きこりのテレビ日記 #52「古見さんは、コミュ症です。」 第2話

2021年09月14日

「怪物」第6話 だます

 お手製のキムチを手にムンジュ署のジファ(キム・シンロク)を訪ね、捜査をねぎらうジンムク(イ・ギュヒ)。さらにマニャン派出所にも行き、キムチを渡していた。被害者の父を同情の目で見つめるみなさん・・・

 家に帰りミンジョン(カン・ミナ)の写真を見つめながらつぶやくジンムク。
『今日は27人もの人と行きあったのに・・・ばかな奴等だ。
ミンジョンを見つけられるのか?
父さんと永遠に暮らすことになるね・・・ずっと』

 ここでミンジョン失踪当日。
マニャン派出所を抜け出したミンジョンはジョンジェ(チェ・デフン)に連絡を取った。
派出所に忘れていった鍵のことでドンシク(シン・ハギュン)がミンジョンに電話。
迎えに来たジョンジェとミンジョンが合流。
その2人を背後から見ているジフン(ナム・ユンス)。
別の場所から2人を見ているジンムク。
ジョンジェに『父親が・・鳥肌がたつ・・』と話すミンジョン。
急いで先回りして家に戻ったジンムクは・・
ミンジョンを迎え、縛り付けると指を切り落とした。

 どもりがちな口調、朴訥な人柄、地域で一生懸命生きる
賢くはないけど善良な男・・・
すべてはジンムクの芝居だった。
殺人犯だと気づかない周りの人間たちをあざ笑っていた。
タイトル「怪物」と重なるジンムク。


 さて、場面は5話のラスト。
地下室で自分を問い詰めるジュウォン(ヨ・ジング)の肩をポンポンと叩いてにやりとするドンシク。

 ジュウォンよ、ドンシクの言葉をちゃんと聞いていればピンときたはず。
前に『誰をかばっているんだ?!』と問い詰めた時、身近な人の名前を次々と上げていったドンシクが、たった一人だけ名前をあげなかった人物がいたはずだよ。

 そこにジンムクから電話が入り、なぜかジュウォンに会いたいと言うので二人でジンムクの家へ。
ジンムクはジファは捜査状況を何も話してくれないからジュウォンに捜査をして欲しいと頼んできた。
泣きながら『助けてくださいと』ジュウォンに縋り付く様子を離れた場所から見つめるドンシク・・・

 すぐに事情聴取を始めようとするジュウォンを止めるドンシクに不信感をあらわにするジュウォン。
家族同様のミンジョンの捜査をしようとしないこと、ミンジョン失踪翌日にムンジュ署の書庫に居たドンシクとジョンジェの映像が消えていることから、みんながグルになって何かを隠しているから自分が捜査するべきだと。

 結局、一人でジンムクに事情聴取をするジュウォン。背後で涙ながらにミンジョン失踪時の自分の行動を順を追って伝えるジンムクの声を聞くドンシクの目がまた吊り上がっとる・・( ̄▽ ̄;)
ミンジョンの部屋から無くなっているものは携帯だけ。
財布もバッグも部屋にそのままあった。
あと、浴室にあったジェイ(チェ・ソンウン)がミンジョンに買ってくれたタオルが消えているそうな。

 すぐにジェイに確認に行くジュウォン。
『まだ誰かを疑っているんですか?』ジェイ
『いけませんか?』ジュウォン
『そうじゃないけど・・・
自分が誰を疑っているのかわかってるのかなと』
『全員を疑います。それが僕の仕事なので』
『警官というのは悲しい職業ですね。
ドンシクさんは違うのに』

『・・・お母さんを見つけたければ疑った方がいい。
全国を捜し歩いたそうですね。もっと冷静に』
『ジュウォンさん、あなたには関係ない。
他人事だからって余計な忠告はやめて』
『・・・僕は捜さなかったんです』

 ジュウォンの母親も行方不明?
てか、珍しいね、ジュウォンが自分のことを他人に話すなんて。






 その頃、ジョンジェはト議員(キル・ヘヨン)の元へ行き
休暇を取ると伝えていた。いつも通りにしないと怪しまれるという母親に

声が聞こえるんだ!・・・女性の声・・・
怪しまれる理由があるのかも・・・』
違うわ!違うでしょ』
『そうだよね。なのになぜ声が?
ミンジョンの事件のせいで・・・昔を思い出すのかな・・
はっきり憶えてないのに・・』

『ドンシクのアリバイを証言するからよ!!
あのまま事件が終結すれば良かったのに!!』
『母さん、やめてくれ。
ドンシクは犯人じゃないんだよ』
『なぜ・・あなたに分かるの?』
『・・・・』

 ジョンジェは昔の記憶を失っているんだね。
そしてト議員はなぜかそれを思い出させたくない。
事件を終結させたい理由は再開発だけではないようです。

 そしてそんな二人の会話を陰で聞いていたイ・チャンジン(ホ・ソンテ)。

『(ドンシクじゃないとはっきり言うなんて)もしや息子さんが犯人?』
ふざけないで!!』ト議員
『・・・びっくりした「正気じゃないな」』

 このイ・チャンジン、何か言ったあと他の人にはわからないように
ロシア語でいろいろつぶやくんだが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
前回、ドンシクと再会した時もロシア語で「老けないな」とつぶやいたのに
ドンシク本人には『老けたな』と言っていて笑ってしまった。

 ジュウォンはヒョク(パク・ジフン)に頼んでミンジョンがいなくなった翌日のムンジュ署の記録を入手したんだが、「入退出記録」にはナンベ所長(チョン・ホジン)の名前があった。

 監視カメラ映像を消したのはナンベ所長だと気づいたジュウォンは
翌朝早めに出勤し問いただしたさ。
オフレコだよと言って所長が話すには・・・

 ドンシクが20年前の捜査資料を持ち出していたのは知っていたが、妹の事件であるから見逃していた。でもミンジョンの事件が起きて、誰かが資料を見に来るかもしれないからジョンジェを通して戻しておけと伝えた。でもドンシクはジョンジェを巻き込みたくないと自分で書庫に戻した。その夜の当直は後輩だったので彼らが席を立った隙に映像を消したと悪びれもせず答えとった。

 しかも公式的には頑張っている後輩達を激励するために夜食を持って管理室に立ち寄ったことになってる。誰に聞かれてもそう答えると胸を張ったぞ(笑)そして後一年で退職の自分がすることは上も多めに見てくれるからハン警部補の胸に仕舞っておいてくれと。
もやもや〜(#`-_ゝ-) 顔のジュウォン・・・
そこにドンシクが入って来た。

『捜査記録を戻したんですね』ジ
『・・・・』ド
『やっと真実を知ることができました』
『すいませんでした。俺には収集癖があるんです』
『ハハ・・そうですか・・(#^ω^)ビキビキ』

 今度はドンシクがサンベ所長とお話。
ドンシクはなぜ書庫の映像を消したのか、そしてなぜ痕跡を残したのか尋ねた。

『ドンシク、この仕事を辞めろ。
警官のくせに完全犯罪を狙っている。
そんなものは簡単には成し遂げられない。
全部消したと思ってもそれは思い込みだ。
完全に消すためには別の物でごまかさないと』

『警察署に入った痕跡を完璧に消せないから、
別の理由を作った?』ドンシク
『・・・・・』
『問題になる恐れが。無謀でしたね』
『フフッ・・・お前の口から無謀と言う言葉が出るとはな』
『・・・・なぜ聞かないんですか?
削除を頼んだ理由を・・・』
『早く飲め。冷めるぞ。
・・・・ドンシク、次は何をしようか?
『何もしなくていい。これ以上関わらないで』

 サンベ所長は・・・
過去の贖罪のつもりなのか・・
それともあと少しで退職だから息子のように思っているドンシクのために何かしてあげたいのか・・
どちらにしろ、ドンシクがどんな人間であれ
一緒に落ちる覚悟はできているんだね・・(´;ω;`)

 さてムンジュ警察署強行犯係宛にミンジョン失踪当夜の車載カメラ映像の情報提供があり(ト議員の仕業と思われ)(ネット上にも拡散)、そこにはジフンの姿が写っていた。係長命令ですぐにジフン確保へ。パトロール中に気づいたドンシクはすぐにマニャン派出所に戻った。

 半泣きになって自分じゃない!と訴えるジフン・・
(まるで20年前のドンシクじゃないか)
最後にミンジョンに会ったのはジフンってことになっているらしい。
「参考人聴取」と言いながら犯人扱いで引っ張っていく様子を見てマニャン派出所のみんなは怒り心頭。ドンシクも止めたが連れてかれてしまった。

『ジフン!・・・
心配しなくていいから署で全部話せ』ドンシク

 すぐにパトカーを追ってムンジュ署に向かい、ジョンジェに連絡を取るドンシク。
でも繋がらない(休職中)。
ジファは上司に休職を申し出た。
サンベ所長も慌ててムンジュ署に到着。
『自分にまかせろ!』とドンシクとジファを帰したぞ。

 という訳でマニャン精肉店で作戦会議。
メンバーはジファ、ドンシク、ジェイ。
ジファはミンジョンと最後に会ったのはジョンジェだと知っていた。
相変わらずジョンジェとは電話が繋がらないが、このことを知れば出頭してくれるはずと話すドンシクに同意できないジファ。

『私は30年来の友人を信じられないの。
それ以上にひどいのはジフンを疑っていること。
ジフンがやったのかもしれない』ジファ
ジフンじゃないわ』ジェイ

『信じてるのね。みんな私よりましだわ。
ジフンの仕業じゃないと私も信じてる。
私の弟じゃなくてジョンジェであって欲しい・・(涙
ジョンジェが犯人であって欲しい・・・!
私、怪物みたいでしょ!
』ジファ
『怪物じゃない。違いますよ』ジェイ
『・・・・』ドンシク

 みんな・・・20年前からそんな疑念の思いと戦ってきたんだね。
信じたいのに信じられない。信じているけど確信が持てない。
自分自身が信じられない・・・

 ・・・・・その三人の様子を店の外からジンムクが見ている・・
気づいたドンシクと目が合った。
ジフンじゃありません!』と泣きながらジンムクに訴えるジファ。
『わかっている。ジフンじゃない』ジンムク

『なぜわかる?』ドンシク
『・・・・』
『なぜわかるんだ?』ド
『・・・・ジフンは・・・そんなことをする奴じゃないから・・』ジ

 店から出ていくドンシク・・
店の裏側へ・・・

 そして戻って来て、ジンムクを見るとスマホを手に驚愕の表情を浮かべていた。
そのスマホを見たジファ達も衝撃を受けている。
『お父さん 私を出して』
ミンジョンからのメールだった。

 ミンジョンの携帯に電源が入った情報を得たジュウォンとファン警部補も到着。
ドンシクの表情を見つめるジュウォン・・・

 さすがのジンムクもびっくりしていたね。
このメールでジンムクになにか動きがあるか・・・

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