2021年02月28日
「ここは今から倫理です。」 第6話
高柳(山田裕貴)は先週の件を引きずっていた。
自分の言葉では生徒を救えなかったこと、自分には決してできない方法で都幾川が由梨を救ったことを。混乱して自分をコントロールできないほどに。
『報われない・・・』
喫煙室での高柳のつぶやきを耳にしギョッとする桐谷先生と松田先生・・・( ̄▽ ̄;)
という訳で今回スポットが当たった生徒はしゃべらない男・曽我涼馬(犬飼直紀)と高柳が図書館でよく会う田村創(杉田雷麟)。
HPはこちら
曽我は謎の生徒だった。成績もトップクラスで記述式の回答も個性的。スポーツもできるしチームプレーもちゃんとやっている。友人もいるし両親もいたって普通。ただ教師も生徒も彼が喋っているところをほどんど聞いたことがないそうな。友達とはジェスチャーとかでコミュニケーションしてんの?( ̄▽ ̄;)
『ブリキの太鼓』(1979年 西独・仏)という映画を思い出しました。3歳で大人たちの偽善や醜悪な姿を目の当たりにしたオスカルは自ら成長を止め、3歳の少年として生きていくことを決めるんですが・・・曽我にもそういった哲学があるのでしょうか。
教師間で曽我問題を話し合っていても参加しない高柳に梅沢先生が話を振るけど、すげないったらありゃしない。
『私は何もしません。
彼がそれを求めていないかぎり。
こちらの愛も誠意も向こうが求めているのでなければ
そんなもの・・・彼らにしてみればいらないんですよ。
おせっかいです』
『あのねぇ、高柳先生、そもそも教師っていうのは
おせっかいするもんなの!
自分の内面を表現できない生徒には無理やりにでも介入して問題点をあぶり出してあげなくちゃ!そういう態度は教師として無責任なんじゃな〜い?』小林
高柳・・・なんかヤケになってない?
求められなきゃなんもしないってアンタ・・・
個人的にはそうかもしれんが教師という立場は?
今までは常に倫理教師としてではあるけど
独自のスタンスを守りつつ生徒と関わってきたじゃないの〜
自分の言葉では生徒を救えなかったこと、自分には決してできない方法で都幾川が由梨を救ったことを。混乱して自分をコントロールできないほどに。
『報われない・・・』
喫煙室での高柳のつぶやきを耳にしギョッとする桐谷先生と松田先生・・・( ̄▽ ̄;)
という訳で今回スポットが当たった生徒はしゃべらない男・曽我涼馬(犬飼直紀)と高柳が図書館でよく会う田村創(杉田雷麟)。
HPはこちら
曽我は謎の生徒だった。成績もトップクラスで記述式の回答も個性的。スポーツもできるしチームプレーもちゃんとやっている。友人もいるし両親もいたって普通。ただ教師も生徒も彼が喋っているところをほどんど聞いたことがないそうな。友達とはジェスチャーとかでコミュニケーションしてんの?( ̄▽ ̄;)
『ブリキの太鼓』(1979年 西独・仏)という映画を思い出しました。3歳で大人たちの偽善や醜悪な姿を目の当たりにしたオスカルは自ら成長を止め、3歳の少年として生きていくことを決めるんですが・・・曽我にもそういった哲学があるのでしょうか。
教師間で曽我問題を話し合っていても参加しない高柳に梅沢先生が話を振るけど、すげないったらありゃしない。
『私は何もしません。
彼がそれを求めていないかぎり。
こちらの愛も誠意も向こうが求めているのでなければ
そんなもの・・・彼らにしてみればいらないんですよ。
おせっかいです』
『あのねぇ、高柳先生、そもそも教師っていうのは
おせっかいするもんなの!
自分の内面を表現できない生徒には無理やりにでも介入して問題点をあぶり出してあげなくちゃ!そういう態度は教師として無責任なんじゃな〜い?』小林
高柳・・・なんかヤケになってない?
求められなきゃなんもしないってアンタ・・・
個人的にはそうかもしれんが教師という立場は?
今までは常に倫理教師としてではあるけど
独自のスタンスを守りつつ生徒と関わってきたじゃないの〜
授業中もモヤモヤがダダ洩れしている高柳をいち子(茅島みずき)が心配しております。
教師ってのは親とはまた違った立場で子供たちと接する大人だもんね。尊敬している先生が自分たちと同じように迷ったり悩んだりしているって思いたくないかもな〜気を使って励ましのチョコを渡すいち子・・・
『・・・溶けてる・・』高柳
さて・・季節は暑い暑い夏。昼休み校内の涼しい場所でお昼を食べようとしていた高柳は曽我が熱中症で倒れているのを見付けてダッシュ!(こんなに早く動けるんだ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…)
でも、ただ寝ていただけだった。ほっとする高柳。
そして急激な焦りと緊張がほぐれたせいかいつもよりちょっと雄弁。
こんなことがあっても全く動じず黙々とおにぎらずを食べる曽我。
私だったらわざと背後から棒で突いたり、
階段から落としてやろうとか思ったりするワゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そういう時でも声ださないのかしら。
『本当に・・・心から辛い時でいいから・・
その時だけは・・・声をあげて欲しいです』高柳
『・・・・・』曽我
『気づきたい』
『・・・・・』
『私は気づきたいんです』
『・・・・・・・・・・』
『ハハ・・』
『・・・』
『あのセミたちは何の話をしているんでしょうね』
『・・・』
『やっぱり気になります。
彼らが何に喜び、何を恐れ、何に傷つき、何に苦しんでいるのか。
・・・・私もおせっかいですね』
この曽我君役の子、うまいね。
声は出ていないけど心の中でちゃんと考え答えているのが伝わってきた。
教室のクラスメイトのセミへの『早く死んでくれ!』という言葉を
考え深げに聞いていたけど、言葉に敏感だからこそ喋らないのかもしれない。
言葉の持つ力や影響を重要に思っているからこそじっくりと考え納得のいく言葉だけをこの世界に出したい。でも学校という場や生徒間ということを考慮すると反応の良さやスピードが求められる。だから喋らないという道を選んだのかも・・・
一方、田村君は進路に悩んでいた。模試の結果を見た母親からラインで進学するべき大学名の提案が来ていた。多分、田村自身の希望とは違ったのかもしれないが、彼は母親の望む学校の過去問題集に取り組み始めた。
ちょっとお母さん過干渉っぽいけど・・( ̄▽ ̄;)
それは感じつつもお母さんの思いをくみ取ってあげたい子みたいだね。
『勉強は好きですか?』高柳
『別に。勉強って好き嫌いでするもんじゃないでしょ』田村
『では、田村君はどうして勉強するのですか?』
『そんなん言ったら先生だってずっと勉強しているじゃん』
『これですか?』
にゃんと高柳が手に取っていたのはおにぎらずの本だった。
曽我君とコミュニケーション取るために、そしておにぎらずというものを知らなかったらしいので知りたかったのであろう。
高柳、調子戻ってきたね。
『勉強はなにも受験勉強のことだけを言うんじゃありません。
図書館を歩いて、面白そうだと思った本を手に取り、
あそこには何があるだろう?そう思い
そこに冒険しに行くことも、すべて勉強。
勉強は本来すごく楽しいことなのですよ』高柳
『今は・・受験に関係ない勉強はしたくない』田村
『田村君は今、大学へ行くためだけに勉強しているのですか?』
『そりゃあ・・まぁ』
『あなたは本当にその大学に行きたいと思っているの?』
『そりゃあ・・・はい。お母さんもその方がいいって言ってるし』
『あなたは偉い。
努力をやめずにお母さんを大切に思っていて。
エリック・ホッファーは言いました。
「他者への没頭はそれが支援であれ妨害でアレ愛情であれ憎悪であれ
つまるところ自分から逃げるための手段である」と』
『・・・・・』
『大学へ進んだら、あなたは自分のための勉強をして下さいますか?
あなたは努力ができて親思いで、とても立派な人です。
どうかそんな自分を一番に愛して、
自分のために生きてくださいね』
あの時、由梨に言ってあげられなかった言葉、十分に伝えられなかった思いが田村には伝えられたんじゃないかな。
高柳が田村にお母さんは厳しいか尋ねた時、瞬時に言葉が返ってきた。
自分の学費ためにパートをして働いてくれているし、優しいし助けてくれると。実際感謝しているんだろうけど、そう思い込もうとしているようにも見えた。
高柳が伝えたホッファーの言葉、私はまず田村の母親を思い浮かべたんだけど、田村自身もそうなのかもしれない。母親の思いに応えることを優先させて自分自身と向き合うことを避けている。自分のためには生きられていない。
私自身も母親から逃げるために大学に行った人間だからアレなんだけどさ( ̄▽ ̄;)アハハ…
受験勉強頑張ったのも高校受験で落ちた時と同じように母親から止めの言葉言われたら、マジで死ぬ・・と思ったから。おばさんになってからだなぁ、自分の意志で知りたいことを知る、わからないことを探るのはおもしろいって感じたのは。高柳が言っていた『自分のための勉強』=「自分らしく生きること」に繋がるのかな。
そうしてある日の昼休み。高柳は曽我の隣に座り、手作りのおにぎらずを食べ始めたぞ。ちょっと、おや?という表情で見る曽我。黙々と食べる二人に言葉は必要ないみたいだね。
『なるほど。無言の食事も悪くないですね』高柳
『・・・・・』曽我
『私たちは言葉の力を信じすぎているのかもしれません』
『・・・・』
『どんなに言葉をつくして語り合ってもお互いの思い全てを捉えられるとは限らない。理解し合えたという幻想の元にお互いの無理解が加速していくこともある』
『・・・・・』
『曽我君は言葉の力というものにとても慎重で、だからこそ言葉を発しないという決断によって、この世界と誠実に向き合おうとしているんじゃないか・・・なんて』
『・・・・・』
『こんなふうに言葉であなたを語る行為自体がナンセンスかもしれませんね』
『・・・・・』
『「我々は他人と同じようになるために、厳しい自己放棄によって自身の4分の3を棄てねばならない」とショーペンハウアーは言いましたが、あなたは決して他人と同じようになろうとはしていない。四分の二ぐらいな気がします。・・・・棄てていたとしても』
『・・・・・・・・・・・・・二分の一・・』
『・・!・・・約分しない方が伝わりやすいと思ったんですよ』
『・・・・(二ヤッ)』
『・・・・やっぱり、四分の一かもですね』
食べ終えた曽我は高柳の膝の上にチョコを置いて去っていった。
『ありがとうございます・・・
このお菓子・・流行ってるんですかね・・』
(* ̄m ̄)プッ
今回はコミュニケーションの大事なツールである言葉という手段を選ばない曽我のおかげで高柳は大きな学びを得たんじゃないかなぁ。私も超能力者じゃないんだから言ってくれなきゃわかんないよ!って奴だけど、言葉だけに求めようとすると本当に伝えたいものが見えなくなるのかもしれない。
高柳自身も『教師として』とか『生徒のためには』とか考えすぎて自分自身の感覚をおざなりにしていた部分あったのかも。あえて黙る曽我のスタイルが言葉に頼りすぎていた高柳の中で小さな爆弾となり、いい穴空けてくれたような。そのお陰で初心に返れたみたい。
そして田村君ですよ。お母さん推薦の大学ではない所の過去問を探しております。
どうやら曽我が持っていたようで無言で差し出してくれたぞ。
『ねぇ、曽我君、大学行ったら何勉強したい?』田村
画面では映らなかったけれど、曽我はきっと田村に答えたと思う。高柳の言葉も小さな爆弾となって田村の中に自分を大切にしたい思いが生まれたんだと思う。そして曽我の中にも。対称的に思えた曽我と田村が本当の出会いを得て、お互いに新しい世界が広がったらいいなぁ。
『ではまた・・・倫理の時間に会いましょう』
『ここは今から倫理です。』 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第7話 第8話(最終話)
教師ってのは親とはまた違った立場で子供たちと接する大人だもんね。尊敬している先生が自分たちと同じように迷ったり悩んだりしているって思いたくないかもな〜気を使って励ましのチョコを渡すいち子・・・
『・・・溶けてる・・』高柳
さて・・季節は暑い暑い夏。昼休み校内の涼しい場所でお昼を食べようとしていた高柳は曽我が熱中症で倒れているのを見付けてダッシュ!(こんなに早く動けるんだ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…)
でも、ただ寝ていただけだった。ほっとする高柳。
そして急激な焦りと緊張がほぐれたせいかいつもよりちょっと雄弁。
こんなことがあっても全く動じず黙々とおにぎらずを食べる曽我。
私だったらわざと背後から棒で突いたり、
階段から落としてやろうとか思ったりするワゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そういう時でも声ださないのかしら。
『本当に・・・心から辛い時でいいから・・
その時だけは・・・声をあげて欲しいです』高柳
『・・・・・』曽我
『気づきたい』
『・・・・・』
『私は気づきたいんです』
『・・・・・・・・・・』
『ハハ・・』
『・・・』
『あのセミたちは何の話をしているんでしょうね』
『・・・』
『やっぱり気になります。
彼らが何に喜び、何を恐れ、何に傷つき、何に苦しんでいるのか。
・・・・私もおせっかいですね』
この曽我君役の子、うまいね。
声は出ていないけど心の中でちゃんと考え答えているのが伝わってきた。
教室のクラスメイトのセミへの『早く死んでくれ!』という言葉を
考え深げに聞いていたけど、言葉に敏感だからこそ喋らないのかもしれない。
言葉の持つ力や影響を重要に思っているからこそじっくりと考え納得のいく言葉だけをこの世界に出したい。でも学校という場や生徒間ということを考慮すると反応の良さやスピードが求められる。だから喋らないという道を選んだのかも・・・
一方、田村君は進路に悩んでいた。模試の結果を見た母親からラインで進学するべき大学名の提案が来ていた。多分、田村自身の希望とは違ったのかもしれないが、彼は母親の望む学校の過去問題集に取り組み始めた。
ちょっとお母さん過干渉っぽいけど・・( ̄▽ ̄;)
それは感じつつもお母さんの思いをくみ取ってあげたい子みたいだね。
『勉強は好きですか?』高柳
『別に。勉強って好き嫌いでするもんじゃないでしょ』田村
『では、田村君はどうして勉強するのですか?』
『そんなん言ったら先生だってずっと勉強しているじゃん』
『これですか?』
にゃんと高柳が手に取っていたのはおにぎらずの本だった。
曽我君とコミュニケーション取るために、そしておにぎらずというものを知らなかったらしいので知りたかったのであろう。
高柳、調子戻ってきたね。
『勉強はなにも受験勉強のことだけを言うんじゃありません。
図書館を歩いて、面白そうだと思った本を手に取り、
あそこには何があるだろう?そう思い
そこに冒険しに行くことも、すべて勉強。
勉強は本来すごく楽しいことなのですよ』高柳
『今は・・受験に関係ない勉強はしたくない』田村
『田村君は今、大学へ行くためだけに勉強しているのですか?』
『そりゃあ・・まぁ』
『あなたは本当にその大学に行きたいと思っているの?』
『そりゃあ・・・はい。お母さんもその方がいいって言ってるし』
『あなたは偉い。
努力をやめずにお母さんを大切に思っていて。
エリック・ホッファーは言いました。
「他者への没頭はそれが支援であれ妨害でアレ愛情であれ憎悪であれ
つまるところ自分から逃げるための手段である」と』
『・・・・・』
『大学へ進んだら、あなたは自分のための勉強をして下さいますか?
あなたは努力ができて親思いで、とても立派な人です。
どうかそんな自分を一番に愛して、
自分のために生きてくださいね』
あの時、由梨に言ってあげられなかった言葉、十分に伝えられなかった思いが田村には伝えられたんじゃないかな。
高柳が田村にお母さんは厳しいか尋ねた時、瞬時に言葉が返ってきた。
自分の学費ためにパートをして働いてくれているし、優しいし助けてくれると。実際感謝しているんだろうけど、そう思い込もうとしているようにも見えた。
高柳が伝えたホッファーの言葉、私はまず田村の母親を思い浮かべたんだけど、田村自身もそうなのかもしれない。母親の思いに応えることを優先させて自分自身と向き合うことを避けている。自分のためには生きられていない。
私自身も母親から逃げるために大学に行った人間だからアレなんだけどさ( ̄▽ ̄;)アハハ…
受験勉強頑張ったのも高校受験で落ちた時と同じように母親から止めの言葉言われたら、マジで死ぬ・・と思ったから。おばさんになってからだなぁ、自分の意志で知りたいことを知る、わからないことを探るのはおもしろいって感じたのは。高柳が言っていた『自分のための勉強』=「自分らしく生きること」に繋がるのかな。
そうしてある日の昼休み。高柳は曽我の隣に座り、手作りのおにぎらずを食べ始めたぞ。ちょっと、おや?という表情で見る曽我。黙々と食べる二人に言葉は必要ないみたいだね。
『なるほど。無言の食事も悪くないですね』高柳
『・・・・・』曽我
『私たちは言葉の力を信じすぎているのかもしれません』
『・・・・』
『どんなに言葉をつくして語り合ってもお互いの思い全てを捉えられるとは限らない。理解し合えたという幻想の元にお互いの無理解が加速していくこともある』
『・・・・・』
『曽我君は言葉の力というものにとても慎重で、だからこそ言葉を発しないという決断によって、この世界と誠実に向き合おうとしているんじゃないか・・・なんて』
『・・・・・』
『こんなふうに言葉であなたを語る行為自体がナンセンスかもしれませんね』
『・・・・・』
『「我々は他人と同じようになるために、厳しい自己放棄によって自身の4分の3を棄てねばならない」とショーペンハウアーは言いましたが、あなたは決して他人と同じようになろうとはしていない。四分の二ぐらいな気がします。・・・・棄てていたとしても』
『・・・・・・・・・・・・・二分の一・・』
『・・!・・・約分しない方が伝わりやすいと思ったんですよ』
『・・・・(二ヤッ)』
『・・・・やっぱり、四分の一かもですね』
食べ終えた曽我は高柳の膝の上にチョコを置いて去っていった。
『ありがとうございます・・・
このお菓子・・流行ってるんですかね・・』
(* ̄m ̄)プッ
今回はコミュニケーションの大事なツールである言葉という手段を選ばない曽我のおかげで高柳は大きな学びを得たんじゃないかなぁ。私も超能力者じゃないんだから言ってくれなきゃわかんないよ!って奴だけど、言葉だけに求めようとすると本当に伝えたいものが見えなくなるのかもしれない。
高柳自身も『教師として』とか『生徒のためには』とか考えすぎて自分自身の感覚をおざなりにしていた部分あったのかも。あえて黙る曽我のスタイルが言葉に頼りすぎていた高柳の中で小さな爆弾となり、いい穴空けてくれたような。そのお陰で初心に返れたみたい。
そして田村君ですよ。お母さん推薦の大学ではない所の過去問を探しております。
どうやら曽我が持っていたようで無言で差し出してくれたぞ。
『ねぇ、曽我君、大学行ったら何勉強したい?』田村
画面では映らなかったけれど、曽我はきっと田村に答えたと思う。高柳の言葉も小さな爆弾となって田村の中に自分を大切にしたい思いが生まれたんだと思う。そして曽我の中にも。対称的に思えた曽我と田村が本当の出会いを得て、お互いに新しい世界が広がったらいいなぁ。
『ではまた・・・倫理の時間に会いましょう』
『ここは今から倫理です。』 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第7話 第8話(最終話)




