きこりのテレビ日記 #46「怪物」第10話 沈む

2021年08月09日

「怪物」第9話 浮かぶ

  7話でついにジンムク(イ・ギュヒ)がミンジョン(カン・ミナ)の遺体を掘り出している所をジュウォン(ヨ・ジング)とドンシク(シン・ハギュン)が確認。8話でついに逮捕。
全16話で、まだ半分以上あるのに、これからどんでん返しが?!8話のラストでジンムクは「ユヨンは俺じゃない」と書き残して自殺しちゃったし。この言葉を信じるべきか惑わしと取るべきか・・・

 いや〜これまで誰もが(主人公二人すら)(いや主人公が一番)疑わしい状況を緻密な展開とキャラクター設定と演技力で魅せてくれました。みんながかばいあっているようで実はみんながみんなを疑り合っている。自分自身すらも信じられない。

 ジファ(キム・シンロク)は弟のジフン(ナム・ユンス)が逮捕された時、自分も弟を疑っているし、それでも犯人が友達のジョンジェ(チェ・デフン)であってほしい。『自分は怪物だ』と吐き出すように口にした。これはこの事件の関係者誰もが抱えている深くて暗い闇。誰の中にも怪物はいる。でもたいていの人はその怪物と向き合い、戦いながら、必死に生きている。でも怪物自身になってしまったジンムクは明日の自分の姿ではないと誰が言えるだろう。

 それにしてもシン・ハギュンさん演じるドンシクの存在感に毎回圧倒されるし心揺さぶられる。怒りと絶望と諦めの泥沼に何度も何度もはまりながら、恐ろしいほどの孤独の中で一縷の希望を捨てずに犯人とユヨンを見つけ出すために生きているドンシク。その横顔、表情、声、歩く姿、佇まい・・・どの瞬間のドンシクも、もっとその奥を、真実を、知りたくなる。心の奥で揺れているもの、隠しているもの、耐えているものが漂っている。これほど複雑な人物をリアルに魅せてくれるのはシン・ハギュンさんだからこそ。

 そして脚本の構造が何層にもなっていて、時間軸的にもいろんな方向から、そして犯人のジンムク、犯人を知っているドンシク、ドンシクを疑っているジュウォンやその他の人々の目線からも描いてくれるので、あ〜〜あの時はそうだったのね・・と改めて見つめ直すことができるし、その度に驚きと納得がある仕掛け。
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 で、第9話デスヨ。
ソウル庁の監察調査室で形ばかりの調査を受けるジュウォン(ヨ・ジング)。
事前にヒョク(パク・ジフン)から父(チェ・ジノ)が話を通してあるから知らぬ存ぜぬを貫くよう伝えられていたんだが・・・
 独断の囮捜査を行いイ・グムファさんを死なせてしまったと自白。
それでも無かったことにされちゃったけどね。
その後、ジュウォンは休職中のまま音信不通に。
 
 ジンムクが自殺して三ヶ月が過ぎた。
連続殺人事件は不起訴となり、謎は解明されないまま。
もちろんユヨンの遺体も発見されていない。

 ドンシクはジンムクの『ユヨンをお前に返した』という言葉を解明するため、昼間は勤務し、夜になるとジンムクが撮ったビデオを繰り返し見直し、遺産として譲り受けたジンムクの自宅内を掘り続けていた。しかし何も出てこない。

 ますますのクレイジー振りが評判になっているドンシク・・・( ̄▽ ̄;) 
こちらも連絡を絶っていなくなったジェイの焼肉店に勝手に入って賭け花札をしていたチョ巡査部長の奥さんとご近所さん達全員を逮捕して連行。なんでも中国元でかなり大金を賭けていたそうな。第1話の時の再現のように派出所でモメてると・・・
同じようにジュウォンが現れた!

『・・・変わりませんね。
警部補ハン・ジュウォン、復職します!』

 なにやらちょっと憑き物が落ちた感じョ。さっぱりしてるっていうか・・
お父さんと会っても前のオドオド感が消え開き直っているというか強気な態度。ソウル庁に戻れと言う命令も断っていた。いったいこの三ヶ月の間に何があったんだ?




 そんな時、ジェイ(チェ・ソンウン)が突然マニャン署に出頭したというニュースに驚くドンシク達。ジンムクが自殺した日に奴を殺そうと思ってナイフを手にうろついていた所を撮った車載カメラ映像が送られて来て脅されたので出頭したそうな。

 ここから、ジンムクは自殺ではなく誰かが殺したのでは?(ジェイは否定。そもそも留置所には入れない)(釣り糸で首をつって自殺したんだけど、その釣り糸の出所も不明)(自殺の時間にだけ署内の防犯カメラが作動していなかった)という疑惑が沸き上がり、例によってマニャン焼肉店に全員集合してミーティング開始。

 だがジンムク逮捕の時も知らされず、今回も何か隠しているふうのドンシクとジョンジェ、ジェイに対して怒りまくるジファ(キム・シンロク)。

『あなたたちがカン・ジンムクを殺した?』ジファ
『・・・・・』
『そうすれば良かった。
・・・ふふっ・・・こうなるなら。
殺せば良かったよ』ドンシク

 犯人が捕まってもほとんどのことが解明されていないし、関係者間の疑惑と不信は続いている。というか犯人が死んだことで何ともいえない気持ち悪さと重苦しさが濃くなったような。ジンムクはそれを狙って自殺したんだろうね。

 ドンシクはみんなに「家の工事をした」事についてジンムクがドンシクの母と話しているビデオ映像を見せた。

『あいつがドンシクとミンジョンに全てを譲るという遺言状を残して、
あいつの痕跡をドンシクに処理させると知った時、
サイコパスだと思ったけど、これを見つけた』ジファ
『・・・俺はまだ理解できない・・・』ジョンジェ
『殺人犯を理解しなくていい。
人の命を奪う奴等に理解や動機なんて必要ない』ジファ

『「ユヨンは俺じゃない」「ユヨンをお前に返したんだ」・・・』ドンシク
『それでお前に全部残した?
あいつの言葉を信じるのか?』ジョンジェ
『いや、信じてないよ。でも今は信じるしかない』ドンシク

 そうだよね・・他に手がかりはない。
昇進しマニョン署生活安全係に勤務するようになったジョンジュはジンムクが今まで働いてきた工事現場にユヨンが埋まっていないか記録を調べていたが、めぼしい所は見つからなかった。

 ドンシク達は20年前の事件発生後、自分達がアジトとして使っていた鹿牧場の土地(ジョンジュの母親が売ったため現在は胡散臭いイ・チャンジンが持ち主)が怪しいと考え派出所総出で(無断で)掘り始めた。

 遅れて来たけどジュウォンも参加。
ドンシクと同じ穴を掘り始めた。

『なぜマニャンに?』ドンシク
『いけませんか?』ジュウォン
『そうじゃないけど・・』
今回は自首しますか?
『・・・・』
ここでユヨンさんが見つかったら、自首するんですか?

 ドンシクの家の庭でジンムク自殺の報を受けた後・・・

『もう俺たちはお別れだね。
ハン警部補は元の場所に戻らないと』ドンシク
『ユヨンさんが見つかってないのに、自首すると?』ジ

『自首?俺が何か悪いことをした?』
僕に話したでしょう?
ミンジョンさんの指をあなたが置いたと!
遺棄された時ミンジョンさんは生きてた。
その時に通報していれば彼女は

『・・・・・(知らんがな)』
僕と約束したでしょ?!
『・・・(さぁ、そんなことありましたっけ?)』
約束しただろ?!(泣きそう)』
『・・・・(つーーん)お気をつけて』
『イ巡査部長・・!!
ズガ━━━━(ll゚Д゚ll)━━━━ン!!


 約束を守らないなんてヒドイ!
ジュウォンはドンシクのこと信じてたから、この手のひら返しはかなりショックだった模様。てか、プライドが傷ついたよね。( ̄▽ ̄;)アハハ…きっとドンシクは、もう自分一人で捜そう、ジュウォンを巻き込まないようにしようって考えていたんだと思うが・・・それにジュウォンは連続殺人犯を逮捕するためにマニャンに来て、目的達したんだから、もういいんじゃないの?

あなたは自首なんて絶対しない』ジュウォン
『俺を捕まえるために戻って来たの?』ドンシク
『( ̄∀ ̄)

 そうこうしているうちに白骨遺体が見つかる。
(またジフンが見つけちゃったよ( ̄▽ ̄;)アハハ…)
でもユヨンのものでは無かった。

 遺体はかなりの数見つかった。
しかし、そこにもユヨンはいなかった。

 ジンムクの家に戻ったドンシクをジュウォンが待っていた。

『(ユヨンさんの遺体を見つけるために)僕を釣ったんでしょ?』ジ
『・・・・』ド
『僕は予習する人間だから食いつくと思いました?』
『癖は直らないね。
自分では何もせず俺に質問ばかりする』
『僕にはそういう所があるんです(*^-^*)ニコ』
『かわいくなったね』
『あなたもかわいいですよ』

 なんだ?この会話・・・(* ̄m ̄) w

『本当に妹を見つけたいの?全部芝居みたいだ』ジ

 ジンムクが自殺に使った釣り糸を渡した人物もわかっていない、
その夜に限って強行犯係の防犯カメラが止まっていた、

 釣り糸を渡した人物はユン・ミヘ(ミンジョンの母親)の
「死体検案書」も渡していた。
それを見て笑った後、「死体検案書」を食べていたジンムク・・・


 「死体検案書」を入手できるのは家族か警察だけだが、
ユン・ミヘには身寄りがいなかったと話すジュウォン・・・

『俺がカン・ジンムクを殺したと?』ドンシク
『カン・ジンムクだけですか?ミンジョンさんもだ』ジ
『・・・・』
指を発見した時に通報しなかった。
2人とも死んだから、この家も含めて全部あなたのものになったんだ


『ハン警部補・・・
ユヨンを見つけたら、その時に』ドンシク
やめてください。ユヨンさんはどうでもいい
・・・法という漢字はカイチから出来たんですよ。
頭に角の生えた牛に似てるやつです。
そいつは正義感が強いから正しくない人を突き飛ばして食いちぎったそうです。
法とはそういうものなんです。
突き飛ばして食いちぎる


『だから突き飛ばして食いちぎるつもりだと?』
『はい( ^ω^ )』
『・・・(あっそ)( ^ω^ )』
『芝居してるのならお母さんがかわいそうだ。
親子の情を知らない僕でも良くないことは分かる。
そんな奴は八つ裂きにするべきでしょ?』
『決意はわかりました。頑張ってください!』
『ええ( ^ω^ )』

 今度は自分がドンシクを釣ろうとしているのかしらね。
ユヨンの死の真実を知るために。

 その後、母親のうわごとから、自分が兵役に出ている間にジンムクがドンシクの家のボイラー入替工事をしたと知ったドンシクは地下の壁を壊し始めた。

『俺が・・ユヨンをお前に返したんだ』

 そして・・たたき割ったコンクリートの穴から・・
ユヨンの手が現れた。
自分が贈った指輪をはめている妹の手・・・

『ユヨン・・・ここにいたのか・・・ははは・・・(涙』

 両手でユヨンの手を握りしめるドンシク・・・

『知らなかったんだ・・・
ここにいるなんて知らなかった・・・
お兄ちゃんが気づくのが遅くてごめん・・・』

 涙を流し妹に語るドンシクの姿に心が痛くなった。
見つけてほっとした途端抑え続けてきた悲しみが彼の中にあふれ出した。遺体を探してはいたけれど、もしかしたらどこかで生きているのかも・・とも一縷の希望を繋いでいたはず。
20年もの間捜し続けていたのに、こんなそばにいたユヨン・・
安堵と虚しさ、胸をえぐるような悲しみの痛み。

 ジンムクはジェイの母親の遺体も家の敷地内に埋めていた。残された家族が知らないで生活している姿を見て喜んでいたんだろう。そして遺体が発見された後も気づかなかった家族はずっと罪の意識に苛まれる。人をより深く強く苦しめる方法を知っていた。自殺したのも事件の真相を隠し、ドンシク達を永遠に苦しめるためだったと思う。本物の怪物。

 ユヨンの遺体が見つかったことをジファ(キム・シンロク)に連絡しようとしたら、なんとサンベ所長(チョン・ホジン)がジンムクの自殺教唆・自殺ほう助・殺人罪で緊急逮捕されたと。

 マニャン派出所内を調べたら、所長室の金庫から釣り糸と「死体検案書」が出て来た!ええええーーーー?!(゚Д゚ノ)ノ
コレは意外だったわーー!ジェイの所に行ってジンムクが自殺した日に『自分を見たね?』と確認する姿も怖かった。手錠かけられた時もにやりとしてたしさーーー!

 まさか、所長がユヨンを殺したの?そしてお仲間としてジンムクを自殺させたの?ドンシクも所長のことだけは疑ってなかったと思うぞ。

 わたしゃ、ジョンジュが怪しいと思っていたよ。鹿を殺したと言っていたけど、ホントはユヨンを殺して、それを知っている母親(とんでもない毒親)が精神病院に入れて記憶の入替をさせたんじゃ?って。

 しかし、そんなにわかりやすく証拠を残しておくかね?と思ったら・・・
所長室の金庫に釣り糸と「死体検案書」を入れるジュウォンの映像が・・・
どういうこと?証拠捏造?

 犯人を追っていた時、ドンシクが『ハン警部補はどこまで行けますか?(法を破ってでも犯人を捕まえますか?)』と聞いていて、その時は答えられなかったと思うけど、今は「どこまでも行くぜ!」ってこと?
連続殺人事件だけでなく何か他にも暴きたいことがあるのかしら〜?

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matakita821 at 21:20│Comments(0)韓国ドラマ 「怪物」 

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