「この世にたやすい仕事はない」 第5回 路地を訪ねる仕事 前編 「ツバキ文具店 〜鎌倉代書屋物語〜」 第五話 母へ贈る文字

2017年05月12日

「この世にたやすい仕事はない」 第6回 路地を訪ねる仕事 後編 

 さて、美千留(大野いと)が「さびしくない教」の教祖と知り、愕然としたかすみ(真野恵里菜)は「私はさびしくなんかない!」とその手をはねのけたのですが〜〜
美千留様はかすみのこころの中を見透かすように微笑むのでした。

 突き飛ばされても赦しをたたえたかのような表情で『待ってるから』・・・
コイツ・・・プロだわ。
気が弱っていたら吸いこまれてしまいそうな目・・・危ない危ない・・・
大野いとさん、いいキャスティングですな〜
天使と悪魔の顔の使い分けが絶妙〜


 しかし信頼できる友達ができたと思っていたかすみはショックだよね。
すべては信者獲得のためかよ・・・
「どっちが本当なの・・・?」

 で、行かない!とは言ってしまったけど確かめずにはいられなくて
集会所へ。
するとにゃんとそこで第1回目の「バスのアナウンスのしごと」の前にやっていた
「みはるしごと」の上司だった染谷(六角慎司)に会っちゃった。
前回バスで再会した時も不審な様子だったけど、「
さびしくない教」を見張っていたのね〜

 監視カメラを意識して英会話の教科書みたいな会話を開始する染谷・・・
アンタ、才能ないね・・・( ̄∇ ̄;)


 集会所では信者のみなさんが美千留に貢物をささげております。
ダイヤのネックレスってアンタ・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そしてマサル(長谷川朝晴)は家の権利書・・・狂ってる・・・

 って、染谷の依頼人は盛永(高橋洋)だった。
実は盛永は美千留の兄でなんとか目を覚まさせようと監視していたそうな。
かすみが貼っていたポスターは『さびしくないポスター』に対抗するためのもの。
ヒヤリングは彼らの活動の進み具合を知るためだった。

 知られてしまった今となっては、これ以上迷惑をかけられないと
かすみに仕事を続けなくていいと言ったんだけど、かすみの気は収まらない。

「やりたいんです!・・・・仕事ですから」かすみ
「仕事だから・・・ですよ」盛永
「でも・・・知りたいんです。彼女がどうしてこんなことをしているのか。
知って・・・・やめさせたいんです」
HPはこちら

この世にたやすい仕事はない


 翌日から盛永・かすみ・染谷のチームは打倒!『さびしくない教』の
目的で団結し行動しはじめた。
と言っても、『さびしくない』のポスターの上にあのつまらんポスター貼るだけだけどね。

 しかしその地味な活動はすぐに敵に知られたようで、事務所の入口には
『孤独に死ね!』という看板が・・・
かすみが悔しさに震えていると大家さんが現れた。

 大家さんって、マサルの奥さんの恵理子さん(紺野まひる)なんだけどさ。
なんか『さびしくない教』にまつわるいろんなことから開放されたくて
町を離れることにしたんで、事務所も手放したいんだって。

 アラ、マサルは置いていくのかしら・・・( ̄∇ ̄;)

 なんか納得いかん!それじゃ負けじゃん・・ということで
かすみは恵理子さんに『家を絶対に取り戻します!』と宣言。

 あらあら〜またのめりこんじゃってるんじゃないのぉ?大丈夫ぅ?
今回は仕事と言うよりも人間関係スキルの学習のような・・・


 さらにポスター貼りに励むかすみは正門(浅野温子)からの電話も無視。
純が置いて行った「教員募集」のちらしも気になる・・・
いろんな迷いの中頑張っております。

 そんなかすみの元に純(塚本高史)が現れた。
しかも美千留を伴って!
おぼこい娘モードに戻った美千留は二人の仲を心配する体で純に近づき
事務所に侵入したのさ〜

 いや〜この場面イライラしたわ〜
純は結婚のこと責めたてるし、
美千留は教祖モードでさびしさについて偉そうに語るしよ〜
かすみはなんとか主張しようとするんだけど
美千留のさびしさパワーの押しがすごいのよ〜


 ヤバすぎるわ!って思っていたら盛永が「いい加減にしろ!」と乱入し
流れがストップ。
美千留は兄と一緒に写っている写真を破いて、ふてぶてしく去っていきました。

 盛永は妹を救うためにも警察に行く!と決意し、かすみに手を引くよう
言ったのだが〜〜

「嫌です!私・・・まだ引き下がれません。
あんな一方的に言われっ放しで腹が立ちます。
私・・・彼女といて楽しかったし本当に友達だと思っていたから・・・
なおさら腹が立つんです。
それに・・・家を取り戻すって大家さんと約束しましたから」


 そうだよね。コレはもう仕事がどうのってアレじゃないんだよね。
自分でカタをつけなきゃ気が済まない。
でも暴走していくかすみを見た純は「どうしていつもそうなんだよ」と
家に戻るよう説得しはじめたんだが、ここに純の問題まで入って
きたら頭ごちゃごちゃになっちゃう・・・
冷たく追い返すかすみなのでした。


 本気になったかすみがリーダーさんとなり、本格的な潜入開始。
ヘタな変装をして染谷と集会所へ。
美千留の相方の智史君の疑惑の目を潜り抜け、なんとかお宝の隠し場所に
いる美千留の元へ行くことができた。

「本当にさびしいのはあなただったんだね。
だって誰よりも自分の理想を押しつけようとしているのはあなたじゃない。
人は自分の思い通りになんかならないのに。
そんな人は・・・さびしいよ」かすみ
「・・・・・・・」美千留
「本当はさびしいんでしょう?
だから人の家族を壊そうとするんでしょう?」
「・・・・・・・」
「でも、まだやり直せる。
あなたにはあなたのことを本当に心配してくれるお兄さんがいるから」

「・・・・・・バカじゃないの?!」
「えっ・・・?」
「だからあなたはダメなんだよ。
アンタ、自分が人を変えられると思ってんの?」

 まぁ、そうなるよね・・・
美千留の方だってハンパなアレで始めたことじゃないんだろうし。
根深い怒りや憎しみがあるんだろうなぁ・・・


 その時、染谷が火災報知機を鳴らし、信者のみなさんを追い払った。
美千留も悪態をつきながら金目のものをバッグに投入し逃走の準備。

「いい年してさ、人なんか信じたってしょうがないってこと
わかんないの?」美千留
「私は!私はあなたとポスターを貼っていて楽しかった。
私はずっと人や子供と接してきた。
うわべだけで楽しんでいるのか、心から楽しんでいるかぐらいわかる!」
かすみ

「美千留!・・・・美千留。帰ろう」盛永
「・・・・・・本当、うざい!」美千留

 差し出した盛永の手を無視してバッグを手に去って行った美千留。
その目には涙がにじんでいた。
いつだって人の心を動かすのは真実の言葉。
かすみと、そして兄の言葉は美千留にグサッと刺さったはず。
今はまだ背を向けるしかない美千留だけど、いつかきっとその言葉に
素直に向き合える日が来るんじゃないのかな・・・


 なんと真理子さんちの家の権利書は置いてありました。
やっぱり彼女は奪いたかった訳じゃない。
さびしさを埋めたかっただけ・・・ 


 早速、真理子さんに手渡したのですが・・・
美千留様が去って呆然自失の状態になっているマサルを前にした真理子に
喜びの表情は無かった。

 町に平和が戻って来た。相変わらず人はいないけど〜
「さびしくない」のポスターをぜんぶ剥がした盛永の顔はスッキリしとった。
盛永は家に帰るようかすみに告げた。

「逃げてても何も解決しませんよ・・・(。・ ω<)ゞてへぺろ♡ 」

 で、迷いつつも純のいる部屋に戻ったら・・・
今度は純が出て行くと言う。

「結婚、白紙にしよう。
俺、結婚してかすみに逃げようとしていたのかもしれない。
多分、怖かったんだ。
頑張っても、また失敗したらどうしようって怖くてできてなかった。
やっぱりやりたいんだよ。カングレーホ大林、復活させたい」
「・・・・・・」
「今度は俺が出て行くよ」

 あらら・・・鍵を置いて本格的に出ていっちゃったよ。
かすみは別れたい訳ではなく・・・結婚もしたくない訳ではないんだが・・・
タイミングが合わないねぇ・・・


 翌日、「盛永オフィイス」に行ってみたら・・・
「すばらしいお仕事ありがとうございました」という感謝のメッセージが
貼ってあり、彼の姿はなかった。

 美千留を追いかけて行っちゃったのかねぇ・・・
正門情報によると別の町で『さびしくない教』の監視を続けているらしい。
なんだかいろんな別れが同時に起こってかすみだけ置いてけぼり・・
それでも働かなければ。


 正門の手相占いによると、かすみの『ジャンヌ線』は跡形もなく消えたそうな。

「勇敢なお仲間を得て、きっとどなたかをお救いになられたんでございますね」
「救えたんでしょうか・・・
私、一瞬彼女が子供に思えたんです。
大人に壁を作る子供みたいに・・・
もしかしたら、あと少しで救えたかもしれなかったんですけど・・・」

 不思議なことに美千留との出会いがかすみに教師としての情熱を
思い出させてくれた。
教師の仕事がしたい!そう伝えたにも関わらず正門が紹介したのは・・・
『ゆうれいたいじのしごと』・・・
あと2回、いったいどうなっちゃうのかね〜


 第1回 バスのアナウンスのしごと 前編
 第2回 バスのアナウンスのしごと 後編 
 第3回 おかきの外装の仕事 前編
 第4回 おかきの外装の仕事 後編 
 第5回 路地を訪ねる仕事 前編 
 
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この記事へのコメント

1. Posted by ヒロル   2017年05月13日 01:16
5 前回にコメントをしようと思ってるうちに今回が始まってしまいました。
今回も きこりさんの解説、なるほど!と頷きながら一言一句楽しく読ませて頂きました。
大野いとさん、天使と悪魔の使い分け絶妙!その通りですね、ほんとに怖くて 、ドラマが魅力的に感じました。
お兄さんも地味ながらしっかりした演技力があるとおもいました。
旦那さんの純、イマイチ頭が悪いというか、あれだと 結婚を躊躇しちゃうかなあって。。あのマンションが超高級なせいで、余計にイメージが おぼっちゃん的に感じてしまいましたが、彼が出ていったら誰が家賃を払うのか、気になる私はセコイでしょうか、、
2. Posted by きこり→ヒロルさん   2017年05月13日 17:44
大野いとさん、魅力的でしたね〜
サトシが心もってかれちゃうのもわかる気がします(笑
「あまちゃん」で無邪気な姿を見せていたのが懐かしいです。
純、ホントに結婚したいのかね〜?って感じですよね。
やり方がまずすぎるというか〜
いきなりウェディングドレス買ってきたり式場も勝手に決めてきたり
怖すぎますよ〜
確かにけっこう広いから家賃もいかほどなのか気になりますよね。
多分、引き落としになっているだろうから純の口座からなのかも(笑

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