「怪物」第15話 離すきこりのテレビ日記 #48

2021年08月17日

「怪物」第16話(最終話) つかむ

 チョン署長を殺したのはイ・チャンジン(ホ・ソンテ)。
ナイフで首をかっ切り、ナイフにチョン署長の指紋を付けて自殺を偽装した。
さらに、そのそばにサンベ所長の携帯と、所長とドンシクを呼びだすメールを送った飛ばし携帯を置いておいた。

 ジュウォン(ヨ・ジング)が部屋に入った時はまだチョン署長の息はあった。
死なないでください!!
と掴んだら何かを言おうとしたが死んでしまった・・・
それで『自分が・・』って言ったのかね?
自分の手が血に染まって真っ赤だから状況から見て、まるで自分が殺したみたいだ・・という意味だったのか・・・

 どちらにしろ大事な証人が消されてしまった。
不幸中の幸いはドンシク(シン・ハギュン)が犯人にされなかったこと。

『イ警部補が行ってたら罪を着せられてた・・』ジュウォン
『だから俺の代りに犠牲になったと?これは真の友情だね』ド
『不快なら謝ります』
『・・・あぁ、かなり不快だよ。
ハン警部補の顔も見たくない。あなたの父親の顔が浮かぶから。
俺はかなり努力中なんだ。
あなたは悪くないし、罪人として扱われる辛さはわかるから・・
『・・・・』

負い目を感じて勝手なことをするのはよせ!』ドンシク
『すいません・・』
二度とするなよ

 二人でコソコソやっているからジファ(オム・シンロク)が何か二人だけの秘密があると気づいたぞ。ジファはミンジョンの指をジンムクの家の前に置いたのがドンシクだと気づいていた。

『なぜ追及しないと思う?』ジ
『・・・・すまない』ドンシク
『「すまない」?!すまないなんて言葉ではぐらかさないで!
『・・・・』
『私は一度もあなたを止めなかった。
ジョンジェがユヨンを轢いたと知った時も、あなたがやりたいようにやらせたのに、今更、「関わるな」?本気なの?!

 ドンシクが何も言わないジョンジェ(チェ・デフン)にチャンスを与えてきたように、ジファも何も言わずドンシクを支えてきた。警官である自分と友人としての自分の間で悩みながら。なんだかみんなが苦しみで繋がっているようで辛い・・・

 ドンシクは21年前にユヨンを轢いたのがハン・ギファン(チェ・ジノ)であること、その会話をジュウォンが盗聴し録音したことを伝えた。

『私たちは警官でしょ!』ジファ
『警官か・・・そうだな・・・
警官である俺が犯行現場で指を発見したのに通報せずに他の場所に遺棄したんだ。
ハン警部補も知っていた。
だけどユヨンを見付けるまで・・いや、今でも黙っている。
お前もそうだ。どうしてだ?』ドンシク
『・・・それは・・』
お前も分かってるから。
法で解決できないことがあると

『だけど努力はすべきでしょ・・』
するよ!ハン警部補と一緒に

『ハン・ギファンの息子なのに?』
わざわざ録音データを俺に渡して公表してもいいと言った。
その前に父親と一緒に地獄へ落ちるって・・・
自分で全てやると言ってた・・
罪を償うつもりらしい。
俺に来たメールを見てチョン署長の家へ。
俺は・・・あいつを一人で行かせられない


 ドンシクはあの時からジュウォンと一緒に地獄に落ちる覚悟をしていたんだね。
たとえ法を破ったとしても共に行くところまで行くと。
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 ついに長官に任命されたハン・ギファンからの電話をジュウォンはずっと無視していた。

 そしてヒョク(パク・ジフン)からチョン署長の死の状況を聞き、現場にはドンシクではなくジュウォンが居たことを知ったハン・ギファンは自殺で処理するよう指示。さらにイ・チャンジンにしばらく身を隠すよう命じたんだけど、再開発が大事な奴は拒否。そうこうしている間にイ・チャンジンは、またジファ達にチョン署長殺害容疑で連行された。

 いつものように適当なアリバイで逃げようとするイ・チャンジンだったが、自分がチョン署長を殺そうとした場面(ドンシクのせいで未遂に終わった)の映像を見せられ黙ったさ。

 取調べの時、ジファは『なぜ自分が結婚したか』『なぜ離婚したか』とイ・チャンジンに尋ねた。
彼の答えははずれ。結婚したのは『建物を建てたいという欲望がすごく新鮮で純粋に見えた』
離婚したのは『怖かったから。その欲望に取って食われそうで逃げたかった』・・・

 イ・チャンジンは初めてジファの本心を知ったんだろうなぁ・・
その後、チョン署長を殺したか尋ねたけどイ・チャンジンは本当のことを言わなかった。
あの頃に戻るには彼もあまりにも遠くに来すぎてしまったんだろうね。

 そして同じ映像をト議員(キル・ヘヨン)に見せたドンシクは『次はあなたか息子さんかも』と圧力をかけた。さらに『自分たちのせいじゃないかもしれないのに21年間カネを奪われたきた』『ジョンジェの前にユヨンを轢いたやつがいる』と伝えた。

『ジョンジェはどこかな?
事故を起こしたやつに殺されたら罪を着せられてしまう〜』

 コレを聞いたト議員はすぐにジョンジェを別の病院に移送するよう命じたんだけど、ドンシク達の方が早かった。救急車を調達し(どうしたの?盗んだの?( ̄▽ ̄;) )(運転はジェイ姐さん)ト議員の秘書のフリをしたジュウォンがお迎えに。

『パク警部、イ・ユヨンの死体隠匿教唆等の容疑で・・・
逮捕する前に・・・自首してください』ジュウォン
『・・・21年もたってしまったから、自首じゃなくて・・
逮捕してください・・・ハン警部補』ジョンジェは手を差し出しました。

 ついにこの日が来てしまったね。
でも、逮捕されて罪を償うことができて、やっとジョンジェも救われると思う。
その機会をずっと母親に奪われて苦しんできたから。これで良かったんだよ。
それに本庁の留置場にいることになるだろうから狙われることもなく安心だろうしさ。

 ドンシク達の作戦は、まずト議員を落としハン・ギファンとイ・チャンジンの悪事の証言を取る、それを元にイ・チャンジンの逮捕状を申請し証言を得てハン・ギファンを捕まえる。

 ト議員が母親をやめたとか言ってジョンジェを精神病院に閉じ込めたのは彼をイ・チャンジン達から守るためのポーズだった。ギターピックがユヨンのひき逃げ現場ではなくパン・ジュソンの遺体発見現場から見つかったのはジンムク(イ・ギュヒ)がジョンジェに罪を着せようと拾って置いたから。ジンムクはジョンジェのひき逃げの件をネタにト議員から鹿牧場の鍵を脅し取った。ト議員はジンムクが20年もの間たくさんの人間を殺し埋めているであろうことに気づきながら黙認し続けてきたのさ〜

『ジョンジェは耐えられるでしょうか。
代りに聞いてくれと頼まれました』ドンシク

「ドンシク・・・すまない・・・本当にごめん・・・
一つだけ頼みを聞いてくれ!
・・・正直に話して欲しいと!
所長とカン・ジンムクを俺のために殺したのかと、
・・・母さんに聞いてくれる?
それが事実なら・・・自分で首を切ると」
ジョンジェ

 これを聞いたト議員はドンシクの前で初めて涙を流し自分の罪を認めた。
イ・チャンジンにサンベ所長のメールは見せたが、カン・ジンムクは殺していないと。

『なら、誰が?』ドンシク
『あなたも聞いたでしょ?あの日、葦原で。
あの二人がやったの』ト議員
『だからぁ〜あの二人って?名前を言ってください』
・・・・イ・チャンジン。・・・ハン・ギファン

 よし!名前出た〜!!
ドンシクから、イ・チャンジンを尋問中のジュウォンへ連絡→逮捕状申請→それを知ったハン・ギファンはヒョクに命じて止めようとする→ヒョク裏切る→ハン長官焦る

 ト議員の母親としての愛情は狂っているけど、それでもジョンジェのためにやったこと。ドンシクも羨ましいと言っていたけど、ジョンジェを守るためなら何も恐れなかったト議員・・・。最後もジョンジェのために自白した。愚かだけどハン・ギファンよりは救いがある。

 お次はイ・チャンジン。
ジュウォンは「父は息子ですら裏切る人間だからアンタも殺られるかもね」的な情報を流した後、盗聴データの『全員消すべきだな』という声を聞かせた。ジファも援護。イ・チャンジンの逮捕を知ったハン長官が『必ず法に乗っ取って処理しろ』と言っていたと伝えた。

『長官は切り捨てたのね』ジファ
『僕にもおなじことをしました』ジュウォン 

 そこにドンシクが留置場にいるイ・チャンジンを殺しに来た。
昼間も金属バット持ってうろつく小芝居してたもんね( ̄▽ ̄;)アハハ…
『俺の妹を殺して20年も壁の中に閉じ込め、所長を殺した奴は俺が始末する。
それが復讐だろ?』 

 留置場の電気が消え、監視カメラの電源もオフになった・・・
ジンムクの『ドンシクがあなたを殺すから』という言葉が蘇る・・・
鍵を開けて入ってきたドンシクの本気の殺意を前に、イ・チャンジンはついに陥落。
俺じゃない!ハン・ギファンだ!
自白する!


 ハイ!証言取れたーー!ヽ(・∀・)ノ
ついにハン・ギファンの逮捕状申請。
テレビではジュウォンが盗聴した音声データが公表され
ひき逃げ事件のことが報道されていた。

 もはやこれまで・・とハン長官は銃で自殺しようとしたんだが、
そうはさせない!

『父さん、なぜ銃を?
それで自殺でもする気ですか?
母さんが自殺したと病院から連絡が来た時、
「弱い人間がする最悪の逃避だ」と言ったのに。

父さんも同じことを?』ジュウォン

なぜ音声データを公表したんだ?!
お前の人生まで台無しになる!

それが僕の望みだから。
父さんと地獄に落ちること!
これで・・・幸せですか?
あれほど望んでいた長官になれましたよね


近づくな』長官はジュウォンに銃を向けた。
近づいたら撃つんですか?どうぞ!
『撃てないとでも?』

 ジュウォンの額に銃を当てたまま、そして当てられたまま見つめ合う二人・・
ジュウォンは知りたかったんじゃないだろうか。
父親にとって自分はどんな存在だったのか、たとえこの場で撃たれて死んだとしても、知りたかった。

 そこにドンシク登場。
長官に銃をむけたぞ!だが、ジュウォンが間に立った。

『ください。銃をください』ジ
『・・・・・・』ドンシクは銃を渡した。
『さすがわしの息子だ』

 自分の味方をするとでも思ったのかしら?
振り向いてハン・ジファンに銃を向けたジュウォンは天井に一発!

『空弾を使ったので次は実弾です』と父親を狙った。
『父さん、人を殺すには心臓か頭を狙うべきなんだけど、父さんを殺す気はない。
罰を受けてもらう。
だから脚ではなく・・・腕を撃ちます

『ハン警部補・・』ドンシク
僕がやります!
妹さんを殺した容疑者を逮捕してください

『ジュウォン、銃をおろせ』長官
『本当に撃ちますからね』

 長官は近づいてきたドンシクの額にも銃を向けたが、
ドンシクはひるまなかった。

『どうぞ。撃ってください』ド
『・・・・・』
『あなたを・・イ・ユヨンの殺害 遺棄 逃走 
死体隠匿および教唆等の容疑で逮捕します』

 ついにドンシクがユヨン殺害の犯人を逮捕した(´;ω;`)

『カン・ジンムクとナム・サンベ殺害の教唆・・・』ドンシク
『それは違う。カン・ジンムクは自殺ほう助で、
ナム・サンベは私ではなくおそらくト・へウォンが・・・』長官
『そうですか?』ドンシク

撃ちます』ジ
ハン・ジュウォン!』長官

 わざと外したけれどジュウォンは父親を撃った。
撃たずにはいられなかった・・・息子として、警官として・・・
この時ジュウォンは心の中で父親を殺したんだと思う。

 ハン・ギファンが連行されて行った後、ジュウォンは言った。
『警官を辞めて・・罰を受けます』
『・・・・』ドンシク
『妹さんの死に対して、僕が謝罪します』

だめだ。
ハン警部補に罪はない。
罰を受けたい?
職権乱用の処分を受けたら、死ぬまで刑事として生きるんだ

『・・・・それはできません』
それが俺への謝罪になる。
罰は罪を犯した人が受けるものだ。
だから・・・・カン・ミンジョンの指を遺棄して
捜査を妨害した容疑で俺を逮捕してください

『・・・・それは・・・無理です。僕には資格が・・・』
『はぁーーーあなた以外の人に自首するつもりはない
『・・・・・・』
逮捕してください
『・・・・・・・あなたを・・・
カン・ミンジョンさんの指の遺棄と公務執行妨害で・・・逮捕します

 こんな時だけど、ドンシクの目は安堵したように、
そして希望の光が宿っていたよ。
これでいい。これでドンシクもやっと終わらせることができる。

『ジュウォン・・・』
彼の手を握って・・ドンシクはその手を差し出した。
そして涙を堪えながら手錠をかけ被疑者の権利を伝えるジュウォンを、どこか誇らしそうに嬉しそうに見つめていた。

 ジュウォン・・・ずっとドンシクの手を握りしめていたね(´;ω;`)
ドンシクはジュウォンに逮捕されて締めくくろうと決めていたんだろうなぁ・・
長かった深い闇・・・怪物に飲み込まれ怪物自身になってしまった人間たちだけでなく、ドンシクもジュウォンも、自分の中にいる恐ろしい怪物をはっきりと見たはず。
不思議な因縁だったけど、ドンシクを救えるのはジュウォンで、ジュウォンを救えるのはドンシクだけだったんだろうなぁ。

 ジュウォンに逮捕されることでドンシクはやっと闇から抜けることができるし、ジュウォンも光を信じて生きていくことができる。刑事としても人間としても。
初めて『ジュウォン』と呼んだドンシクが彼へと託した思いも伝わったはず。

 ハン・ギファンには「無期または20年以上の懲役」が言い渡された。
イ・チャンジンは一審判決で「無期懲役」。
ト議員には「懲役9年」の判決が下ったが控訴するそうな。
ジョンジェは「懲役2年」、
そしてドンシクには「懲役1年 執行猶予2年」の判決。
ジュウォンは「不起訴処分」となった。

 あの逮捕劇から1年近く経ったのかしら・・・
母親のお墓参りをするジュウォンの姿が・・・
やっと会いにくることができたんだね。良かった良かった。

 折しもサンベ所長の命日ということでマニャン精肉店に集合の声がかかったぞ。
逮捕の日以来、みんなとは会っていなかったみたいだね。
でもいつも通り気さくに艶っぽく迎えるジェイ(チェ・ソンウン)。
(ジェイ姐さん、好きだったなぁ。強さと繊細さが共存していて美人で。もっとジュウォンと進展あるかと思ったんだけど〜)
ドンシクも来たよ〜髪を切ってこざっぱりした感じ(笑

 みなさん集まってるわ〜
ファン警部補は警部に昇進してソウル庁にいるらしい。希望が叶ったのね。
ジュウォンも今は江原道警察署の女性青少年係なんだと。

 鍋を囲んでの食事。
潔癖症で共用の器を使えなかったジュウォンが普通に使って食べているもんだから、みんなびっくり。好き嫌いもかなり減った模様。ジュウォンにとって、ここは家族に会える場所なんだよね。みんなもそう思っているしジュウォンも大切に思っているのがわかる。相変わらず感情表現が控えめだけど、素直な表情を見せていたよね。

 仕事に対しても、ドンシクと初めて会った頃とは全く違う。

『家出した認知症の老人を捜すのは大変でしょう?』ドンシク
『大変ではありません。誰かが捜すべきなので』ジュウォン
『・・・・・』
『僕にできることがあってよかった』
『そうか…良かったな』

 仕事の連絡が入って、名残惜しそうに去っていくジュウォン・・・

ジュウォン!』ドンシク
『・・・・』
しっかり食べて、しっかり寝て、しっかり出せよ!
『・・・(ツン!)タメ口は止めて、ドンシクさん』
頑張って、ハン警部補!
『・・・・・』
『・・・(にやり)』

 ドンシクが見せた初めての本物の笑顔。
その笑顔に送られたジュウォンの背中がたくましく見えた。

 いや〜〜いいドラマだった!そして凄いドラマだった!
一話一話の完成度がハンパない。
1話目を見た時は、そんなんでもないかな〜と思ったんだけど、2話から一気にハマった。韓ドラファンだけでなく、たくさんの人に見て欲しいドラマだと自信をもって言えるよ。

 ヨ・ジングさんは『ホテル・デルーナ』で初めて知って、こんな普通の青年(まぁ、普通じゃないけどね)をうまく演じられるってことはすごい人だよな〜と注目しておりました。今回もヨ・ジングさんとシン・ハギュンさんの、役とは思えない、人間イ・ドンシクとハン・ジュウォンの心のぶつかり合いにこちらも毎回心地よく揺さぶられ、惹きこまれ続けました。

 シン・ハギュンさんは「演技の神」と呼ばれているらしいとは聞いたことあったんだが、なかなか作品を見る機会がなくて・・・『霊魂修繕工』は途中リタイアしちゃったし〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
でも、今回この作品に出会って『神』と呼ばれる訳がわかったよ。わたしゃもう、ハギュンさんに夢中よ(笑)『霊魂修繕工』もう一回見直そ

 そして『怪物』も8月25日から再放送するみたいなんで、再視聴決定!
ダビングして永久保存するんだ〜
そしてドラマをガッチリ支えたOSTも手に入れるわっ!
私の『怪物』はまだまだ終わらない(笑

  2021年10月14日追記

 再視聴、終了。いや〜何度見ても面白い!
そして見れば見るほど深い!
早くネットフリックスで配信されてたくさんの人に見て欲しいわ〜

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