『あの時・・・・優しくて・・・
優しい気持ちをたくさんもらいました』古見
『・・・・』
『いつも・・・今も・・・只野君の優しさが・・
私の中にあって・・・あるんですね・・ずっといつも』
『・・・・』
『なので・・・もう・・・大丈夫です』
『・・・!』
『友達も増えました』
『・・・(ゴーーン・・ゴーン・・・)』
『なので・・・あの・・・文化祭・・頑張ります』
『・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・
頑張りましょう』
『じゃあ・・おやすみなさい』
『おやすみなさい・・』

『只野君、今のは戦力外通告も同然。
一方、古見さんは切ってから気づいた。
何だろう・・・この気持ち・・・
(これが「好き」ってことなの?)などと思っているとは知るよしもない只野君』


 うーーむ・・・やっぱりコミュニケーションって難しい。
古見さんは只野君の優しさがいつもお守りのように心の中にあるから、そんなにいつも心配してくれなくてもいいんですよ、只野君のおかげで友達も増えました、只野の力が大きかったという感謝、さらにこれからもよろしくねって思いを伝えたかったと思われ・・・。
そして守ってもらったりかばってもらうばかりの存在ではなく友達として対等でいたいって。
そんなふうに思えるようになったのは只野君のおかげで、
只野君は自分にとってすごく大切な存在なんだって。

 だけど只野は、もう友達もたくさんできたから只野は必要ないという決別と取ったかな?(まぁ、私もそう取ると思うワ( ̄▽ ̄;)アハハ…)
そんなこと言う訳ないじゃーーん!
言葉で自分の思いを表現できるようになった古見さん(まだお仲間限定だけど)・・
そうなったらそれで、足りなかったり、多すぎたり(は、まだないか)、伝わらなかったり・・・難しいね。相手を知ること、理解することって。
でも、そうやって学んでいくんだろうなぁ。
古見さんと只野の友達関係も始まったばかり。まだまだこれからさ〜!

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