きこりのテレビ日記 #11 12月7日(月曜日)きこりのテレビ日記 #13 12月12日(土曜日)

2020年12月09日

きこりのテレビ日記 #12 12月9日(水曜日)

 4時半に目が覚める。足の間にいる猫のことを気にしたりツイッターを見たりしていたら、あっと言う間に4時50分。目を閉じるとスーーーー・・・危ない危ない・・・。脳内で『二度寝注意報 発令中!』(Eテレの「0655」という番組のおはようソングの一曲)を再生していると心地良い眠りに誘われるというトラップ。

 5時起床。今日はストーブつけっぱにしておいて良かった。
5時5分ミー太と外へ。階段を降りる(ミー太の)ドスンドスンガスッという音に元気をもらう。

 誰もいない朝の道路。ひたひたひた・・そういえば娘が小学生の頃、いわゆる広い意味での不審者に分類される「シャドウマン」の噂が立った。。シャドウマン・・・何だかカッコいいぞ。闇のヒーロー的な?と思ったが、日中、車道をジグザグに歩きながら移動する男性がいるらしい。車道マンね ( ̄▽ ̄;)そういえばちょっとジャンルは違うけど私が札幌に住んでいた学生の頃、地下鉄のホーム(構内だった気もするがおぼろげ〜)に女装した(主にチュチュがお好み。チャイナ服も見たことある)おじさん(結構高齢・太っていた)が出没していた。おじさんは床になにやら記述した大きな紙を広げそのそばで踊っていた。今ならすぐに制服を着た方にどっか連れていかれると思うがその頃は、あぁ、またおのおじさん居るねという感じに大道芸人的に囲んで見ている人もたくさんいた。私はかなり離れた場所からおじさんの姿を確認しつつ心の中ではシャットダウンしていたが、あの紙には何が書いてあったのだろう。まぁ、思想的な何かだとは思うが今となってみればすごく知りたい。おじさんのことが知りたい。どんな家に住んでいて家族はいたのか、どんな生活を送っていたのか。どっかの社長だという噂もあったが普段はきちんとスーツなどをお召しになり活躍されていたのだろうか。で、たまに自分を解放するため、あるいは表現せずにはいられず、あそこに来ていたんだろうか。その場合どこで着替えてたのか?そしてあの一連のショーが終わったらどうやって家に帰っていたのか。化粧を落とす時なにを思っていたのか。話しかけられなくてももっとそばに寄ってその存在を体感すれば良かった。勇気がない怖がりの若き日の自分よ、アンタいろいろ損してるよ。アレから30年は過ぎているからもう確実に亡くなっているはず。二代目が出たという話も聞かない。何より混んだホームで踊らせてはくれないだろう。あの頃ですら余裕はあったのだ。

 6時20分テレビの電源オン。
STV(日テレ系)『どさんこワイド朝
 
 6時25分Eテレ 『テレビ体操』→STV(日テレ系)『どさんこワイド朝
 旭川に派遣された自衛隊の看護官の方々・・・クルーズ船で勤務する姿を見て、普通の自衛隊員が指導と訓練を受けて働いているんだろうなと思っていたら防衛医科大学で学ばれたらしい。わたしゃ、そのような大学があることすら初めて知ったよ。全国に1000人って多いのか少ないのかわからないが国内のコロナ対応で隊員の感染者ゼロってすごいよね。専門知識を学び徹底的に訓練を重ねてきた結果なんだろうけど国の対応として初めて頼りになりそうって思えたわ。でももうちょっと早く要請しても良かったと思う。こんなギリギリまで我慢しなくても予測つくんじゃないのかなぁ。クラスターが膨らんで基幹病院にも感染者が出て一般診療を受け付けられなくなっている。市民の皆さんの不安と、もし交通事故に遭ってもたらい回しになるのではという恐怖が取り除くことができて欲しい。

→6時55分 Eテレ 『0655』→7時日テレ 『ZIP!

 7時15分 BSP 『澪つくし』 第69話
文吉の四十九日法要も無事終了。早いもんだね。しかし事故で兄を失ったアミ(高師美雪)は親戚の家に引き取られ外川を離れることになった。兄弟も里子に出されたり奉公にでたりで離散。善吉(安藤一夫)が網主として補償をするべきだと訴えてくれていたけど見舞金ぐらいしか出せなかったらしい。網主ってのは寝る場所と食事は提供するけどこういう場合の補償は一切していないんだね。死んでしまえばそれっきり。大黒柱を失った家は露頭に迷ってしまう。就職したばかりの善吉は何年かしたら迎えに行くとか言ってたけど、今生活が苦しいんだからアミの中に多少の善吉への思いがあったとしても待ってなんていられないよね。
 入兆でも経営はかなり切迫しているようで自慢のお車をなべおさみに売っていた。しかも400円の値をつけたら『盗人め!』だと( ̄▽ ̄;) このシトはきれいな取引できないのかしら・・結局450円までねばった模様。そして死ぬ死ぬ詐欺の奥様ったら家族の前で自分が死んだらるいさん(加賀まりこ)を後妻に迎えてくださいと。あんなにるいさんとだけは一緒にならないで!看病してもらったのも夫婦の絆を見せつけたかったからって言ってたのにさ〜。あれほどの業からそんな急に解放されるもんかい?最期はいい人になって(どうせそうなるのなら自分が認めた形で?)死にたいのか、それともトラップなのか。その気になってるいと一緒になったら化けてでるパターンもあり。

 7時30分 BSP 『おちょやん』第8話
オープニング。それぞれの店の前を黙々と掃いている奉公人のみなさん。その姿を見て一瞬気後れするけど思いっきり大きな声で挨拶する千代(毎田暖乃)。みんな笑顔で挨拶してくれた。頑張って道頓堀での生活を作っていっておりますなぁ。えびす座では天海天海一座が公演中で連日満員御礼。そんな中、一平(中須翔真)が仮病で帰宅。岡安の先代女将ハナ(宮田圭子)はそのことを見抜いており、一平の芝居を『笑わしてたんと違います。笑われてましたんや。今の方がよっぽどええお芝居してはる』とぴしゃり。
 こうやってこの町のみなさんは役者を育ててきたんやろなぁ。一人の観客として見た生の声、そしてこの場所で共に生きる者としての思いやり、もちろん損得勘定もあるだろうが決して甘やかさない厳しい目が役者たちを人間的にも成長させてきたんじゃなかろうか。
 一方、初めて芝居を見た千代は一瞬で魅了されてしまう。お茶子さんが座らせようとしても聞きゃしない。ツイッターのTLには『ガラスの仮面』『北島マヤ』『月影先生はどこ?』との声が並んでおりましたわ( ̄▽ ̄;) 暖簾の隙間から見つめる千代の目・・・まっすぐに、静かに。いい目。人生の大切な出会いがあったことには気づいていなくても、すべての瞬間をあの目で受け止めているのが伝わってくる。何かに強く心を持っていかれる‥千代にとっては初めての体験だったろう。演目は高城百合子の『人形の家』。内容はよくわからなかったと思うが女優さんの凛とした輝いている姿に夢中になった千代は岡安に戻るよう必死に説得するお茶子さんの手を振りほどいて舞台を見たがった。その姿を見た鶴亀座スタッフーのおじさんが脚本を渡してくれた。
 いや〜台本だって豊富にある訳じゃないだろうに。でも、その行為が千代にどれだけの夢と意欲を与えたか。字の読めない千代は一平の助けを借りて脚本の中身を解読しようとする。月明りの元で『お母ちゃん、おおきに』とつぶやいた千代。胸の中にある小さな、でも力強い炎、それに出会わせてくれてありがとう・・と思ったのか。この子にはどんな状況になっても自分を卑下したりしない清らかな強さがある。それは生まれた時からのものなのか貧乏や勝手な父親との生活と戦ううちに育ってきたものなのかわからんが千代らしさというものがはっきりと目覚めたようです。
 そして一平と仲良くしてくれてありがとうと言ってくれた(忙しくてもちゃんと親子で会話してたんやな)初代天海天海さん(茂山宗彦)の突然の死。座長と父をいっぺんに失ってしまった一平。芝居が好きじゃないと言っていたけれどどうなっていくんだろう。一座は続けられるのかな・・・さらに顔を見に寄ってくれた小林のおっちゃんから千代のもとに父親たちが夜逃げしたという情報が!ちょっと、サダヲ!何してくれてんねん!ヨシヲは大丈夫なん?まさか置いてかれていないよね?一話一話大切に見たい朝ドラの時間が戻ってきました。

 →7時45分 BSP 『こころ旅
 
 1時半帰宅。昼食を食べながら『ザ・世界仰天ニュース』(録画)(日テレ)を見る。
娘がいた時はたまに見ていたこの番組。しかし娘に何個ものトラウマを植え付けたのも確か( ̄▽ ̄;) 今回の歯とか舌とか関連の病も怖かったわ〜見えずらい場所だし。原因がわからない痛みってねぇ・・辛かろ〜東山先輩と中居君のくだりもっと見たかったわ。

 『ドキュメント72時間 ベッドタウンの小さなクリーニング店』 (録画) NHK総合
いや〜都会にはこんなにずらーーっとデカい団地が連なっている所があるんだね。壮観だわ〜隣接したスーパーもかなり広そう。同じような部屋に住んでいるそれぞれ別の人生を持っている人たち。小学生の頃、習いものの帰り、夜に一人で暗い道を歩いていたら並んでいるアパートの窓からもれる灯が不思議だった。この灯りのすべてに人が住んでいて、家庭というものがあって、生活しているなんて・・・そんなことってあるだろうか・・・
 クリーニング店に持ってくるモノからその人の人生が垣間見える。今回心に残ったのは反抗期の息子が友達から借りたセーターを持ってきていたお母さん。息子のことを話しながら涙ぐんでいた。この涙は愛情やら後悔やら不安やらが混じった複雑で自然と沸き上がってくるものなのよ。自信満々の母親なんてそんなにいないよね。いつだって迷いながらどうしたら子供のためになるんだろう・・自分のやり方は間違っていないだろうか・・って悩み続けている。でも最近態度が変わってきて誕生日にお花を買ってきてくれたって言ってたねぇ。心の中ではわかっているんだろうけど言葉にできるにはもうちょっと時間がかかるかなぁ。あとシミ抜きっておもしろそう。あそこまでに技術を高めるには長い年月がかかっているんだろうけど、一度やってみたい〜

 17時50〜18時30分『どさんこワイド179』 STV (日テレ)
やはりコロナのニュース中心。

 『斬新な整理』#12 (録画)(スカパー、Mネット)
今回の依頼者はイ・ジュンヒョクさん。韓国ドラマを見たことある人ならあちこちでお顔を拝見するであろう個性的なバイプレイヤー。お子さんが3人いるんだけどコロナのせいでオンライン授業になっているので居間に勉強机が二つ並んでおり、そのせいでソファセットも変な所にバラバラに置かれてある。さらに台所の隣に長男が動画配信を行うための場所をとるパソコンや放送機材などもあり違和感。全体的に雑然として落ち着かない空間になっている。ジュンヒョクさんの部屋はミリタリーオタクとしての服やグッズ、各種エアソフトガン、写真を編集するためのPCの巨大モニターやら将来フォトカフェをする時のための雑貨などが所狭しと置いてあり、とにかくごちゃごちゃしていてゆっくり休めない感じ。衣装もスタイリストさんがいないから全部自分で用意しなければならないとか言っていろんなジャンルの服や帽子を保存している。いつもの三つの箱を出してきても、これはオリジナルだからとか、もう入手困難だからとか言ってほとんどが「保存」箱へ。
 ( ̄▽ ̄;)・・・趣味のものはねぇ・・他人が捨てろとは言えないよねぇ・・本人にとっては命と同じぐらい大事なんだからさ。でも一応本人がこの場所を家族と共有できるところに変えたいと望んでいるんだからなんとかしないと〜
 さて、空間の最適化の結果。居間が子供たちの為の空間になって大人がくつろげる場所ではなくなったのがちょっとな〜( ̄▽ ̄;) でもコロナが収まったり子供たちが成長したら変えればいいんだからいっか。今は子ども第一に考える時期なのかも。何よりジュンヒョクさんが一番望んでいたことだもんね。各部屋も広いのに荷物置き場となっていたベランダを活用して生まれ変わりました。やっぱアレだね、部屋に空間というか余白ができると気持ちに余裕もできるね。

 8時50分テレビの電源オフ。今日は図書館から3冊も借りてきてしまったので少し読みたい。てか、最近寝る前しか読んでいないから進まないんだよな〜
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こたつ  

matakita821 at 22:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 2020年ドラマ | テレビ日記

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