2017年07月09日
「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第1回 六つのサッチャー
うーーーむ・・・・沈鬱な始まりになっちゃったね〜
いい意味でもそうじゃない意味でも、今までとは違ったテイストというか方向性。
正直、今までのシーズンで感じられた巧みな脚本を受けた演出の独特の疾走感や
スタイリッシュな映像美よりもメロドラマ的展開が印象に残ったのだが。
てか、予告の雰囲気から予測はついていたが、やはりメアリーが亡くなってしまったよぉ・・・(´;ω;`)ブワッ
わたしゃ、メアリーが大好きだった。
「あの女」アイリーン・アドラーとはまた違った形でシャーロックの心の扉を
開くことができた女性。
もちろん愛するジョンの妻だからってのもあるけれど、ジョンと同じように
シャーロックも彼女の人間性に惹かれていたはず。
頭の回転の早さ、闇の深さ、消そうとしても消せない危険な匂い、
それと共に存在する渇望のような深い愛情と温かさ。
彼女は女性版のシャーロックだったのかもしれない。
だから特別だったとしても彼女がシャーロックという人間の新しい面を引きだした
2番目の人間であることには変わりない。
メアリーと赤ちゃんが加わり、ジョンとシャーロックの関係も緩やかに変化し、
むしろメアリーという存在のおかげでさらに強固で独特な関係に進化し、
きれいな三角形で結ばれていると思ったのに・・・
「誓ったくせに!誓ったのに!」
ここまでいっちゃったら、修復できるのかねぇ・・・( ̄∇ ̄;)
最終回で友情が復活してシーズン5へ!ならいいけどさぁ〜
このムードが続くのもキツイよねぇ・・・
ジョン(マーティン・フリーマン)が責めているのは自分自身・・・
メアリーとの時間が限られているとも気づかずに浮気なんてしていた自分が許せない。
メアリーが自分のためにシャーロックを守ってくれたこともわかっている。
ジョンは頑固だからなぁ・・・自分を許せない限りシャーロックを拒絶し続けるんじゃないのぉ・・
そもそも、あの浮気相手の女も怪しいよねぇ・・・
モリアーティの手下なんじゃないのぉ・・?
てかメアリー・・・あんなに賢い人だもの。
ジョンの浮気にも気づいていたと思う。
それでもそういう普通の女性としての人生を味合わせてくれたジョンと
この生活を愛していたんじゃないのかな。
そして、ラストのメアリーの「地獄に落ちろ。シャーロック」の意味は?
もしかしてメアリーもモリアーティグループの一員だったの?
シャーロックを苦しめるための長ーーい仕込みだったの?
いや、まさか・・メアリーはジョンとシャーロックを本当に愛していた・・・
地獄の中でこそ運命に抗う光の道が見いだせるといいうこと・・?
メアリーの遺言にはまだ続きがあるはず。
シーズン4はいなくなった後もメアリーが物語を引っ張っていくのかしら・・・
「これは、あなたへの依頼よ、シャーロック。
私が・・もし私が死んだら・・・・私のためにして欲しいことがある。
ジョン・ワトソンを救って。救ってね。
シャーロック、彼を救って」
かつてシャーロックが死んでいた時、メアリーがジョンを救った。
今度はシャーロックがジョンを救う番。
この試練はシャーロックをまた違った段階への成長へと導いてくれるはず。
そしてまたシャーロックから離れられなくなるのだわ・・・
という訳で、ちょっと振り返ってみますか。
いい意味でもそうじゃない意味でも、今までとは違ったテイストというか方向性。
正直、今までのシーズンで感じられた巧みな脚本を受けた演出の独特の疾走感や
スタイリッシュな映像美よりもメロドラマ的展開が印象に残ったのだが。
てか、予告の雰囲気から予測はついていたが、やはりメアリーが亡くなってしまったよぉ・・・(´;ω;`)ブワッ
わたしゃ、メアリーが大好きだった。
「あの女」アイリーン・アドラーとはまた違った形でシャーロックの心の扉を
開くことができた女性。
もちろん愛するジョンの妻だからってのもあるけれど、ジョンと同じように
シャーロックも彼女の人間性に惹かれていたはず。
頭の回転の早さ、闇の深さ、消そうとしても消せない危険な匂い、
それと共に存在する渇望のような深い愛情と温かさ。
彼女は女性版のシャーロックだったのかもしれない。
だから特別だったとしても彼女がシャーロックという人間の新しい面を引きだした
2番目の人間であることには変わりない。
メアリーと赤ちゃんが加わり、ジョンとシャーロックの関係も緩やかに変化し、
むしろメアリーという存在のおかげでさらに強固で独特な関係に進化し、
きれいな三角形で結ばれていると思ったのに・・・
「誓ったくせに!誓ったのに!」
ここまでいっちゃったら、修復できるのかねぇ・・・( ̄∇ ̄;)
最終回で友情が復活してシーズン5へ!ならいいけどさぁ〜
このムードが続くのもキツイよねぇ・・・
ジョン(マーティン・フリーマン)が責めているのは自分自身・・・
メアリーとの時間が限られているとも気づかずに浮気なんてしていた自分が許せない。
メアリーが自分のためにシャーロックを守ってくれたこともわかっている。
ジョンは頑固だからなぁ・・・自分を許せない限りシャーロックを拒絶し続けるんじゃないのぉ・・
そもそも、あの浮気相手の女も怪しいよねぇ・・・
モリアーティの手下なんじゃないのぉ・・?
てかメアリー・・・あんなに賢い人だもの。
ジョンの浮気にも気づいていたと思う。
それでもそういう普通の女性としての人生を味合わせてくれたジョンと
この生活を愛していたんじゃないのかな。
そして、ラストのメアリーの「地獄に落ちろ。シャーロック」の意味は?
もしかしてメアリーもモリアーティグループの一員だったの?
シャーロックを苦しめるための長ーーい仕込みだったの?
いや、まさか・・メアリーはジョンとシャーロックを本当に愛していた・・・
地獄の中でこそ運命に抗う光の道が見いだせるといいうこと・・?
メアリーの遺言にはまだ続きがあるはず。
シーズン4はいなくなった後もメアリーが物語を引っ張っていくのかしら・・・
「これは、あなたへの依頼よ、シャーロック。
私が・・もし私が死んだら・・・・私のためにして欲しいことがある。
ジョン・ワトソンを救って。救ってね。
シャーロック、彼を救って」
かつてシャーロックが死んでいた時、メアリーがジョンを救った。
今度はシャーロックがジョンを救う番。
この試練はシャーロックをまた違った段階への成長へと導いてくれるはず。
そしてまたシャーロックから離れられなくなるのだわ・・・
という訳で、ちょっと振り返ってみますか。
さて、4分間の特別任務を終えたシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)は
モリアーティが仕掛けた新たなゲームに臨むことになった。
マズヌセンを殺しちゃったアレはマイクロフト(マーク・ゲイティス)の力で
うまいこと処理。
英国のトップシークレットとして加工の上(「今はこれが事実だ」というマイクロフトの言葉が怖いぞ)しまいこまれ、シャーロックは無罪放免。
以前のように忙しく犯罪を解決しながら(ジョンによると「同時に何枚も皿を回す」ように)モリアーティ(アンドリュー・スコット)の出方を待つことに。
もちろんただ待っているシャーロックじゃない。
この会議の間にもツイートしたりして(お兄ちゃんに怒られちゃったけど〜
スマホも取られそうになったけどぉ〜)仕掛けております。
あのモリアーティの電波ジャックによる『会いたかった?』は
モリアーティが死んだら作動する仕組みで彼の関係者の仕業らしい。
「(これは)死後の復讐。いや、それ以上。死後のゲームだ」S
「そのために呼び出したのよ。どうするつもり?」スモールウッド
「待つ。僕はターゲットだ。ターゲットは待つものだ。
あいつがどんな準備をしていようが始まればわかる。
ゲームが始まればわかる」
「なぜ?」
「ゲームが好きだから」
ここでテーマ曲っスよ!やっぱかっけ〜〜上がるわ〜!O(≧▽≦)O
その待機中にメアリーは無事出産。
モリー(ルイーズ・ブリーリー)とハドソンさん(ユーナ・スタッブス)を教母に
シャーロックも教父となって洗礼(その間も発信を続けモリーに怒られとった)もすませました。
二人の子供の名前は、もちろんシャーロックではなくロザムンド・メアリー。
(メアリーの本来の名前らしい)
疲れきった新米パパとママの代わりにシャーロックがロージーをあやす場面も
ありましたぞ〜(* ̄m ̄)
クールに振る舞っているけどロージーをかわいく思っているらしく(あるいは嫌がらせ?)マイクロフトに画像を見せていた。
マイクロフトの反応は例によって『・・・完全に機能しているな・・』。
機械的に事件を処理し続けるシャーロックでしたがレストレード警部(ルパート・グレイヴス)のおかげでやっと興味を引くものに出会いました。
始まりは現閣僚ウェルズバラの息子の事故死。
そっちは瞬時に解決したんだけど、シャーロックが関心を持ったのはその事件の前に
侵入した強盗により壊されたサッチャーの石膏の胸像。
サッチャー像が壊される事件再び起こり、忠犬レストレードは大喜びで
シャーロックに報告に来た。
「君の言う通り、何かが始まっている!」レストレード
「・・・・・・」S
「喜ぶと思ったのに・・・」
「喜んでる」
「そうは見えない・・」
「これが僕のゲームの顔。ゲームは始まった」
胸像はその後も破壊され、破片に付着した血液から犯人の血液型が判明。
ハッカーのクレイグの飼っているわんこのトビーに探らせたぞ。
って、ジョンとシャーロックがクレイグの家に行ったらロージーを連れたメアリーがすでにおった。
シャーロックは『ジョンより優秀』な彼女を同行させるために呼んであったのさ〜
ジョンはロージーを連れて帰らされるところだったんだけど結局4人と一匹で捜索開始。
犬には辛抱強いシャーロック。
赤ひげを思いだしたのかしら・・・今回は赤ひげの秘密もわかるみたいだから
なごやかな場面だけどドキドキしちゃうわね〜
結果は出なかったけどシャーロックはモリアーティと関係があると確信が持てたようよ。
クレイグのハッキングでサッチャー像はジョージア国から出荷されロンドンに6つあることが判明。
シャーロックは出荷前の胸像に何かを隠した犯人がそれを見つけるために壊していると推理。
まだ壊されていないサッチャー像のある屋敷で待ち伏せしました。
で、犯人との格闘が始まるわけだが〜
なんかシャーロックらしくないアクションシーンにびっくりよ( ̄∇ ̄;)
違うドラマかと思っちゃった。
シャーロックはモリアーティが興味を示していたという『ボルジアの黒真珠』があると思っていたんだけど胸像の中に隠してあったのはシーズン3でメアリーがジョンに渡したものと同じ『A.G.RA』と記されているUSBメモリー。
あれはジョンが焼却処分したはず。
「あの女に伝えろ!もう死んだも同然だと」
「僕が守る。彼女は僕の友だから。お前は誰だ・・・?」S
「その友を殺すことになる男」
シャーロックはメアリーを呼び出し真実を聞きだした。
「アグラ」それは絶対的な絆で結ばれていた4人組のチーム名だった。
USBメモリーには4人の偽名や素性等すべての情報が入っており各自一つづつ
持っていた。
雇い主は国家・個人・組織・・・金を出すなら誰でも。
6年前、ジョージア国トビリシでクーデターが勃発。
イギリス大使館が占拠され人質救出の依頼を受けたアグラは向かったが
最後の最後にコードネーム『アモ』から電話で作戦変更の指示があり、
その結果失敗。
メアリーは自分だけが生き残ったと思っていたんだけど、エイジェイは捕まり拷問を受けたのち6年間放置されていた。その間に得た『イギリス女が裏切った』『エモ』という情報からメアリーが裏切ったと思いこみ復讐しようとしていたのさ〜
「いつかこんなことになるんじゃないかと。
過去の亡霊が現れるのが怖かった。
やっと穏やかな毎日が手に入ったと思っていたのに・・」メアリー
「大丈夫。手にしているよ。僕の誓いを覚えている?君たち3人を守るって」S
「シャーロック・ザ・ドラゴンスレイヤー」
「そばを離れるな。僕が君を守る。約束する」
Σ>―(*・д・*)→ キュン なんかちょっと韓ドラっぽい気もするけどぉ〜
しかしメアリーは黙って守られているような女性じゃない。
自分のカタは自分でつける。
シャーロックを眠らせてロンドンを出た。
自分を狙うエイジェイを夫と娘から引き離し、遠く離れた場所で決着をつけるつもりで
外見も変えて、察知されないよう思い付きで海外を移動。
メアリーの過去映像の時も思ったけど、この時の逃亡映像が
007みたいだった〜( ̄∇ ̄;)
やっぱり何か違うドラマ・・・
一方、動けるようになったシャーロックはイギリスの頭脳であるマイクロフトの
元へ行き確認。
もちろんお兄ちゃんは『アグラ』の存在は認識しており、トビリシの事件解決のため
依頼をしたのも知っていた。
シャーロックは『アモ』についても調べるよう頼んだ。
「残っている願い事は少ないぞ」M
「残りを全部使ってくれ」S
「彼女を狙う連中を無力化できたとして、これから先ずっとメアリーを
守れるとでも?」
「もちろん」
「感傷から言うのか」
「違う。これは決意だ」
「最近は違いが良くわからん」
「言っただろ。僕は誓った。約束した」
「わかった。やるだけやろう。
だが弟よ、覚えておけ。
メアリーみたいな連中は定年まで勤めあげる前に途中で永遠に姿を消すことが多い」
「それは僕が許さない」
今回、何度も聞いたマイクロフトの「弟よ」に今回特別な悲哀がこもっているように感じたのは
私だけかしら・・
弟の変化(ある意味成長)を喜ぶよりも恐れがあるような。
『サマラでの約束』が『スマトラでの約束』に変わることはないのかしら・・・
そうしてメアリーはサイコロに運をまかせモロッコへ。
ある日外出からアジト戻ってみれば・・・にゃんとシャーロックが居るでないの〜?!
あんなに苦労したのにぃ〜
「やあ、メアリー。いい旅だった?」S
「その顔、ムカつく!」M
USBメモリーに追跡装置をしこんだんだって〜
ちなみにコレはジョンのアイディア。
もちろんジョンも一緒に来てましたよ〜
再会を喜んだのも束の間、シャーロックたちをつけてきたエイジェイがアジトを襲撃。
銃を撃ち合いながら説得を試みるもエイジェイは聞いちゃいない。
結局、アジトを貸してくれていた人の息子に撃たれエイジェイは死んだ。
エイジェイから得た情報によるとトビリシの救出作戦の時アグラが突入することを漏らしたのが『アモ』らしい。
トップシークレットを知りえる立場にいる『イギリス女』ということでスモールウッドが確保された。
6年前対外作戦の指揮を執っておりコードネームは『ラブ(ラテン語でアモー)』。
アグラを雇ったのも彼女だし彼らに指令も出していた。
そしてイギリスへ戻る機内でジョンは自分の浮気経験を思いだすという・・・
オーマイガー!誠実が服を着ているようなジョンがまさか浮気なんて・・・
わたしゃガッカリなんてもんじゃないよ。
ジョンが浮気するなら、ソラ、そこらへんの男が浮気するのも
当たり前だね・・\(−_−)/
深みにはまる前に別れたのがせめてもの救いか・・・
しかしイメージダウンは否めないよねぇ〜
取り調べをするもスモールウッドは潔白を主張。
その様子を見ていたシャーロックは精神の宮殿にちょこっと入り
ついに裏切り者を突き止めた。
それはオープニングの英国最上層部のみの会議に同席していた秘書のビビアン。
シャーロックは彼女がいるロンドン水族館へ招集をかけたぞ。
ジョンはロージーを預けなきゃならないのでまずはメアリーが向かった。
彼女はトビリシ事件が起こる前まで機密情報を売っていた。
それが大使にバレた時うまい具合にクーデター勃発。
テロリスト側にアグラ突入情報を与え、アグラには間違った指示を出し
大使夫妻を葬り去ったという訳。
その後、秘密が守られたと思った彼女は危険な生活から足を洗い
穏やかな普通の生活になじんでいった。
ずうずうしくも見逃してくれと言いやがりましたぞ。
もちろんシャーロックは許さない。
ビビアンが情報を売るようになったのは回りの人間への嫉妬からだったと断罪。
当たっていたのもあるけど、怒りからシャーロックがジョン言うところの「ひけらかし」をしたため彼女を逆上させてしまった。
マイクロフトも到着し逮捕するところだったのにシャーロックに発砲。
かばったメアリーが命を落としてしまった。
「ジョン・・・もうお別れみたい。
幸せだった。あなたは私の欲しかったもの全部くれて・・・
ロージーをお願い。約束して!」M
「約束する。約束する!約束する!」J
「ねぇ、シャーロック・・・・私、あなたが大好き。ちゃんと言ったっけ?」M
「ああ言った。ちゃんと言った」S
「ごめんね・・・あの時撃ったりしてごめんなさい」
「いいんだよ・・」
「でも、これでおあいこにして」
「いいよ」
「これでおあいこ。完全におあいこ。
(ジョンに)あぁ・・あなたは私のすべてだった・・・
あなたの妻になれたから生きてきて良かった。それだけは・・・ありがとう」
最期まで二人の男、ジョンとシャーロックを思いやりながら逝ったメアリー。
ジョンの傷も深いけどシャーロックの打撃も大きすぎる・・・
二人の友を失ってしまった。
カウンセリングを受けているのがジョンだと思ったら、まさかのシャーロックだったし・・・
運命は変えられないのか。
『歩いていた小道はいつ足にからみつく?
道はいつ行き先がひとつしかない川に変わる?
死神は我々全員をサマラで待っている。
サマラを避けることは可能か?』
次回をまちませう・・・( ̄十 ̄)アーメン・・・
「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第2回 臥(ふ)せる探偵
「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第3回(最終回) 最後の問題
「SHERLOCK(シャーロック)」 忌まわしき花嫁
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第1回 空(から)の霊柩車
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第2回 三の兆候
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第3回(最終回) 最後の誓い
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第3回 ライヘンバッハ・ヒーロー
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第2回 バスカヴィルの犬(ハウンド)
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第1回 ベルグレービアの醜聞
第1回 ピンク色の研究
第2回 死を呼ぶ暗号
第3回 大いなるゲーム
モリアーティが仕掛けた新たなゲームに臨むことになった。
マズヌセンを殺しちゃったアレはマイクロフト(マーク・ゲイティス)の力で
うまいこと処理。
英国のトップシークレットとして加工の上(「今はこれが事実だ」というマイクロフトの言葉が怖いぞ)しまいこまれ、シャーロックは無罪放免。
以前のように忙しく犯罪を解決しながら(ジョンによると「同時に何枚も皿を回す」ように)モリアーティ(アンドリュー・スコット)の出方を待つことに。
もちろんただ待っているシャーロックじゃない。
この会議の間にもツイートしたりして(お兄ちゃんに怒られちゃったけど〜
スマホも取られそうになったけどぉ〜)仕掛けております。
あのモリアーティの電波ジャックによる『会いたかった?』は
モリアーティが死んだら作動する仕組みで彼の関係者の仕業らしい。
「(これは)死後の復讐。いや、それ以上。死後のゲームだ」S
「そのために呼び出したのよ。どうするつもり?」スモールウッド
「待つ。僕はターゲットだ。ターゲットは待つものだ。
あいつがどんな準備をしていようが始まればわかる。
ゲームが始まればわかる」
「なぜ?」
「ゲームが好きだから」
ここでテーマ曲っスよ!やっぱかっけ〜〜上がるわ〜!O(≧▽≦)O
その待機中にメアリーは無事出産。
モリー(ルイーズ・ブリーリー)とハドソンさん(ユーナ・スタッブス)を教母に
シャーロックも教父となって洗礼(その間も発信を続けモリーに怒られとった)もすませました。
二人の子供の名前は、もちろんシャーロックではなくロザムンド・メアリー。
(メアリーの本来の名前らしい)
疲れきった新米パパとママの代わりにシャーロックがロージーをあやす場面も
ありましたぞ〜(* ̄m ̄)
クールに振る舞っているけどロージーをかわいく思っているらしく(あるいは嫌がらせ?)マイクロフトに画像を見せていた。
マイクロフトの反応は例によって『・・・完全に機能しているな・・』。
機械的に事件を処理し続けるシャーロックでしたがレストレード警部(ルパート・グレイヴス)のおかげでやっと興味を引くものに出会いました。
始まりは現閣僚ウェルズバラの息子の事故死。
そっちは瞬時に解決したんだけど、シャーロックが関心を持ったのはその事件の前に
侵入した強盗により壊されたサッチャーの石膏の胸像。
サッチャー像が壊される事件再び起こり、忠犬レストレードは大喜びで
シャーロックに報告に来た。
「君の言う通り、何かが始まっている!」レストレード
「・・・・・・」S
「喜ぶと思ったのに・・・」
「喜んでる」
「そうは見えない・・」
「これが僕のゲームの顔。ゲームは始まった」
胸像はその後も破壊され、破片に付着した血液から犯人の血液型が判明。
ハッカーのクレイグの飼っているわんこのトビーに探らせたぞ。
って、ジョンとシャーロックがクレイグの家に行ったらロージーを連れたメアリーがすでにおった。
シャーロックは『ジョンより優秀』な彼女を同行させるために呼んであったのさ〜
ジョンはロージーを連れて帰らされるところだったんだけど結局4人と一匹で捜索開始。
犬には辛抱強いシャーロック。
赤ひげを思いだしたのかしら・・・今回は赤ひげの秘密もわかるみたいだから
なごやかな場面だけどドキドキしちゃうわね〜
結果は出なかったけどシャーロックはモリアーティと関係があると確信が持てたようよ。
クレイグのハッキングでサッチャー像はジョージア国から出荷されロンドンに6つあることが判明。
シャーロックは出荷前の胸像に何かを隠した犯人がそれを見つけるために壊していると推理。
まだ壊されていないサッチャー像のある屋敷で待ち伏せしました。
で、犯人との格闘が始まるわけだが〜
なんかシャーロックらしくないアクションシーンにびっくりよ( ̄∇ ̄;)
違うドラマかと思っちゃった。
シャーロックはモリアーティが興味を示していたという『ボルジアの黒真珠』があると思っていたんだけど胸像の中に隠してあったのはシーズン3でメアリーがジョンに渡したものと同じ『A.G.RA』と記されているUSBメモリー。
あれはジョンが焼却処分したはず。
「あの女に伝えろ!もう死んだも同然だと」
「僕が守る。彼女は僕の友だから。お前は誰だ・・・?」S
「その友を殺すことになる男」
シャーロックはメアリーを呼び出し真実を聞きだした。
「アグラ」それは絶対的な絆で結ばれていた4人組のチーム名だった。
USBメモリーには4人の偽名や素性等すべての情報が入っており各自一つづつ
持っていた。
雇い主は国家・個人・組織・・・金を出すなら誰でも。
6年前、ジョージア国トビリシでクーデターが勃発。
イギリス大使館が占拠され人質救出の依頼を受けたアグラは向かったが
最後の最後にコードネーム『アモ』から電話で作戦変更の指示があり、
その結果失敗。
メアリーは自分だけが生き残ったと思っていたんだけど、エイジェイは捕まり拷問を受けたのち6年間放置されていた。その間に得た『イギリス女が裏切った』『エモ』という情報からメアリーが裏切ったと思いこみ復讐しようとしていたのさ〜
「いつかこんなことになるんじゃないかと。
過去の亡霊が現れるのが怖かった。
やっと穏やかな毎日が手に入ったと思っていたのに・・」メアリー
「大丈夫。手にしているよ。僕の誓いを覚えている?君たち3人を守るって」S
「シャーロック・ザ・ドラゴンスレイヤー」
「そばを離れるな。僕が君を守る。約束する」
Σ>―(*・д・*)→ キュン なんかちょっと韓ドラっぽい気もするけどぉ〜
しかしメアリーは黙って守られているような女性じゃない。
自分のカタは自分でつける。
シャーロックを眠らせてロンドンを出た。
自分を狙うエイジェイを夫と娘から引き離し、遠く離れた場所で決着をつけるつもりで
外見も変えて、察知されないよう思い付きで海外を移動。
メアリーの過去映像の時も思ったけど、この時の逃亡映像が
007みたいだった〜( ̄∇ ̄;)
やっぱり何か違うドラマ・・・
一方、動けるようになったシャーロックはイギリスの頭脳であるマイクロフトの
元へ行き確認。
もちろんお兄ちゃんは『アグラ』の存在は認識しており、トビリシの事件解決のため
依頼をしたのも知っていた。
シャーロックは『アモ』についても調べるよう頼んだ。
「残っている願い事は少ないぞ」M
「残りを全部使ってくれ」S
「彼女を狙う連中を無力化できたとして、これから先ずっとメアリーを
守れるとでも?」
「もちろん」
「感傷から言うのか」
「違う。これは決意だ」
「最近は違いが良くわからん」
「言っただろ。僕は誓った。約束した」
「わかった。やるだけやろう。
だが弟よ、覚えておけ。
メアリーみたいな連中は定年まで勤めあげる前に途中で永遠に姿を消すことが多い」
「それは僕が許さない」
今回、何度も聞いたマイクロフトの「弟よ」に今回特別な悲哀がこもっているように感じたのは
私だけかしら・・
弟の変化(ある意味成長)を喜ぶよりも恐れがあるような。
『サマラでの約束』が『スマトラでの約束』に変わることはないのかしら・・・
そうしてメアリーはサイコロに運をまかせモロッコへ。
ある日外出からアジト戻ってみれば・・・にゃんとシャーロックが居るでないの〜?!
あんなに苦労したのにぃ〜
「やあ、メアリー。いい旅だった?」S
「その顔、ムカつく!」M
USBメモリーに追跡装置をしこんだんだって〜
ちなみにコレはジョンのアイディア。
もちろんジョンも一緒に来てましたよ〜
再会を喜んだのも束の間、シャーロックたちをつけてきたエイジェイがアジトを襲撃。
銃を撃ち合いながら説得を試みるもエイジェイは聞いちゃいない。
結局、アジトを貸してくれていた人の息子に撃たれエイジェイは死んだ。
エイジェイから得た情報によるとトビリシの救出作戦の時アグラが突入することを漏らしたのが『アモ』らしい。
トップシークレットを知りえる立場にいる『イギリス女』ということでスモールウッドが確保された。
6年前対外作戦の指揮を執っておりコードネームは『ラブ(ラテン語でアモー)』。
アグラを雇ったのも彼女だし彼らに指令も出していた。
そしてイギリスへ戻る機内でジョンは自分の浮気経験を思いだすという・・・
オーマイガー!誠実が服を着ているようなジョンがまさか浮気なんて・・・
わたしゃガッカリなんてもんじゃないよ。
ジョンが浮気するなら、ソラ、そこらへんの男が浮気するのも
当たり前だね・・\(−_−)/
深みにはまる前に別れたのがせめてもの救いか・・・
しかしイメージダウンは否めないよねぇ〜
取り調べをするもスモールウッドは潔白を主張。
その様子を見ていたシャーロックは精神の宮殿にちょこっと入り
ついに裏切り者を突き止めた。
それはオープニングの英国最上層部のみの会議に同席していた秘書のビビアン。
シャーロックは彼女がいるロンドン水族館へ招集をかけたぞ。
ジョンはロージーを預けなきゃならないのでまずはメアリーが向かった。
彼女はトビリシ事件が起こる前まで機密情報を売っていた。
それが大使にバレた時うまい具合にクーデター勃発。
テロリスト側にアグラ突入情報を与え、アグラには間違った指示を出し
大使夫妻を葬り去ったという訳。
その後、秘密が守られたと思った彼女は危険な生活から足を洗い
穏やかな普通の生活になじんでいった。
ずうずうしくも見逃してくれと言いやがりましたぞ。
もちろんシャーロックは許さない。
ビビアンが情報を売るようになったのは回りの人間への嫉妬からだったと断罪。
当たっていたのもあるけど、怒りからシャーロックがジョン言うところの「ひけらかし」をしたため彼女を逆上させてしまった。
マイクロフトも到着し逮捕するところだったのにシャーロックに発砲。
かばったメアリーが命を落としてしまった。
「ジョン・・・もうお別れみたい。
幸せだった。あなたは私の欲しかったもの全部くれて・・・
ロージーをお願い。約束して!」M
「約束する。約束する!約束する!」J
「ねぇ、シャーロック・・・・私、あなたが大好き。ちゃんと言ったっけ?」M
「ああ言った。ちゃんと言った」S
「ごめんね・・・あの時撃ったりしてごめんなさい」
「いいんだよ・・」
「でも、これでおあいこにして」
「いいよ」
「これでおあいこ。完全におあいこ。
(ジョンに)あぁ・・あなたは私のすべてだった・・・
あなたの妻になれたから生きてきて良かった。それだけは・・・ありがとう」
最期まで二人の男、ジョンとシャーロックを思いやりながら逝ったメアリー。
ジョンの傷も深いけどシャーロックの打撃も大きすぎる・・・
二人の友を失ってしまった。
カウンセリングを受けているのがジョンだと思ったら、まさかのシャーロックだったし・・・
運命は変えられないのか。
『歩いていた小道はいつ足にからみつく?
道はいつ行き先がひとつしかない川に変わる?
死神は我々全員をサマラで待っている。
サマラを避けることは可能か?』
次回をまちませう・・・( ̄十 ̄)アーメン・・・
「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第2回 臥(ふ)せる探偵
「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第3回(最終回) 最後の問題
「SHERLOCK(シャーロック)」 忌まわしき花嫁
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第1回 空(から)の霊柩車
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第2回 三の兆候
「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第3回(最終回) 最後の誓い
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第3回 ライヘンバッハ・ヒーロー
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第2回 バスカヴィルの犬(ハウンド)
「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第1回 ベルグレービアの醜聞
第1回 ピンク色の研究
第2回 死を呼ぶ暗号
第3回 大いなるゲーム
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