「ここは今から倫理です。」 第5話「ここは今から倫理です。」 第6話

2021年02月27日

きこりのテレビ日記 #26 2月27日(土曜日)

 4時44分。眠い・・・・でも、やっと土曜日。

 5時10分外へ。今週は前半は暖かかったのに昨日から気温が下降中。本日も冷え冷え。ミー太は出てこなかった。月が低い。丸くてきれい。土曜日の朝が一番いいかも。

 7時15分 BSP『澪つくし』132話

 今週は坂東家に入った強盗は実はアミちゃん(高師美雪)の弟・栄二(山下規介)であることが判明!(一足遅れでアミちゃんを身請けに来た善吉が犯人にされるところだったが)しかもジェームスの息子であるという情報が流れてきて、そっちの方が驚いた(笑)なんでこんな役で登場させたのかね?( ̄▽ ̄;)アハハ…結局逮捕されお金は戻ってくることになったんだけど、かをるが頼んだのと、珍しくQべーが温情をみせ、アミちゃんは入兆で女中として働くことになり少年院を出た栄二も職人見習いとして一緒に暮らせるようになったぞ。

 わたしゃ、Qべー(津川雅彦)が色っぽいアミちゃんを4号だか5号だかにしようとしているんじゃ?と疑ったよ(笑)なんせ津川雅彦だからねぇ・・

 一方、東京で暮らす律子(桜田淳子)と小浜(村田雄浩)はギスギスし始めていた。律子の一言でクーデターのことを漏らしたと疑われた小浜はクーデターに参加もできず、その後は村八分状態になっているそうで八つ当たり。う〜ん・・・自分の賢さを示さずにはいられないのが律子の賢くないところ。たとえ夫のお仲間にさえも自分を主張せずにはいられない。こんな律子を小浜が手なずけることができる訳ないのよね。結婚すればおとなしくなるとでも思ったのかしら。(ヾノ・∀・`)ムリムリ 

 そしてそんな律子が銀座で惣吉(川野太郎)を見付けてしまうという・・ね。しかも刑事に惣吉のことを聞かれ名前もよく憶えていないし夫の部下だったとかと意味わかんない嘘をつく律子。てか、惣吉、やっぱり記憶喪失になっていたのさーーー!!しかもフィリピンで見つかったらしいよ!亡くなったと聞かされもう4年?梅木(柴田恭兵)と結婚し(やっぱり再婚早すぎたよ。3年は喪に服せば良かったんだよ)子供も生まれ幸せを感じた頃に戻ってくるってねぇ?!ジェームス性格悪すぎ。もうちょっと早く帰してやれよ!

 惣吉をほっぽっといて、すぐに銚子に戻った律子はかをるに惣吉が生きていたことを話したら、さすがに衝撃がデカい。♬ 死んだはずだよ、お富さん〜♬だよね。で、かをるだけに話すのかと思ったら、すぐに梅木も交え家族全員に惣吉のことをバラす律子・・・( ̄▽ ̄;) なんなの?てか、入兆よりもまず外川に行きなさいよ。とねさん(草笛光子)ら家族が一番知りたい情報でしょうよ。

 しかし惣吉が生きていたと知っても喜んだのはかをるだけ(かをるも複雑)でQべーもるいもあからさま迷惑顔。せっかく落ち着いてるのに帰ってきやがって的な。相変わらず自分たちのこと(跡継ぎ問題)しか考えとらん。そして冷静を装っている梅木だが内心大嵐。自分と惣吉との婚姻期間を比較してメラメラ。かをるは子どももいるし、もう揺らがない的なこと言っていたけど、いやいやいや・・あれだけの大恋愛した相手だよ。梅木とは家のための結婚だしさ。正直子供がいなかったら戻りたいよね?子どもいたって惣吉なら受け入れてくれそうだしさ。

 金曜日、梅木も一緒に(そのまま惣吉と一緒に逃げられたらアレだからね)かをるは律子と東京へ行き惣吉らしき人物に会った。英語の方がお得意のようで(『ふーあーゆー?』とか言っちゃてるのが哀しい)通訳さんが付いておる。対面したかをるは『元妻』とは言わず『梅木の妻です』で通したぞ。なんで〜?梅木の妻が惣吉に詳しすぎるのおかしいじゃん!いくら今はそうだとしても惣吉にとっては妻でしょうよ〜その情報で惣吉の身元確認情報も信用してもらえるしさ。梅木を気にしてんの?今は梅木なんかより惣吉だよ(ひどい・・)よくわからん女だわ〜( ̄▽ ̄;)

 そうして結局外川へ連れ帰ってきたのだがーーーとねさん達には何の連絡もせず使いも出さないかをる・・・何度も言ってるが記憶を取り戻させたいなら、まず家族に会わせてあげなさいよ〜で、砂浜を歩いたり、灯台見せたり、かをると惣吉の思い出クイズを出したりして記憶の壺を刺激するがイマイチ。で、船に乗せて櫓を漕がせたら・・・何ということでしょう!あっと言う間に記憶の扉がオープン!日本語もペラペラに!かをるのことも思い出したぞ!

 そんな惣吉に再婚したことを告げるかをる・・・( ̄▼ ̄; 
呆然とする惣吉・・・
 
 そうなんですよ〜!このシト、一年も経たないうちに再婚しちゃったんですよ〜
も〜ありえないですよね。ホント、とにかくかをる、『恋のあらすじ』に謝って!

 で、土曜日。やっととねさんたちが惣吉に会えた。それも漁師のみなさんが惣吉の幽霊が出た!って騒ぎになってとねさんが確認のために海に出たら惣吉だったというね・・・みなさんさすがに4年も経ってるから信じられない面持ちだけど、そばで見ると惣吉だとすぐに納得。とねさんもやっと息子を抱きしめることができたよ。しかし・・・惣吉はかをるが自分の子供を流産したことや、とっとと再婚した現実を知らされるのでした。とねさんは立派だよ。最初っから最後までかをるのことを一切悪く言わないし事情もわかってくれている。恨み言のひとつも出そうなもんだが、さすがだよ。

 一方、坂東家では惣吉がかをるを奪還しに来るのでは?と戦々恐々。みんな(Aイチロー除く。この中ではAイチローが一番まともだよ)惣吉のことをとんでもないストーカー扱い。あの惣吉がしつこく追い回す訳ないじゃん。いや〜なんかるいさん(加賀まり子)が奥様になってからどんどん嫌な女になってきているよね?何様発言多し。惣吉とかをるは結婚してたいたのにさ、しかもあんなに愛し合ってたのに。少しは娘の思いを汲んであげなさいよってね。そして梅木は「吉武家から何か言ってくるまで静観する」ってよ。しかし近くに惣吉がいると思ったらかをるも穏やかじゃいられないよね。

 再婚を勧められても『俺の女房はこの世にひとり』と言い切った惣吉・・・
わたしゃ、つくづくジェームスが憎いよ。

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 7時30分 BSP 『おちょやん』第12週まとめ「たった一人の弟なんや」

 月・火は鶴亀家庭劇新作(前座用)の「若旦那のハイキング」が始り、一平(成田凌)による千代(杉咲花)の初接吻強奪事件とその場に居た検閲による取り調べと指導。一平ったら尖がっちゃってさ〜『ホンマのことを芝居にしたいんや。辛いことも恥ずかしいことも目ぇ、そらさんと全部芝居にする。俺はそないな新しい喜劇を創りたいんや!』なんて演劇論語っちゃってさ〜芝居できる場所が無くなったらなんもならんやん。熊田さん(西川忠志)や天晴さん(渋谷天笑)が必死に取りなし、さらに大山社長(中村鴈治郎)が警察に金のまんじゅうを送ったりしたお陰で公演は続けられることになったで。

 一方、千代の方もファーストキスを舞台上で奪われたのと芝居が出来なくなった(その時点では)ショックで呆然・・お茶子倶楽部の皆さんが慰めていた(面白がっていたようにも思うが‥笑)。劇団でも強がって『あれくらいのこと、いちいち気にしていたら女優なんかつとまれしまへん』って言っていたが痛々しいわ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…

『千代ちゃんの初めての接吻さらしもんにしよってんもんな。
ああでもせなお客さん楽しませられへんねんもんな』千之助(星田英利)

 確かに。一平はリアルを追求しているみたいだけど、それが本物のキスすることとは違うのでは?作りもんの中でいかにホントらしく見せるかが芝居の醍醐味なんじゃ?嘘と現実のギリギリのラインであんばい見ながら表現する。それが面白いんじゃないのかなぁ。この一言でやっぱり千之助はこの劇団に必要な人間だな〜と思ったわ。一平を応援してくれる団員も有難いけれど、こうやってスッパリキツイ真実を言える人は、今、千之助しかいないもんね。

 そうして弟ヨシヲ(倉悠貴)との再会。ツイッターではニセモノ疑惑で賑わっておりました。私もホントのヨシヲは死んじゃって、千代のことを聞いていた仲の良かった子が成りすましているんじゃ?(それじゃ韓ドラの『魔王』だよ( ̄▽ ̄;) )とか思ったり。なんか岡安のみんなに紹介されてもいい人に囲まれてホッとしていると言うよりも引いてる感じというか、モヤモヤした顔しとったし・・・「花籠の人」を名乗っていてけど絶対違うと思うーー。あるいは鶴亀家庭劇が好評だから商売敵が邪魔を?ヨシヲはその使い?公演は続けられるようになったのに脅迫の電話が入って、またもや中止決定。鶴亀劇場のボヤ騒ぎもあったし土地を狙っている奴等の仕業?どちらにしてもヨシヲのあまり宜しくないバックボーンを感じさせる登場だった。頼むからもう千代を傷つけないで欲しいよ。
 
 波乱の水曜日。殴られた時に紋々を見ており怪しんでいた一平がついにヨシヲの正体を確認!ヨシヲは本物やったけど鶴亀の興行権を奪うために来たやくざの一味やった。火つけをしたのもその仲間。いれずみを見た千代は嘘をついたことよりも母親からもらった身体を傷つけたことを怒った。姉やんやなぁ・・(´;ω;`) ヨシヲが千代に近づいたのも鶴亀潰すための情報が欲しかったからで姉が恋しかった訳じゃない。すべては金のためと嘯いた。

そんなん・・・テルヲとおんなじやんか』千代
あんなやつと一緒にすな!
おんなじやない。あいつは借金まみれの負け犬やんけ!
俺はちゃう。金ぎょうさん持ってんねん。
ええ服着て、毎日うまいもん食うて、一生笑て生きていくんや。
それの何が悪いねん。
俺は、そねして自分一人の力だけで生きてきたんや。
今の仲間以外誰も俺を助けてくれへんかった。
せやさけ俺も、人のことなんかどねでもええねん。
あほくさいわ


 そっくりだよ。人の心よりも金やモノに執着するところが。そして自分さえ良ければ他人を苦しめてもいいと開き直るところが。『やっぱり最後は血のつながった姉弟やな』という言葉もテルヲを思い出させるし。きっと千代のゆかりの人々に歓待され、優しくされる度に辛酸を舐めた自分と違ってぬくぬく幸せに暮らしやがって・・自分を捨てたくせに!と憎しみの炎を燃やしてたんだろうなぁ。千代は必死で今の居場所をつくってきたのに。

 美しいけど幼さの残る表情。小さな子供が生きていくには世間の風は冷たすぎたんだろう。お腹空かせて寝る場所も無くて、そんな時に親切にしてくれる人がいたら、そりゃついていくよ。誰も責めることはできない。でも人間らしい暮しができるようになったら道を選ぶことはできたんじゃないの?もう引き返す気も無くなるほど人間というものを見捨ててしまったのかい?

 ヨシヲは自分のことを警察に話したら仲間が道頓堀中の芝居小屋にに放火してやると脅し出ていった。もう自分たちでどうこうできる問題じゃない。一平は社長にすべてを話すと決断したが千代は自分が変わらせると止めた。

無駄でもやらなあかんねん!
ヨシヲは、うちのたった一人の弟なんや。
ヨシヲのためだけやあれへん。
このままやったら、うちがあかんようなってしまう。
せやさかい頼みます!


 う〜ん・・・(-ω-;) 家族だからこそ、ここはきっぱり警察に突き出した方がいいんぢゃ・・と思うアタイ。でも千代にとってはヨシヲが生きる支えだったもんなぁ。ヨシヲのためと言うよりも自分自身のためにも変わってくれるという希望は捨てられないのかもなぁ。肉親に不信感を持っている者は人間全般を信用できない。でも、千代やったらアイスマン・ヨシヲの心を溶かすことができるんやろか?もしかしたら・・と思う事はヨシヲがお稲荷さんに一生懸命祈っていたこと。いったい何を祈ってたんやろ・・・

 木曜日。ヨシヲとのことを知らないご寮人さんや旦さんがヨシヲを思いやり、一緒に住むよう言ってくれとる(´;ω;`)ウゥゥ ホントにいい人たち。千代は有難くて、そしてこういう人たちに出会えなかったヨシヲに申し訳なくて泣きそう。

 一平と共にヨシヲの元に説得に行った千代は自分が稼いで贅沢をさせてあげるし(それは甘やかしじゃ?( ̄▽ ̄;) )、ヤクザと話しもつけたる!と伝えたが冷徹な言葉と共に追い返されてしまった。

『あれがヨシヲや。
お前の思い描いてた理想の弟は、もうどこにもいてへんねん。
もう諦め』一平

 そう言いつつも千代のために再びヨシヲの元へ行く一平。
千代が傷つくことを一番恐れているのは一平なのかもしれん。
9つで家を出された千代がどんなふうに頑張って生きてきたか、
苦しい中でもずっとヨシヲのことを忘れていなかったことを伝えたで。

『お茶子になって、おやじさんのせいで道頓堀にいてられへんようになった時も、
役者になって撮影所クビになった時も、あいつはな、
いっつも「ヨシヲ ヨシヲ」言うてたんや。
お前のためやったら死ねるてな。
お前からしたら、そない勝手に思われてもええ迷惑かも分かれへんけどな、
俺は13年あいつのこと見てる。
弟のお前よりも長いつきあいや。
そやさかい言わしてもらう。
この世の中でお前のこと誰よりも思てたんは間違いのう千代や』

 よくぞ言ってくれたねぇ(´;ω;`)ウゥゥ
誰かヨシヲに千代のこと教えたれよ!と思っていたけど、
それはやっぱり一平だった。
(やはり『花籠の人』は一平に100万ルピー!)
ヨシヲにも届いたと思うで。
ソラ、ヤクザの親父さんへの恩義もあるから複雑やろけど。

 てか、一平かっちょ良かったわぁ
着物着た後ろ姿も粋な雰囲気でさ、いつのまにか立派な男になっていたよねぇ。
ふとした表情が印象的。見惚れちゃったよぉ (♥∀♥)

 そうして空のお母ちゃんと話しながらむせび泣く千代に貰い泣き。切ない。辛い。やっと待ち望んでいた再会ができたのに。なんで家族ってもんは、いつだって千代に苦い思いをさせるんや。

『明日も晴れやな・・』

 それでも前を向いて行こうとする千代らしくて・・
ちっちゃい頃から自分の機嫌自分で取って生きてきたもんな。
辛いけど、悲しみの中にも千代のブレない芯が感じられるいい場面でした。やっぱり杉咲花さんはええなぁ。

 そして・・・葛藤もあったと思うが(そう思いたい)兄貴の命令どおりヨシヲは油を撒いてえびす座に火をつけようとしていた。しかし・・・マッチを擦っても何故か火が消えてしまう・・・

『(○´3`)=З=З ふぅ〜!ふぅ〜!ふぅ〜!』
『!』
『あ〜こんばんは。寒いだすなぁ。
あの、たき火だすか?
ほな、わてもちょっとあたらしてもらいまひょかねぇ

 マットン!!((* ´艸`))
社長に言われて来たのか(実はこの時点では鶴亀の社長が悪い親分に直で話つけて問題は解決しとった)、自主的に見回りしていたのか全くわからん。
しかも何でマットンのカツラかぶってたん?
でも、ヨシヲのことも知らんかったし、
マジでたまたま現場に居合わせたのかも( ̄▽ ̄;)

 ヨシヲを連れ帰った千代はここに居るよう伝えた。

あんた、だまされてるだけや!
あの人ら悪う言うな!
あの人が拾てくれへんかったら俺は野たれ死んでた。
姉やんにとっての岡安が俺にとっては、あの人なんや。
だまされててもええ。
俺を必要としてくれんねやったら嬉しい。
俺にはあの人らしかいてへんねん』

 騙されても必要としてくれたらいい・・・
ヨシヲの生きてきた道のりの辛さと寂しさが
伝わってきた(´;ω;`)
一緒にいたら、そりゃ悪いことやってる人たちだなんてわかるよね。
それでもそんな相手にすがるしかなかったんだね。

 そうしてヨシヲは千代に抱いてきた本当の気持ちを吐き出した。

『姉やんの名前、映画の看板で見た時何とも思えへんかった言うたんは嘘や。
ほんまはな、何で姉やんだけうまいこといっとんねんて腹立ってしゃあなかった。
俺置いて出ていったくせに。
姉やんがいてくれたら俺はこねなことになれぃんかったのにて。
今回の仕事もただ鶴亀潰すためだけやあれぃん・・・
俺はな姉やんを引きずり下ろしたろ思てたんや』

 そりゃそうだよ。そうなるさ。
きっと何度も姉やん助けてと祈ったと思う。
焦がれた分だけ憎しみが募ったはず。
でも、その気持ちを自分で認めて、千代にも話すことができて良かった。
そして・・・ヨシヲは空腹に救われた(笑
そういう時ってあるよね、お腹が空きすぎて腹立ててるのもバカバカしくなるとか。一口のカレーの美味しさが絶望を幸せに変えてくれることとか。

 千代は昔一緒に住んでいた時によく食べていた茶粥を作ってだした。
その台所に立つ後ろ姿とにおいがヨシヲの中に千代と過ごしていた日々の記憶を蘇えらせた。どんなに千代が自分をかばってくれていたか、いつだって千代は頼りになる姉やんだったこと。こわばっていたヨシヲの表情が緩んだで。

 それでもヨシヲは親分のところに戻って行った(多分)。そうだよなぁ・・・ヨシヲにだってヨシヲが生きてきた時間がある。真っ当な生き方ではなかったかもしれんが必死に生きてきた場所であり人生。それを急に捨てることなんてできない。茶粥は美味しかったし懐かしかった。でもやはり過去で、あの時には戻れない。千代が頑張って前を向いて生きてきたようにヨシヲも自分なりの『今』を探していくしかない。願わくばヤクザからは足を洗って欲しいが・・

 千代は母の形見のビー玉を渡した。

『今までうちが独り占めしてしもてたさかい。
今度は、あんたが守ってもらう番や。
その代り、いつか必ず返しに来んのやで。
約束な。
その時まで姉やん、うんと気張って飛び切りの喜劇
あんたに見せたるさかいな』
『楽しみやな』
ヨシヲ!
誰が何と言おうと、あんたはうちの自慢の弟や!

元気でおって・・・どうか元気でな・・・』

 。・゚・(゚`д´゚)・゚・。 ウワァ〜ン
生きていてくれるだけで・・・それだけでええんや・・・
千代、あんなに大事にしてた、いつだって心の支えにしてきた
命のビー玉をあげるなんて・・
アンタ、ヨシヲのために死ねるゆうのんはホンマやったな。

 ヨシヲは行ってしまったけど、途切れていた糸は繋がった。
今までは千代の中にしかヨシヲはいなかったけど
これからはヨシヲの中にも、ちゃんと姉やんがいる。
そして千代の言葉とお母ちゃんのビー玉がヨシヲを守ってくれる。
きっと、必ず、また会いにきてくれるはずや。

 二人ともすばらしかった。
千代のヨシヲへのあふれる思い、揺るがない深い愛情、
その千代の思いを受けて、揺れ、少しづつ解けてきて、あったまってきたヨシヲのこころ。その繊細な心の動きを映した表情に引き寄せられました。今のヨシヲがはっきりと伝わってきた。魅力的でした。未来のヨシヲにもぜひ会いたいですわ〜

『あかん・・引き止められへんかった。
うち、また一人になってしもた…』
『一人やあれへん。俺がおる』

 子供のように泣きじゃくる千代を強く抱きしめた一平。
。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウワァァァン!!
一平、自然と出た言葉やったな。
もーーーー今週でわたしゃ、一平に落ちたよ。
今までも千代は一平の前だったら泣けたんだよね。

 来週は千代が一平を支える番。
2人だけの絆ができていくんですなぁ。
 
連続テレビ小説 おちょやん Part1 NHKドラマ・ガイド大阪のお母さん (潮文庫)


 お昼ご飯を食べながら『サワコの朝』(録画)(TBS)

 ゲストは小池栄子さん。アンケートも出ていたけど、私も小池栄子さんが出ていると見たくなる。なんだろうね、垣間見える人間性に魅かれるのかな。男気があるというか嘘がない感じ。バラエティでも芝居でも今までとは違った斬新な解釈で魅せてくれそうな気がする。

 最初に小池さんを意識したのは「爆笑問題の検索ちゃん」。あの爆笑問題と邪魔せずにスッキリと渡り合う話術に、デキるお方と認識。ドラマだとまず思い出すのが『リーガル・ハイ』かな。よくある秘書役とは一線を画し小池さんならではの存在感だった。映画だと森田芳光監督の『わたし出すわ』。大金を手にしても溺れず友人との関係や夫との生活を大切に生きているさくら役が絶品だった。あの映画の登場人物達の中で一番好きな人物だったわ〜。小池さんの持っているオープンで健やかな上品さが生きていました。(拙ブログの『わたし出すわ』の記事。良かったら読んでくださいまし)
 今回は破天荒なおじいちゃんとのエピソードも楽しかったな〜

 『ドキュメント72時間』 「激安肌着 ぬくもりを探して」(録画)(NHK)

 2017年の再放送分。やっぱりマスクをしていないとほっとする。商店街っていいよなぁ・・我が町にはそういうのないのよ〜卸売り市場的なものはあるけど一般的じゃないし。街中のアーケードは空き店舗ばかりだしよ( ̄▽ ̄;) しかし、みどりやさん、めっちゃ安いね。靴下10円て・・・

 印象的だったのは97歳のおばあちゃん、足腰も弱ってないしもちろん受け答えもしっかりしていらっしゃる。すごいなぁ。『この世は飽きた』の言葉の重みよ(笑)普通に100歳いけるね。それと大道芸人のご夫婦。二人とも健康で仲良くって素敵だなぁ。離婚したことはまったく後悔していないけど、こうやって夫婦で共に年をとっていかれる方たちを見ると偉いよなぁ・・と素直に思ふ(笑)あとは漬物を持ってきてくれていた奥さん。専業主婦として家族を支えてきた誇りが伝わってきたわ。それでもいろんなことがあっただろうに。一日一日の積み重ねが人生だよね。

 いつもとは違って2021年現在の様子を見せてくれたのは良かった。ご常連さんも変わらず。そりゃ生活はコロナで大きく変わったけれど、いつもの場所が地域のみんなを支えて、お店も支えられているんだな〜と実感したよ。

 『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』#142 タイ&ラトビア (録画)(BS朝日)

 これも再放送なのかな〜早くまた海外旅させてやりてぇなぁ・・って、ヒロシは別に行きたくないかもしれんけど( ̄▽ ̄;) タイでお互い全く言葉わかってないのに会話が続いておじさんにアパートの空き部屋見せてもらうヒロシがすごすぎる(笑)。この人、詐欺師とかにもなれるんじゃ(褒めてます)しかし、タイって思っていた以上におおらかだね。駅のホームの線路ギリギリの場所で生ものの店出してるし、列車からの景色・・・すんごい放置してあるゴミが・・ゴミじゃないのかな?雑然と置いてあるだけなのかな?

 ラトビアでも相変わらずかみ合わない会話を強引に続けるヒロシ・・・
アレだね、ヒロシの良さはこの図太さだね。そして心が強い(笑

 19時 Eテレ 『みんなのうた 60
偶然つけたらやってた。『みんなのうた』って夕方の変な時間にやっていた印象が。なんか小さい頃の実家の居間を思い出しちゃった。『みんなのうた』と言えば、わたしゃやっぱり『北風小僧の寒太郎』だよ。「♬北風〜小僧〜の寒太郎〜♬」って聞こえてきたら自然と「かんたろーー!!」って言っちゃうもんね。そして『山口さんちのツトム君』って『みんなのうた』だったんだね。なんか『ピンポンパン』とかとごっちゃになっていたよ( ̄▽ ̄;) 

 楽しい一時間だったわ〜『ざわわ〜』も初めて真剣に聞いたし。しかし番組キャラのみんなのうたお(皆野歌夫)は微妙だぞ。

東京ベランダストーリー』(録画)(BS朝日)
ドラマなのか何なのかもわからずに番組表で見つけて録ってみましたが、わりかし面白かった。普段はさえない「サラリーマン小松」(小松利昌)が週末に一般家庭のベランダを見せてもらいに行くという『お宅拝見』のベランダ版みたいなの?でもベランダに行くには家の中を通らなきゃならないから当然家の中も紹介されますよ〜。

 今回お訪ねしたのは中目黒でお花屋さんを営んでいるというご夫婦の世田谷区深沢のご自宅。深沢がどういう所かはわからんが世田谷区に家を持つってのはかなりのもんなんでしょ?家の中も洗練された雰囲気だし、お花や植物がいっぱいなんだけど配置のバランスもすばらしい。ベランダって言っても広い!居間と段差なしだからガラス戸を開け放てば解放感が半端ない。さらにベランダの壁が高いからプライバシーも守られるというね・・・観葉植物に直射日光が当たらないという利点も。

 モクレンの赤いのって初めて見たわ〜ピンクなら見たことあるけど。鮮やかでつつましくて素敵。そしてオジギソウみたいなかなり立派に育ったエバーフレッシュ。さすがにどの植物も手入れが行き届いていて生き生きしとる。いちいち植物の名前と育て方を出してくれるのが有難い。オーナーさんの「植物を買う場合は原産地を調べて、そこと似たような環境で育てられるか考えてから」というアドバイスにもなるほど。

 ベランダの紹介が終わったら、お次はこのベランダ(場所)に至るまでの道のり的な、住人の方の人生をお伺いする時間。そして小松がデカいスーツケース持っていて何でだろ?と思っていたら、そのベランダでくつろがせていただくのがルールらしい。リラックスウェアとか入っていたみたいね( ̄▽ ̄;)アハハ…

 ラストは小松による「ベランダごはん」紹介。今回はお好み焼きだったがホットサンド作るやつにたねを入れて焼くってのが斬新。両面しっかり焼けるし具がたくさんでもいけそう。小松さん意外と器用。具沢山のでかい卵焼きもこうやって作ればいいのかもΣ(゜∀゜*)!!




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matakita821 at 21:44│Comments(0)テレビ日記 | 2021年ドラマ

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