きこりのテレビ日記 #53「古見さんは、コミュ症です。」 第4話

2021年09月21日

「古見さんは、コミュ症です。」 第3話

 只野仁人(増田貴久)・・・古見さん(池田エライザ)の携帯の電話帳の一番目に載っている男。
にゃんと、お父さんお母さん以外では只野だけ!
その事実ににんまりする只野。

 そして古見さんも、その事実が信じられない。
この自分が友達の携帯電話番号をゲットしたとは!しかも自分から。
なんと誇らしいことでしょう!
で、間違ってボタン押して只野に電話しちゃった!
(((;゚;Д;゚;))) ヒーーーー!!!

 只野が出たけど、パニックになり通信遮断!
もちろん折り返す只野。

『あ・・もしもし?』
『・・・・お・・・おかけになった電話番号は現在使われておりません・・・

 切れちゃったけど、古見さんの声を聞いた衝撃と喜びに満たされる只野。
そうしてちょっと前の古見さんなら飛んできたボールをただただ悲しい気もちで見ているだけだったけど、今は転びながらも、ちゃんと打ち返すことができる!

『ごめんなさい。失礼な切り方をして・・・・(メール)』
『大丈夫ですよ』的な返信をする只野。

 しかし・・・古見さんは、このメールに返信をするべきか、
するなら何と書くべきか、でも迷惑では??等悩んで・・・1時間が過ぎてしまいましたとさ。

 人付き合い慣れてないとさ(自分のことだよ( ̄▽ ̄;) ) 自分なんかが話しかけたり・・メールしたりしたら迷惑なんじゃ?嫌なんじゃ?って思いがち。
ま、回数しているうちに小悩む時間も少なくなってくるさぁ ♬

 さて、お昼、万場木(吉川愛)と一緒に食べることにしたんだもんね〜
食堂のテーブルに古見さんと万場木のかわいいお弁当が並んどる
しかし万場木がいない。
古見さんは美しい姿勢を保ちつつ待っております。

 そして、片居君(溝端淳平)は嬉し恥ずかし友達チャレンジタイム!
内心ビクビクしながらも只野に『ツラ貸せや!

 でも順応性の高い只野は普通に受け入れております。
『いいですよ。ツラ、貸しますよ
ハッピーサクセス!

 焼きそばパン渡すこともできたし、一緒に食べられたし、
『あーん』って食べさせてあげることもできたしぃ。
すごいぞ!

 しかも只野から、自分と一緒にいる時は『肩肘張らずにありのままの片居君でいてくれるほうが嬉しい』という言葉まで!
片居君的には力抜いたら「アホみたい」に見えるるんじゃ?と思っていたようだが(コレは誰の教えなのかな?)力みを取ってくれた方がお互い楽だよね( ̄▽ ̄;)

 若い頃って思い込みが激しいからなぁ。
勝手に思い込んで自分で自分を追い詰めちゃう時あるよね。
そんなパンパンになった思い込みの角をちょいと突いて空気を抜いてくれるのが友達なのかなぁ。

 で、古見さんのいるテーブルに片居君を呼ぶ只野。
あの「古見様」を前にして新たな緊張の波にもまれる片居君・・・
さ、言動コントロールして!







 その頃、万場木さんはトイレでメイク直し中。
マンバさんのメイクスタイルは「マンバギャルメイク」というらしい・・
万場木さんのお母さん直伝なんだって。

 「マンバ」って「ヤマンバ」ってこと?ヤマンバって黒くなかったっけ?
黒すぎて白になったのかな??
よくわからないので調べてみたが、黒というか茶色というか、いろんなパターンがあるんだね。
基本目とか鼻とか口のパーツを強調するというか・・・
目の回りを白く囲むのって・・・こういう民芸品あったよね。

 万場木さんだって世間の声が聞こえてない訳じゃない。
でもそんな事言われるのはメイクの完成度が低いからだと解釈。
で、気合を入れすぎた万場木さんはさらに濃く、さらに華やかに・・・

 いつもよりグレードアップなのかダウンなのか知らんが・・・
エライことになって登場。

「ぎょっ ぎょっ ぎょっ と思う3人」

『古見さん、お待たせ〜ごめんごめん』万場木
『・・・・』古見さん

 まだツッコめるほど親密度高まっていないし〜〜
と思ったら片居君が行ったーーーー!
『なんだ?その顔・・』
『はあん?!』万場木
『いえ!僕もうこれで。じゃっ!((((((((((`ω´;)』

 残された内心めっちゃ葛藤している二人と万場木・・・
でも万場木も頑張って話題を振っております。
そして古見さんもしっかり応えとる(ノートで)。
只野がそばに居てくれるってのが心強いのかもしれんね。

 『なぜかみんなに引かれる自分といて大丈夫?』と尋ねる万場木に
『それはメイクのせいでは?』と心の中で思う二人。

 で、さすが只野!この機を逃さず(タイミングってホント大事。時間経っちゃってから言うと、なんか変な感じになる場合あるし〜)あくまで個人の感想ですと前置きしてから『そんなメイク濃くしなくても』と進言。

ウソ?ダメ?コレ?』万場木
『ああ、いやいや・・』只野
『古見さんもそう思う?』

 古見さん、どう答えるんだろ?ドキドキしながら見守る只野。

『素顔も見てみたいです』

 うまい!!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
マンバメイクを否定することなく、加速するメイクをやめさせる方向へ誘導。
てか、留美子も素直だよ。
古見さんの言葉をそのまま受け取って、すぐ行動に移す。
古見さんのノート会話に対しても全く気にしたことがなくて
『そんなのどっちでも(口でもノートでも)よくね?』と伝えてたもんね。
おおらかだけど決して無神経じゃない。わかってる子。
偶然出会えた友達だけど、古見さん、只野、万場木さん、なかなかいいバランスなんじゃ?

 そういえば、留美子を待っている間、小さなサプライズが!
古見さんが恥ずかしそうに只野に封筒を差し出した。
開けてみると・・・

『布団がふっとんだ   古見硝子』

『な・・・なにかの暗号ですか?』只野
『コミュニケーションには 笑いが必要だと テレビでみまして。
最近 面白いと思ったギャグを 書いてみました。』

ぎゃぐ?こ、古見さーーーん!!(只野 心の驚き)』

 さらに何通もギャグ便りを差し出す古見さん。
古見さんの誘導に従って手にした封筒を開けてみると・・・

『傘がかさばる』

古見さーーーん!!(只野 心の叫び)』
言う?
オヤジギャグは笑えないって、
言う?!
(只野 心の迷い)』

 新たな葛藤を抱えてしまった只野なのでした。

 さて、メイクを落とした留美子はとってもかわいかった。
メイクって鎧のように守ってくれる場合もあるけど、メイクしていない万場木の方が本来の彼女らしいような。いきなりすっぴんさらしちゃったんで照れておりましたが・・・

『かわいいと思います』古見さん
『僕もかわいいと思います。こっちの方が好きです』只野

 ((´艸`*)) うふっ
変われるって素敵なことだねぇ。
そしてそんな自分を受け入れてくれる友がいるって。

 そんな只野へ、ある情報をもたらす長名なじみ(ゆうたろう)。
廊下の掲示板的なところに「スクールカースト」の表が貼ってありまして・・
頂点はもちろん「古見硝子」。
そして底辺にいるのが「只野仁人」。
只野の名前の下には「誰?」「誰だコイツ?」「だれだオメーは?」等らくがきされております。
つまり只野みたいな底辺にいる野郎が古見様と仲良くしてんじゃねーよ!という戒めのアレらしい。

 解説をするなじみに古見さんは
『私の友達は私が決めます』
『・・・・』只野
『・・・・』なじみ

 只野の袖を引っ張って連れて行った古見さんは、自分のせいで酷い言われ方をされてしまう只野に申し訳ないので友達から身を引く的なことを伝えたんだが・・・
やっぱり只野とは友達でいたい!

や・・・や・・・やっぱり・・私は・・・
只野君の・・・友達で・・・いたいです・・


 古見さんがしゃべった!!!!
    (*`ロ´ノ)ノ


『・・・・・はい。ありがとうございます。
一生懸命話してくれて嬉しかったです。
僕も・・古見さんの・・・
古見さんの友達でいたいです!

 良かった良かった。
古見さん、勇気を出して大切な友達の手を握ったね。
そして只野も。
なんかおばちゃん、学生の頃の友達同士のやりとりした時の胸の震えを思い出しちゃった。

 そしてなじみも。
『友達になるの無理!』と言ったことを謝り、一緒に帰ろうと誘ったさ。
ドキドキしているであろう友を尾行しながら見守る只野と万場木。
でも、ちゃんと二人は昔の思い出をほぐしながら友達になっていってる。

 昔の傷を思い出して躊躇していたなじみだったけど
『今』をすごく大事に楽しみながら生きているのが伝わってきた。
なじみに友達が多いのも分かる気がする。

 そしてなじみの「友達の定義」。
『おなじ景色を見ること』。
『大事にしたいって思った友達にはここ(公園の山の上)を教える』

 自分が大好きな風景、その良さをわかってもらえる相手と一緒にすごしたい。
美しさや気持ち良さを共有したい。うん、確かにそれはいい指標かも。

 そして古見さんの友達の定義は・・・
『ないです。友達がいたことがないので』

『・・・じゃあ、これからだ!
てことで、今日から古見さん、よろしく!
』なじみ

 この言葉に応えるは文字だけでは表現しきれない。
ぴょん!と飛び上がってみせる古見さん。

『・・え?』なじみ
『嬉しがっているんだと思う』只野
『ふふふ・・・みんなで飛ぶ?いくよ。せ〜〜の!』なじみ

 若い頃に戻りたいと思ったことはないけど(おばさんになった今の方が気楽だもん)、見てて私も学生の頃に戻って友達をつくりたいなぁ・・って素直に思ったよ。
この山の上で、みんなの心が触れ合った、ぴょんと飛び上がった一瞬が羨ましかったぞ。

 そして友達と過ごすことで古見さんの表現能力もどんどん上がっている。名前で呼ぶことに躊躇する只野にすねるなんて、古見さんにとって初めての体験だったんじゃ?

 てか、やっと只野と友達になれたと喜んでいた片居君が転校!
ふびんだわ〜
でも場所が離れても、この人!と思う相手なら手を離しちゃダメよ。
勇気を出して繋がるのよ〜

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